真実に私情は要らない...よね?   作:しゃるにぃ。

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シャルロット推しです。
のんびり更新していきます。誤字脱字や変な文章などあるかもしれませんが許してください。
改善案や感想など待ってますのでよろしくお願いします!


プロローグ 記者と特巡隊

「あんたが、この一連の連続殺人事件の犯人、だろ?」

 

「だったらどうしたって言うんだ?。今ここであんたを殺せば関係ねぇよなぁ!」

 

連続誘拐事件、最近のスチームバード新聞もこの話題ばかりだ。しばらく前に尻尾を掴んで、今日ようやく追い詰めることができた。

 

相手は大振りの剣を取り出し、こちらに向かってくる。

 

「君たちは下がって、確保の準備を。俺は奴を落ち着かせる」

「「はっ!」」

 

特巡隊の皆には下がってもらった。久しぶりに、いい運動ができそうだ。

1本の槍を取り出し、構えて様子を見る。

 

「そんなちっぽけな槍がどうした!」

 

大剣を振りかざしてくる。初心者にありがちな、単調な動きだ。ガラ空きになった左脇に飛び込み、そのまま後ろに回り込んで柄で背中を一発。

振り返られたところに槍を突きつける。

 

「どうした、まだやるか?」

 

「う、うぁぁぁぁぁ!!」

 

そのまま武器を捨てて反対側へ逃げ出していった。丸腰なら、特巡隊に任せても問題ないだろう。そのまま確保された犯人は、後日しっかりとヌヴィレット様の審判を受けることになるだろう。

 

 

ーーーーー

 

 

「ふむふむ、その後はどうなったのかしら?」

 

「あとは先輩に引き継いだから、そっちに聞いもらったほうがいいかも。こっちで手配しておくよ」

 

「わかったわ!いつも取材の協力ありがとう、シルファ君!」

 

スチームバード新聞社の名物記者、シャルロット。最近知り合った彼女からは、仕事の関係でこのような取材を受けることが多い。

 

「それにしても、最近は物騒な事件が多いな」

 

「そうね...こうしてゆっくりと会話をするのも久しぶりかしら?」

 

「うーん、3週間ぶりくらいかな」

 

フォンテーヌでは、直近で大規模な事件が多く発生している。誘拐、殺人などはもちろん、最近はマシナリーの暴走も事件として取り締まりの対象となっている。

 

「でも、こうして私たちが平和に生きられているのは君たちのおかげじゃない!」

 

「そう言ってくれるのは嬉しいよ」

 

内心めっちゃ嬉しい。事実、巻き込まれる市民の数は減少傾向にある。少しくらい自惚れたって、水神様は許してくれるだろう。

 

「まあ、今日でずっと追っていた事件も解決したし、しばらくはゆっくりできそうだよ」

 

「しっかり体を休めてちょうだいね?」

 

「ああ、もちろん。そっちこそ、無理はしすぎないで」

 

風の噂で聞いたのだが、シャルロットは記事を書くために様々な危険に首を突っ込んでいるらしい。記事を書くためとはいえ、命の危険を犯してまでスクープを狙いにいく彼女の姿勢はとても心配だ。

 

「さて、今日はお開きにしましょう!最後に写真だけ失礼してもいいかしら?」

 

「もちろん」

 

記事に写真は欠かせない。彼女は愛用のカメラを取り出し、こちらに向ける。ポーズは...まあ、無難に敬礼でいいか。

 

「それじゃあ撮るわよ!はい、チーズ!」

 

ーーーーー

 

 

「えへへ、今日もいい記事が書けそうね!」

 

帰宅したら、すぐに今日の取材のメモと写真を広げて記事の構想を練るのが私のルーティーン。特に今日の記事は、ここしばらくの連続殺人事件の収束をみんなに伝える大事なものだから、気合いを入れて望まないと!

 

...それにしても、久しぶりにゆっくり彼と会話できてよかったわ。しばらく話せていなかったから心配だったけれども、元気そうで安心したわ。彼もそろそろ休暇を取るって言っていたし、今度遊びに誘ってみようかしら?

 

いけないいけない、早く記事を作らないと!

 

ーーーーー

 

「...はい、協力ありがとうございます」

 

先輩に、明日の取材のアポを取る。幸い彼女も明日は暇だったようで、すんなりと取材に協力してくれることになった。

 

「それにしても、今回は君のお手柄だな。私からもヌヴィレット様に報告しておくよ」

 

「ありがとうございます、先輩」

 

「すでに聞いていると思うが、明日からはしばらく巡回等の業務もない予定だ。十分に体を休めておいてほしい」

 

「かしこまりました」

 

シャルロットと別れて、俺は先輩に取材の許可をもらいにきた。

カフェ・リュテス。先輩との待ち合わせは決まってここである。

 

「これで仕事の話は終わりにしよう。最近はどうだ、あの記者の様子は?」

 

「最近はあんまり見れてないですが、前ほど無茶はしなくなってると思いますよ。今日だってゆっくりと会話できましたし」

 

「そうか、それはよかった」

 

彼女、つまりシャルロットのことだ。編集長のユーフラシアさんと先輩は仲がいいらしく、会話の中でよくシャルロットの話題が出るらしい。まあ、当然だろうな。

それで今、俺は彼女の安全を守るために護衛のような役割を(本人には無許可で)ユーフラシアさんに与えられている。

 

「最近はシャルロットも記事のネタが足りないなんてことはないですしね。当分は大丈夫だと思います」

 

「...裏を返せば、ネタが切れたら彼女の行動に気を配る必要より増すということだろうな。その時は、君が止めてやってくれ」

 

「はい、善処します」

 

一通り話し終えたところで、彼女が注文した「ポンコロ・ワッカリング」が届いたようだ。彼女の好物らしく、会うと毎回必ずと言っていいほど食べている。

 

「それでは先輩、僕はこの辺でおいとまします」

 

「ああ、また」

 

美味しそうに頬張る彼女を横目に、帰路に着く。

明日からは久しぶりの休暇だ。しばらくは家でゆっくりしよう。




前書き、後書きって何書けばいいんですかね
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