とあるアマゾンとホロライブ。   作:ブラジャー

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とあるアマゾンのプロローグ

 

 

 

 

「 ……ゃ…ぇ………」

 

『ギギギギギ…』

 

 

 人々が寝静まり、明かりが消え、悪が蔓延る満月の夜。

 こんな時間帯に歩き回る人間を狙い、好き勝手に乱暴を働く悪。

 蜻蛉のような醜い化け物は、15もいかない幼い少女を翫ぶ。 

 服を引き裂き、自身の粗末なモノで少女をペチンと叩いて遊んでいた。

 

 こんな時間帯に出歩いてしまった事を、少女は深く後悔した。

 門限を破り、親の言うことを素直に聞かなかった自分を恨む。

 自業自得、ではあるが可哀想で、哀れな少女だったのだ。 

 この事を一生悔やみ、トラウマを抱えながら生活していかなきゃならない、いや、きっと明日を迎えれず、少女の肉体は骨さえ残っていないかもしれない。 

 

 つい先程、少女は夢を見ていた。

 いつか自分は、白馬に乗った王子様の様な男性と、素敵な恋をするんだと。

 しかし、今目の前にいるのは、白馬の王子様とは正反対に属する、醜い不細工な怪人。

 しかも、こいつは少女と無理矢理行為におよぼうとしている。

 

 今の少女に、泣き叫ぶ気力など無いに等しい。

 早くこの地獄が終わる事を、只只強く願うだけしか出来ない。

 少女は目を瞑った。

 早くこの夢が覚めてくれないかと、非情な現実から目を背ける。

 少女は自分の純潔が奪われるのを待つ事3分間。

 

 

「………?」

 

 

 巨大ヒーローであれば、怪獣を倒して空へと飛び去って行き、カップラーメンならば美味しく頂けるだろう。

 そう、3分間が経過したのだ。

 あれだけ目を血走らせていた怪人であれば、服を引き裂いた少女に今すぐ飛びかかってもいいはずだが。

 しかし、少女のよそうに反していつまで経ってもその行為は始まらない。

 

 もしかすると飽きてくれたのか、見逃してくれる気になったのかもしれない。

 

 

 少女はそんな淡い希望を抱き、ゆっくりと目を開くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ギギ……ギャギャ』

 

 

『ギギャイ……ギボギ』

 

 

『ギガガガ』

 

 

『ギブブググル』

 

 

『ギャギゴギガ』

 

 

『ゴギゴギ』

 

 

 

「………ぃ!」

 

 

 目を開いた少女の目に映ったのは、自分以外誰もいないまっさらな空間ではなく、一番いてほしくなかった筈の怪人が、数十匹と声を唸らせている地獄絵図だった。

 

 どうやら、あの沈黙の時間は仲間を呼びに行っていた時間だったようだ。

 少女の、淡く小さく愚かな希望は、一瞬にして地獄の様な絶望へと変化してしまった。

 怪人たちは少女を囲み、酷く汚らしいよだれを垂らしながら、少女のち肉を求めてジリジリと近づく。

 少女は後ずさりしながら、なんとかこの地獄から逃げ出そうと試みるが。

 

 

 

 

「嫌だ!嫌だやだやだやだ!!!」

 

 

 

 しかし、そんな小さな希望など叶うはずも無く。

 怪人の一体が少女の足を掴むと、そのまま地面へと押し倒す。

 そして、少女に覆いかぶさるように跨ると背中を舌で舐め回す。

 続いてもう一匹が腕に食らいつく。

 

 

 

『イヤァァァァ!?!?!?』

 

 

 

 そして

 足に

 頭に

 乳房に

 背中に

 耳に

 目玉に

 指に

 

 

 怪人達は、あっという間に少女の体を喰らい尽くした。

 バリボリと、骨を噛み砕く音。

 ブチブチと、肉を引きちぎる音。

 ズチョズチョと、内臓を啜る音。

 ブシャブシャと、脳ミソを飲む 音。

 最後に怪人達は少女の頭部を取り込むと、ニチャリと笑った。

 それは少女の大切なイヤリングを飲み込みながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー……胸糞悪い物見ちまった」

 

 

 バイクに乗った男は、怪人による少女への悪行を目にしていた。

 無情にも、ほんの数十秒男が駆けつけるには遅かった。

 事の顛末の一部始終を見つめながら、男は茹で卵を口にする。

 

 

『ギ……?』

 

『ギギャ。ギギャ』

 

 

