「ほんじゃ、質問あるかい?」
客間に座る刀、紫、幽々子、妖夢の四人。藍は別室で寝かせて藍抜きで話を始める。
「質問は後でいいわ、先に自己紹介をしましょうか」
先に紫が話を仕切る。
「んじゃ、俺から自己紹介をするぞ。外の世界から来た外来人の九怨寺刀だ。呼ぶときは九怨寺でも刀でも呼んでくれ」
「私から自己紹介するわ、幻想卿の管理者にしてスキマ妖怪の八雲紫よ。はい次幽々子」
「分かったわぁ~、私は白玉楼の主で亡霊の西行寺幽々子よ。先は攻撃してごめんなさいね。最後は妖夢ね~」
「は、はい! あの時はちゃんと自己紹介してませんでしたので改めまして、私は白玉楼の庭師兼剣の指南役をしてる。半人半霊の魂魄妖夢です////』
自己紹介を終えるが、妖夢はチラチラと刀の顔見て顔を紅くしてモジモジと体を揺らす。
「どうしたの~妖夢? 顔が紅いわよ」
「あら本当ね、熱でもひいたのかしら?」
「みょん!? なななな何でもありません幽々子様!! 紫様!!」
「妖夢の動揺はな、俺とキs「わぁ~~! わぁ~~~!! 刀さんは何を言おうとしてるんですか!?///////」(コレは図星だな)」
妖夢は顔を紅くなり刀の口を塞ぐ。
『とっても怪しいわね(わ~)』
「べ、別に怪しくないです!」
「キスをしようとしただけさ、なぁ妖夢?」
「みょん!?////」
『な、なんだってぇ~~~~!!!!』
俺の言葉に更に紅くする妖夢が俺の胸に叩く、隣を見ると目を大きく開いて驚く紫と幽々子。
「アッハッハッハ! 妖夢、顔を紅くして可愛いぜ。だったら先の続きをしても良いんだぜ?」
また妖夢の顔に近づけるが隣のスキマ妖怪が声を掛ける。
「なら妖夢の替わりに私とキスをしてみない?」
「あっスキマb「スキマの後、何か言ったかしら?」…イエナニモイッテマセンヨ」
紫の異常な殺気を感じて、もう紫の前でスキマbbaとは言わないでおこう。
「さ、さて自己紹介は終わったから何でも質問してくれ」
「私から聞くわよ、どうやって幻想卿に来たの?」
「わぁお、早くもそれを聞くぅ? 最初の質問ってやっぱ彼女いるの?とか趣味は?とかあるだr「さっさと話なさい」…イエスマム。実物を見せれば早いか」
『なっ!?』
刀の隣から空間が裂けて入り口を作り出した。その裂けた入り口の中から無数の目玉が覗く。紫達は目を大きく開いて驚いてしまう、刀は驚いてる三人を見ながらタバコを取り出し銀色のライターの火をつけ吸って吐き出しながらニヤリと笑う。
「どういうことよ!? 何故貴方が私の"スキマ"を使えるの!!」
「ん? 名前があったのかコレ? ふーんこのスキマって、紫の能力が"境界を操る程度の能力"で使えるのか。後の二人は幽々子の能力は"死を操る程度の能力"で妖夢の能力は"剣術を扱う程度の能力"ふむふむ…幽々子の能力がえげつねぇな」
『ッ!?』
紫達は絶句した。目の前の男は薄笑いをして血の色とした左目を彼女等を品定めみたいに順番に見る。紫だけ冷静を取り戻して残りの二人はまだ固まり、状況に追いついていない。
「……貴方は一体何者? 幻想卿に仇なす者なら封印か殺すだけよ」
「言葉が足りなかったな。俺の能力は
"あらゆる能力を使える程度の能力"を使える。先も見せたスキマも俺の一部の能力で使ったのさ。あとこの右目は生まれつきだから勘弁な」
「あらゆる能力を使える程度の能力ってチートじゃないの……」
「俺の能力も話したし、悪いがこの幻想卿を壊しに来たわけじゃない。暮らすために来ただけさ、お話は終わりだ。今度新しい家が出来た時に来いよ歓迎するからよ。じゃあな」
「ちょ!? 待ちなさい刀!!」
お話を止めて刀は客間を出ていき、紫は慌てて刀を追いかけようとふすまを開けるとそこには刀の姿が消えていた。