ボンバーバトル黎明期のボンガ世界に転生しました。   作:ハニボン

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ボンガ第二弾のTSUTAYAポップアップショップ行きたいけど、大阪はちょっと遠いですね…。

 チグサとチアモそんなに気にして無かったけど、新イベントの水着で無事好きになったので推しのパス二つとポイント交換含めた水着全部手に入れてきましたわおほほ。

安いもんだ、1万3千くらい……。


前門のアイドル、後門の吸血鬼

 アクアが仲間になり、スタッフさんに連絡を入れるとスタッフさんの方もアタッカーの確保に成功したとのことで、お互い大変満足な成果を得られる結果で感無量であった。

 

 そして一日が経ち本日、新ガール顔合わせをするということでガール一同は事務所に集結していた。

 

「それでは新ガールのみなさん、早速自己紹介といきましょう。まずはボマーの方からお願いします」

 

「うむ、了解した」

 

 スタッフさんの司会進行でまず前に出てきたのは、黒髪ストレートのガール・クロである。

 

「私はボンバーガール・クロ。ポジションはボマーだ。本格的にチームに参戦する前にサッカー部との対決があるが……私達の勝利のために、最善を尽くすと約束しよう。是非みんなの力を貸して欲しい」

 

「私の力ならいつでも貸すよ~クロちゃん!」

 

 クロの自己紹介にシロが盛り上げ、オレンとエメラが「エリートガールや~」と反応しており、モモコはまともそうなガールで安心している様子で見守っていた。

 

「次はボクの番だね。ボクはボンバーガール・ウルシ。a.k.a.ねずみ小僧、ここに推参! ポジションはアタッカーさ。これからよろしく頼むよ!」

 

 次に紹介したのは、時たま世間でも騒がれていることで有名な怪盗ねずみ小僧ことウルシである。赤を基調とした服装であり、怪盗とバニースーツと仮面を身に着けた姿は中々攻めまくった衣装をしているのだが……俺も含めみんな「本物だー!」と同一のリアクションで叫んでいるので服装に関しては気にしていない様子である。

 

 怪盗、義賊……聞こえは良いが要は泥棒で、犯罪者が競技に参加して良いのか? と疑問に思うかもしれないので、ここでウルシが所属している東曄堂について説明しておこうと思う。

 

 東曄堂とはボム日本人を中心に構成された組織であり、前世の所で言うと桜田門の警察組織である。警察として主に活動しているのは壬生狼(みぶろ)族という狼娘達が率いる『新選組』がメジャーであるが、ウルシは弱き者から奪われた物を取り返す悪党専門の義賊として……秘密裏に『取り返し屋』としての仕事を東曄堂から請け負う正義の怪盗ねずみ小僧である。

 

 この機密情報についてはスタッフさんから俺とモモコに先に通達してある。シロ、オレン、エメラの三人は秘密を漏らす可能性があるため様子見であるが、今の自己紹介でも特に気にしていない様子で、泥棒がバトル参戦ええんか? といったツッコミは無かったので大丈だろう。

 

「私が懇切丁寧に何度もお願いした結果……ようやく私の熱意が伝わり、首を縦に振ってくれた時は涙が止まりませんでしたよ~」

 

 およよとスタッフさんが大袈裟に感涙した様子で、それを見たウルシは思うところがあったようで「……そ、そうだね……」とジト目で答えていた。

 

「じゃ、じゃあ次は私が……」

 

 ウルシに続いて名乗りを上げようと前に出たのは、紫と白が交互にラインのある囚人服のような特徴的な服装に身を包んだシューターのガールと、隣に並んでいる丸いミンボーのような生物である。

 

「ボンバーガール・パプルです……えっと、ポジションはシューターになります。よ、よろしくお願いします……!」

 

「オレはセイジャだ。パプルの相棒をやっているが、練習の邪魔はしないから気にしないでくれ」

 

 今度は天使だー悪魔だー! とみんなパプルとセイジャを見てそう反応していた。

 

