決戦の日。
深夜十一時をまわったころ
オカルト研究部の部員は、旧校舎の部室に集まっていた。
イッセーサイド
辛かった・・・・・おそらく人生で一番つらかった!!
けど俺は強くなった!!
はっきり言って死にかけた!!冗談抜きで死ぬかと思った
倍化すれば俺も山一つ吹っ飛ばすことは出来たんだよ。
けどそんなの相手が待ってくれるはずがなかった(泣)少しでも気を抜いたり油断すると
トンファーの一撃が懐に叩き込まれる、油断しなくても叩きこまれる!!
だから俺は相手の攻撃を受け流す、いなす、かわす、反撃するなどで対処できるようになったし、倍化のコントロールが出来るようになったんだよ!
逆にいえば出来なかった場合、生き残れなかった冗談抜きで。
コンコン
俺が辛い回想に浸っているとドアがノックされた
「ん?どうぞ」
「失礼します」
そいって入ってきたのは前にイチカがプレゼントしたシスター服を着たアーシアだった。
「アーシア、その格好」
「部長さんが自分が一番いいと思う格好で来るようにとのことでしたので・・・・私は悪魔になっちゃいましたけど神への信仰を忘れたことはありません。それにこれは初めて友達にプレゼントされた物なのでこの服で行こうかと・・・・あの変ですか?」
「いいや、似合ってるよ。それが一番アーシアらしいと思う」
「はい!ありがとうございます」
「みんな集まったわね?・・・・あら?イチカは?」
「悪ィ、遅くなった」
「あら遅かったわね」
「少しばかり準備に手間取ってなァ・・・受け取れ」
イチカが何かの塊を部長と朱乃さんに渡した。何だあれ?
「お前らの修行中にお前たちが魔力を送っておくようにと渡された物があっただろう?」
ん?そういえば俺も何か(毎日魔力を送れ)とか言われて渡された物があったような?
「あれに溜まった魔力を凝縮して固めたものだ・・・魔力切れを起こした場合、それをかみ砕くことで魔力が補給できる。」
「それは、ありがたいわね」
「ほれ、イッセーお前も」
「サンキュー!」
「それとお前にはコイツも渡しておく」
そう言ってイチカが取り出したのは綺麗な装飾が施された腕輪だった
「これは?」
「そいつは、
「へー!!サンキュー!!・・・・・・ところでお前のその格好は私服か?」
「ああ、そうだが?」
イチカの今の恰好は白とグレーの縞柄の長袖Tシャツを着ている
「なんでその格好?」
「グレモリーが好きな格好で来いと言ったから」
その時、魔法陣が輝きその中からグレイフィアさんが現れた
「皆様、間もなくゲーム開始時刻です。準備はよろしいですか?」
「問題ないわ」
「開始時間になりましたら、魔法陣で使い捨ての空間に転移されます。」
「今回のレーティングゲームでは魔王ルシファー様もご覧になられますのでお忘れなきように」
「お兄さまが!?そう・・・わかったわ」
「ぶ、部長?今、魔王さまのことをお兄さまって」
木場がさも当然のようにさらりと答える
「部長のお兄さまは魔王さまだよ」
「部長のお兄さまって魔王さまなんですかぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ええそうよ」
「プライベートが軽すぎる魔王さまだァ」
イチカがそう言うと
「ええ・・・・そうよ」
部長が頭痛をおこしたように頭を抱えた
「皆様、そろそろお時間でございます。それとイチカ様」
「なんだ?」
「イチカ様の使い魔は、強力すぎるのでレーティングゲームでの召喚はご遠慮ください」
「安心しろ。あいつらを呼ぶまでもない」
「一度フィールドに転移しましたらゲーム終了まで魔法陣による転移は出来ませんのでご注意ください。・・・・・それでは皆様、ご武運を」
その言葉を最後に俺たちは光に包まれた
イッセーサイドアウト
次回はレーティングゲーム開始!!