本格的な授業に入った1年A組、思っていた以上に普通な授業をこなし…
──「ヒーロー基礎学」の時間
「私が……普通にドアから来た!!」
副担任とはまた違う画風のヒーロー、オールマイトが横滑りで登場した
「ヒーローに必要なスキルを学ぶヒーロー基礎学、記念すべき最初の授業は…戦闘訓練だ!!」
「「「戦闘訓練!?」」」
「戦闘用コスチュームも届いているよ!着替えてグラウンドβに集合だ!」
コスチュームを身に着け、グラウンドβに集まった生徒たち
「先生!また入試の時のような市街地演習を行うのでしょうか?」
「いいや!もう2歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練だ!」
生徒たちに質問攻めに遭ったオールマイトは、カンペを片手に説明する
「状況は、
ヒーローは制限時間内に核兵器を回収するか、
そして今回
「俺だーー!」
生徒たちが声のした方に振り向くと、そこには1年A組の副担任であるボーボボがいた
──その首から上はビルの壁に突き刺さり、身体は生傷と埃にまみれ、力なく垂れ下がった手には黒飴の袋(業務用1kg)を持っていた
(((どういう状況!?)))
「激戦だったぜ…」
壁から抜け出したボーボボは、生徒たちに飴を配りながら説明を続ける
「オールマイト先生が言ったように、生徒たちは4人1組となって俺と戦ってもらう
勝利条件は、ハリボテの核にタッチするかこの確保用テープを俺に巻き付けることだ」
「いくらプロヒーローったって…4対1ですよ?それで5連戦する気なんですか?流石に嘗められてませんか俺達」
「HAHAHAそれが出来るからプロなんだよ上鳴少年!死ぬ気でかかった方がいいぜ有精卵共!」
オールマイトの言葉に、一部の生徒たちの対抗心に火が付いた
「安心しろ電池マン 骨は残してやる」「ボーボボくん!?」「先生!?」
1戦目:ヒーローSIDE 緑谷、爆豪、耳郎、峰田
既に訓練は始まっているが、緑谷たちは方針で揉めに揉めていた
「俺が行ってぶっ殺しゃ終わりだろうが!すっこんでろ!」
「だ、駄目だよかっちゃん!相手はプロなんだ!数の有利を活かさなきゃ…!」
「プロに勝てるわけねえって!オイラ達少し前まで中学生だぞ!?」
「まじかよ…レースでノロノロとかチートじゃんか…」
「ちょっと静かにして!今索敵してるんだから耳元で騒がないで!」
「「「「……」」」」
「今5人いなかった?」
「「「「ッ!!」」」」バッ
いつの間にか4人の真ん中で漫画を読んでいたボーボボから、弾かれるように距離を取る4人
「誰かさぁ、32巻の続き持ってない?」
「ハッ!わざわざ
咄嗟に爆破ともぎもぎで攻撃を仕掛ける爆豪と峰田だが…
鼻毛真拳奥義
『巨大鯱一本釣り』
次の瞬間、2人は海の上で揺れる漁船の上にいた
「なっ…!?」「…はぁ!?」
驚愕する爆豪と峰田に、汚れたライフジャケットに麦わら帽子のボーボボが声をかける
「おぅお
「てめぇいつの間に!」「あいあいそこ座って、釣りは根気が大事だべ」
何もわからないまま釣り竿の前に座らされる「ン何だよこれは…!」
「釣りなんてオイラ初めてだ…!」「馴染んでんじゃねえクソ玉ァ!」
「お…おい爆豪!お前の釣り竿引いてねえか!?」「おぉ爆発小僧!引け引け!」
「何なんだよコレはぁぁぁぁぁ!!!!!!」キレながら、言われるがままリールを巻くと…
ザパーーン!!
ギャングオルカが釣れた
「……」「……」「……」
「超音波アタック!!」
「「ぐぎゃああああああ!!!」」
ボロボロになった爆豪と峰田が倒れる
「かっちゃん!?」「峰田!!」
(嘘だろ…何が起こったのか全く分からなかった!かっちゃんがあんなにもあっさりと…!個性の詳細も効果範囲も分からない以上迂闊に手を出せない!でもこの距離で逃げられるかどうかも分からない…!だったら!)
