私の名前は十六夜咲夜。ロンドンのとある孤児院に入っている。
名前からすると親は日本人のようだが、それ以上のことは知らない。
そして私は、他人には無い
それは時間の加減速、そして停止だ。
この能力は誰にも話したことは無い。
他に私が誇れる事といえば、ナイフ投げだ。
どうやら私の能力の応用、空間操作が関わっているようだ。
そして私はこのままずっとこの当たり障りのない人生を歩んでいくと思っていた。
・・・魔法使いを名乗る老人が来るまでは。
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思いがけない訪問者が来たとき、小学校の卒業日を終え、特に何をするわけでもなく窓
の外を眺めていた。
「咲夜、お客様だよ」
「どうぞ」
「こちらはダンブルドア先生、ホグワーツ魔術学校の校長先生です。」
「こんばんは、咲夜。」
魔術学校?
セシリア院長また詐欺に引っかかったの?
まあとりあえず返事しておきますか。
「こんばんは、ダンブルドア先生。」
「さて咲夜、おそらく君は魔術学校などと言われて混乱していることじゃろう。そしてセシリアがまた詐欺にでも引っかかったのではないかと疑っていることじゃろう。」
「・・・その通りです。魔法なんて今まで本の中でしか聞いたこと無いですし。
新手の宗教か何かですか?」
「まあそれが当然の反応じゃろう。
まあ見せた方が早かろう。」
セシリアが木の棒を取り出しクローゼットを叩くと次の瞬間、
クローゼットが中に浮いた。
「これが魔法・・・てことはセシリア魔法使いだったの?」
「その通りじゃ。昔は彼悪戯ばかりしておったのじゃぞ。」
「セシリアが悪戯?
いったいどんな?」
「具体的にはハナクソ味のビーンズを食堂にばらまいたり」
「ええ・・・ちょっと引きました・・・」
「あとは・・・」
「ちょっとダンブルドア先生もうそれは言わないでくださいって言ってるじゃないですか・・・」
「まあこれで我々が魔法使いというのも信じてもらえたじゃろう。」
納得はした。
しかし、私はまだ疑問がある。
「しかしなぜ校長先生自身が?もしかして全ての生徒のところに行っているわけではないですよね?」
「それは君が育った環境が特殊だからじゃ。君は自分の生まれについて知っているかね?」
まったく知らない。もしかして何か知っているの?
「いえ、まったく・・・
もし何か知っているなら教えてもらえませんか?」
「そうじゃな。具体的な名前を明かすことはできんが、
君はある純血の末裔じゃ。」
純血?魔法使いの一族ということだろうか・・・
いや、それよりも
「なぜ名前を明かせないのですか?」
ダンブルドア先生は少し考えた後、
「君の将来のためじゃ。」
と答えた。
この物語はへっくすん165e83さんが連載している『P.S.彼女の世界は硬く冷たいのか?』の影響を受けた三次創作作品です。へっくすん165e83さんより許可を頂いております。
2024/12/28に改