 パプルは元々天界で住んでいた天使であったが、とあることが原因で堕天して地上へと落ちてしまい、今はサンクチュアリという教会でシスターとして住み込みで働いている堕天使である。

 

 堕天した理由は聞かされていない。それについてはスタッフさんも知らないようで、どうやらパプルではなくセイジャから直接コンタクトがあり、スタッフさんがパプルと面談して裏のない純粋で素直な性格を評価してガール採用したとのことだ。

 

 公式設定でもパプルが堕天した理由は明かされていない。しかし俺も設定で本来セイジャはパプルを利用して天界に復讐する計画を練っていたが、パプルの素直さに絆されて彼女のためにサポートする推しに推せるパートナー関係となっているというのを知っているので、おそらくは大丈夫だろう。無理に聞く必要はない。

 

 ただ考察だけさせてもらうと、堕天したのは多分デザートの食べ過ぎのせいなのではと前世から睨んでいる。直感なのでなんでそうであるかの説明はできないけど。

 

 勝手な考察は置いておいて、事務所内の雰囲気は来るもの拒まず受け入れる暖かい雰囲気となっていた。残すガールはアクアのみである。

 

「ボンバーガール・アクアですわ。ブロッカーを担当させて頂きますので、よろしくお願いしますわ。……吸血鬼は珍しくて?」

 

 ファンサのようにウインクして自己紹介するアクアに、ヴァンパイアだーお嬢様だー! と先ほどのように盛り上がる。俺がスカウトしました俺が。(超重要)

 

「ふーん、新ブロッカー? へー……まっ、モモぴゅん最強ブロッカーだから? 公式戦で出番無いかもだけど? 可哀そうだから補欠で使ってあげてもいいけど~?」

 

「あら、威勢のいいワンちゃんだこと。躾が必要ですわね?」

 

 新ブロッカーの登場にモモコが早速先輩としての立場を確立させようとし、売り言葉に買い言葉でアクアが不適な笑みで答えていた。二人は視線バチバチで「はーん?」「ハハァーン?」とメンチを切っており、聞こえないはずだけどゴゴゴと空気の振動音が鳴っている気がした。

 

 まあでもモモコが自称する最強ブロッカーっていうのは、あながち間違いではない。ゲームでは初期から選べるブロッカーであり、スキルはブロック生成とキャラと施設回復というスタンダードな構成となっている。

 

 防衛役として初心者にわかりやすく、しかし人によっては普通に見えて物足りなく感じるかもしれない。しかし侮ってはいけない。シンプルがゆえに、ブロッカーとして完成されているからだ。

 

 モモコのブロック生成スキルは非常に回転率が良く、築城の速度は他のブロッカーの中でも随一である。回復スキルも範囲が広く、味方も施設もまとめて回復してさらに移動速度をアップさせるバフもおまけつき。『守る』ということに関しては隙のないキャラであり、シンプルイズベストならぬシンプルイズパーフェクトなブロッカーなのがモモコなのである。

 

 とまあそんなことを考えているとモモコとアクアの口論がヒートアップしていき、周りもあわわと少し不安そうにしているのでそろそろ止めに入らねば。

 

 モモコは守りに特化した究極で完璧なブロッカーで、アクアは迎撃も守りも施設回復もできる万能のブロッカーなんだよと二人の良いところを言いまくって褒めて褒めて褒めちぎった。これだけ言えばお互い優秀であるとわかって仲良くなってくれるだろう。

 

 でもまだ足りないのでもう少し話そうとしたところで、すっかり顔を赤く染めたモモコとアクアが俺を挟み撃ちで拳を構えている姿が見えて……。

 

 ――――前門のアイドル、後門の吸血鬼。おっと、こいつは……万事休すか……。




 アクア参戦の時の公式漫画好きなんだけど、モモコの台詞をそのまま言わせると俺の実力だと印象悪く感じるので少し変えて書きました。ちょっと推しの子の重曹ちゃんみたいな煽りになっちゃった……。

 モモコ好きの人すみません、もうちょっとモモコエミュ頑張ります。次回はサッカー部とのバトル回になります
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