コードギアス反逆のルルーシュ ロストカラーズ 補完編 作:アシッドレイン
カップリング ミレイ→ライ×ニーナ
注意点
寝取られ要素あり。
ドロドロし始めますのでご注意を…。
ミレイさん、壊れてます。
なお、4話~6話は、データ破損及び損失の為、現状はありません。
もし当時のssスレッドのデータをお持ちの方おられましたら、連絡お願いいたします。
出される料理は、とても贅沢でおいしかったのだが僕は落ち着かなかった。
身体がとても熱い。
いや…どちらかというと火照っているという感じだ。
もちろんそれだけが原因ではない。
目の前には、普段では見れない着飾ったミレイさんの綺麗な姿。
そのドレス姿とその妖しいまでの色っぽさと仕草に僕の目は釘付けだった。
くらくらしてしまいそうだ。
だけど…目が離せない…。
そう……ニーナの事を忘れそうになってしまいそうなくらいに…。
今……誘われたら……僕は……。
ふとそんな事が頭に浮かぶ。
裸で僕に迫るミレイさん。
豊満な乳房が僕にこすり付けられる。
そして…妖しい動きをする舌が唇を舐め上げる。
卑猥なまでに欲情したミレイさんの表情が、僕を焦がしつくすほどの欲望を煽り立てようとしている…。
い、いやっ…違うっ。
違うんだっ。
くっ…何を考えてるんだっ…。
なんで……こんな事を考えるんだっ、僕は…。
彼女と僕は、恋人同士じゃない。
あくまでも振りだけだ。
しっかりしろ…。
自分自身に言い聞かせる。
僕が好きなのは…ニーナなんだ。
そう何度も何度も繰り返す。
だが、一度火のついた欲望は完全に消し去ることは出来ず、その度に僕の理性は蕩けそうになって悲鳴を上げ続けた。
それは、ある意味、下手な拷問よりきついものだった。
完全に堕ちかけてるわね。
食事も半ばを過ぎたころからライの様子に変化が見られるようになった。
そわそわしていて落ち着きがなく、心ここにあらずといった感じだ。
それでいて、私の胸や腰や唇に熱い視線を送っている。
ふふっ。あれで誤魔化しているつもりなのかしら…。
本当に…可愛いんだから…。
しかし、思った以上に効くわね、この薬は…。
ミレイは、そっとハンドバックに隠し持った空の小瓶を見つからないように指でなぞった。
それは彼女が手を回して手に入れたものだった。
元々は貴族のボンボン達が女遊びをする為に作らせたという薬で、どんなお堅い処女でもこれを流し込まれた飲み物を飲ませられてしまったら、簡単に堕ちてしまうらしい。
もっとも、今持っているのはその薬の男性版らしく、試しに自分で舐めてみたが変化はまったくといっていいほど何もなかった。
だから心配したのだが、今のライを見ている限り問題なさそうだった。
ふふっ…。
ミレイは楽しかった。
好意を寄せる相手が、自分の姿に欲情する様に。
そして、熱い視線を捧げる事に…。
くすっ…。
自然と笑みが漏れた。
そう、普段のさわやかな笑みとは正反対の微笑が…。
そして、食事が終わると食後の飲み物が出た時に用意していたものをバッグから取り出した。
どうしたんだろう…。
火照る身体をなんとか抑えるので精一杯だった。
思考がピンク色に染まったかのような感じがする。
頭の中を卑猥な妄想が湧き上がっては僕を誘っている。
だ、駄目だっ…。
何度も何度も自分自身に言い聞かせる。
しかし、もう理性という堤防は、欲望という名の大洪水を押さえ切れそうにない。
そう…なにか些細な事でも決壊しそうなほど危うかった。
ミレイさんとの会話も少なくなってしまったのは仕方ない事だろう。
もし、気を許したら、ミレイさんを押し倒したい衝動に駆られていただろうから…。
だから、なんとか踏みとどまろうとしていた。
