また暫く投稿再開します。
第十七話 天地人
第十七話 天地人
上空600メートルから物語は再び始まる。
太陽光対策の曇りガラスに、2人の「女性服を着た人物」が映る・・・そう、「女性服を着た人物」。
アイドル「―――。ふう。ひとまず仕事、終わったか。これでボク、もう暫くは休めよるね?」
疲れ切った台詞を証明するように、瞼の下に黒い隈が出来ていたアイドルは、パイロットたる同胞へ言葉を投げかける、が。
「いーや、姐さん!まだ働きましょう、勝つまでは!神父からの
で、そうそう、全然話関係ないですけど、お昼御飯何にしますか?姐さん、超顔色悪くなっているし、何か美味しいモノ食べてリラックスしちゃいましょうよ。そーんな疲れた顔してちゃダメダメ。うーん。やっぱりウチは宇治金時食べたいんですよね。あれって家じゃ絶対食べられないじゃないですかー。だからファミレスとか行くと絶対食べるんですよねー。でも最近じゃコンビニでも売っているから、姐さんのすぐ横でも食べれるから助かるですよねー。そういや、ウチの姉さん今何しているんだろ?デュエルしてくれてたらいいのだけど。神父さんにも迷惑かけてないといいなー。ほら、ウチの姉さん、友達少なくてコミュニケーション苦手でしょ?だから姐さんたちとちゃんと話出来てるか不安で不安で。やっぱり、学校は行かないとダメですよねー。思うに、学校って勉強云々じゃなくて、世の中の付き合い方とかって意味を学ぶことに意味があるんじゃないかなっと。あれ、えっと何の話だってけ?あ、そう。お昼どうしますか?」
アイドル「・・・はあ。」
持ち込んできた憂鬱を一瞬忘れる程の、新たな苛立ち。
1を聞いたら「0.5」の答えと「99.5」の無駄話を投げつけられたようなやり取りに、アイドルはクマがより深くなった気がした。
最もそれは、「何故こんな話したがるんだ、こいつは?こっちのセンチメンタル具合を少しは考慮して欲しい、」という真っ当な怒りが半分と、少し前まで自分がしていた「草植系女子口調」の痛さに恥ずかしくなる、自業自得のモノだったが。
「あれ。全然大丈夫ですか?姐さん?」
アイドル「・・・アアダイジョウブダヨー。」
「と言うかなーんでそんな疲れちゃっているんですか?その探偵氏とやらをデュエ倒したですよね?もっと悠々と脱出できたんじゃないですか?あ、そっか、あの村で御土産買ってたりとか?あそこ地酒が美味しいら」
アイドル「探偵の弟子とその友人がいたからだ!」
「あ、若い娘がいて、イラッとしたから潰してたと。」
アイドル「その子共に捕まる前に逃げなきゃいけなかったからだよ!君もう喋るな!!本当ロクな事言わないね。」
「えー・・・。真面目な話、その子達は今後絡んで来そうなんですか?もしそうならば、ウチ、
おしゃべりなパイロットはようやく真面目な顔をアイドルへ向ける。
ふざけた口調であるがその目線はアイドルと同じ、「修羅」へ身を落としたものの目。
実のところ、アイドルにとってこの作戦を行う「4人組」の中で最も親近感を持てるのは、ある意味で自身と似た目的を持つ彼であった。だからこそ今回のようなヘルプに来てくれたのが彼で安心していた。
彼の姉、「月の子」は…そもそも彼女には此処にコレル程の体力は無いだろうが…殆ど無口で得体の知れない少女であり、自分と親友をこの人生に追い込んだかつての友人を思わせるので、何となく苦手意識を持っていた。
作戦の司令塔の「仮面の神父」なら、意味不明の理屈と流儀を捏ねて、お嬢さん達とデュエルをするまで助けに来なかったかもしれない。
だから、会話の脱線事故を起こし続ける会話はしても、性根は実直で必死な彼が来てくれたことは、改めて「親友を裏切る」「その親友とは二度と会えない」という一線を越えたばかりで精神状況が擦り切れたアイドルにとって、少なからず救いだった。
だからと言ってストレスは十分に溜まるのだが・・・。
アイドル「・・・あの二人、か。必ず関わってくる。ボクの正体も、デュエルドラッグの原理も知った以上、セキュリティに報告・・・いや。それ以上に、彼女たちの義侠心が止めに来るだろうね。」
「にゃるほど。それじゃあ、つまりウチと姉さんの「敵」であると。フムフム。姐さん、ヘリの運転出来ますか?」
アイドル「・・・ああ。ね。まさか君、今からデュエルしに行くんじゃないよね?」
「全然そうですよ!ウチのスタイル上、「
