いやあ始まりましたストック切れ状態の投稿。ごめんなさいね。頑張って書くからさ。受験も終わってるし……文化祭も終わらせたよ!あと、内容薄め。後半半分原作まんまだよなぁこれ。はぁ。
体育祭早よ終わらせてェ〜…!
早よ次編行きてェ〜!
前書きに書く内容が大してねえ。
では本編どうぞ。
『四回戦!!騎馬戦一位グループメンバー!砦みてぇな堅さを見せつけた!ヒーロー科、五毛楽!!
「「ひどっ」」
彼ら二人は揃って声を上げた。尾白猿夫は自分自身の扱いに、五毛楽は対戦相手の説明のひどさに。別にプレゼント・マイクが尾白猿夫をあげつらっているわけではないのだが、そこはかとなく仄かな悪意が感じられる。彼は生徒からの人気とか、大丈夫なのであろうか。
『──START!』
「じゃあ、やろうか」
「うん、やろう」
二人は駆け寄ったりせず、ジリジリと爪と拳と平手を構えて近づきあう。互いにあと数寸届かないという位置で前進をやめ、相手の出方を伺うかの様に横歩きを始める。
別にこんな格闘戦を繰り広げなくても、超振動波という遠距離もこなす必殺技がある五毛楽は有利に戦いをすすめることができる。が、しかしここはあくまでアピールの場。
『両者慎重に歩みを進める!動きはないが、堅実な試合運びだ!!先にしかけるのはどっちだぁ!?』
ヒーロー活動をするにあたって、巨大化やビームなんかの必殺技を使えない場などごまんと存在する。彼の思惑としては、初戦において格闘戦が得意な尾白猿夫と対戦していることをしっかり活かすために危機に陥るまではそれらの使用を自ら封じているのだ。
「閉所でも活動できないことはない」と言外に観戦するヒーロー達に告げているのだ。尾白猿夫もまた了承済みである。手加減などではないのなら、と。
「──ふッ!」
「ッてぇや!!」
先に仕掛けたのは尾白猿夫。不意に姿勢を低く、バネの様に駆け出して鋭く長く拳を突き出す。対する五毛楽は不完全ながらもそれを弾き、逆の手の爪で相手を穿つ為にしならせた。がしかし、
バシッ!
そこには尾白猿夫の尻尾があり、爪のない平手をばしりと弾いて防御を成した。姿勢も崩れておらず、突き出されていたはずの拳は両方ともいつのまにか引き絞られていた。言うなれば次弾は装填されている。
ドゴス!!
『ついに始まった拳の応酬〜!!鋭い一撃を防ぎ防がれ、綺麗な一撃が五毛の腹に刺さったァァ!!』
「うっぐ……!良いのもらっちゃった」
「
やはり、格闘戦という超接近戦において、これまで武術という技巧を学んできた尾白猿夫と肉体任せの五毛楽を比べれば尾白猿夫に旗が上がる。が、五毛楽もまたそこに喰らいつける肉体というものを見せつける為に接近戦を仕掛けるのだ。
「──セイア!」
「ギッ!」
「──たあッ!」
「シィャッ!!」
腕を肘と膝で挟む。守る尻尾を蹴りで撃ち抜く。時に拳をかちあわせ、尻尾と尻尾がぶつかり合う。攻撃の回数としてはやや尾白猿夫が勝っているものの、五毛楽の攻撃の重さと耐久力のせいで体力をより消費しているのもまた尾白猿夫だ。
「っはぁ、っはぁ、はっ」
「だいぶ息が上がってきたね、尾白くん」
「んっとに君、攻撃、重いんだよ……!」
重い打撃を加えられれば手足は痺れる。それが重なれば動き自体も鈍るものだ、尾白猿夫の四肢はだんだんとその高度を下げつつあった。
「手足、下がってるよ」
「っ俺にはまだ、尻尾がある!」
「いいね。じゃあ俺も尻尾で応戦する」
五毛楽は腰をねじり、体ごと尻尾をぶん回す。尻尾単体でも動くことは動くものの、強い威力にはならない彼の尻尾。体全体で、まるで背面ジャイアントスイングのように振るうのだ。
互いに迫る尻尾と尻尾、バシィン!と重く強かな音を立ててぶつかるかと思われたがしかし、先ほどまでの攻防でぶつかり合いの不利を悟った尾白猿夫は、持ち前の技で受け流しにかかっていたのだ。
「ふッく!」
「尻尾の上を転がって……!?」
太い五毛楽の尻尾の上を、きりもみ回転しながらまるで回転鋸のように通り抜けた尾白猿夫。背面の隙を晒した五毛楽は焦り、慌てて肩から先を突き伸ばす。
「掴まれやしないぞ!」
「やっぱり──ぐっ!器用だね!」
尾白猿夫の尻尾が五毛楽の手を逃れるようにずれ、そのまま胸をしばく。肺から息が漏れるような一撃は確かに五毛楽にダメージを与えたものの、それで倒れるほど彼もやわではなかった。それに尾白猿夫は今──空にいる。
すぐさま地を蹴り、腕を構えて五毛楽は猛烈に走りだす。ハッとした空中の尾白猿夫は腕をクロスさせてなんとか防御の形を取ろうとしたが──スッ、と通り過ぎる。
「!?」
腕は見せかけの囮であった。驚愕の表情を浮かべ、すれ違った五毛楽を警戒するように顔を向けるも──防御は緩む。そして彼の本命は、走る威力を乗せた尻尾であったのだ。
「しまっ──ぅぐあ!!」
ズドス!!
