ある日、両津が超神田寿司に行くと時行がスマホで何か見ていた。両津が後ろから覗くとYouTubeチャンネルの動画だった。
「時行、YouTubeに興味あるのか?」
「え、ええ。こうやって遠くの人に自分を伝える方法があるのが凄いと思いまして。」
「もちろん、お前のいた時代じゃあYouTubeなんてないしな。」
両津がYouTubeを見ている時行を見る。見た目は凄い美少年。しかも、運動神経もいい。YouTube映えは間違いない。両津はそう考えると時行に提案した。
「時行、YouTuberになってみないか?」
「なれるのですか!?」
「YouTuberは誰でもなれるぞ。」
時行はやってみたいと両津の提案に乗る。早速、両津がYouTubeチャンネルの作り方や動画の投稿の仕方を教える。すると、時行が動画投稿を明日にしてほしいと言う。両津が分かったと頷く。
翌日、時行は渚を連れて来た。渚は何が始まるのか聞かされてないのか?を浮かべている。両津が渚にYouTuberにならないか聞く。
「お、面白そうですね。それに、時行と一緒なら…」
「よし。細かいところはわしがやるから好きにやってみろ。」
両津が中川から借りたスタジオで撮影を始める。時行と渚は両津が考えたカンペを読む。
「と、時行です!」
「渚です!」
「「トキナギチャンネルへようこそ!」」
両津がOKと親指を立てる。両津がメントスと2リットルコーラを渡す。目の前のテーブルにはコルクと風船がある。2人が両津のカンペ通りに動く。
「え、え〜と…トキナギチャンネル最初のチャレンジはメントスをコーラに入れてコルクを発射させます。」
「それを風船に当ててみせます!」
時行が風船を持つ。渚がコーラにメントスを入れる。すぐに蓋代わりのコルクを嵌める。すると、ペットボトルが膨らみコルクが発射された。驚く渚と時行。コルクは風船に命中し割る。コルクが壁に跳ね返り時行に飛ぶ。それを時行が避けた。
「「うわぁ!」」
(よし!思った通りだ!)
両津はパソコンを見てニヤニヤしている。実はリアルタイムで投稿していたのだ。コメント欄には既に多くのコメントが寄せられている。投稿が終わると両津は2人に親指を立てた。
「良かったぞ!」
「本当に良かったのでしょうか?」
「なんか全然上手くいっていない気が…」
「そんなことないぞ。わしがプロデュースすれば人気YouTuber間違いなしだ。」
翌日、2人の動画は1日で10万再生されていた。2人はびっくりして見ている。コメントも『可愛い』が凄く多かった。
「あのような無様な姿でいいのですか?」
「視聴者は上手く出来る人間を見たいわけではない。楽しくやっている人を見たいんだ。」
両津が見せた動画は時行と渚が楽しく遊んでいた。それを見て2人は恥ずかしそうに頬を掻く。少し自信が着いた。またYouTubeやってみようかなと思っている。
「安心しろ。企画はわしがやる。お前達は楽しくやるだけでOKだ。」
2人は両津の言う通りにやっていく。『辛い物を食べてみた』、『料理してみた』、『買ったカードを開けてみた』、『いろんなゲームをやってみた』、両津の企画を次々とこなしていく2人。視聴数もどんどん増えていく。
「いいぞ!」
両津が笑う。広告を入れて収入もちゃっかりいただく。両津は内心ウハウハだった。そして、悪巧みも考え始めた。今までのYouTuberと同じやり方では増えない。この2人にしか出来ないことかつ視聴数を稼ぐ方法を模索する。
後日、時行と渚はアイドルの衣装を着ていた。2人ともフリフリのスカートを抑え顔を赤らめている。
「あ、あの…両さん。」
「なんですかこれ?」
「今流行になっているアイドルの衣装だ。いわゆるコスプレというやつだ。」
慣れない服にモジモジする2人。
「今の時代男が女性のコスプレをするなんて当たり前の時代だ。わしもこういうコスプレを何度もしてきた。お前達なら絶対売れる!自信を持て!」
「「は、はい。」」
「よし!じゃあ、2人でダンスしてみたをやるぞ。」
両津がダンス映像を2人に見せる。2人は四苦八苦しながらもダンスを熟していく。そして、ダンス動画をあげると瞬く間に人気急上昇した。2人は驚く。両津はニヤリと笑う。
(このまま2人で荒稼ぎだ。)
そこからの両津の企画がだんだん過激になっていく。『水着でケーキ作り』、『メイド服でダンス』、『巫女服で水遊び』、『バニースーツでバランスボール』など企画がいかがわしくなっていく。
『両さん。なんかだんだんおかしな方向にいっている気が…」
「何言ってる時行。今の時代はこれが主流だ。」
「そうなんですね。」
「時行君、これは疑ってもいいと思う。」
両津が時行を言いくるめる。それからも過激な企画は続いていく。広告による収入も増えていく。両津がウハウハになっていく。そんなある日、いつものように時行が友達と遊んでいた。
「そういえば時行、渚、お前らYouTubeやってるんっすね。」
「え…知ってたの?」
「最近有名になっている可愛い系ショタYouTuberですよ。」
雪長がYouTubeを見せる。よく出来てあるが企画が過激になっていった頃から卑猥に見えてくる。時行と渚が顔を赤くさせている。そこに静がブロマイドを見せる。2人のコスプレ姿だ。
「え…何これ?」
「売られてた。凄い人気。私も買った。」
「2人ってこんな趣味あったんだね。」
「「…」」
2人が知らないうちに両津が2人のコスプレ姿をブロマイドとして売っていた。それを知った2人は顔を真っ赤にさせた。
その後
「両さ〜ん!どこですかー!」
「両さん!出て来てください!」
「先輩なら有名YouTuberとコラボすると言って岡崎市に行きましたよ。」
竹刀やモデルガンで武装した時行と渚が派出所に突撃して来た。そんな2人に中川が教えるのであった。
逃げ上手の転生記 〜亀有の破天荒警官と〜が50回を突入した記念としてアンケートしたいと思います。皆さんはどんな時行君が見たいですか?
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