コードギアス反逆のルルーシュ ロストカラーズ 補完編   作:アシッドレイン

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カップリング ライ×アーニャの予定
ジャンル  未定

注意点
パラレルワールドですので、キャラの性格変わってます。
なお、このSSでのアーニャは、今まで普通の女の子として生活してきて、最近になってマリアンヌに寄生されちゃったって感じでしょうか…。
その為、本編のような性格にはなっていません。
もちろん、他のキャラもそういう感じで変わってしまっています。
ご注意ください。


「閃光の魔法少女マリアンヌ」 第2話 これが絆の強さですぅ 

「あのね…ライさん……」

「わかってるよ、アーニャ」

ライさんは、そう言って片目をつぶってウィンクしてくれた。

「あの事は、二人だけの秘密だね」

「うんっ」

思わず、笑顔で答えてしまう私。

ドキドキしてる胸の鼓動。

なんでだろ……。

疑問が湧いたが、今は理解してくれる人が傍にいる。

それだけで私は幸せだと思っていた。

そして、そんなアーニャを頭の中でマリアンヌは面白そうに見ていた。

「若いねえ…」と思いながら……。

 

 

だが、そんなほのぼののひと時もすぐに終ってしまった。

異形のものが現れたのだ。

「なんで…こんなところに……」

マリアンヌの思考が叫ぶ。

「アーニャ…変わるわよ」

「うんっ、わかった」

そう頭の中のマリアンヌに返事をすると呪文を唱えるアーニャ。

「星よ、月よ、火よ、太陽よ、あらゆる光の源よ。

私、アーニャ・アールストレイムが願います。ここにマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの帰還を……。ルルーディ・ル・フェンドゥ」

そして、その呪文にあわせてアーニャの身体が光に包まれてた。

まだ幼かった少女の身体が、光の中で女の身体へと変化していく。

それにあわせて、服装もこの前着ていた魔法少女のユニフォームに変わっていった。

そして、光が一気に強くなった瞬間に掻き消され、そこには一人の女性の姿があった。

「マリアンヌさんっ……」

ライは思わず声をかけてしまっていた。

ちらりと僕を見たマリアンヌさんは、相変わらず綺麗だった。

 

 

「は~い、ライくんだったわよね。危ないから下がっててね」

そのマリアンヌの言葉に、ライはすぐに返事をすると後ろに下がった。

うふっ……。

素直ないい子じゃないのっ。

思わず微笑が漏れる。

でも……今は、こっちの方が重要ね。

魔法のロッドを握りなおし、目の前の相手を睨みつける。

この前封印したのとは比べ物にならないほどの妖気だ。

その妖気だけでじりじりと肌が焼かれるような錯覚さえ覚えてしまう。

ランクB、いえ違うわね。

ランクAってところか……。

冷たい汗が流れる。

契約したばかりの私にとって、あまりにも強すぎる相手だ。

確かに勝てない相手ではない。

でも、回復者がいない現状では、消耗の激しい呪文も術式も使えない。

くっ…どうしょう。

一瞬、逃げるかという選択肢が頭に浮かぶ。

だが、私が逃げれば、逃げ遅れるライくんは間違いなくやつに殺されるだろう。

それは出来ない。

いくら知り合ったばかりの相手とはいえ、私だってあの子に情が少しは移っている。

それになによりアーニャを悲しませたくなかった。

ええいっ……。

なんとかなるさっ。

私は、そう決心すると異形のものに突っ込んでいった。

 

 

はぁ……はぁ……はぁ……。

荒い息がマリアンヌさんの口から漏れる。

さっきからマリアンヌさんはすごく辛そうだった。

戦いは、確かにマリアンヌさんが押しているようにも見える。

だが、まだ相手は余裕があるように僕には感じられた。

なんか……拙い気がする。

僕の本能がそう警告する。

だが、どうすればいい。

今の僕に出来ることなんてあるのか……。

ちくしょう。

僕に力があれば……。

そうすれば彼女を助けて上げられるのに……。

そして、非力な自分に憤慨しながらも、僕は力を願った。

彼女を助ける事が出来る力を……。

 