まるで鎌を引いたかの様に綺麗に叩きつけらた尻尾はそのまま、まるで投石機やゴルフクラブのように尾白を打ち投げとばした。
「まだ──」
飛ばされた尾白猿夫。しかしその軌道は場外には至らないようで、さらに彼は自らに叩きつけられた尻尾を後からがっちりと掴んで見せたのだ。しかし……尻尾の持ち主はそこにいる。尻尾の近くには彼がいる。
「超 振 動 波!!」
「──うぉぁあぁあばッ!!」
額のツノから放たれた
「──尾白くん場外!五毛くん二回戦進出!!」
「……っし!」
「──くそっ」
尾白猿夫はよたりと起き上がり、ステージに戻って立った。悔しさを滲ませた笑みを浮かべ、握手を求める右手を差し出した。
対する五毛楽も歩み寄り、彼もまた右手を返す。彼らは互いに反対の感情を含ませた笑みを被り、健闘を讃えあうのだ。
「やっぱり、五毛は強いな」
「尾白くんも強かったよ。俺の尻尾の上を転がってきたのにはほんと驚かされた」
「──いや、俺じゃお前の本気はまだ引き出せない。俺相手に巨大化はしないだろう?」
「…………でもそれは──」
「いい。俺の言うことが正しかろうが間違ってようが、俺が五毛みたいに走るために鍛えるのには変わりないんだ」
「そっか。一緒に頑張ろう、尾白くん」
「ああ。今度、練習や訓練に付き合ってくれると嬉しい」
「もちろん」
「──っし……ちょっと控え室行ってくるね」
「ん?……ああ、頑張ってくれ麗日くん」
「お疲れ。ナイスファイト、ゴモラ」
「耳郎さん」
控え室の壁にもたれかかり、腕を抱えた耳郎響香は軽く微笑みながら歩きよる彼を迎え入れた。そして彼の座ろうとする椅子に近寄って、隣の椅子に腰掛けた。
「怪我、してない?痛いとことかあったら言いなよ」
先の試合にて、尾白猿夫とぶつかり合った彼。彼女は拳や尾白猿夫の攻撃を受け止めていた前腕をさらりと触れながら話した。
「大丈夫だよ。あ、軽い打ち身はあるけど……それくらい普通だし、すぐに治るからね」
「──ならいいケド。別に、ちょっと心配になっただけだから」
「はは、ありがとう。尾白くん強かったよ」
「うん、見てた。やっぱり格闘が上手だと見栄えいいね」
戦闘力としてわかりやすく、動きも激しいために見応えもある。特に彼は尻尾という特異な要素を持ち、通常よりも手札があるのだ。
「今のウチじゃ、もっと鍛えないと尾白は厳しいかも」
「うーん。プラグを防がれたら厳しい、かな……」
「だよね。ゴモラの攻撃も防いでたし」
「綺麗に受け流されたよ」
軽く笑いあって雑談は続く。内容がどうあれ、彼女と話すのは楽しい。だけれどもそろそろ観戦に戻ろうか、と二人は揃って立ち上がった。
「耳郎さんの試合は一回戦最後だよね。頑張って」
「ゴモラも、次の対戦相手って切島負かしたやつでしょ?油断しちゃだめだよ」
「なにをどうやったんだろ……ちょっと、怖いな」
「大丈夫、ゴモラはちゃんと強いよ。ウチが保証する」
「ふふっ、それはすごく嬉しいかも。うん、俺も耳郎さんが勝てる様に応援がんばるよ」
「……これでも緊張してるから、応戦は嬉しい。マジで頑張ってくる」
「うん。──頑張れ、耳郎さん」
「あ、おかえり五毛!熱かったぜ!お前の試合!」
「ありがとう!尾白くんは強かったよ」
「おー。俺ぁすぐに負けっちまったからな……ちっと情けねえぜ。心操のことは認めてるけどな!」
「あの催眠術みたいなのは……」
「んー、……俺からは言わねえことにする!フェアじゃねー気がするしな」
切島鋭児郎は彼の個性について、喋らないことを選択した。心操人使はヒーロー科ではなく、彼の個性もまた曝け出されたものではない。故にここでペラペラと喋るのは彼に対して不義であると断じたのだ。