アイドル「はやく行け!」
「ちぇ。ウチもう少し話ししたいのに。それじゃちょいと行ってきます。彼女たちのデッキ内容は?」
アイドル「・・・そばかすの背の低い方の女の子は「シンクロン」。背の高くて青髪の方が「化石融合」だ。」
「了解です!では姐さん!1日後にはまた合流します!!!」
それだけ言うと、そのパイロット・・・モコモコの極みのスカートを履いた、ロココ様式型ロリータファッションの「彼」は。近所のコンビニに行くかのような気軽さで落下していった。
アイドル「お前はスペースコブラかよ。・・・wwwとりあえず、頑張ってボクたちへ辿り着いて見てごらんよ。御嬢様ww」
・・・・
視界の右側には山の中にくり抜かれたローカル線の線路。
視界の左側には渓谷と川。ガードレールぎりぎりには、申し訳ない程度に引かれた、安全を保障されない歩行者線。
曲がる度に前方から、土砂を積んだ大型トラックが飛び出てくるのじゃないかと怯むような、急カーブの連続。
そんな、間違っても歩いてはいけない山道の中を、私達は一台のD-ホイールで疾走していた。・・・そう、あの時アイドルさんがどこかから借りパクして来た、一台のD‐ホイールで。持ち主の方、本当すいません。
運転するのは私。無免許だけれど、ハワイでお父様に教えてもらった事があるから自信はあった。シートの後ろにはワイドさん。ちょっと狭いけれど、レーダーで前方車両やドラッグ感染者の有無を探ってくれている。最も、こんな山道で非常事態の今、流石にそんな人たちはいなかったけれど。
その後ろのサイドカー・・・これは、ミュージアムの中にあった、「有名なD-ホイール」コーナーにあったモノを無理やり盗んだもの・・・の中に、目を開けたまま気絶しているお師匠と、初めてのDーホイールサイドカー体験に半パニックのそばかす娘を乗せている。
そばかす娘「ちょっと!!もう少しスピード落として!探偵さんの足がバイクから落ちて擦れそう!!」
お嬢「いいじゃない?その痛みで目を覚ますかも。」
そばかす娘「んなワケないだろ!?」
探偵「」足ぷらーん
・・・ひとまず私は冷静さを取り戻していた。と言うよりも、動揺している暇もなかった、というか。
非常事態の時、周りに自分以上にパニックている人がいると落ち着くというのは本当みたいね。
半ば涙目になっているそばかす娘を見ると、自分がしっかりしなきゃと思わざるをえなかった。
それに、バイクを運転出来るのも私だけ。目の前にやるべき事があると、感傷に浸っている暇すらなくて、助かるわ・・・。
けれど、段々と運転に慣れてきて、するべき事も軌道に乗ってしまった。
大抵の事故を起こすのが必至な初心者でなく、仕事に慣れてしまった中級者の様に。
私の脳みその50%は、目の前の運転でなく、さっきから浮かび続ける二つの疑問へと向かっていた。
「何故アイドルさんは、こんな事をしたのか?」
・・・そばかす娘達のグループは、自分たちの世の中への不満と理不尽へ鬱憤を晴らすために悪事を働いた。
・・・1か月前の「デュエレスト」の部長たちは、自分たちの利益のために悪事を働いた。
そのどっちもが、邪魔する者への悪意に満ちていたし、その裏にどんな理由があろうと、私は彼らを「悪党」だと断言出来た。
今回のアイドルさんは。
間違えなく、起こした罪の大きさは最大級。何しろ、国全体を巻き込んだ悪事だもの。許されるべき事ではないわ。
けれど、その目的が全く分からない。こんな状況を起こしてどんな得を得るというの?
そして、何故彼女はその計画の邪魔になるであろうお師匠や私たちにすら一切の「敵意」を見せなかったの・・・?それどころか私には、自分の為と言いながら、お師匠の為を思っている様にすら見えた。
そして。あんなにも必死な彼女の前で私は何をするべきなの?
今回の一件の根っこには叶わず15年前の事件が関わっているハズ。それは手段として「精霊グリムロが封印されたカード」を使われたというだけでなく、アイドルさんが凶行を実行した背景、という意味で。お師匠と同じ様に「15年間」呪われていた彼女には、感情を爆発させるだけの権利がある、と私は思う。
そんな、「彼女の物語」の延長線、人生を賭けたであろう行為に、つい先日それを知ったばかりの私が関わっていいのだろうか?それを止め、辞めろというだけの資格が私にあるというの?
