私の親友達は仲が悪い   作:Katarina T

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親友説得!今後の方針!!

ホシノちゃんとヒトミちゃんを連れて、あの部屋より離脱した私は、少し遠くの教室に入るとひと息つきながら今まで握っていた二人の手を離す。

 

何やら二人から抗議するような眼差しを向けられている気がするが、一旦その視線を無視しつつ二人に話しかけた。

 

「もう!ダメだよ二人共!せっかく来てくれたのに追い返そうとしちゃ。」

 

「でも!ヨルちゃんあいつお姉ちゃんと一緒に働いてるって言ってた!!なんて羨ま、いや妬ましい!!」

 

「言ってること一緒だよ……ヒトミちゃん。」

 

「そこのシスコンは置いといて、私はあの大人を信用できない。」

 

「ホシノちゃん……」

 

「ヨルハとユメ先輩には悪いけど、何の得も無く、今のアビドスに手を貸してくれるなんて……そんな話私は直ぐには信じれない。」

 

「それってただホシノが疑り深いだけじゃん。やだねぇ肝っ玉が小さいのは、小さいのは身長だけにしてほしいよ。」

 

「なんだとこの野郎。」

 

「ああ、ごめんごめんw身長だけじゃなくお胸も小さかったね。忘れてたよww」

 

「〇す。」

 

「わー!!待ってっ待ってホシノちゃん!ストーーップ!!」

 

「ホント初めて会った時から何も変わってないよな~wいやむしろ小さくなってないw」

 

「こんのぉ腐れシスコンっその減らず口、今日こそ黙らせてやる!!」

 

「やってみろ!猪ピンクが!!」

 

「だから二人共ダメだってば!!」

 

急いで二人の間に立って片手で抑えながら、これ以上暴走しないように制止する。

 

この様なやり取りも二人と会ってから最早何度やったか分からない定番というもので、慣れたものである。

 

 

 

「どいてヨルハ!そのシスコン〇せない!」

 

「ヨルちゃんは下がってて!今日こそそのチビの頭に風穴開けてやる!!」

 

 

 

「………二人共、これ以上騒ぐようなら、後でユメ先輩に言いつけるよ。」

 

スン……私のその一言で先程までいがみ合っていたのが噓のようにおとなしくなる二人。

 

相変わらずユメ先輩を怒らせるのはいやらしい。

 

…………うん。気持ちはすごくわかるよ。理由は……聞かないで。

 

「とにかく二人の言い分も分かるけどさ、せっかくアビドスまで足を運んでくれたんだし、話くらい聞いてみようよ。信じるかどうかはその後ってことで。」

 

「でも、ヨルハ。」

 

「ホシノちゃんの言いたいことも分かるよ。簡単には信じられないって…………でも私は、初めからだましてるって決めつけたくない。あの先生を先ずは信じてみたいんだ。」

 

「……………………」

 

ホシノちゃんは、口をつぐみ黙り込んでしまった。無理もないよね、今までそうやって騙されてきたんだもん。そのたんびにホシノちゃんとヒトミちゃんには迷惑をかけちゃったからなあ。

 

私がどうしようかと悩んでいると、横からヒトミちゃんが話しかけてきた。

 

「まあ、いいんじゃない。話を聞くくらい。」

 

「ヒトミ!?」

 

「ヒトミちゃん?」

 

私とホシノちゃんが驚いてヒトミちゃんの方を向くと、本人はいつも通りの深刻に考えていない様子で話続ける。

 

「見た感じいい人そうだったし、妬ましいけど、仮にもお姉ちゃんと一緒に働いてる人だもん。少なくとも今すぐどうこうしようとは思わないよ。」

 

ヒトミちゃんの言葉にホシノちゃんは、悩ましげに顔を歪める。

 

何となくだけど、ホシノちゃんだって本当は信じてみたいと思ってるんじゃないかな。ただ最高学年になって守るものが増えたから、そんな甘い考えが出来ないと思ってるんだ。

 

だったら、もう一押し…………………

 

「大丈夫だよホシノちゃん!もし何か起きても私が何とかして見せるし、ヒトミちゃんや頼れる後輩ちゃん達だっているんだから、何とかなるよ!」

 

「………………はぁ~、いつもながら頼りない発言ですが、どうせ何言っても聞かないんでしょうし、しょうがないですね。分かりましたあの大人の話聞くだけ聞いて見ましょう。」

 

「やったー!ありがとうホシノちゃん!!」

 

私は嬉しくなってホシノちゃんの両手を握りながら飛び跳ねてしまう。

 

そんな私にホシノちゃんは怒るでもなく、「はいはい。」と言いながらはしゃいでいる私を若干呆れながら見てくる。

 

「ヒトミちゃんもありがとう!」

 

「いいって、こういう時のヨルちゃんが譲らない事知ってたし、何より……これでお姉ちゃんと一緒に働くとかいうあの男をじっくりとおどs………見極められる。」

 

「そっちが本命だな。このシスコン。」

 

「えっと、ほどほどにね。」

 

一瞬脅すと聞こえた気がしたが、絶対に気のせいだよね。うん。

 

私は一瞬聞こえた幻聴を無視し、二人と一緒に改めてみんながいる部屋に戻っていった。

 

 

 

そんな私達の耳に突然銃声と大きな声が聞こえてきた。

 

 

 

ドガガガドガガガドガガガ

 

 

 

「オラオラ!アビドス高校の諸君!今日こそこの学校は私達カタカタヘルメット団が占拠させてもらうぜ!!」

 

どうやら、まだ一波乱ありそうだね………ふぇぇん。

 

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