GB4-クローバー/フラグメント   作:青いカンテラ

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寒すぎてサムになったので初投稿です。


SS05『サムライガールのファンなんです!』

 ◇◇◇

 

 

 

 かつて『気炎のサムライガール』と呼ばれた凄腕のガンプラファイターがいた。

 

 ライジングフリーダムをベースに、近接特化機にしたガンプラを使うその少女は、大人ばかりのガンプラバトル大会に現れると烈火の如き攻めと、全てを切り伏せる閃光のような一太刀によって見事優勝を飾った。その後も様々な大会に出場しては一度も負けることなく全ての試合を制し、いつしか不敗神話を打ち立てていた。

 

 しかしそれも、過去の話。とあるガンプラバトル大会の決勝戦で決定的な敗北を喫したことで、彼女は表舞台から去った。かつて常勝不敗の神童とまで呼ばれ持て囃された炎のサムライガールは、不敗神話の残骸だけを残して消えてしまったのである。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

「うーん、似てるなあ・・・」

 

 寮の自室のベッドでゴロゴロしながら、ミヤビ・ヨヅルは手元の生徒手帳も兼ねるスマートフォン型の情報端末に表示しているバトル映像を見返していた。ドミニオン学園の入学式があった日、新入生と2年の先輩がタッグを組み、同じく2年の先輩たちとガンプラバトルをしている映像。ヨヅルはさきほどから何度も、同じ個所を繰り返し見ていた。

 

 ライジングフリーダムをベースに、カミキバーニングガンダムの頭とウイングガンダムゼロ炎のバックパックに換装し、二振りの太刀を振るう赤いガンプラが、タッグを組んでいるウイングガンダムゼロとインパルスガンダムをミキシングした見た目のガンプラのピンチに動く場面。対戦相手であるギャンシュトロームのカスタム機の自航防楯を斬り捨て、迎撃に振るわれたビームアックスも柄ごと両断して見せる。ギャンシュトロームのカスタム機は距離を取ってガトリング砲による射撃で反撃するも、弾幕を恐れず突っ込んで来た赤いライジングフリーダムに切り伏せられた。

 

 似ている。ミキシングビルドのベースにライジングフリーダムを選んでいることや、カラーパターン。そして二振りの太刀で高速近接戦闘を繰り出すというバトルスタイルも、その太刀筋も。かつて自分が憧れ、そして今も一人のファンとして少しでも近づきたいと思っている『気炎のサムライガール』に似ているのだ。

 

「カミナギ・ヨツバ・・・」

 

 彼女のことを知るのは、そう難しくは無かった。なにせ入学式のガンプラバトルの直後に盛大に吐き散らした一年生、として話のタネになっていたのだから。その話をしているグループにそれとなく聞いてみれば、どうやら別のクラスのカミナギ・ヨツバ、という女子が件の人物であることを知った。その人物評については、ガンプラバトルでのキビキビとして動きとは裏腹に、おどおどびくびくとしていて、挙動不審。喋り方もなんだかぼそぼそとしている・・・など。概ね変人または陰気な子、という印象。

 

 そんな子が『気炎のサムライガール』に似たガンプラを使って、似たバトルスタイルをしている。あの傲慢とも取れるほどに自信たっぷりで、鮮烈な試合をしていた彼女を真似ているとなれば、それはきっと、自分と同じなのだろう。自分もあんな風になれたら。陰気な自分を断ち切って変われたら・・・。

 

 過去の己に重ね合わせて、カミナギ・ヨツバもきっとそうなのだ、と納得する。クラスは違うものの、同学年であるし、そのうち顔を合わせることもあるだろう。もし会えたら気炎のサムライガールの話をしたいなと、そう思いながら消灯して眠りにつくのだった。

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 翌日。購買部の総菜パン購入戦争に勝利したヨヅルは、一日限定10個しかないレアな総菜パン〝スペシャルドッグ〟を手に上機嫌で廊下を歩いていた。昼食はその日の気分と天候によって中庭か屋上かのどちらかで食べているが、今日は天気もいいから屋上で食べることにする。

 

 その途中、緑色のうさ耳リボンに揺れるポニーテールを見つけた。自分と同じポニーテールで、人を避けるように歩いているその後ろ姿。すぐにピンと来た。あの子だ!