そばかす娘「カーブカーブ!!」
お嬢「・・!は!」
ボーっとしていたせいで、カーブなのにハンドルを切るのが遅れてしまった・・・ブレーキ!!ギリギリセーフ!
あやうく、がけ下へダイブするところだったわ。
そばかす娘「おいおいおい!!大丈夫かよ!?」
お嬢「・・・ゴメンなさい。ちょっと考え事していたわ。」
そばかす娘「お前なぁ。安全運転しっかりしろよ!!皆の命預けているだって!」
お嬢「ええ。ちょっと気を抜いていたわ。運転代わってもらってもいいかしら?」
そばかす娘「御嬢様御運転どうかよろしくお願いいたします。」
お嬢「貴女も都合がいいわね。・・・まあ気を付けるわ。」
そばかす娘「へへー。」
・・・この娘はこの娘で、冗談を叩ける程度に落ち着いてきたか、なんて少し安心したその時。
「いいいいいいいい、YAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
「「!?!?!?」」
遠方より渓谷に響く、馬鹿げた甲高い叫び声。段々とヴォリュームが大きくなり、こちらに声の主が近づいて来るのが分かる!!!
お嬢「ッ!?ワイドさん!」
ワイド「肯定。前方より、D-ホイールが一台接近しています。」
お嬢「ドラッグ喰らったホイーラーかしら。貴女、いつでもデュエル出来るようにセットしておいて!もしライディングデュエルになっても、私は運転とデュエルを両立できるほどの技術がない!」
そばかす娘「分かった!とりあえずどうする!?」
お嬢「こんな山奥の一本道じゃあ逃げ場何てないわ。ツッコむわよ。それか、ワイドさん。私のバックの中から件のベルを。」
ワイド「肯定」
お嬢「飛ばすわよ。しっかり捕まって。」
そばかす娘「うおおおお!!!!?!!」
一気にフルスロットル!!全速力ならD-ホイーラーでも逃げ切れるかもしれないし!
前方に点が見えた!そして段々と点は影に、影はD‐ホイールの形に!!!
こちらに接近する、そのD-ホイーラーは・・・ノーヘル!!服装は・・・!?ロココ様式!?全身パステルピンクのフリルドレス!?舞踏会!?
ッ!!でも、この最高速度ならすれ違ってそのまま逃げれる・・・!!!
お嬢「うおおおおおおおおお!!!」
「いいいいいいいい、YAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」」
すれ違った瞬間・・・!!私は、その女の正体を見定めるべく睨む・・・!?ッ!!!
「へいへい。そーやって逃げようとしても上手くいかないだぜ。「イージースピードワールド」、起動ウウウうう!!!」
敵のD‐ホイールと私たちのホイールを緑の檻が覆いかぶさる!!ッ!なにこれ、加速できない!!
そばかす娘「ッ!逃げきれなかったか!お嬢!これ「イージースピードワールド」!スピードスペルとかはないけれど、ライディングデュエルで勝たない限り速度が制限されちゃう!捕まっちまった!」
お嬢「ッ!用意周到な!」
いつの間にか私達のバイクに併走していた、「敵」。
D-ホイールとはおよそ不似合いなロリータドレスを風に揺らしながら、その敵はこちら向く。
「そうそう。これで貴女たちはウチのデュエルから逃げられないよ~。って、中々の美少女二人!特にそっちの青髪ちゃん。「お嬢」さんだっけ?ウチ、羨ましいわ~~そのモデル体型。ウチがそれ目指しても結局筋肉になちゃって、ただゴツイだけになるし。それじゃあ姉さんも喜ばないだろうなってエ・・・あ。説明してないね。ウチの悪い癖。話し相手の知らない身内の話を共通の話題みたいに始めちゃう。ホント、反省してるわ。で、ウチの姉ちゃんな。カワイイ女の子の友達欲しいみたいだから、こーゆう格好しているんだけれど、もしウチが筋肉もりもりマッチョマンになったら、華奢さゼロでこの可愛い格好も無駄ぁになっちゃうだろ?姉さんもそんなの見たくないはずだし。そ、だから、ウチ貴女みたいな高身長ですらっとした無駄のない体型、憧れるわ~。例えるならそう、無駄な脂肪を取り除いた特上地域銘柄の肉牛の様な。!そーだー。ウチお腹減っていたの忘れていた。美味しいモノ持ってない?何か一個、インスタントなものでいいから、ちょっと食うモノ貰えないかな?あ、でも、ウチ実はチョコレートアレルギーだから。チョコ以外だと嬉しい。そーゆう事で、ギブミーキャンディープリーズ。って、戦後か!はははは!面白いのう!」
