巨神兵になるとは思わないじゃん   作:にゃんこの助

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ぷろろーぐ

 

 どうも巨神兵です、なんで自分がこんな姿になったのかは転生ルーレットの結果だ。

 

 元々ただの人だったのだが事故って死んで神様に会って転生と言うありふれたものだ、まぁ死ぬまで神様転生なんて漫画やアニメでの話しだろ?って思っていたんだが今こうして巨神兵として生きてるのだからそういうものなのだろう。

 

 さて転生の時に色々特典を貰ったのだがその時まさか巨神兵になるとは思わなかったのでいろいろとヤバイ事があるのだがもう遅い、風の谷のナウシカとか聞いてねぇよ!なんで巨神兵なんだ!ユパとかになりたかった!せめて人になりたかった!!………気を取り直して巨神兵になってというかこの世界に転生して思う事はここはどこ?である、自分が巨神兵になったのはわかった、見ればわかるしなんなら頭の中で見れる、なれなきゃ気持ち悪い感覚であるがそういうものなのだろう、っで目の前に広がるこの格納庫?ラボ?研究室?的な?場所は何処なの?

 

 

 

 転生して数日、この体の機能にも慣れて今は博士達と楽しく暮らしてます。えぇ博士達です、そんな人風の谷のナウシカに居ないって?そうだろうね、原作では出てこないだろうね、なんたってここまだ火の七日間起きてない大昔だもの。

 

 この体高性能で頭の中でネットを閲覧できるのだ!そこで得た情報ではまぁきな臭い話ばかりである、そして博士達との会話で得た知識と組み合わせるとどうやら自分はあの巨神兵達のプロトタイプらしい、らしいってのは本来この体にある機能が量産型には搭載されないとの事、実験機でもある自分だからこそ高性能に詰め込めるだけ技術を詰め込んだらしい、ここは多分神様から得た特典に関係してるんだろう。

 

 

 

 転生して数年、あれから何故か自分も巨神兵開発に加わりいろいろ開発した、原作で出た自分と同じ人工生体タイプや完全機械のロボットタイプに大きさや能力も用途に合わせて色々作った、少しでも原作通りになればと光の槍等の武器も提案し作ったりもしたし実際使ってレビューもした、高威力過ぎてちょっと引いたが七日で世界を焼くにはこれぐらいなきゃ駄目だと思い採用してもらった。

 

 

 楽しくも短い時間は過ぎついに時は満ちた。有毒の大気、凶暴な太陽光、枯渇した大地、次々と生まれる新たな病。数百億の人間が、生きるためにどんなことでもする恐慌状態の世界にもかかわらず世界中で戦争は続き、もはや人間同士での調停が不可能と判断され圧倒的な武力を用いて人類全ての争いに終止符を打つ為だけに作られた人工の調停と裁定の神、自分達巨神兵が動き出す。

 

 その巨体で街や山を破壊し生きとし生けるモノ皆焼き尽くしていく、自分が生まれた場所も仲良く一緒に居た博士達も何もかもをすべて無へ帰す。すべてを焼き尽くした巨神兵達は次第に動きが鈍くなり最後は力尽き己も無へ行くのだった。

 

 

 

 あれぇ?他の皆死んだのになんで自分だけ生きてんの?もう火も消えて見渡すかぎりの焼け野原しかないよ、所どころに同胞の死体はあれども生命なんてどっこもないよ!どうすればいいんだ、今更自殺なんて嫌だしマジでどうしよう………もうヤケクソだ!寝る!

 

 っで起きたら腐海の中!おまけに体中に植物が生えて尚且つ蟲だらけ!もうびっくりして薙ぎ払ったよね、いやぁまさかまさかだよ、寝る前の何もない所よりかは生命があるだけましだけど体に蟲いるのは前世普通の人だった自分にしてみたら不愉快極まりないから辺りが火の海になっても仕方ないよね!っでここ何処ー!!!!

 

 

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