早くもあのデスゲームから約1ヶ月も経過し、約
その度に私にできることは……なんて身の程知らずで身勝手な考えがソウジの頭を掠る。SAOのβテスト時代には2ヶ月で
今はこの電子で形づくられた世界では
ソウジが今向かっているのは1階層迷宮区近くの街《トールバーナ》。この街にはシンボルである巨大な噴水が広場に設置されている。上部から透き通るような水が湧き出て見るものの心を癒している、のだろう。そして、
いよいよ今日はこの噴水の近くにある野外劇場で第1階層の攻略会議が行われる。会場は観客席が中央のステージを囲っている、すり鉢状の構造となっていた。集合時間より少し早めの時間に到着したので暇をつぶしていると見かけた人影が近づいてきた。
「長らく顔を合わせていなかったですね。お久しぶりです、キリトさん」
「ああ、久しぶりだなソウジ」
フレンド登録をしているから互いに互いに生死を確認し合えるがやはり顔を合わせると安心できる。知っている人物が亡くなっているなんてことにはなってほしくはないだろう。そうしてソウジとキリトは互いの無事を確認したのち軽い近況報告を行っていると、どうやら人が集まり切ったようだ。野外劇場のステージの中央に一人の男性が立った。
「はーーーい!!それじゃあ、そろそろ始めさせてもらいまーす!」
「SAOトッププレイヤーのみんな!今日は、オレの呼びかけに集まってくれてありがとう。オレはディアベル。職業は……気持ち的に《ナイト》やってます!」
そう言って注目を集めるのはシアン色の髪を特徴とする、上半身に鎧を纏う片手剣を持ったプレイヤ──ディアベルはSAOでは存在しない
「さて、こうして最前線で活動している皆は、SAOのトッププレイヤーだ。そんな皆に報告がある。俺達のパーティは第一層のボス部屋に到達した!俺達の力でボスを倒し、第二層への扉を開く時が来たんだ!」
一気に弛みかけていた空気が張り詰める。元々この会議は第1階層のボスを討伐し2階層への道を切り開くために行われたものだ。ようやくこの世界から這い出るための足掛かりが見つかったのだ。
「一カ月。ここまで、一カ月もかかったけど…それでも、俺達は示さなきゃならない。ボスを倒し、第二層に到達して、このデスゲームそのものもいつかきっとクリアできるんだってことを、はじまりの街で待ってるみんなにつたえなきゃならない。それが、今この場にいる俺達トッププレイヤーの義務なんだ!そうだろ、みんな!」
ここにいるプレイヤーからは言葉こそ発していないが目から熱い気持ちが伝わってくる。自分の命を危機に晒しながらも足掻くのを辞めなかったプレイヤーたちですある。その心意気は賞賛されるべきものだろう。拍手喝采が降り注ぎ、そうして場がまとまりかけてきたところで……
「ちょお待ってんか、ナイトはん!」
と、横やりが入った。それにしても随分と特徴的な髪型をしている。ツンツンと尖った、そう、まるで栗を思い出させるような髪形をした男がステージに降り立った。
「わいはキバオウってもんや。会議を始める前に、言わせてもらいたいことがあんねん」
いきなり場を乱されキバオウさんに視線が集中する。場にも緊張が走る。
「こん中に、今まで死んでいったプレイヤーたちに、詫び入れなあかん奴がおる筈や!」
「途中すまないね、キバオウさん。君言う奴等とはつまり…元βテスターの人達のこと、かな?」
「ああ、そうや!βどもは、このふざけたクソゲームが始まったその日に、ビギナーを見捨てよった!奴等は自分らだけでウマい狩り場やらボロいクエストの情報を独り占めして、自分らだけ強なりおる、その後はずーっと知らんぷりや」
