茨城アストロプラネッツはガールズ&パンツァーとコラボしろの会   作:いのかしら

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ホーリーホックを打倒する気はないです


会報誌 #1

 

〜誰だお前〜

 

 

G-Alvarez「どうも、茨城アストロプラネッツはガールズ&パンツァーとコラボしろの会の会長、G-Alvarezです」

 

エリカ「何しているんですか隊長」

 

G「隊長ではない。会長のG-Alvarezだ」

 

エ「……そうですか。それで、そもそも何の会なんですか?」

 

G「名前の通り茨城アストロプラネッツとガールズ&パンツァーとのコラボを目指して活動する会だ」

 

エ「具体的な活動内容は?」

 

G「稀に大洗に聖地巡礼に行く。ガルパン最終章はもちろん見る。時々アストロプラネッツ、略称アスプラの応援に行く」

 

エ「それだけですか?」

 

G「それに加えて、本当に稀にこの会報誌を出そうと思う」

 

 

 

〜そもそも茨城アストロプラネッツってなんだ〜

 

 

G「茨城アストロプラネッツは、プロ野球独立リーグのベースボール・チャレンジ・リーグ(ルートインBCリーグ)に所属する茨城県のプロ野球チームだ。創設は2017年、準備期間を経て2019年からルートインBCリーグに参加しているぞ」

 

エ「リンクが有効かはわかりませんが、ほぼWikiのコピペですよねこれ。プロ野球といえばNPBですが、そことは別なんですか?」

 

G「ルートインBCリーグ、この後はBCリーグと呼ぶが、これはNPBとは別のプロ野球リーグだ。この手のNPB以外の独立リーグとしては、四国アイランドリーグに次いで2番目に古い歴史がある」

 

G「2007年に設立され、現在は茨城・神奈川・埼玉・群馬・栃木・長野・福島の7チームで構成されている。去年まではNPB2軍に移った新潟のチームがいて1チーム減ったが、来年からは山梨の新規チームが加入し8チーム体制になる予定だ」

 

G「試合は大体年間50〜60試合。4月〜9月にかけて、大体金土日祝を中心にリーグ戦を行なっているぞ。NPB3軍との交流戦だと平日日中もあるがな」

 

エ「独立リーグの中だと結構有力どころってことですね。NPBと比べたら流石に弱いとは思いますが、どのくらいの強さなんですか?」

 

G「……巨人3軍に負け越すくらいだな。日本の独立リーグの中だと上位と言っていいが、NPBとは雲泥の差があると言っていい」

 

G「とはいえ別に野球の強さだけが野球観戦、応援の楽しさではない。その点は後ほどお話ししようと思う」

 

 

〜どんなチームなの?〜

 

 

エ「それでアストロプラネッツはどういうチームなんですか。なんで宇宙?」

 

G「宇宙なのは筑波とか結構県内に宇宙関連施設があることに由来しているぞ」

 

G「本拠を茨城に置くだけあり、ホームでの試合は茨城県内で行っているチームだ。牛久、水戸、笠間とかでの開催が多いかな。NPBを基本に他のリーグへのステップアップを支援する、これを運営方針の中核に据えている」

 

エ「やはりこういった独立リーグだと給料も安いでしょうし、何年もチームに残ること前提ではないですしね」

 

G「給料もBCリーグ内でも高い方では間違いなくないしな。だいたい月給10万に成績に応じて歩合、それがキャンプからシーズンオフまで、3月〜9月、10月で払われるイメージだと聞いている」

 

エ「冬の時期はバイトとかしないと収入ないってことですよねそれ」

 

G「独立リーグ選手で生活はキツイわな。また今のチームのGM、チーム編成とかの責任者が色川さんという方なんだが、その人も『BCリーグで勝ち抜くこと』よりも『成長させること』を重きを置いている。スカウティングする時もNPBに行くための強みに注視しているようだ」

 

G「その分上のステージに行けるかを問わず、1年、なんなら数ヶ月で退団する選手も出てくる。端的に言うと『推し』は結構すぐ消える。特に出場機会のために外国人選手は結構すぐ入れ替えるし、給料なしの練習生契約への移行も頻発する」

 

エ「そこまで入れ替えが激しいと、追いかけるのも大変そうです……」

 

G「そこら辺を気にせずチームの調子を年ごとにかる〜く追いかけるくらいが、ライトなファンとしては丁度いいくらいじゃないか?」

 

G「ちなみに今年のチームを知りたければ、これをチェック!」

 

【プレーオフ進出】茨城アストロプラネッツ 2024年1-9風応援歌メドレー

https://youtu.be/9UohCbvXVDk

 

