ボンバーバトル黎明期のボンガ世界に転生しました。 作:ハニボン
評価、感想、お気に入りや誤字報告など皆様本当にありがとうございます。こんなに読んでくれる読者がいると思うと、作家として冥利に尽きるというものです。頑張って続き書いていこうと思います。
プルーンのベリーダンス衣装が来ましたね。
告白すると私はシロとメロンが推しでして。プルーンが来たということは次はメロンのベリーダンス衣装がそう遠くない日に来ると思うと胸が熱くなります。楽しみですの~!
573ファクトリーとの交流バトル。
グリアロから提案された合同練習は願ってもないもので、悩むことなくその提案を受け入れた。
セピアの体験バトルの件も本人から交流バトルの方と同じ日に合わせてもらって構わないとのことで、まずグリアロは573へ、俺からスタッフさんに連絡し交流バトルの打診をすることになった。
スタッフさんにこの話をした時はすごく驚かれたが、573とのコネクションが築けるチャンスということで非常に前向きであった。573の方で許可が貰えたらこちらから連絡したい旨を伝えてほしいと言われグリアロの方を見てみると、気付いたグリアロが電話をしながら空いている片方の手でOKサインを作りウィンクしてくれた。
見て察した俺はスタッフさんに許可が貰えたことをそのまま伝え、すぐにスタッフさんから573へ連絡を取って交流バトルについて話し合いをし……丁度次の休日にほとんどのメンバーの予定が空いているということで、573ファクトリーとの交流バトルが正式に決まった。
「ありがとう、グリアロちゃん。グリアロちゃんのおかげで話がスムーズに進んでくれたよ」
俺は改めてグリアロに交流バトル提案と573に掛け合ってくれたことに感謝した。こんなにとんとん拍子で話が決まったのは、間違いなくグリアロのおかげである。
「気にしないで、おにいちゃん。あたし達のチームってみんな忙しいから全員で練習ってのがあまりできてないし、よわよわでも指導役のおにいちゃんに教えてもらえるなら、おにいちゃん達だけじゃなくてあたし達にもメリットのある話だもん♡ 自分のチームだけじゃなくて、あたしのチームもちゃぁんと教えてくれないとダメだよ~?♡」
どうやら俺達のためだけではなく、ちゃんとグリアロ達にもメリットがあることを話してくれた。正直こちらだけ得しているだけなのではと思っていたから、グリアロの方も価値があると聞けて良かった。
これは期待された以上に実りがあると思わせる合同練習にしなければ。気合を入れて決意しながら、俺は次にセピアに話しかける。
「セピアさんもこちらに合わせてくれたのはありがたいですけど、良かったんですか? バトル体験は別の日にした方が良かったんじゃ……」
「いいえ、むしろグリムアロエさんと共に練習できるこの日が一番良いくらいです♡ そちらの邪魔にならないのであれば、是非この日の練習から参加をお願いしたいと思います」
もう一度だけセピアの真意を聞いてみると、どうせならグリアロと一緒にということで同日を選んだようだった。
セピア、そしてブラスにもバトルの危険性がないことやバトルの楽しさもわかってもらうためにもうまくやらないとな……ここは個人差があるから確実とはいかないだろうが、できる限りのことをしよう。
幸い前世の知識で573メンバーのスキルや基本戦術は知っている。早速当日の練習メニューを組もう。そういうことで俺は事務所に戻って色々準備すると伝えると、セピア達は快く承諾して教会からお暇させてもらうことにした。
事務所へ向かう道中、ボムラインを見てみるとスタッフさんが全体グループに交流バトルについて告知済みで、みんな有名人と戦えるということでかなり盛り上がっていた。
その中でもやはりというべきかモモコとパインが一番反応しており、スタッフさんに質問攻めしていた。てかよく確認したら俺にもボムラインが来てたので、到着するまでの間モモコとパインや他のガール達の質問に答えていく。
それからはガール全員のスケジュール調整なりガール達へのご機嫌取りなどであっという間に時は流れ、来る交流バトル&合同練習当日――――。
「パステル