お嬢 そばかす娘「「面白くねえよ!!」」
「えー。そんな御無体な事言わないで。そういや「御無体」ってどーゆう意味なんだろうね?知らない?知らないかね?ウチの予想だと武士とかの言葉で…extra」
お嬢「あかん。こいつ、相当面倒くさい奴だわ!美人だけれど、うざいったらありゃしない!」
そばかす娘「この娘、私達と同い年位だよね。うわー。うわー。なんだこれ。よりによって変なの来たよー。」
お嬢「・・・ううん。この「娘」じゃあないわ。のど仏、見て。」
そばかす娘「・・・!!?!?!?げ!「ある」!!?」
お嬢「つまり、この人は、「男」!!」
男の娘「あ、ウチ無視して、ウチの話していたな!陰口いけないんだぜ!でもそう、正にその通り、ウチは男!男の中の男だ!はっは!」
そばかす娘「もう、意味わからないぜ。まあいい!コイツもドラッグ患者なんだな!要は負かせばいいだけ!!」
お嬢「いいえ、待って。この人、私がどう呼ばれているか。「お嬢」という呼び方を知っている!!それに、私達を待ち構えていたかのような様子!つまり!」
男の娘「大正解!そうウチは「デュエルドラッグ」事件の実行者が一人。そして君たちを裏切った「アイドル」の姐さんの仲間。宜しく!」
お嬢「こんなに早く首謀者に遭えるなんて。秘密を知った私達を消しに来たの?」
男の娘「ノンノン。ウチらはそんな細かい事気にしない、ガバガバ大らか犯罪集団だぜ?そんな事しないしない。まぁ、デュエルドラッグに感染してくれるならくれるでいいんだけどね。どっち道最後にはこの国の人全員を感染者にする予定だし、早いか遅いかの違いだよっていうね。で、そう。アイドルの姐さんが、君たちはいずれ歯向かうだろうって言っていたから。きみたちの
お嬢「!!「この国の人全員を感染者にする」・・・!!それが目的なの!?」
そばかす娘「お嬢!あたしがデュエルでコイツをトっ捕まえる!運転頼むぜ!!」
男の娘「よしよしよし!デュエルの時間だぁぁぁぁあ!!やっふううううううう・・・
「「デュエル!!」」
男の娘「先行はウチ!ウチは、「レスキューラビット」を召喚!その効果でデッキからレベル4以下の通常モンスターを2体特殊召喚する。」
そばかす娘「エクシーズ狙い・・・!」
男の娘「来て!「エーリアン・ソルジャー」!!」
お嬢「!!」
そばかす娘「ええ!?」
エーリアン・ソルジャー 通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身につけていない。
エーリアン・ソルジャー⇒2体特殊召喚。
男の娘「更にウチはこの二体でX召喚!おいでなされ、「キングレムリン」!!そしてその効果でユニットを送ってデッキから「エーリアンモナイト」を手札にサーチする。」
キングレムリン エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/爬虫類族/攻2300/守2000 レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから爬虫類族モンスター1体を手札に加える。
キングレムリン⇒X召喚
エーリアンソルジャー⇒墓地へ
エーリアンモナイト⇒手札へ
お嬢「・・・服装から見て、マドルチェあたりかと思ったけれど。より面倒くさいデッキね。」
そばかす娘「なんだろうと殴るだけだ!!」
男の娘「そーんな直線的の流れこそウチの得意な相手なんだけれど。なにより、ウチは既に、アイドルの姐さんから君の
そばかす娘「!!何だあの魔法!?」
お嬢「宣言したカードの一切の利用を封じ込めるイレギュラーな永続魔法、「禁止令」!!!まずいわ!彼は貴女のデッキのキーカードを封じ込めるつもりよ!!」
そばかす娘「!!!だから情報って!?卑怯だぞ!!」
男の娘「フフフ!ウチは悪党!!卑怯なくらいで丁度いい!三枚分宣言!!」
「調律!」
「クイック・シンクロン!!」
「ジェット・シンクロン!!!」