エ「宣伝すな」

 

 

〜アスプラの希望の星!〜

 

G「10月には球団にとって一大イベントになる、NPBのドラフトがある。これまでも毎年選手が指名されているから、今年も要注目だな」

 

エ「そんな毎年出しているんですか?」

 

G「設立年の2019年以外は毎年だな」

 

 

 

2020年 小沼健太(ロッテ育成2位)

 

2021年 山中尭之(オリックス育成1位)、大橋武尊(DeNA育成3位)

 

2022年 渡辺明貴(DeNA育成4位)

 

2023年 土生翔太(中日5位)、日渡騰輝(中日育成1位)

 

 

 

エ「設立されてそこまで長くないのにこの数って結構すごいのでは?」

 

G「可能ならもう少し支配下指名選手を育成していきたいくらいだろうな。今年の候補選手も見ていくが、まず独立リーグで指名されやすいタイプを見てみるぞ」

 

 

・若手野手、投手(高卒1〜2年目)

 

G「若手ならポテンシャル重視で、結果をそこまで残せていなくても指名されることがある。去年指名された土生と日渡や、今はリーグ違うが富山から阪神に指名された湯浅も、若さが買われての指名だったな」

 

・リリーフ候補(〜大卒2年目)

 

G「正直独立リーグで先発で結果を残していても、NPBでも先発ができるパターンは基本的にないと思っていい。やはりそこは高校、大学、社会人から指名される人に分がある」

 

・一芸特化型

 

G「めっちゃ足が速い、三振取りまくれる、パワーがダンチ。ここら辺のNPBで戦える一芸に秀でているタイプも、育成とかならチャンスがある」

 

 

 

エ「それで、今年の候補はいるんですか?」

 

ま「今年はあまりティンときた、というタイプは少ないが……」

 

 

・陽柏翔(ショート、19歳)

 

.250(180-45) 0本 20点 21盗 OPS .637 15失策

 

G「若手有望株候補としてあるとしたら、まずショートで今年1年間守り続けた陽柏翔(よう ぼーしゃん)だろうな。高卒1年目と年齢も若く、一年通して試合に出られる体力があることも証明した。打率もまずまず残したし、盗塁数もリーグ3位。3塁打4本と走塁面も魅力だな」

 

エ「ただ試合数考えるとエラー多いですから、NPBがショートとして見てくれるか次第な気が……」

 

G「去年四国アイランドリーグでだが愛媛で近い成績を残していた宇都宮が、巨人から育成指名されている。似たような状況は十分あると思うぞ」

 

 

・瀧上晶太(外野手、22歳)

 

.303(208-63) 2本 29点 24盗塁 OPS .770

 

G「高卒からずっとアスプラ一筋5年間、キャプテンまで務めた瀧上だ。初年度の1割台は過去の話、センターを守れて打って走れる選手へ成長を遂げたな。BCリーグ選手は成功率を問わずに走る傾向が強いが、その中で成功率が77%とプラスを出しているのも好材料だ」

 

エ「ただ年齢は決して若くはないですよね……」

 

G「大卒1年目と同じ世代になるな。そう考えると成績面ではもう少し成績を上げたいところはあるが……西武3軍との試合でアピールしていたし、センターを守れる点も含めて可能性はあると思うぞ」

 

 

 

G「以上……だと思う」

 

エ「あれ?投手はいないんですか?」

 

G「浅野がもう少し若くて、根岸も高卒3年目以内とかであればなぁ……三浦、川平は今年だけだと流石に厳しいと思う。それ抜きにしても10イニング以上投げているピッチャーで一番まともなの、37歳の巽真悟兼任監督だからな?」

 

エ「えぇ……」

 

G「あと大友はこの荒れ荒れ投手陣相手に捕逸2に抑えているのはいいんだが、やはり大卒社会人3年目の年齢で打撃の安定性が無いのがね……特に栃木の石川とか武蔵、信濃のジェスとかと打撃を比較するとな……」

 

エ「栃木ってあのテイモンディ高岸が加入してたとこですよね。強いんですか?」

 

G「……石川はほぼ確実にドラフトかかるし、武蔵は形はどうであれチームから抜けるだろう。この2人抜けたら暗黒期なるんじゃないか?」

 

エ「弱いと」

 

G「さっきの2人の次に打っているのは43歳の川崎だし、38歳の成瀬以上のクオリティ出せるピッチャーいないの、本当に危機感持った方がいい」

 

G「話を戻すが、大友はしゃーないとはいえ社会人で潰した年数が痛かったな……」

 

 

〜ここがいいよ!アスプラ!〜

 