「藤崎大先輩! おはようございますにゃー!!」
角度90°のパーフェクトなお辞儀。顔だけ上げて見せる百点満点のオリジナル笑顔を決めるのは、2人のジュニアアイドル――モモコとパインである。
勢揃いする573ファクトリーの面々を、スーパーアイドル(デビュー前)の2人が一際気合の入った大きな声で出迎え、名前を呼ばれた573の2人がビクッと驚きで身体を震わせたのは仕方のないことであった。
●~*
「それじゃあ、改めまして……573ファクトリーのみなさん。本日は我々ボンバー事務所との交流バトルにお越しいただいて、ありがとうございます。みんな573のみなさんに会うのを楽しみにしていたので、今日はお互い実りある良い時間にしていきましょう」
アイドルとして縦の業界に従順なモモコとパインの手厚い歓迎に相手方だけでなくこちら側も少し驚いてしまったが、続くように俺が社交辞令的な挨拶で2人をフォローしつつ、正式に573ファクトリーを歓迎することで場の雰囲気を仕切り直した。
「ちょっと驚いちゃったけど…元気があっていいね! よーし! このまま自己紹介しちゃおうか!」
そう答えてくれたのは、胸元にWのマークのついたピンク色モチーフのパイロットスーツに身を包んだ、赤い短髪の少女――――パステルである。
「はじめまして! ウインビーパイロットのパステルです! ポジションはシューター! どんぶり島のアイドルとしてパートナーのウインビーと一緒に、573ファクトリーからボンバーバトルに参戦させていただきますっ! 今日はみんなよろしくね! それじゃあ、久しぶりの合言葉は〜?」
『Bee!!』
パステルの掛け声と共にこの場に集まっているほとんどのガール達が声を合わせて叫んでいた。えっ、なにそれ知らない……俺が周りのテンションに狼狽えていると、後ろからグレイとウルシが声をかけてきた。
「先生、まさか……ツインビーパラダイスをご存じないんですか……!?」
「えっと……たしか、パステルさん達がボムチューブで配信しているラジオ番組だっけ……?」
「今のはツインビーパラダイスでパステルさんが必ず使う挨拶で、リスナーは全員Beeメイツって言われてて、お互い同じBeeメイツであることを確認するための挨拶にも使われているのさ。
それにしてもこの初見さん特有な反応と様子……旦那、ツインビーシリーズやパステルさん達のことはどのくらい知っている?」
「ネットで軽く調べた程度だけど……惑星メルを救ったツインビーシリーズの英雄パイロット……だよね?」
最初に言わせてもらうと、これから紹介される573ファクトリー面々の元ネタのゲームは遊んだことがないので、俺が知っているのはゲームのジャンルくらいで世界観や細かい設定などは全く説明できないことをここで伝えさせてもらう。
だからツインビーシリーズも縦スクロールシューティングゲームということしか知らないのだが……この世界でのパステル達の活躍なら、かなり有名であったため俺でも簡単に調べることができた。
それがさっき俺が口にした惑星メルを救った英雄パイロットである。
邪悪な異星人、イーバ星人が惑星メルへと侵略を開始し、惑星メルの住人は危機に瀕していた。そこで惑星メルの女王、メローラ姫がツインビーたちにSOSを送り、SOSを受け取ったどんぶり島の救助隊であるツインビーたちがイーバ星人の侵略から惑星メルを救出するために立ち向かったというものであった。
結果は見事にイーバ星人を撃退し、惑星メルの救出に成功した。それが5年前に起きたツインビーたちとイーバ星人の戦いであり、ボム地球と惑星メルの二つの惑星からその活躍を称賛され伝説の英雄として今もなお人気を博している。
ツインビーたちはツインビーのライト、ウインビーのパステル、グインビーのミントの三機と3人のパイロットメンバーで構成されているのだが、その中でもパステルは見た目の可憐さと元気いっぱいな可愛さでファンクラブができてしまうほどの人気を得ていた。
そんなパステルを573ファクトリーはスカウトし、ボムチューブからバーチャルアイドルとしてデビューさせることに成功。主演ゲームからアニメビデオ、グッズ販売、イベントやライブなど……パステルはこの星では誰もが認める国民的アイドルとなっていたのだ。