こう言われるのは……他のβテスターたちも複眼な思いをしているだろう。実際βのプレイヤーは自分たちの情報を独占して自分の強化を行う、そんなプレイヤーも少なからず存在した。実際ここにいるβのプレイヤーはそんなことをしていようがしていまいが同じ括りとして見なされた。
「こん中にもおる筈やで!βの奴等が!そいつらに土下座さして、溜め込んだ金やアイテムを吐きだして貰わな、パーティーメンバーとして、命は預けられんし、預かれん!」
βのプレイヤーに対する嫉妬や憤りといった感情以外の考えも感じるが、彼らの立場から考えると要求はともかく不満を感じるのは当然のことだろう。攻略の第一歩で内輪もめによる躓きなんてものは絶対に避けなくてはならない。
テスターとビギナーの対立を引き起こさないためにも穏便に済ましたいが、場にいるビギナーはかなり流されている。実際彼らも多かれ少なかれ思うところがあったのだろう。人が一度付けた認識バイアスというものはそう簡単に覆らない。どうにかしなければ、そう頭では考えてもソウジの体はついてこない。
「発言、いいか?」
そんな風に場の空気が険悪になっていく中、身長は190を越え頭はスキンヘッド、黒に焼けた表皮に圧倒的な体格を有する巨漢のプレイヤーがステージに威圧感を伴いながら出てきた。どこかの映画にでも出てきそうな風貌だ。
「俺の名前はエギルだ。キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり、元βテスターが面倒を見なかったからビギナーがたくさん死んだ、その責任を取って謝罪・賠償しろ、ということだな?」
「せ、せや。なんか文句でもあるか!」
「あんたはそう言うが、キバオウさん。金やアイテムはともかく、情報はあったと思うぞ。このガイドブック、あんただって貰っただろう?大体の街の道具屋で無料配布してるんだからな」
そう言って取り出されたのは私が情報を提供した冊子だった。
「この攻略本には、各村や街のフィールドのクエストやおすすめの武器店の詳細、フィールドマップは勿論、適性レベルに応じた狩りの穴場や危険なポイント、さらにはモンスターの詳細な攻撃パターンや明確な弱点、有効な攻撃方法まで載っている。ビギナーがいきなりこの情報量を集めるのは不可能だ、きっと何人かのβテスターたちが情報を提供して作られたのだろう」
「……せやがなぁ、あいつらは!」
「確かにβテスターたちを恨む気持ちも分からなくもないが、ここでお互いに傷つけあっても何も生まない。俺らに情報を提供してくれるβテスターもいるわけだ。βテスターとビギナーなんていう括りに分けないで一人一人を見て互いに協力していくべきだと思うが、どうだ?」
エギルさんのもっともな言い分にキバオウさんは反論が出来ないようだ。互いににらみ合っていたが、渋々キバオウさんが席に戻るとそれに続く形でエギルも席に戻っていった。
「みんな、それぞれに思うところはあるだろうけど、今だけはこの第一層を突破するために力を会わせて欲しい。ボス戦ではチームワークが重要だからね。とりあえず、みんな自由にパーティーを組んでくれ」
何とか丸く収まった。前途多難だが内部対立が起こらなかっただけマシなんだろうか。ソウジはそう考えつつ結局こんな場面でも動くことのできなかった自分に嫌気がさす。そうして視線をあげて周りを見渡すともう殆どのプレイヤーがチームで固まっていく。周りを見渡し未だに人の集まる気配のない黒髪のプレイヤーに近づく。
「キリトさん。パーティー組みますか?」
「ああ、ソウジか、助かる。それともう一人残っている奴がいてな……」
「全然構いませんよ。早くパーティー組みましょう」
「分かった………アスナ、こっちがソウジだ」
「……初めまして、ソウジです。よろしくお願いしますね」
「……アスナよ、よろしく」
見るからに
「……何か気に触るようことでも言いましたかね」