大好きなニーナの為に…。
そして、彼女に僕の思いを伝える為に…。
「大丈夫?ライ…」
僕の様子が変だと思ったのだろう。
ミレイさんが優しくいたわる様に声をかけてくる。
普段ならありがたいのだが、今の状態では、かえって状況を悪化させているだけにしか過ぎない。
「だ、大丈夫ですよ。……そ、そろそろ帰りましょうか…」
このままだと駄目だ。
無意識のうちにそう答えていた。
変な事をしてミレイさんを傷つけたくないという思いもあったのだろう。
だが、彼女の反応は違っていた…。
「うふっ…。辛そうね…ライ」
ミレイさんは、普段見せた事のない妖艶な笑みを浮かべるとバッグの中からあるものを取り出した。
それは、クリスタルブロックの付いた鍵だった。
ブロックには606という数字が彫られている。
「このまま帰るなんて……もったいないわ。折角、部屋も用意したのに…」
そう言うと見せつけるかのように鍵を指で弄ぶ。
「ライ…、貴方さえ良ければ……」
椅子から立ち上がると僕のほうに顔を寄せて囁いた。
「私の身体、貴方のものにして…」
ごくりと唾を飲み込む。
ぼんやりとした思考の中で「貴方のものにして…」という言葉が繰り返される。
それは僕の心を痺れさせ、理性を蕩けさせるのに十分なほど強烈な一言だった。
だか……だ、駄目だっ…。
霧がかかってぼんやりとした頭の中に微かな悲しそうなニーナの顔が浮かぶ。
そうだ……ニ-ナが……ま、待っている……んだっ…。
なんとか……、なんとか残った理性を奮い立たせて……。
そう思った瞬間、ミレイさんが僕の頬にキスをした。
「うふっ…。私、ライが……欲しいの。それに、貴方もきっと満足できるはずよぉ……」
甘ったるい言葉が再度囁かれ、潤んだ瞳で見つめられていた。
そして……自然と彼女の唇が……僕の唇へと近づいてくる。
ああ……なんで…なんで…。
ニ、ニーナ……。
ぼ、僕……は………ニーナが……す…き……なん……。
だがそんな思いは、唇と唇が重なった瞬間、あっという間に消え去っていた。
ただ、唇から伝わる感触と温かさだけがすべて…。
ミレイさんの誘惑に…僕は…………負けた。
「くっ…」
窓から刺す光で目が覚めた。
身体が鉛のように重い。
「うううっ…」
ゆっくりと身体を動かす。
異常はない。
ただ、疲労しきっているだけだ。
ゆっくりとぼさぼさの髪をかき上げて上半身を起こす。
その時だった。
「んーーっ…」
僕の隣で甘えたような声が漏れた。
えっ…?!
ゆっくりと横を見る。
そこには満足そうなミレイさんの寝顔があった。
状況が把握できず、僕は思わずベッドから落ちそうになる。
そして、そこで初めて自分が全裸である事に気が付く。
その動きのせいだろうか。
眠っていたミレイさんが、ゆっくりと起き出す。
シーツがめくれ、豊満な乳房がさらけ出される。
そして、それを目をそらすことが出来ずに見てしまっている自分がいた。
そんな中、ミレイさんはゆっくりと瞼を開けると微笑んだ。
「おはよう、ライ」
そう声を掛けられて、慌てて目をそらす。
そんな僕の反応が面白かったのだろう。
くすくすと笑い声が漏れる。
「昨日、散々楽しんだでしょ。それに、ライにならいつ見られてもいいわ」
甘い言葉と共に甘い吐息が漏れる。
「え、えっと……、き、昨日は………」
言葉にならず、思考が空回りを続ける。
ぼんやりとした頭が活性していく。
そして、昨夜の事を僕は………思い出した。
欲望に流され、誘われるままミレイさんを何度も何度も抱いた事を…。
そして、ニーナを裏切った事を…。
ぼ、僕は……。
どう…すれば……いいんだ。
今、自分自身の犯した過ちにどうすべきか何も思いつかなかった。