ど~してぇ↑~ぇ↓~ぇ↑~

1 / 1
第1話

「おおおおおい! これで! ええんか! 19年ぶっ飛ばして読者はええんか!」

 

 わだつみ(私)は☆ゲッダン☆を始めた。

 おぉ、揺れる、廻る、振れる、せつない気持ち。

 

 そう、何を隠そうこの私、本日初めてハーメルンに参入したぺーぺーである。

 

 公募に落ち、なろうでポイントの振るわない私を見かねた友人に誘われこのサイトをぽちり。

 

 とりあえずどんなものか様子を見ようと公募落ちのSFモノを投稿したのが本日の昼下がりだ。

 

 

 案外読まれる。うれしい。

 だが次の話が読まれない。ブクマ(お気に入り?)も増えない。

 

 当然よ。処女作だもん。簡単につくとか期待する方がおかしい。

 とりあえず自分の中にあるお話を文章という形に落とし込んだだけのものである。見てくれも悪い、文章もくどい。

 

 ユーモア? 知らん。犬に食わせた。いや、犬も食ってくれなかったかもしれない。悲しい。誰か恵んでくれ。尾田栄一郎大先生がゲラゲラの実を実装してくれたら俺が食べる。うるせえ、俺が最初に予約したんだ。

 

 友人曰く、実はどこかのランキングにも乗ったらしい。うれしい。見てもらえるのは幸せだ。

 

 ああ、ハーメルンはいいサイト。カスでも機会が与えられることのなんと素晴らしいことか。

 

 とはいえ人間は欲張りなもの。「次は日間総合目指そうかな……」なんて調子こいてしまうのだ。

 

 そうと決まればやるべきことは一つ。売れ筋の分析である。

 

 

 しました。

 

 結論。わからん。なにを変えればいいんや。

 

 まず最初に断っておくが諸先輩方の作品はもれなく面白い。私のごとき塵芥に批評などという烏滸がましい真似はできない。

 

 それはそれとして。どう活かせばいいのかがわからぬ。本当にわからぬ。

 

 とりあえず冒頭一文目で勝てっこないのは分かる。最初の「トホホ」が「カロロロ」になっている作品にどう勝てと言うのか。不可能だ。俺の作品は最初にヒロインが死ぬぞ。テンションの差よ。液体窒素とマグマくらい差あるやん。死ぬわ。

 

 おまけに最後は19年すっ飛ばしている。テンポとはこういうことか。うむ、深い。きっとこれくらい思い切った方がいいのだ。私のようにチマチマこねくり回しているようではだめなのである。数字が証明している。

 

 次はもっと、軽やかで面白い作品を書かねばなるまい。マリネは覚悟した。必ずやかの紆余曲折を除かねばならぬと決意した。マリネには流行がわからぬ。マリネは村の引きこもりである。

 

 私は日々学ばねばならぬ。きっといつか日間一位に躍り出て、公募で受賞し、書籍化したいのだ。印税生活を夢見たっていいではないか。

 

 少年よ大志を抱け。まずは毎日3000字書くことから始めよ。

 

 


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。