「いや、最初に話しかけた時からこんな感じでつっけんどんでな。まぁ、少しずつ馴染めばいいさ」
一応三人とも自己紹介が終わり、これからどう動くか話そうとした時
「君達は、三人パーティーかい?」
ディアベルさんがこちらに歩み寄りながら声を掛けてきた。
「ええ、他に余っている人もいなさそうですし三人で決まりですね。それがどうかしましたか?」
「…申し訳ないが君達は取り巻きのコボルドたちを処理してくれないか」
ソウジとしては事前に想定していたことではある。リーダー目線から見ても事前に余り空気のよくない少数急造パーティーを危険に晒すわけにはいかない。それに弱っちぃ取り巻きなんかよりもゲームプレイヤーなら自分でボスを倒したいと思うに決まっている。
「ええ、構いませんよ。こちらは完全に人数が集まっているわけでもありませんし。取り巻きの処理も重要なことなので。これでいいですよね、キリトさん、アスナさん?」
「ああ、大丈夫だ」
「…………ええ、しょうがないわね」
空気を読んで賛成してくれたキリトと、見るからにに不満ですという顔をしながらも渋々と同意したアスナを見て苦笑しながらもディアベルソウジたちに指示を出す。
「はは、すまないね、そう言ってくれるとこちらとしても助かるよ。ボス戦本番は明日午後からだ。集合はここに朝八時。それまではしっかりと休養をとっておいてくれ」
「分かりました。後ディアベルさん、一つ耳に入れておきたいことが」
「伝えたいこととは一体何だい?」
「はい、既にご存知かもしれませんが1階層のモンスターはβ時代と若干挙動などが変化していることもあると「鼠」の攻略本にあります。これまでの傾向から考えるにボスの挙動もどこかしら変更がなされている可能性も無視出来ないと考えています。最悪全滅の危険性もあり得ますので、他のプレイヤーにも情報の伝達を頼みます」
「ああ、承った。確かにそんな話を聞いたよ。貴重な意見、感謝する」
「いえいえ、それではこれで」
「ああ、明日はよろしく頼む。互いに頑張ろう!」
そう言ってディアベルは他のパーティーへ向けて去っていった。これでようやく会議も終わったわけだが三人は立ち残って話し合う。
「さて、これからどうします?私は一応パーティーとしての連携練習を行うべきだと思うのですが」
「そうだな、アスナも参加してもらっていいか」
「はぁ、しょうがないわね」
そうやって始まった連携練習だったが
「よし、まずはスイッチでPOTローテするところから始めるか」
「すいっち?……ろーて?」
「…えぇ~」
「キリトさん、頑張ってください。クラインへの教え方もよかったと思いますし教師役に向いてますよ………恐らくですが」
「はぁ~、それならしっかりと目を合わせてから言え。ちゃっかりと俺に押し付けやがって」
「何よ!私がお荷物みたいじゃない!やるならさっさとしてくれる」
「いやすまない。そういう意味じゃなくて……ソウジも手伝ってくれ」
「……私よりもキリトの方がよいと思いますが、了解です」
そうしてフロアボス戦を想定した、キリトの解説も交えた連携練習が始まった。最初はアスナの態度もあって進むかどうかも不安な練習であったが、アスナの要領の良さもあって時間はそれ程かからず練習は終わった。
ー数時間後ー
「よし、これなら十分だろう。明日に備えて今日はもう街に帰って休もう」
「流石ですねアスナさん、たった数時間でここまで動けるようになるなんて」
「…ありがと。それにしても最初はたかが取り巻き潰し。練習しなくても何とかなるでしょ、って思ってたけどかなり重要なことなのね……」
「重要性がわかってもらえて何よりだ。よし、後は風呂に入って寝るとすr「………今なんて言った?」え?」
「今なんて言ったって聞いてるのよ!」
「あー、取り巻きの処理の重要性が」
