過労死寸前の暗殺者はキヴォトスで療養と戦闘をするつもり   作:ねつす

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シ協会の人突っ込みたかったんだ


瀕死の暗殺者

「大丈夫か?」

 

ベッドのそばからそんな声が聞こえた

「この怪我がそんなように見えるか?ヴァレンティン。」

 

声の主は同期のヴァレンティン、先日の都市悪夢討伐の際に大怪我をした俺の見舞いにほぼ毎日来る奴だ

「だろうな……その脚と腕、流石に動けないか。」

 

「腕だけだったらなんとかなったんだけどな。」

 

「いやいや……ケリーは2刀あってこそだ。素早く2刀の斬撃で切り刻む……お前の腕と脚が治ったらまた見てぇよ。」

そう、俺ことケリーは現在左腕の粉砕骨折、右足の骨折、そして右脇腹には縫われた後と頭部は右耳がちぎれ右目が潰れている。つまるところ……満身創痍だ。

 

「んで?今日はなんでここに?」

 

「ああ……部長がまた支部長からの命令に従い今度は図書館に行く予定だそうだ。」

 

「ふーん」

図書館……それはここ短時間で都市伝説から都市悪夢にまで成り上がった場所

「でも行く為には招待状が必要なんじゃ?」

 

「招待状は現在部長が持っている。そして俺とテンマは現状動ける者に声をかけているんだ。」

 

「つまり……俺は動けそうと?」

 

「そんなわけがないだろう?部長達もお前の怪我の具合は知ってる、行ったとて許可は降りないだろうし。」

 

「はぁ……上ももう少し待てばいいものを……」

上、南部支部長のセルマ……俺は彼に剣術を教えられた身だ、悪いことは言いたくないが……

「もう……腐ってしまったか。」

 

 

「さて、俺はもう行こう。終わったら全員でここに来てやるよ。」

 

「おう、待ってるぞ。部長にも伝えといてくれ、図書館で死んだら例え部長でも許しませんよ?ってさ。」

 

「わかった、伝えておく。」

その後、ヴァレンティン達は図書館へ出発したようだ

 

「……情けねぇなぁ…」

俺の細身の刀と太刀の二刀流式剣術……支部長セルマが腐る前に教えてくれた物の派生だ

……怪我してまで迷惑かけるならいっそ……いやダメだ、ヴァレンティン達が許すわけがない

 

「はぁ……」

ケリーは自分の不甲斐なさにため息が出てしまった

 

そこから数刻が経過したころ

「……未だ戻ってこず……か。」

全滅……そんな言葉が頭によぎったがヴァレンティンやテンマ、ユジン部長は実力者だ。

疲労があろうとも勝てる……そう思い寝ることにした。

「きっと目覚めた時には皆がいるだろう……」

そう信じて

 

 


 

 

ケリーが目覚めた時……視界は見たことのない物だった

「……な、なんだここ……病室じゃない……都市にしては明るすぎる……街?」

周りを見渡すと少し先に二振りの自分の刀と制服を見つけ何故ここに…そう思ったが現状が現状の為気にしないことにし、這いずって入手した

 

「いっってぇ……」

周りには人らしき者はおらず安静に出来る状態ではない為

「はぁ………ぐっ…」

太刀を杖のように使い移動することにした

 

 

「ぐぅ……!」

ケリーの脇腹の傷が開き出血……その時

 

(バコーーン!!)と壁が壊れ

「救護ー!!」と大声を出す羽の生えた女の子に遭遇した

その衝撃で完全に力が抜けケリーの意識は消えていった

 

 

 

「んぁ……ここは……?」

ケリーが起きると病室のような場所に横たわっていた

「剣は……あるな。」

ベッドの横に置いてある椅子には制服と二振りの刀が乗っていた

 

ケリーが病室をキョロキョロと見ていたとき、誰かが病室に入ってきた

 

「あっ!!起きたんですね!」

そういい入って来た頭に輪のついたピンク髪の女の子

「困惑してますよね……私はトリニティ総合学園2年の救護騎士団所属の鷲見セリナといいます。」

 

「自己紹介ありがとう。俺はケリー、シ協会南部2課の3級フィクサーだ。」

そう自己紹介するとセリナは頭にハテナを浮かべている様子……そしてケリーは先程の自己紹介を思い出し、考えた

 

……ん?トリニティ総合学園……そんなところ都市にあったか?

 

その時相手、セリナが口を開いた

「えっと……シ協会って言うのはわかりませんが……とにかく貴方は安静にしておいてくださいね?

手足の骨折に脇腹からは出血……右耳はちぎれたような痕に右目は潰れて……どんな生活をしたらそんな怪我を……」

 

セリナのそんな言葉は考え事をしていたケリーには届かず……ケリーは一つの可能性を考え付き、セリナへ質問してみた

「すまない……情報を整理するために質問をしていいか?」

 

「?ええ、構いませんが。」

 

「ここは都市か?」

 

「ここは学園都市キヴォトスのトリニティ総合学園救護騎士団室ですが……」

 

「……フィクサーはわかるか?」

 

「?」

 

「わからなそうだな……12協会……も同じか……はぁ…」

 

「どうしたんですか?」

ケリーは2つの質問である事が起きているとわかった

 

……幻覚や幻聴…夢……こちらの方が現実的………だがこれは…紫の涙のように別世界へ来たのか……?

 

「そんなに考え込んで……どうしたんですかー?」

セリナはケリーの顔を覗き込んでくる

「いや、私が別の場所から飛ばされてきた。そう結論つけただけだ……」

 

「別の場所……ってそうでした!すみませんケリーさん!団長を紹介するのを忘れていました!今すぐに連れてきますね!」

そう言い残しセリナは消えた、いや文字通り

 

「はぁ……これから先…どうなることやら。」




評価貰えたら続く

アンケート…オカマがいるのは男は度胸 女は愛嬌 オカマは最強って言葉があるから(つまり入れたかっただけ)

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