 

「ねえ、そこの人!」

「ひょえっ!?」

 

 駆け寄って肩をポンと叩くと、飛び上がらんばかりの勢いで少女の肩が跳ねる。そして恐る恐ると言った感じに振り向いた。やはり、動画で見返したカミナギ・ヨツバだった。

 

「あっ、あの・・・な、なんです、か・・・? も、もしかしてわたしに、な、なにか、用事とか・・・も、もしかして校舎裏に呼び出し・・・」

「あなた『気炎のサムライガール』って知ってる!?」

 

 一陣の風が起きた。サムライガールの名前を口にした瞬間、ヨツバが目にも止まらぬ速さで華麗なDO☆GE☆ZAをしたのである。

 

「い、いいいいイキってすいません・・・!」

「ちょ、ちょちょちょ、なんで土下座!? いきなりどうしちゃったの!?」

「す、すすすす、すべては、若気の至りで・・・! い、イキってすいません、どうか東京湾だけは・・・! 東京湾に沈めるのだけは・・・!」

「なんで東京湾!? 沈めたりしないから顔上げて!? うわ、人が集まって来ちゃった・・・えっと、えーっと、カミナギ、さん? こっち!」

「あわわわわわわ・・・」

 

 騒ぎを聞きつけてなんだなんだと生徒たちが集まって来たのを見て、無駄に洗練されたフォームで床に額をこすりつけているヨツバの腕を取り、ヨヅルは近くの空き教室に緊急退避することにした。

 

 たまたま開いていた教室に二人して飛び込み、ガチャリと鍵も閉めると一呼吸ついた。ひとまずここにいれば奇異の視線にさらされることもないだろう。

 

「いやー、驚いちゃった。カミナギさん、いきなり土下座なんてするんだもん」

「す、すいません・・・き、気炎のサムライガールって聞いたら、は、反射的に・・・」

「そう、それ!」

「ひぇっ」

「気炎のサムライガール! やっぱりカミナギさんも知ってるんだね! あ、私はミヤビ・ヨヅル。私もカミナギさんと同じ気炎のサムライガールの大ファンなんだよ!」

「ふぁ、ファン・・・?」

「ん?」

「す、すすすすいません、なんでもないです・・・」

 

 がたがたと震えだすヨツバ。噂通り、あまりにも挙動不審だった。しかしヨヅルはせっかく出会えた『気炎のサムライガール』ファン仲間であると、気にしていなかった。

 

「いいよね、気炎のサムライガール! 初出場した大会で周りは大人だらけなのに臆することなく戦って全戦全勝! その大会最年少で優勝しちゃうんだもん! その後に出た大会も一度だって負けることなく優勝しまくり! 烈火のような苛烈な攻め方から、ついたあだ名は『気炎のサムライガール』! めちゃカッコイイ! 試合映像は全部取ってあるんだよね! いつでも見返せるようにって! ほら見て、私も彼女みたいにポニーテールにしてるんだ! 本当に気炎のサムライガールはカッコよかったなあ。・・・まあ最後の方は、負けも込んで来て、ある大会の決勝戦を最後にいなくなっちゃったけど・・・。それでも、あの抜き身の刃みたいに鋭い眼光とか、対戦相手の全てを切り伏せる圧倒的な攻めとか、それでいて閃光みたいに冴える技のキレとか、本当に凄かったし、凄いよね! カミナギさんもそう思わない!?」

「あばばばばばばばばば・・・」

 

 ぎゅっと手を握られて至近距離からわっと浴びせられる言葉の洪水と、キラキラと目を輝かせ語るヨヅルの圧に、ヨツバはキャパオーバーで形状崩壊寸前になっていた。

 

「あ・・・ごめんね。私だけ一方的に喋っちゃって」

「い、いえ・・・あの、その・・・えっと、き、気炎のサムライガールは・・・そ、その・・・」

「あ、ここガンプラバトルシミュレータあるんだね。せっかくだしやってかない? 同じ『気炎のサムライガール』ファンとして、交流戦ってことで!」

「え、あの、その・・・」

「時間なら大丈夫。昼休みはまだまだあるから! バトル一回するくらいなら午後の授業に遅れたりしないよ!」

「は、はい・・・」

 