そばかす娘&お嬢「「あれえええええええええええええええええ!??!?!?!?」」
男の娘「カードをもう一枚セット。ふふふ。」どやぁ
禁止令 永続魔法
カード名を1つ宣言して発動する。このカードがフィールド上に存在する限り、宣言されたカードをプレイする事はできない。
このカードの効果が適用される前からフィールド上に存在するカードにはこのカードの効果は適用されない。
男の娘「やっふうううううううううううう!これで君の戦略、「シンクロンウォーリア」の鼓動は半分死んだ。これが!ウチの
お嬢「・・・やってしまいなさい。」
そばかす娘「・・・おう。ドロー。魔法カード「愚かな埋葬」発動、デッキから「BKグラスジョー」を墓地に落す。」
男の娘「ふふふ!愚かな埋葬!!順調な滑り出しだね!けど、キーカードが封じられている以上、100%の出力は出せ・・・!?!?!?「BK」!?」
そばかす娘「そして、BKスイッチヒッターを召喚、効果でBKグラスジョーを蘇生。二体のレベル4のBKでX召喚!「No.79 BK 新星のカイザー」!!!」
男の娘「ちょっと!?タンマ!タンマ!!ウチ、そんなの知らない!?」
そばかす娘「バイクごと吹っ飛べ!!攻撃力2500の「新星のカイザー」で、「キングレムリン」を攻撃!殴り抜けろ!!!」
男の娘「おっふんんんんん!!?!?!?」
キングレムリン⇒破壊
男の娘 ライフ3800へ
男の娘「BK!?なんでエ!?・・・っは!まさかウチの
!?アイドルの姐さんが
そばかす娘「そのまま何も分からないまま倒れていろよ!カードを1枚伏せてターンエンド!」
微量なダメージとはいえ、ダメージを受けた事で男の娘のD‐ホイールは減速!!
男の娘「NOOOOOO!?ッ!!」
お嬢「よし、この調子で勝つわよ・・・!」
そばかす娘「アタボウよ!さあ、さっさとドローしやがれ情報野郎!」
男の娘「ひゃ!ドロー!」
男の娘 ライフ 3800
手札 2 場 禁止令3枚
男の娘「うーーーん!こりゃこりゃ参った!!!自分の
そばかす娘「本当にうっぜえな!?早くデュエれ!」
男の娘「フフフ。それじゃあね!改めてウチの固有なる世界。「完璧なる
そばかす娘「いいから!!早く!!しろ!!!」
男の娘「なら召喚!「エーリアンモナイト」を召喚。この子の効果は召喚時、墓地のエーリアンを蘇生させり。きてきて「エーリアンソルジャー」!」
エーリアンソルジャー⇒蘇生
そばかす娘「!!吊り上げ式!」
男の娘「そんでな、「アンモナイト」はレベル1のチューナーでもある。ウチは、この二体でS召喚・・・!!」
お嬢「!!!気を付けて!切り札が来るわ!!」
輝く星を
歯向かうモノの名を叫べ!!
知識よ、
男の娘「シンクロ召喚!!お出でませ、宇宙砦ゴルガー!!」
宇宙砦ゴルガー
シンクロ・効果モンスター 星5/光属性/爬虫類族/攻2600/守1800
「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを任意の枚数選択して持ち主の手札に戻し、その後手札に戻したカードの数だけAカウンターをフィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。また、1ターンに1度、フィールド上のAカウンターを2つ取り除く事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
エーリアンモナイト/Alien Ammonite》 チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/爬虫類族/攻 500/守 200
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地からレベル4以下の「エーリアン」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
飛び出す触手付き無数の目玉!真ん中でうねる薄紫の触手(太)!!メロンの筋のような肌にゴツゴツと生える異形の背!!!
実在したら宇宙開発何て誰もしなくなるであろうグロテスクな砦が、堕ちてきた!!
