ジオン公国次元転移記(改定版) 作:masakoba(正博)
下手な書き手ですが、宜しくお願いします。
俺の名はユーリ、何故かは知らんが突然亡くなったらしい。
何故なら『知らない天井が見える』からだ・神様転生?
だが、神様転生であれば周囲は明るいはずなのに、全く暗い。
しかも椅子に座ってこちらを見ている人物が、お爺ちゃんや女神様に見えない。
まあ、例えるならRPGのラスボス、魔王の様である。
「惜しいが違っておる。わしは大魔王だ!」
心を読まれた!
大魔王と言う事は、俺は勇者召喚されたのか、そして倒せと呼ばれたのか。
だがしかし無理、絶対に無理だろう。
聖剣は、大魔法は、チートなスキルは、何も無い、無理ゲーだよ。
レベル上げもしてないのに。
「何をブツブツ言っておるかは、知らんが起きたのなら立て!」
俺は反射的に素早く起き上がった、足を生まれたての子鹿の様にして。
「そう警戒せんでも良い。今回はわしのミスによる死亡だからな」
えー、勇者召喚で無く、大魔王様のミスで俺死んだの。
怖い、怖いけど言いたい事は言っておこう。
「だ、大魔王様、ミスで殺されたのなら、元に戻せるのですよね?」
「生き返りたいのか? 面倒じゃ。 転生か転移にしろ!」
「面倒って・・・・良いですよ、転移でお願いしますね」
「それと特典だが、このペンダントをやろう」
「ペンダント!?」
「大き過ぎる願いは無理だが、1日10回願いが叶う」
「おお!」
「又0時になれば、10回使える様になる」
「それ下さい!」
「ほれ受け取れ。それで行先は?」
何処へ行こうかな。
「決まりました。機動戦士ガンダムUC0075年、サイド3へ」
「お前16才だったな。えらく古臭い世界に、最近はハーレム系とかあるのに」
「作者に最近のアニメ知らんと言われました」
「まあ、作者もリアルロボット全盛期が青春だったからな」
「もう年も半世紀過ぎていますからね」
「仕方が無い。行ってこい」
俺の足元が開き、落ちていった。
何処まで続いているのかと思っていたら、何処かの人気の無い路地裏だった。
ふと上を見た俺は、息をするのも忘れ感動していた。
そこには空があり、更に街があり、宇宙が見えるのだ。
「スペースコロニー・・・か!」
やった、本当に来てしまいました。
「機動戦士ガンダムの世界へ!」
暫く感動した後、やる事をやらなければ。
・ジオンのそれなりの身分証
・それに合った軍服一式
出てきた服に急いで着替えると、身分証を見て固まった。
氏名:ユーリ・ザビ 年齢:16才 ザビ家5男
ジオン軍階級:大尉
・・・・誰これ・・・・俺か!
大魔王様、それなりの身分が『ザビ家』ですか!
ザビ家って、サスロって次男が死んでいるから、今は3男1女だったよね。
駄目だ、現実逃避したいけど・・・・大魔王様、絶対嫌がらせでしょう。
自分の身を守る為、願いを増やしておこう。
・身体強化最大
・IQ300
・この世界の常識
いつまでも路地裏に居ても仕方が無いので、表通りに出た。
そこでビルの電光掲示板に、今がUC0075年2月である事に安心した。
ぶらぶらしていても仕方が無いので、ザビ家の館に入った。
扉を開けると、執事が待っており、ギレンが部屋で待っていると言われた。
ギレンの部屋の前で扉にノックして名乗った。
「ユーリです」
「入れ」
さあ、本物のギレンとご対面だ。
部屋に入って又固まった、ギレンはともかくキシリア、ドズル、ガルマまでいる。
「さっさと入って、扉を閉めろ」
「はい」
俺はガルマの横が開いていたので、そこに座った。
するとガルマが、笑いながら言った。
「いやー、大丈夫だよ。ここに居る全員が転移者だからね」
「私達は憑依転移本物と言っていい。君はイレギュラーだな」
ギレンが追加で述べた。
「俺と同じだな、ユーリ。サスロだ!」
もう1人男が出て来て、そう言った。
「え、サスロって暗殺されたんじゃあ!?」
「そうだ。だが転移した物の、入る場所が無くサスロを復活させたんだ」
「だから、君と同じ原作ブレイカー何だよ。サスロも」
「よろしく、ユーリ」
「よろしくお願いします。サスロ兄、ギレン兄、キシリア姉、ドズル兄、ガルマ兄」