全盛期だった頃より人気は落ち着いて来て、今は観光地となったどんぶり島をさらに盛り上げるために、親友でありツアーコンダクターのマドカと共に動画配信をメインに活動を行っているというのが調べた限りでわかったことである。
俺もパステルはちょくちょく操作していたことはあるけど……島民的アイドルじゃなかったっけ? 国民的アイドルになる計画みたいなのがあったんだよってなんかSPボイスで聞いたことある気が……うーん、流石に長い台詞のSPボイスまではちゃんと覚えていないなあ。
「先生、惑星メルを救ったパステルさん達の活躍が知れるゲーム『出たな‼ ツインビー』を遊びましょう」
「1ステージ目からもうBGMがとても良くてね。シューティングが苦手でも協力プレイで僕らが助けられるし、きっと旦那なら気に入ると思うよ?」
「あー……そうだね。マジで573の有名人達のこと詳しくないから、今度色々教えてもらおうかな?」
獲物がいたぜ……そう言わんばかりにグレイとウルシが目を輝かせて俺におすすめし、俺は次の機会でとお願いした。
グレイは音ゲーでウルシは音楽鑑賞とかなり近い、というかほぼ同じ趣味を持っている者同士で、ボンバーマンガの方でも同じ中等部で一緒にネット配信をするほど仲の良い2人である。
ただ音ゲー方面でそのまま573の名作タイトルの方にも趣味の範囲が広がっているので、立派な573オタクでもあることが判明している。目を輝かせているのは、初心者に布教できるチャンスだからだろう。
俺も2人の申し出を端から断るつもりはないし、むしろ知らないことを知れるチャンスでもあるので素直に申し出を受けた。「必ず
「それじゃ、次は私だね」
パステルの自己紹介が終わり、次に前に出たのは水色の制服を着た女学生。黄のヘアバンドで抑えた、背中まである赤いロングヘアがトレードマークの少女――――藤崎詩織である。
「みなさんはじめまして。名前は、藤崎詩織です。ポジションはボマー。ボンバーバトルはあまり自信がないけれど……今日は胸を借りるつもりで、お互いがんばりましょう?」
「オッス! 是非胸をお貸しいただく所存ッス! 今日はよろしくお願いシャスッ!!」
パステルの元気さとは打って変わって、藤崎詩織は物静かで落ち着いた様子で手短に自己紹介を済ませた。みんなが「本物だー!」と盛り上がる中、モモコが先ほどからキャラが戻っていない……連続でレジェンド相手なのでしょうがないのかもしれないけど。
藤崎詩織。言わずもがな恋愛シミュレーションゲームの金字塔・ときめきメモリアルの看板ヒロインである。
この世界での彼女は小学校からの幼馴染と恋仲になっており、どういう経緯かはわからないが573ファクトリーが伝説の樹の下で結ばれた2人と知り合い、きらめき高校を舞台にして恋愛ゲームであるときメモを制作。ゲームがヒットしてドラマ、映画が製作され藤崎詩織は正式に573にスカウトされる流れとなった。
俳優というパステルとはまた違った形でアイドルデビューを果たし、楽曲などもいくつか出している。踊りはしないが、歌えるアイドルというやつだ。
そしてときメモがなんと、今度リマスター版で発売されることが決定されている。まだ遊んだことが無い人、興味がある人は購入して藤崎詩織を初めとしたときメモヒロインズに会いに行こう!(ダイマ)
「次は私ですね! 私はStudio Roots社製SRX03、サンタ型ツガルと申します! ポジションはパステル先輩と同じシューターです! よろしくお願いしますぅ!」
「ツガル様、お久しぶりでございます。元気そうで何よりです」
「ツガルちゃん久しぶりー! 私のあげた制服、ちゃんと着てくれているんだね!」
「はい! エメラさんにシロさん、それにオレンさんとモモコさんもお久しぶりです! シロさんから頂いた制服可愛いので、しっかり着用させてもらってます!」
藤崎詩織の次にくぎゅううう、な声を上げたのは、白い制服にライフルやブレードなどを武装した緑髪ツインテールの少女ツガルである。