そばかす娘「ぎゃあああああああああああ!?ぐろおおおおおお!?」
お嬢「いい趣味な事・・・!!」
男の娘「慣れれば案外可愛いのになア。さてゴルちゃんの侵略タイム!!の前に、装備魔法発動!持っていますか、この魔法「ビックバンシュート」の
そばかす娘「あああ!!それ探偵さんが使っていた・・・!?」
お嬢「!!!不味!!」
男の娘「それじゃあ説明が早い!この魔法を「新星のカイザー」に装備!そしてゴルちゃんの効果!場にある表側の魔法・罠を好きなだけ手札に戻してカモンカモン!三枚の「禁止令」と「ビックバンシュート」を戻す!その戻したカードの数分、「Aカウンター」を載せる!。載せる先はゴルちゃん自身に4ポイント!」
男の娘「んで!ビックバンシュートが場から離れた事で、その装備先の「カイザー」を除外!!」
そばかす娘「!!!カイザー!!!」
お嬢「除外!!カイザーの墓地発動の効果が使えない!!しかも、お師匠のスクラップ・ドラゴンの弾と違って「手札に戻す」だけ!!次のターンまで使いまわされる!!」
新星のカイザー⇒除外
男の娘「まだまだまだ!本番此処から!ゴルちゃんのもう一個の効果。Aカウンターを2つ取り除くことで相手のカード一枚を破壊する。その伏せカードを焼く!」
セットカード「バーバリアン・ハウリング」⇒破壊
お嬢「場に残る魔法・罠を使いまわして侵略する!!エーリアン!!」
男の娘「そゆ事。知っている?その昔、他の国の植民地化を狙う帝国が、その侵略の手段として最初に何をしたかを?それは「
男の娘「手札の三枚の「禁止令」を発動!「BKベイル」「BKスイッチヒッター」「バーニングナックル・スピリッツ」の三枚を宣言し、「禁止令」がある限り使用を禁じる!!」
そばかす娘「!!!嘘!!!なんで分かるんだよ!!」
男の娘「大正解か!ウチの情報なめんなよ!使ったことなどなくても、そのカテゴリにおける潰すべきカードは抑えている!ゴルちゃんでダイレクトアタック!!」
そばかす娘「きゃあああああああああああああ!!!!」
お嬢「ぬうううううううう!!」
そばかす娘ライフ 1400
その大ダメージにより、D‐ホイールが大幅減速!一気に男の娘の操るD‐ホイールは追い抜いてゆく!
男の娘「回り込んだぜ!そう簡単には抜かさない!君達二人は十二分にウチらの脅威!絞り切れるまで
お嬢「!!!・・・。・・・ワイドさん。」
ワイド「――――肯定。」
そばかす娘「くそ!!あたしのターン!!ドロー!!」
そばかす娘 ライフ1400 手札4枚
そばかす娘(くっそ!禁止令を受けちまったせいでさっきのダイレクトアタック、「BKベイル」で防御できなかった!考えるんだよあたし!足りない頭振り絞って!・・・次のターンになってゴルガーがいる限り、どんなモンスターを出してもまた「ビックバンシュート」のコンボ、もしくはゴルガー本体の効果自身で破壊される!)
そばかす娘「ならば答えはたった一つ!短期決戦、瞬間爆発!魔法カード「増援」!!「幻蝶の刺客オオルリ」を手札に入れる!「HCエクストラソード」を召喚!そしてその召喚にチェーンして、手札から「オオルリ」を特殊召喚!!」
H・Cエクストラ・ソード 効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
幻蝶の刺客オオルリ 効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻 0/守1700
このカードは通常召喚できない。自分が戦士族モンスターの召喚に成功した時、このカードを手札から特殊召喚できる。このカードはシンクロ素材にできない。
男の娘「む!禁止の読みが外れたか!」
そばかす娘「いくぜ!二体のモンスターでX召喚!!出でよ!白金の荒武者!!ランク4、「No.86 H-Cロンゴミアント」!!」
No.86 H-Cロンゴミアント エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる。
そばかす娘「コイツの攻撃力は!自身の効果により1500UP!更にX素材になったエクストラソードの効果で1000UP。攻撃力4000だあ!」
男の娘「パワー勝ちを狙う気か!」
そばかす娘「そうだ!そしてこのデュエル、このターンで潰す!再びゴルガーが出てきたらあたしに勝ち目はない!!だから、全力で殴る!手札のBKベイルとこのカードを捨てて効果を発動!!!爆破だ!!!「焔征竜-ブラスター」の効果!」
男の娘「!?既に握っていたのか!」
そばかす娘「「BKベイル」がプレイできないって言うなら、コストにしてやるよ!」
焔征竜-ブラスター
効果モンスター(制限カード) 星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
宇宙砦ゴルガー⇒破壊
焔龍の怒りを受けて、邪悪なる砦、落城!!!
男の娘「ゴルちゃん!!一気に畳む気かよ!!」
そばかす娘「さっさと終わらせてアンタの情報、引き出しやる!バトルだあ!「ロンゴミアント」!!突き破れ!!!」
男の娘「!!!」
荒騎士が唸りを上げてその大槍を投擲!!!
そばかす娘「あたしの勝ちだ!!!」
男の娘「・・・なんてね!!それには及ばず!」
そばかす娘「なにい!」
地より這い出た魔性の鎖が、大槍を捕縛!そのままロンゴミアントをも縛り上げる!!