「その後よ!!」
アスナの突然の大声がキリトとソウジの耳に入る。
「んー、風呂に入」
「そう、お風呂よ。お風呂って言った?」
「あ、ああ。それがどうした?」
「…使わせて、もらえる?」
「まぁ、別に大丈夫ですけど」
ソウジは二人の会話がおわるまで案山子に徹することにした。
「ん、ありがと。それはともかくどこにそんな宿があったのかしら。私が探していたのに一軒も見つからなかったのだけど」
「多分アスナはINNの看板が出てる店しかチェックしなかったんだろ?宿泊施設は街区の宿だけじゃないんだよ。宿屋の看板が無いだけで、利用できる宿がかなりあるんだ。俺の泊まっている部屋は一晩八十コルで部屋は二つ、ミルク飲み放題に加えて風呂付きだ」
「な……私が泊まっている宿は大違いじゃな「お二人さん、仲良く話すのは別に構いませんがそろそろ帰ってもいいですか?」なっ……」
かれこれいい時間が経ちそろそろ苛立ちを感じてくる頃になり、ソウジは二人の会話に割って入る。意図的に声を低くしたわけではない。自然とそうなってしまっただけなのだ。
「ああ、もちろん。すまない。じゃ、もう街に戻るか」
こうしてキリトとアスナとは分かれてソウジは泊まっている宿に戻った。
―宿にてー
「おや、アルゴさん来てたなら連絡ぐらいください」
ソウジは部屋の外に向かって声をかける。
「何でその距離でオレっちだって分かるんだヨ。相変わらずバケモノ染みてるナ」
「…まぁ、鍛えてますので」
野生動物じみたソウジの察知能力に思わずドン引くアルゴ。そんな反応に
「答えになってないゼ。それで例の依頼の件なんだけどナー…依頼人は、今日中なら四万五千三百コル出すって言いだしたヨ」
「そんなにLA(ラストアタックボーナス)が欲しいですか……そうですか、ならその件お話受けようと思います。貰えるものは貰っときませんとね」
「そりゃ格言ダナ。にしても依頼主は何考えてんだカ、説明したのに一切話を聞いてくれなかったヨ」
「まぁ、現時点では最大限強化しているって言っても曲刀ですしね」
このSAOには各種武器の強化パラメータが
鋭さ――Sharpness
速さ――Quickness
丈夫さ――Durability
正確さ――Accuracy
重さ――Heaviness
この様に存在するわけだが、このうちソウジが持っている刀──とある敵モンスターからドロップしたもの「ゾモロドネガル(+7)」は7回分の強化がすでに済まされている。配分は4Q3Dとなっており、ソウジ用にカスタマイズされている。
「正直言って私のためのカスタマイズしたものですしよっぽど物好きなんでしょうね、その依頼主」
今から渡されてもすぐに武器を使いこなせるわけがないし、期限も隠す気がない。すでに大まかな全体像をソウジは見えた。既に分捕れるだけ分捕るつもりである。
「…それにしてもダイジョウブカ?今の武器を手放せば、ボス戦で命取りになるかもしれないゾ?」
「ええ、勿論大丈夫です。心配しないでください」
「ま、ソウジがそこまで言うなら大丈夫なんだろ、依頼人も了承したヨ。武器を受け取って、すぐに持ってこいってサ。金の受け渡しはそこでやるそうダ。」
「じゃ、お願いしますね」
「アァ、それじゃ、行ってくるヨ。……さて、キリトのところにも行かないとナ」
アルゴの漏らした言葉を耳に入れながらソウジは眠りについた。
2022年12月3日
SAOがデスゲームと化してからおよそ一カ月が経った。この仮想世界に閉じ込められた私たちプレイヤーは、遂にこの仮想世界脱出への大きな一歩を踏み出すこととなる。
即ち、第一層攻略。βテスト時代のボスの情報公開とあの人によって行われているであろう変更点について予測を行い、遂に攻略へと踏み切った。
