鬼を滅するは呪いの刃 作:トロピス
最近やっと学校とかが落ち着いてきたので、これからゆっくりとだけど書いていきたいと思いますので暖かい眼で見てもらえると嬉しいです
周りの隊士が目で追えない速さで下弦の参を打ち取った世那は、ゆっくりと身体が灰になっていく鬼の死体を眺めていた。
(…弱点の首を斬ったらあんな感じに体が崩れていくのか。呪力も感じない意思疎通ができる化け物。あそこにいる隊服みたいなのを着ている人たちはこの化け物のことを知っている感じだった。
もしかしたらこの世界には呪霊のような存在がいるのか?…調べないといけないことが多そうだn…ん?)
鬼の死体が完全に崩れた瞬間、|世那の眼〈・・・・〉に本来ならあり得ない現象が映っていた。
空に散っていった灰がまるで意思でも宿ったかのように一部に収束し、禍々しい|呪力〈・・〉の塊となっていた。
それはまるでたくさんの人間の怨念が混ざり凝縮したような漆黒で、ユラユラと生き物の様に動き始めると、物凄い速さで世那の方へと向かっていった。
不意をつかれ世那の身体の中へと入った呪力の塊。
全てが入ったその瞬間、世那の身に異変が起きた。
「…がはっ!」
突然、目、鼻、口、耳それぞれから血が溢れた。
頭痛や吐き気に襲われ、脳内には複数人の呪詛のような言葉の数々が流れていた。
(数百人はくだらないだろう数の…重い負の感情!あの鬼の中に蓄積されていたのか⁉︎器が壊れ行き場を失った呪力の塊が俺の呪力を感じ取って…)
あまりの辛さに顔を歪めよろける世那。
突如として苦しみ出した恩人を前に、隊服を着た隊士たちは慌てだし、激しく動揺していた。
(おまけにこの痛み、傷じゃないから反転術式が効かない…。慣れれば少しはマシになりそうだが…クソ、少し急いで調べる必要がありそうだな)
ある程度症状が引いていき呼吸を整えた世那。
顔に着いた血液に若干不快感を覚えながらも、なんとかこの世界のことやさっきの化け物の方について情報を集めたい世那は、いまだに慌てている隊士たちに声をかけた。
「…あのー」
「だ、大丈夫か!?」
「色んなところから突然血が出てきていたが、もしや先ほどの鬼の血鬼術が…」
「貴方は命の恩人なんだ!俺たちになんでも頼ってくれ!」
「お、おぉ…わ、わかりましたから、少し落ち着いてください!」
隊士等の必死な形相に思わず後ずさってしまった…
とりあえず、話は聞けそうだしここから一旦離れてどこか安全な場所にでも移動するか。
その前にこの血をどうにかしたいんだけど、呪具はこの人たちの前で使うとなんかややこしくなりそうだし、今できることとしては…
「…心配してくれてありがとうございます。よければ怪我人もいらっしゃるのでどこか安全な場所に移動しましょう。それとお持ちでしたらどなたかお水か血を拭うものはお持ちではないでしょうか?移動しながら血だけでもどうにかしたくて…」
「あ、ああ!そうだな、一旦ここから離れよう!」
「水は俺が持っているやつを好きなだけ使ってくれ!手拭いもある!」
「動けるやつは怪我人を背負って移動しよう!時期に隠も来るだろう」
これからの方が決まったからか、せっせと動き始める隊士たち。
世那は水と手拭いをありがたく貰い、顔に着いた血を洗い流した。
そして全員の準備が整い移動しようとしたその時、とてつもないスピードでこちらに近づいてくる気配を感じやや警戒する世那。
(意外と速いな。5、4、3…来る!)