どうやらうちの事務所の初期メンバーと知り合いのようで、エメラはメカ友達として一度事務所に招いて紹介したことがあるということでオレンとモモコも「久しぶり~」と返事をしていた。
ツガルはコナミから発売されているアクションフィギュア『武装神姫』からボンガに参戦したゲストキャラ……なのだが。実は彼女自身がモチーフとなったキャラがビートマニアという音ゲーに存在しており、コラボ参戦からのゲスト参戦というよくわからないことになっているキャラでもあるのだ。
なんじゃそりゃと前世で一度調べてみたことがあるが、なんか設定が難しくて理解できずに調べるのを断念した記憶があった。だから俺にできる説明は、この世界の『武装神姫』についてである。
武装神姫……『神姫』と呼ばれている彼女達は、573から発売されている全高15㎝のフィギュアロボである。
サイズこそ小さいが日常生活をサポートしてくれるボム地球人のパートナーであり、また神姫である彼女達には個体ごとに心と感情があるため、同じ性格設定がされた型同士の神姫でも個体ごとに別の人格を持っている。ロボ娘好きなら夢のような存在といえるだろう。
さて、ここからさらにややこしくなるのだが……ツガルはおそらく、
なぜかと言われると、先ほどの説明にあった神姫の特徴は全高15㎝のフィギュアロボであることだ。だがここにいるツガルは等身大のサイズで、見た限りでは藤崎詩織より少し小さいくらいの身長に見えている。
開発元はStudio Roots社製であるから作り自体は神姫を等身大サイズにしただけでほぼ同じだとは思うが、フィギュアロボというコンセプトからは大きく外れている。なにより前世のSPボイスでそもそも武装神姫のことをそんなによく知らないような台詞があるのだが……あれ、これもしかして踏み込んじゃいけないタイプの闇か……? でも今世ではどんな感じかわからないし……いや、これ以上考えるのはよそう。ややこし過ぎて頭痛くなってきた。
今ここにいるのは津軽りんご大好きなサンタロボ。それでいいじゃないか。(思考停止)
「じゃあ、最後はあたしだね♡ あたしはグリムアロエ。ポジションはブロッカーで~魔法の国からやってきたいたずらっ子だよ♡ みんなよろしくね~?♡」
「こいつか? こういうのがええのんか? あ”あ”!?」
「マスター! 白髪美少女ならシロちゃんがいるよ~!?」
グリムアロエの紹介が終わるやすぐに右のモモコが俺の脛にローキックをかまし、左からシロが俺の腕を掴んで心配そうにしていた。他のガール達からもジト目で見られている。それに対して俺はというと……。
「ハイ……マジスイマセンッシタ……」
一瞬で萎れた野菜のようになって、謝罪を口にするマシーンとなっていた。
なんでこうなっているかというと、573ファクトリーと交流バトルすることになった経緯を話している時だ。俺が573ファクトリーの面々を欲しがっていたのが、そこで早速バレたからである。
それがガール達から思っていた以上に不評を買ってしまい、アタッカー探しじゃなかったのという正論から私達じゃ駄目なんか? とパプルと同じ心配をされてしまった。
これには俺も反省し、ただただ平謝りするしかなかった。交流バトルまでになんとかみんな機嫌を直してくれたが……グリアロが目当ての子だろうと思われたのだろう。モモコとシロが反応した感じである。
「ほら。言ったでしょう、おにいちゃん? 勘違いされちゃうよって♡」
「ハイ……身に染みました……。……あれ? そういえば最愛さんは? 姿が見えないけど」
「チアモちゃんは今日はジョーカーチェイス? っていう用事があって来れないよ〜。でも練習終わり頃には顔を出しにくるみたいな話を聞いてるよ?」
マジか。できれば対チアモはみんなに体感して欲しかったのだが……いないのはどうしようもない。とにかく573ファクトリーの自己紹介が終わったので、次はこちらのセピア達の紹介となった。
「体験バトルで本日練習に参加させてもらうセピア・ベルモンドと申します。交流バトルで少し忙しい時に来てしまいましたが、みなさん優しく教えていただければと思います♡」
「……ブラス……です……。バトル……見に来ました………よろしく、です…………」