「全く…私たちがただの着いてきてるだけみたいじゃない。これじゃあ、攻略に参加している意味もまるで無いわよ…そう思わない、キリト君?」
「まぁ、言いたいことは分かるがしょうがない部分もあるだろ」
見事にあぶれましたし、私たち、と心の中でソウジが呟く。会議に来てた時点で大半のプレイヤーは六人パーティー組んでいたのだ。
「アスナさん。実際取り巻きの処理も重要ですし……」
「はぁ、分かっているだけど、実際は邪魔にならないように端のほうでいておきなさいってことでしょ」
三人だけのパーティーとしてソウジ達が割り当てられた仕事は、ボスの取り巻きの相手をするE隊の援護だった。ボス戦の邪魔にならないように立ちまわるよう要請されたアスナは、街を出て以降不機嫌に愚痴を口にしている。
「ええか?ジブンらは大人しく、わいらが狩り漏らした雑魚コボルドの相手だけしとれよ。ボスに殴り掛かったりや、するんやないで!」
武器を取り上げるため大枚はたいて買い取ったのに同じ性能の武器を装備されていたらイラつきもするのだろう。キバオウは特に最後の方を強調し、前線への介入禁止に関してソウジたちに釘をさす。
「おい、ソウジ一体何したんだ。こっちにも飛び火してるじゃないか」
「……私がやったことで確定なんですか。まぁ、実際そうなんですが……多分LAを私たちに取らせたくないんでしょうね。アルゴさんを通じて武器の買取の依頼が来てたんで、そこで私の剣を売りまして。予備も数本用意しているんで何の問題も無いんですが。お陰様で私の懐も潤いましたし」
「あー、うん、そうか…」
「それにその件ならキリトさんのところにもお話がいったでしょう?キリトさんも無関係ではないと思うのですが」
「……それで今回のボス攻略はどうなると思う?」
「相変わらず誤魔化すの下手くそですね。まぁ、今回はほぼ眺めてるだけみたいなものですし、何とも言えないですが……」
「二人ともそろそろ到着するわよ」
ソウジがキリトと会話をしている内に攻略隊はボス部屋に到着した。到着したフロアボスの部屋へと通じる扉を前に、レイドパーティーは最終調整に入る。所持アイテム量や、武器の耐久値の確認、当初より予定していた連携の再確認を行っていき、一通り攻略メンバーの準備が完了すると同時に、ディアベルが扉を背に皆に向き直る。
「これからのアインクラッド攻略の希望の灯として、俺らはこの戦いに挑む。勝とうぜ!!」
プレイヤーたちの士気も高まりやる気十分となった。いよいよ百層あるうちの第一層、攻略の第一歩たるフロアボス攻略戦が始まる。各々のプレイヤーが緊張を胸に、これから始まるボス戦に身構える。
ソウジもまた、柄に手をかけて思考を研ぎ澄ませ戦闘態勢をとる。やがてリーダーであるディアベルの手で、フロアボスの待つ部屋への扉が開かれそれと同時に、四十五人が一斉に部屋へと突入していく。全員がボスの部屋へと足を踏み入れてからしばらく経ち、部屋の奥に見えた巨大な影が動きだした。
「グルルラァァアアアア!!!」
空中で一回転して着地したのは、今までの敵とは違う圧倒的な威圧感を放つ巨大な亜人型モンスター。瞳孔と虹彩の存在しない白目に、私の身長を遥かにに超える赤銅色の全身。青灰色の毛皮を纏い、右手には巨大な斧、左手には直径2mに届きそうなバックラーを構えている。第一層の扉を守護するボスモンスター、「イルファング・ザ・コボルドロード」が出現した。一瞬の場が静まった後ついに戦いの口火が切られる。
「戦闘開始ィィーーー!!」
──この電子の牢が私を阻むというのならば
──私は全てを斬り伏せる
ソウジは手に力を籠め、敵を見据える。最初の一歩を踏み出すために。
──
アインクラッド編はわりかしバンバン時間飛ばしていくつもりです。今後幕間とかで追加の話が入るかもしれませんが、いつになるのやら。