「遅くなってすまない。無事か、君たち」
それはまるで炎を擬人化したような、凍える弱き人々をその炎でじんわり暖め安心させてくれるような、そんな印象を与えるなと世那は感じた。
周りの隊士と同じ隊服を着ているため、味方であるのはわかる。
他の隊士と違うのはその炎を彷彿とさせる羽織とみなぎる闘気だろうか。
自分の実力に自信を持ち、だが慢心せずに日々研磨し続けているのがわかる。
その炎の男に気付いた隊士等は慌てたように頭を下げた。
「え、炎柱様!」
隊士の一人が慌てて声を上げた。
他の隊士の様子からして彼はこの者達の上司なのだろうと予想した世那は、その炎柱と呼ばれた人へと視線を向けた。
「貴方はこの人たちの上司ですか?」
「いかにも。俺は鬼殺隊の炎柱─煉獄槇寿郎だ。君がこの者たちを助けてくれたのか?」
「まあはい、たまたま通りかかったので。それより少し聞きたいことがあるんですけどいいですか?」
「……待て。質問は聞いてやりたいが、まずはこちらの要件を先に通してもらってもいいだろうか?おそらく、そこで君の知りたいことも知れるはずだ」
煉獄槇寿郎という男性はそういうと世那に向かって頭を下げた。なにか罠に嵌めようとしているわけでもないことは世那自身すぐに分かった。
なにより、この槇寿郎という男は、世那の聞きたいを内容も聞かずに知りたいことが分かると言った。
なにか確証があるのか、それともこちらの聞きたいが分かっているのか、どちらにしろ世那にとっては好都合だ。
「わかりました、あなたについていきましょう」
「…ありがとう。それではすぐに向かおう。あまり
そういうと槇寿郎はいつの間にか現れた、黒ずくめのまるで黒子のような恰好をした人たちに指示を出してはこれ一人で走りだしていった。
そのあとを世那も追っていく。
(…以外に足が速いな。呪力による身体強化をしている様子もない、独特な呼吸音がしているからその影響か?)
槇寿郎の後ろを走りながら観察する世那。しばらく走り続けると、目の前にとても立派な広さと作りがされた屋敷が見えてきた。
恐らく目的地なのだろう。槇寿郎はその屋敷が見えてくると走る速度を落としていき、門前で止まった。
「良く着いてきてくれた」
「ここが目的地ですか?」
「そうだ。この先に我々鬼殺隊の最高責任者であるお館様がいらっしゃる。決して無礼の内容にしてくれ」
「わかりましたよ。にしてもなるほど、ここがあなた達のトップがいるところだから。あんなに速く移動していたんですね。敵にバレないように」
「そういうことだ。それにしても驚いた。汗どころか息を荒げもしないとはな。俺もまだまだ鍛錬が足りなかったか」
「まあこのぐらいはなんとも」
「そうか、
「(流石…ね)…ええ、行きましょうか」
二人は門を通り屋敷の敷地内を歩いていく。
綺麗に手入れされているその敷地内を興味深く見渡す世那。
これほど整えられたお屋敷というのも現代ではそうないな、なんて思いながら歩いていくと、本殿なのだろう大きな屋敷がどんと立派に建てられていた。
これまた綺麗な庭が一望できる部屋の襖が開いており、その中に複数人の気配を感じた世那。部屋の前の庭に着くと、途端に槇寿郎は跪いて首を垂れた。
「お館様、お連れしました」
槇寿郎がそういうなり部屋の中心にいる人物、気配を感じた人の中で一番弱い気を放つ人物が、寝込んだまま首だけをこちらに向けた。
「…やあ、よく、来てくれた。良ければ…こちらに来てくれないだろうか?」
弱々しく手招きをするその人物。ここで一番に反応したことから、あの寝込んでいる人物が親方様だろうとふんだ世那は、まず槇寿郎に視線を移す。
合意という意味なのだろう、槇寿郎は世那の眼をまっすぐ見ては頷いた。