そばかす娘「攻撃が中断された!?」
男の娘「「デモンズチェーン」。ウチが何も防御しないで待ち構えると思ったか!」
デモンズ・チェーン 永続罠
フィールドの効果モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、その表側表示モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
そばかす娘「そんな!!」
男の娘「これで君の攻め手はもう何もない!しかもロンゴミアントちゃんの効果も、エクストラソードの効果も消えたから、筋肉消失!ぴったり攻撃力1500!!」
男の娘「ウチのターン!!ドロー!!ウチは最高の1枚「貪欲な壺」発動!!エーリアンソルジャー2枚と、ゴルちゃん、キングレムリン、エーリアンモナイトの5枚を戻して2ドロー!」
男の娘「よっしゃ、ウチついてるウ~~!ウチは、「霞の谷のファルコン」を召喚!」
そばかす娘「!?ここで鳥獣族!?」
男の娘「このカードまでは知らないみたいだな!手札の魔法カード、「ビックバンシュート」を再びロンゴミアントに装備!霞の谷のファルコンでバトル!!」
そばかす娘「攻撃力2000!けど、まだあたしのライフは残っている!」
男の娘「それは安直!!ファルコンの効果、いや「コスト」発動!コイツは攻撃の時、場のカード一枚を手札に戻す必要がある!戻ってらっしゃい「ビックバンシュート」!」
そばかす娘「!!それじゃあ!」
男の娘「お察し!「ビックバンシュート」が消えた時、装備モンスターは除外される!消失!ロンゴミアント!!」
霞の谷ファルコン 効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻2000/守1200
このカードは、このカード以外の自分フィールド上のカード1枚を手札に戻さなければ攻撃宣言できない。
ロンゴミアント⇒除外
そばかす娘「!!!ッつ!!」
男の娘「これで邪魔者はいない!霞の谷のファルコンでダイレクトアタック!!ウチの勝ちだ!」
そばかす娘「ああああ!!!畜生ウウウう!!!」
そばかす娘のライフ 1400-2000=-600
WIN 男の娘 - LOSE お嬢
2人を乗せたバイクは急速に速度を落とし!強制的にエンジン停止!!
余力でノロノロと這うだけの情けない乗り物と化した。
そばかす娘「すまねえ。お嬢、あたし負けちゃった。」
お嬢「・・・しょうがないわ。相手は、貴女が一番苦手なタイプだった・・・ッ!!」
男の娘「おお!美しい女子の友情!いいねえ、ウチのクラスメイトの女子だったらそこで「アンタなにやってるのよ!」とか罵って汚いキャッツファイト始めてるわー。そーゆう一部の思春期女子のダメ
お嬢「今のうちに逃げるわよ。」
そばかす娘「おう。」
男の娘「待てィ!!ウチをスルーするな!逃げるな!!ウチ、スルーされるのが一番嫌い!・・・というか、もうウチが勝ったんだから、例のデュエルドラッグ、感染させれるんだよねエ?」
そばかす娘「ッ!!!」
男の娘「もう知っているかもしれないけれど、「決闘ドラッグ」の感染できる条件は二つ。「ドラッグを混入した映像を見る事」と「ドラッグに感染した者、もしくはそれを操る者とのデュエルに敗れる事」。ウチは当然、後者中の後者。君の後ろで眠っている探偵さんとやらと同じ状況にしてやる!!」
そばかす娘「!!!くそ!!!」
ロココの男のデュエルディスクから放たれる緑色の閃光!それは理性の蜘蛛の糸を引きちぎり、地獄へ落とす呪術!!
どこまでも澄んだ緑の怪光線が、前よりも少し目立ないそばかすの頬に当たる!!!・・・0.01秒前。
緑の閃光は、天空より放たれたもう一つの緑の閃光によってかき消される!!!
そばかす娘「え!?」
お嬢「ッ!」
男の娘「なに!誰だ!!ウチの邪魔をするのは!!!」
ワイド「――――皇帝。間に合いましたか。」
あまりにも突然に、その二つの声が響いた。
一方は、上空より、天かける鳥の様に甲高い声で。幼さの残る、軽薄で甘ったるい少女の「機械音声」。
「キャハハハハハハ!!!お姉さま!随分ご無沙汰!!嬉しいわ!」
一方は、地底より、洞窟に滴る雫の様に途切れ途切れ。静寂の臆病と優しさを知った淑女の「機械音声」。
「妹。 大丈夫? 私が来たから。 もう、大丈夫だよ。」
男の娘「誰なんだよ!お前ら!!何をした!!」
お嬢「押しただけよ。お師匠から渡されていた「非常ベル」。・・・本当、お師匠、渡すならちゃんと何が起こるか教えてから渡してほしいわ。正直、こんな事になるとは思わなかったわ。まさか、まさか。これ自体が、「カードの精霊」の転送装置・・・!!」
そばかす娘「!?」
ワイド「――――肯定。来てくれた事を感謝いたします。私の姉妹たちよ。お二人に紹介します。私の姉妹たるカードの精霊。」
「スキル!」
獲物見つけた鳥様に天空より急降下!無限のコアを胸に秘め、蒼き翼を翻すその姿は!!