 

さすがランクAね。

この程度の呪文や術式だほとんどダメージ通らないかっ。

予想以上の相手に、私は焦っていた。

だが、現状で出来ることは大抵やりつくした。

やっぱり、リミッター外さないと駄目か。

彼女は決心した。

いくらセーブしても、ここで負けたら意味がない。

「アーニャ、ごめん……。力を貸して欲しいの」

頭の中のアーニャのに声をかける。

「うんっ。……だ、大丈夫だよ」

少し頼りない返事が返ってくる。

だが、迷っている暇はない。

魔法のロッドを構えると私は詠唱をスタートさせた。

 

 

「我、マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアが命ずる。我の心と共に歩むものの力を我が……」

だが、そこまで詠唱した時だった。

異形のものが一瞬無防備になったマリアンヌに攻撃を仕掛ける。

今の彼女では、その攻撃は回避できない。

駄目だっ…。

その思いが膨らむ。

そして、僕は無意識に叫んでいた。

「やめろぉぉぉぉぉぉぉーーーーっ!!」

するとどうしたのだろう。

びくりと僕の言葉に反応し、異形のものの動きが止まる。

なに?

何が起こった?

それは多分、異形のものも同じなんだろう。

僕には混乱しているように見える。

そして、その間に詠唱は完成した。。

「剣に宿らせ、光の輪廻へと切り捨てよ。ファン・ルーファー・イズシス」

ロッドが光の剣と化していく。

そして、「斬!!」と言う言葉と同時に異形のものが光の剣に切り捨てられた。

光の粒子となって消えていく異形のもの。

そして、その光の剣の中にはぼんやりとアーニャの姿が見える。

「えっ?!アーニャ……なの?」

思わず、光の剣に話しかけていた。

「うんっ、私っ……」

光の剣の中にあるアーニャが僕に向かって微笑む。

驚いている僕にマリアンヌさんが苦笑して説明してくれた。

「リミッターを外す事で、アーニャの力をロッドに宿す事が出来るのよ」

「うんっ、これが絆の強さですぅ~♪」

少しふざけたような言い回しに、僕は吹き出した。

そして、それに釣られみんなも笑い出していた。

「そろそろ戻すよ、アーニャ」

笑いが収まるとそう言って変身を解くマリアンヌ。

変身の時のように光が彼女を包み込み、だんだんと小さくなっていく。

そして、完全に光が消えるとそこにはアーニャの姿があった。

「ごくろうさん…。大丈夫か?」

「うん……大丈夫……」

アーニャはそう言いかけたが、足が思うように動かないのか倒れそうになる。

「おっと……。無理しちゃ駄目だよ」

それを支えると僕は優しく彼女を抱き上げた。

「え、え、ええーーーっ……」

アーニャが真っ赤になってじたばたと暴れ始める。

まぁ、いきなりお姫様だっこなんてされたら驚くか……。

だけど、僕はそんなアーニャに微笑んだ。。

「何も出来なかったから、せめてこれぐらいはさせてくれよ、アーニャ」

その言葉に真っ赤になったまま大人しく頷く。

実際、かなりしんどいのだろう。

笑顔を見せようとしているが、汗が止まらないように流れている。

そんな彼女を見ながら僕は心の底から思った。

僕にたいした事は出来ないかもしれない。

でも、少しでも彼女らの力になりたい、と……。

 

 

 

そして、戦いの一部始終を学園の屋上から見ているものがいた。

黒尽くめのマントに黒の仮面をかぶったその姿。

そいつは、その場を離れる二人を見送りながら呟いた。

「こんなところにギアス能力者がいるとはな……」

 

 

第二話 終了

 

 

 

 

次回予告

私たちの前に現れた黒マントに黒マスクの男。

彼はゼロと名乗った。

彼は、敵なの?味方なの?

そして再び襲い掛かってくる異形のもの。

えーいっ、考えるのめんどーね。

次回 「閃光の魔法少女マリアンヌ」 第3話 我名はゼロ にご期待ください

 

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