「そっか。それで、次の試合は?確か青山くんと常闇くんだったような」
「ウチらが歩いてるうちに終わっちゃったんだってさ、ゴモラ」
「えっ、早くない?」
「ああ、速え。青山には不憫だけど瞬殺だったぜ」
「なんか焦ってるようにも見えるレベルだったよなー」
「常闇は一対一じゃ最強に近えかもな!」
彼らの戦闘はものの数秒もかからず終着していた。ネビルレーザーを撃とうと構えたその瞬間、素早くダークシャドウがノックアウト、昏倒させたらしい。
あまりの容赦のなさに、戦慄を覚えた者も多いとか。しかし、素早い鎮圧はヒーロー達にとっても高評価ではある。かなりの実力がないとできないことであるし、相手に何もさせないというのも難しいのだ。
「うーん、ウチも見たかったかも」
「俺も」
「っぱ強かったぜ常闇!」
「つーか……今から始まる試合さ」
「ある意味、最も不穏な組だな」
「ウチ、なんか見たくないなー」
耳郎響香は腕をさすって呻いている。片方の選手の凶暴さ・苛烈さは、クラスメイトみなに知れ渡るところであるのだ。
『中学からちょっとした有名人!!カタギの顔じゃねぇ──ヒーロー科、爆豪勝己!!
俺こっち応援したい!!ヒーロー科、麗日お茶子!』
「お前浮かす奴だな、丸顔。退くなら今退けよ──「痛ぇ」じゃすまねぇぞ」
「──っ!」
両者の間に漂う異様な雰囲気。それはひとえに爆豪勝己から発せられる圧であり、対面する麗日お茶子はそれに押され気味である。険しい顔には相応の迫力がのり、脅しにも似た空気を醸し出している。
『START!』
ダッ!!
「退くなんて選択肢、ないからっ!」
姿勢を低くし、前のめりになって走る──彼女に退き、倒れる意志などない。倒れるなら前に倒れるのみ。彼女の個性は、事故でもふれられたならば浮かべさせることができる。対する爆豪勝己は回避ではなく、
(最初は大抵右の大振り──ここを避けて──!)
BOOM!
迎撃を選択する。
「ぶわっ!!」
彼の性差を鑑みぬ情け容赦のない一撃に観客達は少し引き気味であった。爆発という残虐性のわかりやすい個性に加え、彼の態度・言動がそうさせてしまっていた。
(アカン……!わかってても反応出来へん!)
「じゃあ死ね」
巻き上がる煙幕。その視認性は一時的に著しく下がり、麗日お茶子の仕組んだ囮を、正しく囮たらしめた。
ブワッ──
爆豪勝己の足元の煙から、煙幕をかき分けて何ものかがまろびでる。ともすればそれは奇襲のように這い、爆豪勝己のもとへと忍び寄っていたのだ。
「ナメっ……」
バッ!
「!!」
彼は抑えるために右手で掴みにかかる。しかしそれは囮。ふわふわと浮遊する、上着という名のただの布切れ。上着を脱いだ麗日お茶子が爆豪勝己の背面へと煙幕の中から躍り出た。
『上着を浮かせて這わせたのかぁ!よー咄嗟に出来たな!』
(ここで浮かしちゃえば──!)
しかし既に彼の反応ははじまっている。
BOoOM!!
ガガガッ!!
地面に押さえつけた右手で地面を掻くように捻り、背後の麗日を爆撃したのだ。その反応速度はまさに彼女を寄せ付けず、触れさせることを許さない。
「ぃたっ」
彼は見てから動いて、迎撃をこなしている。その反応速度を持ってすれば彼自身の生み出す煙幕はもはや関係ないとまで言えるだろう。触れなければ発動できない麗日お茶子の個性は、彼の反射神経に対し残酷なまでに相性が悪いと言える。
『麗日間髪入れず再突進!!』
「おっせえ!」
依然低い姿勢を維持し、睨め付けながら駆け出すも──地面から掬い上げるように振るわれた腕から発せられる爆撃に──
BOOOM!!