「大空の帝」、機皇帝スキエル∞!!!
「グラン!」
水面へ飛び跳ねる魚の様にコンクリートを引き裂いて!無限のコアを胸に秘め、大樹が如き雄々しいその姿は!!「大地の帝」、機皇帝グランエル∞!!
「そして、今、私も同様に仮初の体を開放します。」
オボットは回転し。心を、悪意を、知能を、無限のコアに走らせる!陸に立つ洗礼されたその姿は!!「人の帝」、機皇帝ワイゼル∞!!!「ワイド!」
「天・地・人」。
三体の機皇帝が、ロココの少年を完成された調和で取り囲む!!
そばかす娘「すっげ!!!かっけええ!!」
お嬢「形成、逆転ね?」
男の娘「くう!!カードの精霊どもめ!!だが、ウチはまだ戦え、」
スキル「キャハハハ!!君、頭大丈夫ー?多勢に無勢もいいところ!それにさあ、「カードの精霊」が既に君を捉えているんだよー?」
男の娘「!!」
グラン「私のマスター。スキルのマスター。ワイドの臨時マスター。三人とのデュエル。――――受ける?」
お嬢「・・・!?え、ちょっと。臨時って、まさか」
ワイド「肯定。御主人の意識が戻るまで、臨時マスターとして既に貴女が設定されております。御嬢様。御主人からの指名です。」
お嬢「そーゆう事はもっと早く言いなさいよ、ヘッポコ師匠!!」
そばかす娘「」ボー然
ワイド「さあ。」
スキル「どうするの!?どうするの!?きゃはは!!」
グラン「喧嘩。上等。」
男の娘「・・・っち!!」
一幕の間をおいて悔しそうに決断する。
男の娘「流石にウチも、事前
少女の様な可愛らしい顔と、バロックなドレスだけでは隠し切れない苛立ちを見せると、男の娘はD‐ホイールの最高速度で駆け抜けていった。
そばかす娘「助かったア。あ、でもいいのかよ!逃がしちゃって!!機皇帝さんたち!」
グラン「彼。 危険。 勝てても。 誰かは。 犠牲は出る。」
スキル「それに、アンタがデュエルに負けた事には変わりないから、いつあの感染光線撃たれるか分からないっしょ?もーちょい頭使えっての!バーカバーカ!」
そばかす娘「バカって言う方がバカなんだ!なんで今日会う奴らウザいの多いんだよ!?」
スキル「それが恩人にいう言葉~~~?失礼ねー。あーやだやだ礼儀のなってないギャルは。超ウザ☆」
そばかす娘「お前の方がギャルじゃん!?しかも古い!」
お嬢「・・・。ふう。ワイドさん。一時とはいえ、私が貴女のマスターになるなんて・・・色々と未熟で貴女の魅力を引き出せるか分からないけれど、よろしくお願いするわ。」
ワイド「肯定。こちらこそ、よろしくお願いします。――――グラン、スキル。貴女達のマスターは何処にいらっしゃいますか?」
グラン「今、すぐ。 来る。 我がマスター。 まだ地下。 土の中這っている。 体力。ないからちょっと待って。」
スキル「ウチのバカマスターったら、一番高い位置でアタシから飛び降りるからまだ着陸できてないのよ。なーにが、「折角ならばココロオドル様なスカイダイビングをしようじゃないか」よ。」
お嬢「また個性的な方々なのね。それじゃあ。少し待ちましょうか。」
「「「肯定」」」
お嬢(・・・ひとまず。これで街に戻れそうね。そして、そのお二人のマスター、そしてセキュリティにも状態を説明できる。そうなれば少しでも事態を和らげれて。お師匠を病院に置いて・・・それで。それで。私は何をするべきなのかしら・・・。私が出来る事なんて・・・あるのかしら・・・?)
折角忘れようとしていたネガティブな迷いは、安心感と共に再び私を飲み込んでいく・・・。
第十六話 インフォメ×天地人 エンド。