世那は靴を脱いで部屋に上がると、その部屋に親方様とは別に、二人の子どもがいた。
一人は年齢的に12~13ぐらいの男の子、もう一人は17~18ぐらいだろうか。まだどちらも幼さが残っていた。
そんな二人の前には布団で横になっている一人の男性。
顔はほぼ包帯で覆われており、見える皮膚はまるで呪いかのように変色しただれていた。
それは全身にまで回っているのだろう、僅かに見えるその手ですら酷い有様だった。
鼓動も弱っているのだろう、呼吸は弱く苦しそうなそれは、まもなくその命が尽きることを容易に想像できた。
「わざわざ…こ、させて悪いね」
「いえ。それより時間がないんですよね?失礼なことを言いますが、貴方はもうじきその命が尽きる。話すなら早く本題に入った方が良いですよ」
世那は傍に座るなり不躾にそう言った。あまりの言い方に庭で待機していた槇寿郎が怒気を込めて何か言ったがそれは無視した。
それはこのお館様なる人物を見た瞬間、世那に衝撃が走ったのだから。
(この人、呪いの気配がある。呪力とまではいかないが呪われている。呪力が感じない呪い…まさか)
世那はあることを思い出す。
御三家という呪術界において強大な権力を持つ家。その中で禪院家という家の出自で、本来微力でもあるはずの呪力が全くないにも関わらず、呪いに高い適正を持った人物の事を。呪力を感じないのに呪われている。それは本来ありえないこと。少なくとも人間や呪いそのものである呪霊にはできない芸当。ならば誰が呪うのか。
それはある意味、祝福とも捉えられるもの。何かを天に捧げる代わりに強大な恩恵を授かることが出来る選ばれもの。
世那は知っている。知人がそうなのだから。本来あるはずの呪力を全て捨てる代わりに高い身体能力を得た人物。
(この人は甚爾さんと同じ…天与呪縛の呪いを受けている)
呪いの正体に気づいた世那。この痣が彼を縛っている呪いなら、この人には何かしら与えられている力があるはずだ。これほどの代償を得た力。見た目の様子からして身体に恩恵を齎すものではない。
ならばなにか。
世那はこれまでの事を思い出す。
この世界に来て間もないが、不可解なことが起きていた。
この世界に来たこと…いや、それは俺があの呪霊に油断していたからで運命操作のようなものはあまりにも規格外すぎる。ならばなんだ。そもそもなんで俺を呼んだ。ここに俺の
バッと世那は槇寿郎へと振り返る。突然の行動に驚く槇寿郎だが、世那はそれを無視して考える。
なぜ自分を呼んだのか。そもそもどうやってあんなピンポイントで槇寿郎は来たのか。
まるで|世那があそこに来るのが分かっていたかのように《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》。
世那は手をお館様の胸に置くと、そのまま反転術式を体内に直接流す。
まもなく死ぬ運命を天与呪縛にて背負わされたその身体を、完全に治癒することはできない。
だが、少なくとも今の症状を和らげて話を円滑に進めるようにはできる。
そう考えた世那は、自身の呪力を正の呪力に変換して流す。
普段よりも圧倒的に出力が下がっていることに驚きつつも流し続ける。
効果が出てきたのか、お館様は少しばかり咳をした後、辛さが軽減されわずかに動きやすくなった自身の身体を見ていた。
その光景を見て思わず驚愕の表情を浮かべる槇寿郎と子ども達。彼らからしたら、突然世那の手が淡く光ってはお館様の身体を包みこんだように見えているのだから。
摩訶不思議な現象を視れば誰でもそのようなリアクションになる、と慣れている世那はスルーした。
「……ありがとう。私を癒してくれたんだね」
「呪いの痛みや苦しさなんかを和らげただけだ。死ぬ運命は変えられない」