セピアの紹介に「シスターだー!」「ヴァンパイアハンターだー!」と最初に盛り上がり、人見知りのブラスがセピアの後ろに隠れながら挨拶をすると「可愛いー!」とパステルを筆頭に573ファクトリーの面々も反応し盛り上がっている様子が見られた。
しかし、その中で1人俺の後ろに隠れ息を潜めているガールが存在した。
「あの、アクアちゃん? 本当に大丈夫? 無理しないで今日はもう帰ってもいいんだよ……?」
「話しかけないでくださいまし! 今の私は下僕様のマント! マントは喋らないしマントに話しかける趣味でなければお黙りなさい!!!」
「アクアさ〜ん♡ ダメですよ、マスターにご迷惑をかけちゃ♡」
「ヒィッ……!」
いつもの傲岸不遜な態度は何処へ行ってしまったのか。吸血鬼の天敵であるヴァンパイアハンター・セピアにアクアは震えることしかできず、ぎゅっと俺の背中にしがみついていた。
やはりというべきか、アクアのセピアに対する警戒心……恐怖心は俺が知っているボンバーマンガの様子と同じなのがわかる。職業と種族上当たり前であるのだが。
一応、セピアが来ることはアクアには事前に伝えていた。一緒に居るのが辛そうなら何か方法を考えると相談したのだが、アクアは「私の心配は嬉しいですが、ベルモンド家とアクアブルー家はは交流のある由緒正しき家系。当主の私が欠席などありえませんわ」と何かする必要はないと答えた。
セピアとも会ったことがあると言っていたので、もしや俺の知っているセピアとアクアの蛇と蛙のような関係とは違うのでは? と思っていたのだが……。
「バカ吸血鬼、あんたにも苦手なものがあったのね……」
いつもと違い過ぎるアクアの様子に、困惑を隠せないモモコが呟いていた。蓋を開けたら俺が知っているいつもの関係性で、単にアクアが強がっていただけだからね……。
ボンバーマンガでのセピアとアクアの絡みを簡単に説明すると、アクアと仲良くなろうとセピアが迫るのだが、ヴァンパイアハンター特有の怪力で抱き着いてしまいサバ折りしてしまうなど、大きすぎるセピアの愛をアクアが受け止め切れず大体身体中の骨が犠牲になるのがお約束となっていた。
ギャグ描写&吸血鬼設定のおかげで比較的怪我の治りは早いのだが……それでもとてつもない激痛であるため、警戒心が強く消えないのは仕方がないことだろう。
セピアも仲良くなりたいだけで別にアクアを害したいわけではない。ただ吸血鬼だからなのか愛の暴走がしやすく、つい全力で接してしまうのだろう。だからここは俺がうまいことフォローしてあげなければ。
「セピアさん、俺は大丈夫ですよ。アクアちゃんも、太陽の日差しが強くて俺の影にいるだけだもんね?」
「え、ええ……その通りですわ。迷惑でもなんでもない……そうですわね、下僕様?」
俺のフォローにアクアが気付いて乗ってくれた。それを聞いたセピアは「まあ♡ そういうことだったんですね♡」と納得し、俺とアクアの様子にどこか嬉しそうに表情を緩めて眺めていた。
少し長くなってしまったが、これでようやく全員の紹介が終わった。じゃあ早速ボンバーバトルをということで、573ファクトリーのリーダーと思われるパステルに話しかけた。
「そういえばそちらにアタッカーがいないけど……どうしましょうか? こちらからアタッカーを貸し出した方が良いですかね……?」
「あっそれなら大丈夫だよ! 私達は今いるメンバーでとりあえずバトルするから」
なんでもないように、パステルはこのままで行くと答えた。まさかのアタッカーなし発言につい言葉を失ってしまう俺に、パステルは続けてこう言った。
「まずはこのまま、私達とボンバーバトルしましょう? 私達の実力を知ってもらうには、それが一番手っ取り早いからね!」
ツガルの元となるキャラの設定がなんかすごい暗かったので、滅茶苦茶難産でした(震え声)
とりあえずこの作品のツガルはボンガ世界で生まれた一般サンタメカ娘で通していきます。
キャラが多くてうまく描けているか不安ですが、次回はようやくネームド同士のバトル回になります。まだ話は序盤だけど、次回は気合入れて書こうと思います。