「さて紹介は終わったが、質問はあるかね」
「今のジオンのMSは?」
「今年ザクⅠが量産予定だ」
「何で原作と同じにやっているの? 俺が設計図書くから作らせて」
「まあ、君に役も無いし、いいだろう」
こうしてガンダムの世界の1日目が終わろうとしている。
ユーリは残り5つの願いを全部願った。
・第2世代MSの設計図よ、全部出ろ
・生産に必要な鉱物資源が、大量に手に入りますように
・科学知識が分かる科学者が、増えますように
・第2世代艦船設計図よ、全部出ろ
・PS装甲理論がジオンでは普通
夜中の0時を過ぎた時、又願いを追加した。
・MS用、艦船用、Iフィールドが完成している
・MS用、ビーム兵器が完成している
・ルナ・チタニウム製俺専用ヅダが完成している
・ルナ・チタニウムはジオンでは普通の鉱物
・プラズマ・ジェネレーターが完成している
・MSの操縦、戦闘は超エース級
・1部でも目にした機械は、全部図面に出来る
・ジオンの工業機械は世界一
まあこれだけやっておけばいいでしょう。
そうして自分の部屋で寝た。
朝一番に、ペンダントで出した図面全てを、ギレン兄に渡した。
ギレン兄は驚いていた。
ユーリはギレン兄から土地をやる好きに使えと言われていた。
その土地に大きな工房と研究所を立てた。
人はサスロ兄が集めてくれた。
工房ではVF―1Sバルキリーの製作を始めた。
とは言え変形は、外し純粋に戦闘機として作っている。
VF―1Sは3か月の短期で、試作1号機が出来上がった。
テストパイロットは、ユーリ自身が飛んだ。
研究所ではASRS(アスレス)の研究を始めた。
ASRSとは、レーダー等の検知不可能と光学迷彩装置、完全ステルス装置だ。
ユーリがASRSの図面を書いてくれたので、半年で実用化の目途がついた。
こうしてユーリは次々と、ジオンの戦力を上げていった。
ある日、ギレンはユーリに聞いてみた。
「何故バルキリーから変形機構を、外したのだ?」
「MS適正試験に落ちた人達だよ。三段変形何て無理だよ」
「無理だな」
ユーリはそれからリニアガンタンクも作り、マゼラアタックと交代。
VFー1Sはドップ、ガトルと交代していった。
ギレンはコスト、性能の面から、マラサイを量産機に決めた。
又艦船を戦艦ドゴス・ギアの生産を始めた。
何故かは分からないが、良質な鉱物資源が大量に手に入るようになり、大量生産が可能となった。
資金も何故か投資が増え、かなりの余裕が出来たのだ。
ジオン軍は大きく変わって行った。
ユーリの研究所でも念願であったASRSの量産化に成功、主力MS、VFへ装着作業が忙しく行われている。
PS装甲、Iフィールドも装着され、余程の事の無い限り撃破の心配はない。
そうして3年が経ち遂に、UC0079年 1月3日を迎えた。
ジオン公国は、連邦政府に宣戦布告を行った。
サイド1、サイド2、サイド4はあっという間に壊滅した。
コロニー落としは、何故かギレンが却下した。
そしてドズル中将率いる、宇宙攻撃軍はサイド5に進撃した。
そこには、各部隊の応援部隊を貰った、名将レビルがジオンの5倍の戦力で待ち受けていた。
「相手はレビルか! ミノフスキー粒子戦闘濃度散布! MSとVFは出撃準備」
ユーリのヅダは、ドズルの旗艦ファルメルに乗っていた。
両方にビームバズーカ砲を持ち、今か今かと待っていた。
ミノフスキー粒子が戦闘濃度に達した。
『MS及びVF出撃せよ。繰り返すMS及びVF出撃せよ』
ユーリのヅダは、まるで銀色の流星の様に連邦艦隊へ突っ込んだ。
サラミスが2隻爆沈した。
「次! 上マゼラン」
マゼランは艦底にビームバズーカ砲2発を食らい、撃沈された。
ユーリはこの調子で、14隻戦艦を沈めた。
そして、連邦旗艦アナンケを見つけた。
「ランバ・ラル大尉居るか! こちらユーリ・ザビ。ランバ・ラル大尉居るか!」
『ユーリ様、こちらランバ・ラル! 何用ですか!?』
「ラルさん、中央まで来られる。急いで!」
『何かありましたか?』
「急いで来てよ。ラルさんにお得な獲物上げるから」
『アコース、コズン付いて来い!』
ラルさんが来るまでに、周りをお掃除し、しないと。