「それでも十分だよ。ここまで楽なのはいつぶりかな。ありがとう」
「礼を言うなら、さっさと話しを始めよう。貴方に残された時間は少ない。早く終わればそこにいるご子息とも話せて逝ける」
世那はお館様を挟んで向かいに座る男の子を見る。世那がこの男の子をご子息だと断定したのには理由があった。
まずはその見た目。皮膚がただれているが、彼の眼や口と言った見える範囲の顔のパーツが男の子とそっくりだった。
そして次に、その男の子に宿っている呪いだ。お館様と同質のものが男の子から感じている。まだ発動はしていないようだが、もう間もなく発動する状態になっていた。
まるでお館様が死んだ時に発動するように狙っているかのように。
「そうか、まさかそこまでしてくれるとは思わなかったよ。しつこいようだけど、本当にありがとう。さて、それじゃお言葉に甘えて早速話始めようかな」
「…ああ、ちなみにあなたが俺を呼んだ方法は見当がついている。ザックリいうと未来が視えるんだろ?」
「はは、流石だね。そう、私たちはぼんやりとだけど未来のようなものが視える。私にも、そして息子にも」
「なるほど。それじゃ俺の知りたいことも分かるだろ?教えてくれ」
「まず、君の事を初めに見つけたのは私の息子だ。名を産屋敷耀哉、私が死んだ後にこの鬼殺隊の頭になる子だ。耀哉が私に教えてくれたんだ。この世界を救ってくれる者が現れるとね」
「世界…か。どうにも規模がでかいな。鬼殺隊、鬼を殺す隊ということはお前たちの相手は鬼という異形の怪物か?」
「そうだね。私たちはこの世界に存在する鬼を殲滅するために創られた組織だ。私はその組織の96代目当主。私の一族は男性みな短命でね」
「それはわかった。それでその鬼が跋扈するこの世界を救う者が俺だと?」
「そうだね。それは私の方で視えたんだ。君の存在を。突然あの森で現れた変わった格好をした青年。長く綺麗な黒髪に赤い眼、たくさんの耳飾りをしたね。どうだい、当たっているだろ?」
親方様はどこか得意げに微笑んだ。どうやら治癒が効いてきているようだった。
「君の来る場所が分かっていたから、槇寿郎にお願いしてきてもらったんだ。君に
「っ!なんだ、俺が異界から来たってわかってたのか」
「仮説だったけどね。耀哉が言うには、君は鬼でもないのに奇妙な術を使うと言っていたから」
「なるほど、どうやらその未来視はかなり精度が高いらしい。なら単刀直入に聞こう、俺に何をしろと?」
世那は鋭い目つきで親方様を見る。その眼はどこか冷たく、その眼を正面から見る二人の子どもはゴクッと重く唾を呑みこみその背中に冷や汗が伝った。
それからお館様は世那に様々な話をしていた。
この世界の年号から始まり、鬼殺隊の歴史、存在する鬼の事、自身の呪いの現況など世那が知りたいと思っていたこと全て。
そして最後に、お館様はバッと世那の手を掴むと力強く握りしめ、まっすぐ眼を見ていた。
「君に鬼の祖である鬼舞辻無惨を殺してほしい。鬼の祖である奴が消えれば、この世界に存在する全ての鬼が消滅する。どうか君にこの世界を救ってほしい」
ジワジワと握る手から血が流れる。ただれていた手の皮が切れたのだろう。
どんどん溢れるその血は白い布団を紅く染めていく。
「どうかお願いだ。この呪いの連鎖を終わらせ、悲しみに満ちたこの世界を、子ども達をどうか救ってほしい」
どこまでも力強くまっすぐな眼。希望に満ちたその瞳は、まるでこの話を世那が受けたら鬼舞辻が殺されることが確定するような、そんな確信が籠っているようにすら感じる。
二人の視線が合わさっている。
それは数秒にも数分にも感じるほど、緊張感が漂っていた。
「それを俺が受けて俺にどんな得が?」