「じっ耳郎さん!僕が時間を稼ぐ!その間に核を!」「っ…分かった!」
耳郎が建物の中に入り、それと
「良い判断だ」
「外に出たのは…迂闊だったんじゃないですか…!ボーボボ先生!」
「確かにそうだ だが…状況は好転してないぞ?」
ボーボボはそう言うと、
鼻毛真拳奥義 『はねるのマど』
大ジャンプをして、3階の窓から建物の中に飛び込んだ
「…………」
「ありかそんなの!?」ガーン
1人残された緑谷の声が響いた
音を頼りに核のある部屋に辿り着いた耳郎に、ボーボボが立ち塞がる
「ゲェッヘッヘ、ここから先は通さんでゲスよ…」
「どういうキャラ付け!?」
(くっ…緑谷は止められなかったか! それなら…!)
「先生なら多分大丈夫だと思うけど!先謝っとくごめんなさい!!」
両耳のイヤホンジャックをスピーカーブーツに差込み、ボーボボに爆音をぶつける
「ぐあああああああ!?アッ…あぎゃあああああ!?」
「き…効いてる!思ったより効いてる!今のうち…に……?」
爆音が直撃したボーボボの輪郭が震え、歪み…そしてベチャベチャと崩れ落ちた
「溶けたーーーーー!?」
「へへ…やるじゃねえか耳郎」
「えっちょそれ大丈夫なんですか!?そんなんなる技じゃないんだけど!?」
「大丈夫だ…型に入れて冷やせば元通り」
「そんなゼリーみたいな!!」
遅れて、緑谷が部屋に辿り着く
「ハァハァ…ごめんなさい止められなかった!どういう状況!?」
「ボーボボ先生が溶けた!」
「ホントにどういう状況!?」
(くっ…ペースに飲まれちゃダメだ!あんな姿でも喋れてるなら危険な状況じゃない!何よりオールマイトが止めるはず…それなら!)
「耳郎さん!先生は多分大丈夫!先に核を!」「マジで!?」
「させると思うか?」
「そんな姿で出来る事は限られ「鼻毛真拳奥義」っ何!?」
『お願いしますエンデヴァーさん!!』
「見ているか焦凍!俺を見ろ!!」
「「凄い人来たーーーーー!!」」
突如現れ、必殺技を放とうとするエンデヴァー
「赫灼熱…」
の、肩を叩くボーボボ「あ、エンデヴァーさん」
「む…なんだ?」
「ここ核あるんで、火気厳禁です」
「………」
「……」「……」「……」
TOUCH!
『ヒーローチーム核兵器回収!』
第一試合はヒーローチームの勝利に終わった
「さて!講評だが… えーと、どうしようか?」
オールマイトの言葉に、口々に声が挙がる
「出鱈目すぎでしょ!」「爆豪と峰田はアレどうやってやられたんだ?」「無理☆」「エンデヴァーはどうやって来たの?んでどこいった?」「溶けたぞ」「よかった」「あのジャンプは身体強化の類かしら」「一人魑魅魍魎」「オイラ何も出来なかった」「……」「なんか凄い疲れた…」「ウチも…」
「うん私もそう思う!滅茶苦茶だった!ボーボボくん、君の目線からはどうかな?」
「そうだな…」
「まず爆豪と峰田、
「…とまぁこんなところか」
(((めっちゃ真面目に講評してる…!?)))
「ウ…うん!その通りだよ!(思ったより言われた…!)
さて…それじゃ2戦目に行こうか!」
(クソ…クソックソ…!何もできずにやられた… その上、俺が馬鹿みてえに寝てる間にデクがクリアしやがった!どんな手を使ったか知らねえが…クソ…! 無個性の雑魚だったはずだろ…!テメェは…!)
特殊タグ、使いすぎるとクドくなるのは分かってるんだけど…つい使いたくなっちゃうよね そこにあったら
かっちゃんは原作と違って直接対決で負けたわけじゃ無いので若干不安ですが、こっからだやってくれると思います
2戦目以降を書く予定はないです ストーリー進めた方が多分面白い