ランバ・ラルはユーリの居る場所までに、6隻の戦艦を沈め〈青い巨星〉と恐れられた。
『ユーリ様、参りました。な、何だ、これは!』
そこは1隻を除き、連邦艦艇の墓場であった。
「ラルさん、大物上げるから、頑張って!」
『何と! 連邦旗艦アナンケ! ユーリ様これは!』
「ラルさん、ダイクン派と見られ、それ以上階級上がらないよね?」
『はい』
「これ落とすなり、捕まえたら、兄貴達も何も言えなくなるよ」
『ありがとうございます!』
ラルさん、捕まえる選択をしたみたい。
アナンケの武装がどんどん潰されていく。
アナンケに退艦勧告が出たみたいで、ランチがたくさん出て来た。
アナンケ先端下部の高速脱出艇が発進しかけたが、ラルさんのマラサイが捕まえた。
「よし、無くさない内に、ファルメルに持って行こうか。護衛付きだよ」
『ユーリ様、本当にありがとうございました』
「礼は無事届けてからね」
ユーリ達はラル機を中心に、連邦艦隊を抜けてファルメルまで、たどり着いた。
「ラル良くやった。これで兄貴達も文句は言えまい。でかした!」
『いえ、ユーリ様が譲ってくださったのです』
「捕まえたのは、お前だ。そこは誇れ!」
『ユーリ様。あれユーリ様は?』
「あれは、恥ずかしいのだ。もう出て行ったわ」
そう俺はああ言う場面が苦手で、推進剤を補給したら静かに逃げたのだ。
そうして戦場に戻ると、又撃沈スコアを伸ばしていった。
連邦艦隊は、レビル将軍を失い、艦隊も3割まで減ってようやく撤退していった。
ジオンも補給が必要となり、ソロモンへ凱旋した。
サイド3はお祭り騒ぎだった。
ジオンは各所で勝ち、ルウム戦役大勝、月グラナダ占領と独立はなったと言わんばかりであった。
そして今回の勝利への受勲と昇格だ。
今回160人の2階級昇進が決定したが、人数が多すぎる為表彰は部隊別にするとの事だった。
それで終わりと思っていたら、今回特別に3階級昇進とジオン十字勲章が与えられる者が2名居ると言う。
1人は敵将レビル将軍を捕らえたランバ・ラル大尉。
2人目はMS並びに特殊装置を、数々作成したユーリ・ザビ大尉俺だった。
「おめでとう、今後もジオンの為に活躍を期待する」
ギレン兄の賛美を受けながら、胸にジオン十字勲章が、そして大佐の証明セットが渡された。
仕事が増えるいやだな。
ちなみに俺の工房と研究所職員全員、1階級昇進と賞与が与えられるそうだ。
ドズル兄とキシリア姉はジオン十字勲章のみである。
ザビ家館に帰ってみると、酒臭い。
原因はガルマ兄だった、何でも今回活躍出来なかった事にご立腹で、酒を浴びる様に飲んだらしい。
ギレン兄とキシリア姉の表情が鬼に変わった。
俺は今回関係無いので早いお休みをして、自分の部屋に籠った。
ドズル兄が居れば少し庇って貰えたんだけど、最前線のソロモンを放置は出来んと行ってしまわれたからね。
地球で活躍すればいいのに、もうじき降下作戦だよ。
地球か、MS何持って行こう。
水陸両用は要るでしょう、空飛べる可変MS使いこなせれば持って行くんだけどね。
考えていたら寝ちゃった。
ギレン兄が南極で地球連邦と講和会談に向かった。
どうせレビル奪還されて『ジオンに兵なし』って言われ、南極条約締結だけになる。
そんで地球降下作戦が始まるんだよね。
遂にレビル将軍がモニター越しに「ジオンに兵なし」と言った。
結果、戦争は継続、南極条約だけ決まり終わった。
さて、降下作戦の準備でもするかな。
ギレン兄が帰って来た、凄い笑顔だった。
「ギレン兄?」
「やっと降下作戦だ!」
「やはり、オデッサ鉱物資源か?」
「サスロ兄、資源なら有り余っているよ」
その時、久しぶりの声が聞こえて来た。
『ユーリ久しぶりだの』
「大魔王様!」
『お前達、「大魔王の転移・転生者」にならんか?』
「どうしたの、大魔王様?」
『神の奴、転生特典をケチっておったのじゃ』
「何それ?」
『そこでじゃユーリを除く、ジオン全員の転移・転生者よ「大魔王の転移・転生者」にならんか?』
「大魔王様、ギレンですがユーリを除くとは?」
「ああ、それは俺が説明するね。俺は『大魔王の転移者』なんだよ」
「神の転移者じゃなかったのか?」
「そう」