G「さてここからはアスプラ、またはBCリーグだからこそ楽しめる良さを紹介していこうと思う」

 

エ「NPBとの違いってところですか?」

 

G「そうなるな。まずは選手との距離感の近さ。ブルペンでの投球練習はすぐ目の前だし、試合後はベンチ入り選手が並んで見送りしてくれるぞ。その場で頑張れば複数人からサインもらえるレベル」

 

エ「NPBのキャンプとかでサインもらおうとすると、どこもかしこも行列覚悟ですしね」

 

G「その点悲しいことに試合見にきているファンも数百人くらいだから、並ばず騒がず落ち着いて交流することができるぞ」

 

 

G「アスプラは茨城県内の複数の都市とフレンドリータウン協定を結んでいるんだが、その町に住んでいる、通学している、通勤している人は、年に1回チケットがタダになる。そこそこレベルの高い試合がタダで見れるぞ」

 

エ「それってその分球団の収益苦しいのでは……?」

 

G「GMが移籍金で補填してくれるでしょ、多分」

 

 

G「あと試合を見に行かずとも、YouTubeで無料配信やってくれている。アーカイブも残るし、見逃しても安心だぞ」

 

エ「他のチームのホームゲームだとその球団の公式YouTubeを追いにいかないといけないくらいですかね」

 

G「あとアスプラは応援団があって、その応援団が作る応援歌が全般的にかっこいい!」

 

エ「へぇ」

 

G「応援団のYouTubeチャンネルではメロディーだけではなく、楽譜も載せてくれているから、その分覚えやすいぞ。好きなのは王道をゆくロイ鈴木と、THE台湾な陽柏翔」

 

 

〜ここがキツいよ!アスプラ!〜

 

G「一方でアスプラを応援する時に大変なことも語っておかないとな」

 

エ「先ほどの選手の入れ替えが激しい件とかですか?」

 

G「そうだな。1年経ったら結構メンバー変わるし、シーズン途中で退団もある。5年どころか2年以上いるのが当たり前の世界ではないからな……群馬の井野口とか例外はいるけど。あの人プレーオフでもホームラン打ってたしバケモンだろ……」

 

エ「好きな選手がいたとしても、すぐに退団、引退されてしまうと、なかなかその後も応援し続ける気持ちになれるんでしょうかね」

 

G「そう、その点がアスプラ含めた独立リーグの運営の難しさだ。選手個人が好きになった人を、長期的にチームのファンとして結びつける力が弱い。だからこそ遠征とかして長期間来てくれるファン層が薄くなる」

 

エ「それでいて地元密着な人にはタダ券が出ることもあるわけですからね……」

 

G「地元密着のイベントに参加していたりもしているんだが、それでも県内での知名度がない。大洗周りでユニフォーム着ても、気づく人はほぼいないだろう」

 

G「それを除いても、自販機以外県内で広告を見る機会がほぼない。少なくとも水戸駅に一枚も広告がないのはな……水戸開催の試合も年に複数回あるのに……」

 

エ「球団の運営会社、茨城県民球団なのに……」

 

G「あとは球団の運営方針が『育成・成長』に主眼を置いているが故に、若手選手に機会を与えるし、年齢層を抑えようとする傾向がある。特に最近は元NPB選手の獲得がない」

 

エ「元NPB選手はやはり戦力として大きいんですね」

 

G「元NPBの育成選手とかでも、BCリーグだと信濃の松井聖みたいに3割超えとかは普通にしてくる。他球団はその縛りをあまりしていないのに対して、アスプラはその縛りを自分からしている。その分戦力層に劣る」

 

エ「チームの方針は分かりますが、それでも勝ち試合を見たいファンも多いですよね」

 

G「まぁGMも今年派遣した選手の呼び戻し失敗とかやらかしたりしているからなぁ……野球界とコアな野球ファンにとっては面白いGMなんだが、チームの勝ちとライトな野球ファンを増やす点ではイマイチ、という感想だ」

 

G「そして、まぁこれはBCリーグ全般に言えるのだが、大きな問題がある」

 

エ「なんですか?」

 

G「だいっったい球場へのアクセスが悪い。市民球場とかでの開催が多いからしょうがないところではあるのだが」

 

G「あとドームでの開催はないので、夏場のデーゲームがめっちゃくちゃ暑い上に日焼けする」

 

エ「そんな遠いんですか?」

 

G「最寄駅から徒歩25分は近い方、バスしか手段がないことはザラ、帰りの最寄駅行きのバスは試合終了後1本しか来ないことも。まぁ自家用車で来る人向けの開催になっているよな。車無し民にとってはこれが痛い」

 

エ「地方開催となると松本が道路激混みしてたりとか、そういう傾向あるのでは?」

 