 怪人達は、物音がした為振り返ったら、また新しい獲物が居た。

 そんな気持ちで不気味な笑みを浮かべた。

 怪人の一匹が男へ飛びかかると、男はバイクから降りその攻撃を躱す。

 そして、怪人が地面に着地する瞬間を狙って足払いをし、そのまま顔面に拳を叩き込む。

 怪人は地面を転がりながら吹き飛ぶと、そのままピクリと動かなくなってしまった。

 どうやら完全に絶命したようだ。

 男は倒れたまま動かない怪人を足で 退かすと、残りの数体の怪人達を睨みながら口を開く。

 この程度の敵なら、何体いようが関係なかった。

 

 

「あぁ……可哀想だな。あの子も、こんな醜い奴らにやられて。」

 

 

 殴った事による、怪人の血液によって汚れた拳を見つめながら、男は少女へ同情の念を送る。

 あまりにも不憫でしょうがないと感じると共に、もう少し早く行ってやれば助けれたかもな、と後悔の念を

 

 

「まっ。行ってきますのでキスのが大事だし、ごめんな。許してくれよ」

 

 

 少女に贈る後悔の念など、何処かへ置いてきたようだ。

 

 

「よし。それじゃあお前らを、そろそろ狩るとしますかね」

 

 

 男は肩に下げていた、ベルト帯からバックル部分までの至る所が傷だらけである、ドライバーの様な物を腰に装着する。

 カチャッ、と言う金属音ではなく独特なノイズが掛かったような、肉片を吸い上げるような音が響く。

 そして、ドライバー左手にあるグリップを握り。

 

 前方へとゆっくり捻り、元の位置に戻すよう、バイクのハンドルを握るように唸らす。

 

 

 

 

『ALPHA』

 

 

『……アマゾン』

 

 

『BLOOD・AND・WILD!!W・W・W・WILD!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人、体は大丈夫?」

 

「大丈夫だよ。なんともない」

 

    

 とある豪勢な一軒家で、メイドと思われる少女とその雇い主である青年が、身支度を終えている最中。

 学校の制服と思われる衣服を着用していることから、これから学校へ向かおうとしている事が伺える。

 

 

「そっか。なら良かった………です…」

 

「敬語はなくても良いって」

 

「め、メメメイドなので……」

 

「あっ。また帽子……」

 

「あてぃしにはこれがマストなので………」

 

 

 メイドにフランクな態度な青年だが、それとは対照的にネガティブな表情を浮かべるメイド。

 上から見ると紫玉ねぎそっくりな彼女だが、付き合いでいうともう1ヶ月程になる。

 だと言うのに、ちっとも態度が軟化しないのは何故なのだろうか。

 

 

(ゆっくり慣れていけばいいか)

 

 

 どうしたこうしたを考えても、今はどうやっても解決策が思い浮かばない。

 俯くメイドを見つめながら、青年は深く考えない事にした。

 考えても分からないものは、考えないに尽きるのだ。

 

 

「それじゃ、行こうあくあ」

 

「うん……あっ、ご主人投薬は……?」

 

 

 投薬、青年が毎月施される日課なのだが。

 青年は、苦い顔をしながら答えた。

 

 

 

 

「うん。もうしたよ」

 

「それなら良かった……じゃ、行こう……ご主人っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水澤遥 (みずさわ はるか)

 

年齢 16歳

性別 男性

身長 175.4cm

体重 61.8kg

好物 唐揚げ

元ネタ 水澤悠

名前由来 水澤悠

 

人物像

 

本作の主人公の一人。

穏やかな好青年で、誰に対しても分け隔てなく優しいお人好しの人格者。

自分が弱いからこそ、他者を思いやる気持ちは人一倍強く、人望は強い。

また、天然な所があり世間の流行などに疎い一面もある。

 

容姿

 

明るい茶髪に短髪で爽やかな好青年。

(分かりやすく言えばシーズン2の悠)

見た目からはナヨナヨしたイメージを見受けられ、本人もそれを自覚するほど。

服装は白ワイシャツの上からモッズコートを羽織っており、下は黒いスキニーを着用している。

 

 

鷹山刃 (たかやま じん)

 

年齢 34歳

性別 男性

身長 181cm

体重 63.8kg

好物 卵

元ネタ 鷹山仁

名前由来 鷹山仁

 

人物像

 

本作のもう一人の主人公。

裏表が全くない“豪放磊落”をそのまま人間化したかのような野性味溢れる性格の持ち主であり、周囲からはワイルドな人と評される。

優しいと言えば優しいが、他人を揶揄う事などが多く問題児として扱われることも。

 

容姿

 

黒髪の前髪を横にながしており、金髪のメッシュを入れている。

顎髭や口髭が生えており、イケオジと専ら評判。

(分かりやすく言えばシーズン1の仁)

服装はグレー色のセーターを着用し、黒いロングコートを羽織っている。

下は青いジーパンを履いている事が多い。

 

 

 




押す押す久しぶり。
アマゾンズドライバー買った記念。
アマゾンズのクロスオーバー、アルファが全く出てこないのに憤怒!
って事でやります。

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