東方~半分の仮面男の物語~   作:ブローバチ

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6話

 朝になり小鳥の鳴き声が聞こえ、静かな朝が訪れたと思ったが。

 

「ふぁあーーー、もう朝か…ってうおッ!!? 誰だお前どこから入ってきたんだ!」

 

「早朝に申し訳ありません。玄関からですちゃんと戸締まりをしないといけませんよ。名乗るの遅れましたね、私の名前は十六夜咲夜で紅魔館のメイド長をしております………あのそんなに睨まないで下さい」

 

「……わりぃ、メガネ取ってくれね? お前の顔がぼやけて見れねぇんだ」

 

 咲夜の顔見るが視界がぼやけて全く見えずに睨んでいたことに咲夜の指摘に気づいて謝り。刀は咲夜にメガネを取って貰うのお願いした。

 

「此方で宜しいでしょうか? 変わったメガネですね?」

 

 咲夜が手にしてるのは左だけの眼鏡だった。

 

「そりゃそうだ、その左用の眼鏡は俺が作ったからな。コレで咲夜の顔が見れるぜ。へぇー中々…綺麗な顔してるな。それにメイド服が釣り合ってるなフムフム」

 

「その眼鏡手作りなんですか!? …後、いやらしい目で見ないで下さい殺しますよ?」

 

 ニコって咲夜はどこから出したのかナイフを刀の喉元に突きつける。

 

「ははっ、冗談だよ。悪かったからナイフ閉まってくれねぇ?」

 

「……いいでしょう。次はないでs「なら、朝のキスだな」え? むぐっ!? んんっ!!」

 

 咲夜の言葉を言い切る前に刀によって唇を塞がれてしまってキスを終えると咲夜は顔を真っ赤にして放心して刀を見る。刀は動かなくなった咲夜の顔を手で振るが全く反応しない。

 

「ありゃ刺激が強すぎたかな? ――――ッ!!? 危なっ!!」

 

 大量のナイフを刀に向けて投擲して来るが刀は間一髪避けきると咲夜の顔を真っ赤にして叫び、無数のナイフは壁に突き刺った。

 

「な、なななにをするのですか、貴方は!?//////」

 

「何って朝のキスだが? やっぱそれしないと一日の活力が出ない、ってか壁に穴を開けるなよ!?」

 

「貴方がキ、キスをするからじゃないですか!? わ、私のファーストキスを!!!!」

 

「ありゃ、そうだったの? うん…まぁなんだご馳走さん♪」

 

「前回撤回貴方はここで殺します!!」

 

 咲夜の顔が青筋を立てて両手に小型のナイフを指の間に挟んで刀に向ける。

 

「殺されるのは嫌だなぁ~。キスの一つや二つ位でかっかするなよ咲夜ぁ~、それにわざわざ俺の所に用があって来たんだろぉ~? 俺を殺して良いのかなぁ~?」

 

「大丈夫ですよ、お嬢様の前に相応しくない者として報告してあげますから死んでください♪」

 

「(微笑みながらとんでもない事を言ったぞこの子!?)いやいやいやいや、そこはさ殺さないで!? 俺に会いたいんでしょそのお嬢様が! 泣くよお嬢様がうるうるって涙目で上目遣いで咲夜を睨むよ!」

 

「(!? お嬢様が……うるうるって……涙目……私を睨む………//////)し、仕方ないわね。先の事は不毛にします。」

 

 身の危険を感じた刀は早口で咲夜に言うと頬を紅く染めて許してもらい。懐から懐中時計を取り出し、時間を確認をした。

 

「もうこんな時間ですね。さぁ行きますよ九怨寺刀様、紅魔館でお嬢様がお待ちになっています」

 

「はいよ、案内頼むわ」

 

 咲夜は飛んで、刀は能力を使い空を飛ぶ。咲夜の案内をして貰い紅魔館に向かう。

 

――――――――――――――――――――

 

 ~紅魔館~

 

「うへぇ~、赤だらけだなやべぇー目が可笑しくなる」

 

 左目を押さえて赤い館を見ないようにしている。

 

「九怨寺刀様、慣れないとキツいですよ」

 

 きっぱりと咲夜が言い放ちスタスタと門まで近づく。

 

「あっ! 咲夜さんお帰りなさい。彼がお嬢様がいっt「おおぉぉーーーーー!!!貴女のお名前をお聞きしても宜しいですか?」ふぇ!? あ、えっとその…紅美鈴です////」

 

「美鈴ですか、なんて美しい名前だ! もし良ければ今夜、俺とお食事にでm「九怨寺刀様? ハヤクイカナイトお嬢様ガオマチシテオリマスノデ、ハヤクイキマショウ?」あっはい、すみません行きましょうか咲夜さん……」

 

 刀の口説きを始まるが、刀の後ろから鬼の化身なオーラを纏う咲夜がいました。その光景を見た美鈴が顔を真っ青で身体を震えていた。

 

 紅魔館の中はホールは凄い広さなんだが壁や床まで赤一色。窓なんて数が少ない。

 

(あの頃の吸血鬼の館に似てるな……。懐かしいなぁ、あの頃は支えた時代も俺にもあったな)

 

 昔を懐かしむ刀はぼんやりとしていたら咲夜が急に立ち止まり声を掛けられた。

 

「……あの九怨寺刀様」

 

「ん? なんだ」

 

「九怨寺刀様h「刀で良い」刀様は前に吸血鬼の執事をしていましたか?」

 

「まぁーなちょっとばかり吸血鬼の所で執事をしていた位だ……つか俺が執事をやっていた事、咲夜が知ってんだ?」

 

「お嬢様……レミリア・スカーレット様から貴方の事を聞いたからです」

 

「!?」

 

 咲夜の声からレミリア・スカーレットの名前を口にした瞬間、目を大きく開きほんの少し固まってしまうが心を落ち着かせて、ゆっくりと左目を開き口を開いて。

 

「そうか、あの泣き虫お嬢様がそんな事を……」

 

 その目と言葉は悲しげな思いが刀から発したが咲夜は聞こえなかったのか歩き出し、扉の前に着くと。

 

 コンコン。

 

「お嬢様咲夜です。九怨寺刀様をお連れしました」

 

『分かったわ入りなさい』

 

 扉の中から少女らしき声が聞こえ、咲夜は「失礼します」と一緒にお時期をして中に入り、続いて刀も中に入ると丸いテーブルに居る蒼髪と深紅の瞳をした少女レミリア・スカーレットが居た。かつてレミリアともう一人の世話役と兄役をしていた。

 

「久しぶりね、刀兄様」

 

「あぁ久しぶりだな、泣き虫レミリア」

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