 自然な流れでヨヅルとヨツバはガンプラバトルをすることになった。ヨヅルが生徒手帳で学園側にバトルシミュレータの使用申請を行う。数分と経たずに申請は許諾され、これより行われるガンプラバトルの映像は学園の各所に設置されているモニターを通して全校に配信される。

 

 ヨヅルは腰に提げたガンプラホルダーから自身の愛機であるブレイズフリーダムガンダムを取り出すと、端末と共にセットしてバトルシミュレータに読み込ませる。ストライクフリーダムをベースに、ガンダムエピオン(EW版)の脚部とガンダム・バエルのバックパックを備えたそのガンプラは、憧れの『気炎のサムライガール』を意識して二本の実体ブレードで戦う近接戦闘機だった。

 

「ミヤビ・ヨヅル、ブレイズフリーダム、行きます!」

 

 向かい側にいるヨツバの機体はここからでは見えない。とはいえ使うのはあの赤いライジングフリーダムのミキシングビルド機だろう。何せベースキットもカラーパターンもバトルスタイルだって気炎のサムライガールに寄せているほどのファンなのだから。

 

 カタパルトから打ち出され、開けた視界に広がるのは赤茶けた大地。遮蔽物も少ない荒野エリアだった。隠れるような場所もほとんどないだだっ広い戦場は、射撃機ならば見渡す限り射線が通せていただろう。しかしヨヅルの機体は近接寄りの機体だ。射撃武器はバックパックのレールガンと腹部のカリドゥスがあるが、レールガンは射程が短くカリドゥスは撃つのにチャージ時間が要る。元より射撃戦をするには向かない武装だった。

 

「さて、と・・・カミナギさんは・・・」

 

 機体を荒野の大地に降り立たせると、来るだろう相手の出方を警戒する。レーダーがアラートを発し、そちらにカメラを向ければやはり赤いライジングフリーダムのミキシングビルド機がスラスターを吹かして向かって来ていた。真っ向勝負か、ますます『気炎のサムライガール』っぽい! にやりと口角を上げて、こちらもスロットルを開く。ガンダム・バエルから移植したウイングスラスターが唸りを上げ、ブレイズフリーダムが赤茶けた大地を飛翔する。

 

「まずは先制! いくよ!」

 

 武器スロットを選択し、ウイングスラスターに内蔵されたレールガンを2発同時に発射する。高初速のレールガンはダメージこそ期待できないものの、強い衝撃力を持ち直撃すれば大抵の敵は一瞬だけ動きを止める。武器の構え動作が不要ゆえに素早く撃てるそれを、ヨツバの赤いライジングフリーダムことフィアンマフリーダムはひらりと(かわ)す。そのまま交差し、互いに一撃を見舞い距離を取る。

 

「(・・・強い!)」

 

 スラスターを切り返して反転しながら、ヨヅルは心の中で驚愕していた。先ほどの一撃で左腕のダメージがイエローゾーンになった。ストライクフリーダムをベースキットにしているブレイズフリーダムは、物理ダメージを軽減する特殊スキル『VPS(ヴァリアブルフェイズシフト)装甲』を持つ。

 

 それはつまり、二振りの太刀がメイン武器であるフィアンマフリーダムの攻撃に対してある程度の耐性を持つということだ。だというのに左腕に少なくないダメージを受けた。どうやらカミナギ・ヨツバは、自分が思っているよりも数段ファイターとしてもビルダーとしても腕前が高いらしい。だがヨヅルとて、伊達や酔狂で『気炎のサムライガール』ファンをしているわけではない。何度も試合映像を見て動きも再現できるように練習を重ねてきたのだ。同じ『気炎のサムライガール』ファンとして、むざむざ負けてやる気もなかった。

 

 再び距離を詰める。レールガンはクールタイム中で使えないが、攻撃手段はまだある。

 

「『水天(すいてん)*1』! なんちゃってバージョン!」

 

