1年A組 ボーボボ先生   作:笛吹酒

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ビッグ3 VS つぶあん VS A組!動き出す悪意……

今回のあらすじ

 

 

煌めく眼でロックオン!

猫の手手助けやってくる!

どこからともなくやってくる……!

キュートにキャットにスティンガー!

「「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!!」」」

 

 

「「「…………」」」

 

 

「…私たち、なんで急に自己紹介したんだっけ?」

「さあ…?」

「細かい事は気にし(にゃ)い!もうそろそろだよ!」

「ウム……'サーチ'によるとこの辺りにボーボボがいるんだな?」

 

ワイプシの4人は、激しく吹雪の吹く雪山を歩いていた

 

「この過酷な環境……確かに修行には最適だな」

「いくら修行ったって…本当にこんな吹雪の中にいるの?彼、個性を取られたって聞いてるけど」

「確かにこの辺り(にゃ)はずなんだけど……」

「見て!あそこ!」

 

ピクシーボブの指差した先……

 

固めた雪を半球状に重ねた簡易住宅、イグルーが建てられていた

 

「あれね!間違いない!」

「ようやくだ……」

「連れ戻すのは無理としても…協会に報告くらいはし(にゃ)いとだもんね」

「行きましょう」

 

4人はイグルーに近づき……中に入ると

 

────そこは闘技場だった

 

「「「ええ……」」」

『さあ来ました!今回の挑戦者は……このヒーロー!

 ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツの皆さんです!』

「私たち挑戦者になってる!?」

『そしてチャンピオンは勿論この人…!今回も華麗な防衛を見せてくれるのか!!』

「な、なるほど…理屈は分からんが…ここでの戦いの日々に明け暮れることで奴は力を取り戻そうというのか…!!」

ラビットヒーロー、ミルコォォォ!!!!

ウラァアアアア!!

ボーボボじゃないのか!?

 

「んん?何やってんだお前等こんなとこで?」

「こっちの台詞よミルコ… 貴方は何を…?ボーボボは?」

「ボーボボならほら、あそこにいんじゃねえか」

ミルコは、実況席でマイクを握り締めている男を指差した

「修行しろよ…!」

『いいから戦えぇ!』

「…ま、どっちにしろやることは変わらねえだろ」

「ちょ…待ってミルコ!私達戦いに来た訳じゃなくて!」

「問答無用だぁ!!」

 

 

5人の戦いは、まさに激戦だった

序盤はミルコが順調に金貨を増やしていたが、連続でゾロ目を出しすぎたせいで収監 その間にマンダレイは修道院を完成させ、虎が3枚持ちのコウモリでブラフを仕掛ける なんとか持ち直してラグドールとの一騎打ちに持ち込むも、神のカードを揃えられ敗北を喫した

「なんのゲームなの……?」

ピクシーボブは一人、背景に宇宙を漂わせた

 

 

 

 

 

あいつら(ワイプシ)は帰ったぞ …それで?実際どうなんだよボーボボ」

「……状況は良くないな 完全にAFOに奪われた個性を戻すのは…難しい」

「ハッ、そんなこったろうと思ったよ」

「せめて何かきっかけが…鼻毛真拳の残滓でもあれば別だったんだが…」

「フーン、残滓ねえ……」

 

 

 

 

 

「オールマイトのかけてたグラサンじゃ駄目なんだな?」

「あっそれでいいじゃん」

「おい」

 

 

修行編  ~完~

 

 

「おい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば轟くん、士傑の人に何か言われてなかった?」

「あぁ……なんというか…」

 

 

『轟!俺はアンタの父親が気に食わねえ!!』

『そうか』

『気に食わない……けど!!』

『?』

現場でボーボボと一緒になる度に散々弄られて可哀そうな目に遭って、それでもあの態度を貫き通し続けられるのはスゲエと思う

『言ってやるなよ』

『アンタも昔のエンデヴァーと同じ目してたけど……今は違うな』

『そうか?』

『丸くなったっつーか……なんつーか、バカっぽくなった?

『…………!?』

 

 

「……いや、喧嘩売られてたのかもしれねえ」

「そうなの!?」

 

「俺の前で仮免の話をすんじゃねェ……!」

「かっちゃん……すごい顔になってるよ…!」

「そうか、お前だけ落ちたんだったな」

「※め△ブ⊿殺し◇◎☆ァ!!」

「ああっとうとう人語すら」

 

 

 

仮免試験を終えて数日、A組の意識は次なるインターンへと向いていた

「インターンについて、具体的に経験者からの声を聞いてもらおうと思う 今の雄英生の中でもトップクラスに位置する3人……通称ビッグ3の皆さんだ」

相澤の隣には、3人の生徒が並んでいる

「手短に自己紹介をしていってくれ」

 

「弛んでるぞォお前達!今日から俺がビシバシと扱いてやる!ボボ八だ!」

「無添加の鉛筆さ フッ…そう固くなることはないよ子猫ちゃんたち」

「……ミリオ、波動さん、どこに行ってしまったんだ……俺はどうしたらいいんだ…誰か助けてくれ……」

ビッグ3の一人天喰環は、珍獣二人に囲まれ震えていた

 