しかし麗日お茶子は吶喊をやめない。ただ愚直に突撃を繰り返している。
「おらあああああ!!!」
BOOOM…
観客達は見るに耐えないといった様子だ。一般人など、血の気が引くのを感じていることだろう。耳郎響香など、手で顔を覆ってしまっている。
「まだまだぁ!!」
『休むことなく突撃を続けるが……これは…………』
────────────────
────────────
「……あの変わり身が通じなくてヤケ起こしてる」
「なァ、止めなくていいのか?大分クソだぞ……」
「──見てらんねぇ……!!
おい!!それでもヒーロー志望かよ!そんだけ実力差あるなら早く場外にでも放り出せよ!!──女の子いたぶって遊んでんじゃねーよ!!」
「そーだそーだ!」
Booo!Booo!
『一部から……ブーイングが!しかし正直俺もそう思』
ドゴス!
『わあ肘っ!何SOON…』
『今遊んでるっつったのプロか?何年目だ?』
「!」
『シラフで言ってんならもう見る意味ねぇから帰れ。帰って転職サイトでも見てろ』
「相澤先生……!?」
『ここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してんだろう。本気で勝とうとしてるからこそ、手加減も、油断も、出来ねえんだろうが』
────────────────
────────────
(まだだ……まだこいつ……死んでねえ)
「ハァ……ハァ……はぁ……ッ。
そろそろ……か…な……。
ありがとう爆豪くん……
油断してくれなくて」
ぴとり。
「あ……?」
爆豪の位置であるなら目の前の対戦相手に集中し、
麗日お茶子は開戦から常に低姿勢での突進を繰り返した。それにより下方向に集中した爆豪勝己の打点で──
「勝ぁァアァつ!!」
蓄えた武器とは──爆撃により削れたコンクリートの破片たち。宙に浮かせてその時を待っていたのだ。
彼女はその手を合わせ、
『流星群ー!!!』
『気付けよ』
あくまで捨て身の策であることは彼女自身もわかっている。しかし、ボロボロのステージから生まれた、相応の量の破片。彼女は迎撃にしろ回避にしろ彼に必ず隙ができると考えた。その瞬間に距離を詰め、触れる──
BOOON!!
「「「!!」」」
しかし彼はその全てを一撃で文字通り散らしてしまったのだ。左手からの爆撃一つ。そこには大した隙もなにもありはしなかった。
「デクのヤロウとつるんでっからなてめェ。何か企みあるとは思ってたが……」
「っ………………一撃て……」
『会心の爆撃!!麗日の秘策を堂々──正面突破!!』
「危ねぇな」
「ううっ……」
(私の今出来る最大限……!!全く通じへんかった!!!)
爆豪勝己は呼吸をついてズキンズキンと痛む手のひらに血が通う片手から意識を逸らし、ギン!と眼光を迸らせる。
「いいぜ、こっから本番だッ麗日ァ!」
(それでも!!!)
──カクッ。
しかし彼女は、地に臥してしまった。
「ハッ──
ハッ……
んのっ……体、言うこと……きかん」
なんのことはない。彼女はとっくのとうに個性の許容範囲を通り過ぎていたと言うだけの話なのだ。
「まだ……」
ズリ……。ズリ……。
「〜〜〜〜ッ……父ちゃん……!!」
「………………麗日さん……行動不能。二回戦進出、爆豪くん──!」
『ああ麗日……ウン。爆豪一回戦とっぱ』
『ちゃんとやれよやるなら……』
「彼女をリカバリーガールの元へ」
[ I know…]
『さァ気を取り直して!』
『私情すげぇな……』
『小休憩挟んだら早速 次行くぞー!』
「麗日……」
「爆豪も、随分容赦なかったけど……。でも麗日さん、すごい頑張ってた」
「……うん。やっぱ、麗日があれだけ粘ってたからこそ、爆豪も本気でぶつかったんだね」
「──……」
「ウチも、やってやるから」
疲れたぁ。マジで、何もする気が起きん。でも投稿は続けるよ!妄想を書き記したいよ!後書きやら前書きやらはもっと薄い方が皆さん好みなのかなーなんて。その場のノリと勢いで書いてるもんだから、さっき「あ、こんな内容書こっ!」みたいに考えたのにすーぐ脳から消えちゃう。もう徹夜明けの講義くらい頭入らん。筆者は頭悪めです(唐突)。
次回は我らの
では次回!
よろしければ評価・登録・感想など、ぜひぜひ私めに送りつけください!今現在私ちょいと執筆モチベーションが下がりつつあるので、起爆剤がほしいのれす。
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