 二本の物理ブレード『カツラギ』と『カゲロウ』の貯め動作から放たれる、()()()()。それは『刀』カテゴリの武器が使えるチャージ攻撃だった。本物の『気炎のサムライガール』は、純粋な技量で飛ぶ斬撃を繰り出していたらしいが、ヨヅルにはまだ無理なのでシステム的な補助を使っている。まず斬撃が飛ぶってなんだよと思うところだが、実際に試合で斬撃を飛ばしていたのだから飛ぶのだ。斬撃は。

 

『・・・『火車(かしゃ)*2

「っ!」

 

 ヨヅルの放ったなんちゃって水天を躱したフィアンマフリーダムは、そのままの勢いで回り込み、斬撃を繰り出して来た。VPS装甲にすら大きなダメージを与える攻撃である。直撃すればそのままゲームエンドまで行きかねない。うなじがヒリ付く感覚を覚え、咄嗟に操縦桿を倒して機体を翻らせる。

 

「っぶない、なあ!? 『月虹*3』! からの『土崩*4』!」

 

 回避した体勢から強引に薙ぎ払いを放ち、そのまま連続切りに繋げる。反撃の隙も与えないよう怒涛の攻めを仕掛ける。とにかくヨツバに動かれてはいけない。この数回の攻防でヨヅルはそれを理解していた。ヨツバは自分よりも強い。反撃する隙を与えたら、負ける。

 

 フィアンマフリーダムは防戦一方だ。このまま押し込んでしまえば・・・。

 

『・・・『日暈*5』』

 

 ひゅっ、という呼吸音は果たしてどちらのモノだったか。一瞬、乱舞が途切れるほんの僅かな間。閃光が走った・・・ように見えた。

 

「・・・っ!? くっ・・・『金鐘*6』!」

『『火車』』

 

 フレームごと断ち切られた右腕が宙を舞う。カゲロウが赤茶けた大地に突き刺さったのを見送る間もなく、ほとんど反射的に反撃していた。残ったカツラギによる高速の刺突。しかしそれも読んでいたとばかりに受け流され、返す刃で左腕も斬り落とされる。本当に実体剣かと疑いたくなるほどの切れ味だ。

 

「けど、まだ・・・!」

 

 スラスターを全開にして距離を取り、クールタイムの終わったレールガンを、フィアンマフリーダムに向けて発射する。内蔵武器ゆえに両腕が破壊されても使える利点が役に立った。レールガンは当たれば強い衝撃でスタンが発生する。それ自体は決定打にはならないが、まだカリドゥスが残されている。これを当てられれば勝ちの目は、ある。

 

『・・・『水天』!』

 

 ヨヅルの希望を切り裂くように斬撃が飛ぶ。それは『気炎のサムライガール』の試合映像で何度も見た、飛ぶ斬撃だった。どうしても貯め動作が必要なシステム的なモノではなく、本人の技量によるモノである。レールガンの弾が両断され、さらに余波でウイングスラスターも切り裂かれる。フィアンマフリーダムが二振りの太刀を構え、スラスターを全開にして向かってくる。

 

「まだ、カリドゥスが・・・!」

『・・・『木戒*7』』

 

 最後のあがきとチャージしたカリドゥスごと、ブレイズフリーダムの胴体が袈裟懸けに切り裂かれた。

 

【Battle Ended!】

 

 ヨツバの勝利を告げる電子音声が、鳴り響いた。

 

 

 

「い、いいいイキってすいませんっ・・・!」

 

 DO☆GE☆ZAである。本日二回目となるそれは、やはり無駄に洗練された華麗なものだった。

 

「ヨツバちゃん・・・」

「は、ひゃい・・・! イキってすいません、わたしバトルのことになると本当に加減が効かなくてあんなに一方的にするつもりはなかったんです、本当です・・・! お、お願いですから東京湾には沈めないでください・・・!」

「すっっっごいバトルだったね!」

「ひょえっ」

 

 床に額をこすりつけていたヨツバの手を取ったヨヅルは、目をキラキラと輝かせていた。絶対に怒られると思っていたヨツバは、予期せぬ反応に目を白黒させるばかりである。

 