G「意外と痛いのが、こうなると球場での飲食で酒が売れない。酒を中心とした飲食の利益率は球団運営を大きく支えるから、そこが弱いのはな……」

 

 

 

〜なんでガルパンとコラボするんか?〜

 

G「ということで当会のテーマに戻ろう。なぜガルパンとアスプラはコラボするべきなのか」

 

エ「今までガルパンに共通する要素ありました?」

 

G「挙げてきてない部分もあるが、色々と語っていこう」

 

 

・どちらも『スポーツを通じた若手の成長』をメインに置いている

 

エ「……まぁ確かにガルパンはスポ根モノとよく言われますし」

 

G「目標を掲げてそのクリアのためにスポーツで全力を尽くす。これはもう実質ガルパンだろう」

 

エ「強大な敵感が少し足りないような気も……」

 

G「それでもガルパンも大体優勝目指して一戦一戦必死に戦う。全力プレーはやはり双方の華と言って良いだろう。高校生に年齢の近い高卒1〜2年目の選手も在籍しているしな」

 

 

・国際色豊か

 

エ「さっきの外国人選手の入れ替えと絡めてですか?」

 

G「その部分もあるな。今年もラプラタ、マーティン、ドミンゲスと3人は追加してたし。マーティンをロッテに譲渡できたから、その分の収入も入ったし」

 

G「ともかくこれまでもアメリカ、メキシコ、ベネズエラ、ドミニカ、韓国、台湾、タイ、シンガポール……いろんな国からの選手を獲得している。特にタイでは自前でトライアウトを開催して、有望な選手を獲得しているぞ」

 

エ「タイってそんなに野球強かったでしたっけ?」

 

G「弱い。だが東南アジアに野球のマーケットを広げていくキッカケにはなるんじゃないだろうか。今年加入したセイノンカム投手が、この先どうなるのかは注目しておきたい」

 

エ「なんか早速退団してるんですけど……」

 

G「その辺は退団後再獲得がよくあるから……あるよな、GM?ノートは年齢いってたから切るのもわかるが、セイノンカムはU18の若手やぞ?」

 

G「それ以外にもオフに中南米各国やオーストラリアで開催されるウィンターリーグ、またアメリカのサマーリーグへの派遣もよく行っている。また退団後にチェコ野球に参戦した投手もいたりもする。ガルパンの学園艦の多様性に負けず劣らず、多様な国と交流を持っているぞ」

 

エ「中南米はむしろガルパン世界だとスカスカでは」

 

 

・大洗町がアスプラと結構交流している

 

G「ガルパンといえば大洗。その大洗はアスプラとフレンドリータウン協定を結んでいる。水戸開催の試合で年一回だが町民の方はチケット代タダになるぞ」

 

G「それだけではなく、今は笠間に移ったが、球団設立当初は大洗の総合運動場をキャンプ地としていた。アスプラの設立の基礎を支えたのは大洗の側面がある」

 

エ「で、その総合運動場で試合はやるんですか?」

 

G「ない。ちなみに大洗の次の涸沼駅から徒歩25分……行けんじゃないかと思ったら、これ社会人野球の茨城トヨペットの本拠地だからほぼ使えねぇわ」

 

 

・ガルパンキャラと同じ出身地の選手が多い

 

G「アスプラは地元茨城出身、茨城県内高校出身選手をよく獲得するから、ガルパンキャラと同じ出身地の選手も多い。守谷高校出身の瀧上、明秀日立高校出身の陽とかな」

 

エ「一応ひたちなか市で澤さんが公式キャラクターになっていたりと、出身設定ってあながち無視はできないですものね」

 

 

・ともに茨城を盛り上げる存在

 

G「やはりお互いにそうありたいよな」

 

エ「ガルパンはすでにホーリーホックとコラボ済みですけどね」

 

G「別に両方してもいいじゃん、契約条項に他チームとコラボ不可とか盛り込まれていなければ」

 

 

 

G「そしてそんなことを書いていたら、アスプラはBCリーグのクライマックスシリーズで神奈川に負けた。まぁ今年のシーズン戦績1勝6敗、かつ向こうの先発が今年最多勝の安里なのに、勝ち上がりには2連勝しか許されない、というのは無理があったか」

 

エ「でも最終回4-2で負けていたところを、4-4の同点まで追いつきましたし、その後も満塁でしたからね」

 

G「ようやっとる。前半、少なくとも高萩に見に行くまでの惨状を考えれば特に」

 

G「来年は誰までいるかわからんが、頑張ってほしい。杜心みたいにギリギリまで粘って引き留められないパターンもありそうだが」

 

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