「待て、転移特典は?」
「このペンダント1日10回願いが叶い、夜の0時にまた10回に戻る」
「大魔王様。ジオンの全員を『大魔王の転移・転生者』に変えてください」
『いいだろう。神のしょぼい特典を破棄。全員にペンダントと「大魔王の転移・転生者」に変更。これで良いぞ、でわな!』
「ねえねえ、神の特典、何だったの?」
「私は、IQ200だ」
「うわ! ケチだね」
「うむ。だがジオンがこんなに裕福に成った訳が分かった。ユーリのおかげだな」
「先に自分の事を変えた方が良いよ」
「そうだな。それは後で考える」
「先に降下作戦の立案だな、兄者」
「うむ、こうなったら原作ブレイクでジャブローを落とす」
「おお」
・マラサイはギラ・ドーガ改に変われ
・ギラ・ドーガ改生産開始
・サザビー生産開始
・ガンダリュウム合金は大量にある
・ニュータイプは名乗り出る様に
・俺専用ヅダはガンダリュウム合金製に変われ
・戦艦はレウルーラに変われ
・ムサイはムサカに変われ
ミノフスキー・クラフトがレウルーラ、ムサカに装着済み
ギラ・ドーガ改は2078機あった。
レウルーラが26隻
ムサカが208隻
地球降下作戦総司令 ガルマ・ザビ大佐
参謀長 マ・クベ大佐
レウルーラ 12隻
ムサカ 100隻
ギラ・ドーガ改 1000機
3月1日 実行
降下地 ジャブロー
「では、行って参ります」
『成功を期待する』
ガルマ兄はジャブロー降下作戦を開始した。
対空砲火が激しい物の全部、PS装甲、Iフィールドで弾いているので、ダメージ無しで降下した。
後はギラ・ドーガ改1000機を降ろし、ジャブロー入口を見つけるだけだった。
3日後には4か所入口を見つけて、それぞれから突入していった。
7日目遂に総司令所を発見、昼には降伏の旗が上がった。
8日目地球連邦政府より無条件降伏が通達された。
ガルマ兄は中将昇進とジオン十字勲章が授与された。
マ・クベ大佐は少将となり、ジオン十字勲章が授与された。
ガルマ兄はそのまま、地球方面軍総司令となった。
だがジオンが実質占拠しているのは、北米、南米だけである。
ジオンの40倍の広大な土地を、抑えるにはあまりにも小さかった。
「ギレン兄このままじゃ無理があるでしょう?」
「まず無理だろうな」
「何故に放置?」
「連邦軍の反攻作戦でもいいし、何ならシャアが反乱してくれても良い」
「暴れたいの?」
「そうだな。こんな小さな戦争ばかりはうんざり。大宇宙で暴れたい」
「ペンダントに願えば?」
「そうだ! その手があった」
・ジオンにもっと敵をくれ
「やばい。ギレン兄知らないよ」
「ふふふふ、これで暴れられる」
だが発生したのは、ジャミトフ率いるティターンズであった。
MSもないティターンズの反攻は、マ・クベ少将が数日で始末を終えた。
だが今度はガルマ兄が、暇だと言い始めた。
俺は無視して研究所に籠った。
作りたい物がたくさんあったから、現実逃避した。
1月研究所に籠ったおかげで、考えていた物がほとんど出来た。
ザビ家館に帰ってきたら、又酒臭い。
ガルマ兄が久しぶりに帰って来ていたが、大量に酒を飲んでいた。
それもペンダントを握り締めてだ。
・ジオンに合う敵の場所に転移しろ
ギレン兄、キシリア姉、ドズル兄、サスロ兄が転移してきた。
俺は全部説明した。
「キシリア姉、グラナダからソロモンへ移動して!」
「せっかく取った物を」
「どんな世界が来ても守れるんだったらいいよ」
「分かった。今すぐ移動する。転移」
「ギレン兄、ガルマ兄のペンダント取り上げた?」
「ああ、馬鹿に持たせられん」
「マ・クベ少将に地球からすぐに全軍撤退させて」
「仕方あるまい。どんな敵が来るのか分からん状況では」
「サスロ兄。一応ア・バオア・クーで指揮取って」
「分かった。転移」
「アクシズへ行ってくる。あれは必要だからな。転移」
翌日、サイド3の周辺にはアクシズ、ソロモン、ペズン、ア・バオア・クーが集まった。
アクシズを始め要塞は一時帰宅が許された。
アクシズとペズンは特殊装備の取り付け方を教えて、急いで取り付けさせた。
独自にMS作っているから、よく分かんないんだよね。
次はSEEDに行きます。