「今のバトル、本当に凄かったよ! 特にあの水天! 本物の『気炎のサムライガール』みたいだった! 私も再現しようと頑張ってるんだけど、どうしてもうまくいかないのにヨツバちゃんは水天使えるんだね! 他の技だってすごい再現度だったし、戦う前はすごい挙動不審だったのにバトルだと見違えるような動きしてて、スラスターの切り返しだってまるで本物見てるかと思ったくらい! 私も熱心なファンだと思ってたけど、まさかヨツバちゃんは私以上に熱心な『気炎のサムライガール』ファンだったなんて驚き! 最後の木戒だってブレイズフリーダムのVPS装甲を一太刀で断ち切るなんて切れ味凄すぎない!? どんな加工したらあんな切れ味が出せるの!? よかったら教えてよ!」

「あわわわわわわわわわわわ・・・」

 

 ぎゅっと手を握られて至近距離からわっと浴びせられる言葉の洪水と、自分に向けられる尊敬のキラキラとした眼差し。そして圧。ヨヅルのことを直視できずにヨツバはただ目を泳がせまくって顔を背けることしかできなかった。陰キャ気質なヨツバにはあまりにも刺激が強すぎた。

 

「あ、もうこんな時間だ。一戦だけなら大丈夫だと思ったけど、結構時間食っちゃったみたいだね。私次は移動教室で準備もあるから、そろそろ行くね! また今度話聞かせてねヨツバちゃん! それじゃあね!」

「あ、は、はい・・・」

 

 言いたいことだけを言って、ヨヅルは走り去っていった。まるで嵐のようだった。もしかしたら彼女は本当に嵐の擬人化だったのかもしれない。

 

「・・・あ、わたしも教室戻らなきゃ・・・」

 

 見れば、昼休みの時間は残り少ない。午後の授業に遅れるわけにもいかない。ヨツバも教室を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

*1
斬撃を飛ばす。

*2
側転切り。攻撃を躱す、あるいは流して即座に切り返す。

*3
強力な薙ぎ払い斬り。

*4
息を吐かせぬ連続攻撃。

*5
見切りからのカウンター抜刀術。

*6
超高速の刺突。

*7
大上段からの斬り下ろし。一刀と二刀のパターンがある。




ドミニオン学園の嵐。



TIPS:

【ミヤビ・ヨヅル】
 かつて様々な大会に出場しては優勝を重ね、常勝不敗の神話を打ち立てた『気炎のサムライガール』と呼ばれた凄腕ファイターの大ファン。

 とある大会を最後に彼女が表舞台から去ったことを残念に思いつつ、少しでも彼女に近づきたいと艶のある黒髪をポニーテールにし、ガンプラの腕も磨いてドミニオン学園の門を叩いた。所属している生徒会は第三生徒会「ゲヘナ」。アウトローな雰囲気に引かれたからというわけではなく、ここならバトルには事欠かないだろうと思ったからである。

 使用するガンプラはストライクフリーダムをベースに、近接戦仕様にカスタマイズした『ブレイズフリーダム』。ヨツバのことは自分と同じ気炎のサムライガールのフォロワーであり同志だと思っている。



【カミナギ・ヨツバ】(守次奏さん作『ガンダムブレイカー4クローバーガールズ』)
 私立聖ドミニオン学園高等部一年生。第一生徒会「ミレニアム」所属。緑色のうさ耳リボンにポニーテール。身長158cm。

 元はガンプラバトルの名家に生まれ、幼い頃からガンプラに明け暮れていたが、あることが切っ掛けでしばらくガンプラからは離れる生活をしていた。しかし親代わりの祖父の遺言に従い、私立聖ドミニオン学園の高校入試を受けて入学。入学早々に2年生のスズシロ・ノアに『ガンプラバトル部』への入部を勧められる。その後成り行きで同じく2年のサザキ・リューナとバトルを行うことになり、辛くも撃破する。

 ノアの夢でもあるという『ガンプラバトル部』設立のため、第一歩として部員になることを了承。紆余曲折あり、部員は部活設立の最低人数である4人集まり、顧問の先生も決まることに。人とコミュニケーションを取るのが苦手で、挙動不審になりがち。だがガンプラバトルの実力は非常に高く、カミナギ流と呼ばれる技を使い戦う。
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