「……………………」

「イ…イレイザーヘッド!ごめんなさい!ちょちょちょっと和ませようとしただけなんだよね!」

何かが切れそうになっていた相澤の様子に、大いに焦りながら窓から通形ミリオが入ってきた

ミリオは教室を見渡すと、大きく息を吸い込んだ

 

前途ォおい通形、波動はどうした」ああそうだよね!ごめんなさい!」

出鼻をくじくどころではなかった

「波動ならここだ」

ボーボボが自分のアフロを開けると、中から波動ねじれが這い出してきた

「不思議ー!ほんとに不思議!ねえねえ先生は………なんなの???」

「聞きたいことが多すぎてまとまってないんだよね!!」

グダグダであった

 

「収拾付かない感じになってるけど……うん、なんか皆思ってたよりも動揺してないね!インターンも何人かは既に行く気満々みたいだし……うん!でもまあ、せっかくだから…君たちまとめて僕と戦ってみようよ!」

 

「なんか流れ強引じゃね?」「無理やりでも既定路線に戻したいって感じ」「意外とアドリブ利かないタイプなのかしら」

「聞こえてるんだよね!!!」

 

 

 

~~運動場~~

 

 

「ミリオ…やめておいたほうがいい 皆が皆上昇志向に満ちている訳では…」

コロス…コロス…雄英のトップを全員ブチのめしゃあ…仮免も取れる…!

「……とても怖い」

「仮免をなんだと思ってんだ爆豪お前……」

 

 

 

ミリオとA組の模擬戦が行われている中、相澤はボーボボに近づいた

「あんたが戻ってくるなんて話は聞いてないんですが」

「ごめりんチョ☆」

「…………まあいいです それで?力は戻ったんですか?半年はかかると思ってましたが」

「ああ まだ完全ではないが……オールマイトに預けていたサングラスがキーになった」

「それは……ならオールマイトは?サングラスを返してもらったなら、彼は戦えなくなると?」

「いや、あいつはサングラスを栽培していた 今俺がかけているのはそれの実の一つだ」

「………………………………あ、そう」

相澤は理解を諦めた

 

話している間に、ミリオ達の決着も付いたようだ

「ふぅー…、思っていたよりずっと手強かった 皆良い経験を積んでいるね!」

角や尻尾に張り付いたフジツボを剥がし終わったワイバーンは、そのまま森へと飛び去っていった

「ちくしょう……こしあんじゃなければ…!」「砂藤君…あとちょっとだったのに…!」

「……………………爆豪、あと任せていいか?」

相澤は理解を諦めた

 

 

 

 

 

 

 

 

死柄木弔は、自らの在り方に悩んでいた

 

 

己をこんな目に遭わせたヒーロー社会を

抑圧された(ヴィラン)達の枷を

先生の仇である平和の象徴、オールマイトを

 

全てを壊す

それが死柄木弔の目的であり、原点(オリジン)だったはずなのに

 

 

GO TO HELL!!!!!!!

『!?!?ぎゃああああああああ!!!』

 

 

神野での戦いを思い返す度に、ケツを撃ち抜かれて悶絶する恩師の姿が邪魔をする

恩人であり、先生であり、道標であり……、自分にとっての()()であったAFO

その姿が、死柄木の中で猛烈に揺らいでいた

 

「あの人の示した道……このまま歩いていていいのか…?」

 

改めて冷静に振り返ると、微かな違和感を覚える

なぜ自分はオールマイトに固執していた?

先生の仇……本当にそれだけで?

オールマイト…ヒーローは自分に何をした?

過去…ヒーローを恨むようになったきっかけを思い出そうと…

 

「ッ……!」

持っていたカップが'崩壊'し、思考を中断される

五指で触れないよう指一本を立てて掴む動作、とうに癖になっていた筈なのに…

「…………」

 

「それで?これからどうするよ死柄木」

「助けに行こうぜお前の先生!使えねー奴だよマジで!

「ああ……なんにせよまずやる事は決まっている」

「何だ?」

ボーボボを殺す…!

「「「ああ……」」」

「先生の意思を継ぐにしろ他のことをするにしろ、あいつの存在はオールマイト以上に邪魔だ」

「ですが弔、奴はAFOによって'個性'を奪われたのでは…?」

「そうか、じゃあお前一人でアイツ殺しに行ってくれ黒霧」

「………い、いえ…申し訳ありませんでした」

「なんだか分からねえがオールマイトも依然元気、現状じゃあ分が悪い」

「だったらどうする?」

「決まってんだろ、仲間(こま)集めだ」






急に書き方が分からなくなったので仮免編を全カットして仕切り直しです
インターン終わりから大幅に原作√外れるかも……

そしてもうじきボボアカ書き始めて1年らしいです ち…遅筆…!



活動報告に次書く候補を羅列してるので、暇なら見てみてください
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