「……おそらく、貴方の世界に帰れると思うんだ」
「不確定か…まあいい。それで、あんたが死んだら、鬼殺隊とやらはそこの、えっと耀哉が引き継ぐんだっけ?」
「そうだね。私が死んだら、その瞬間から耀哉がこの鬼殺隊を率いていくことになる」
「そっか…なら俺は
世那の返事にお館様を除いた三名は思わず驚いた。
「これから死にゆく奴と約束をしても意味がない。お前の役割は俺をこの場に呼び、この世界について教えること。ならこれからの人生で俺と深く関わる役目を持つのはお前ではなく耀哉だろ」
世那はスッと耀哉へと視線を移した。表情は変えなかったが、身体は嘘をつけなかったかビクッとその肩が跳ねた耀哉。
「お前の言葉を聞かせろ、耀哉。もうじきお前の親は死に、お前は後ろにいる槇寿郎や他の隊士たちの頭になる。その身体だ、戦場に出たくても刀を満足に触れないだろ。ならお前がやるべきことはなんだ。他の隊士は命をかけて刀を振るっている。それが出来ないお前がやるべきことは、なんだ」
世那の言葉に大きく瞳を開けた耀哉。そしてしばし眼を瞑り俯く。表情は視えないが、考えているのだろう。
まだ13歳の少年が、これからのこの世界について自分がどうするべきか。
頭の良い子なんだろう、と世那は初めて耀哉を見た時に感じた印象だった。
世那の時代でのまともな生活をしている13歳の子どもとは違う眼をしていた。
それこそ、呪術の世界で生きてきた、幼い頃から覚悟が決まっていた者と同じ眼を耀哉はしていた。
わかってはいたのだろう。自分が何をするべきか。
ただ、このお館様という男が、その責務を全うしようとしていたから耀哉は言葉を発さなかった。
世那はそういった自分の立場とかで己の考えや感情を殺して生きていく奴が嫌いだ。
自分を出さないのに願いを聞いてもらおうなんて対等じゃない。
本音を吐き出せ。本性を見せろ。お前自身を教えろ。
耀哉を見る世那の眼が鋭くなる。答えようによっては、世那今後一切鬼殺隊には関わらないだろう。
世那は別に正義のヒーローでも何でもない。まだ来て間もない世界の人間など正直どうでもいい。
帰る方法ぐらい、一人でも探そうと思えばできるだろう。むしろその方が行動しやすいかもしれない。
だが、世那は別に人でなしではない。困っている人がいたら手を差し伸べる。ただ、その者が己を偽り自身を利用しようとするなら、世那は平気でその手を斬り飛ばして見殺しにするだろう。
柊木世那という人間はそういうやつなのである。
耀哉がゆっくりと眼を開けて世那へと向き直る。
強い意思を宿した眼は、どこか親方様と似ていた。
「世那様、世界を救って下さいとは申しません。ただ…ただどうか、私たちに力を貸してください。今もなお鬼に怯え、鬼に殺され、鬼に幸せを奪われ、鬼に運命を狂わされる私たちを、どうか助けて下さい。お願いいたします」
頭を下げ懇願する耀哉。誠心誠意を込めた彼の心からの言葉。その言葉は世那に胸に見えない塊となって届いていた。耀哉を見て世那は優しく微笑むとその口を開いた。
「耀哉、条件がある」
「…条件?」
世那の言葉に顔を上げては思わず首をかしげる耀哉。
「お前たち鬼殺隊の仕事とかはやってやるが俺は鬼殺隊には入らない。あくまで協力者だ。それはお前が知ってればいい。ただ俺は他の隊士みたいにお前をお館様だとか敬ったりはしない。まあその歳で運命と戦うお前に敬意を込めて、俺は
「私が、友…でいいのですか」
「俺は特別な相手でもないやつのお願いとかは聞かない。そこまでお人よしでもないしな」
「…っ!は、はい!お願いします!友として!」
「ふふ、わかった。友達の頼みだ。もう敬語はいらないし、お願いとかもしなくていい。
約束するよ。俺は鬼舞辻無惨を祓うよ。耀哉の友として」