遊戯王 決闘探偵 -雲と鉄-   作:T3PO

32 / 38
ここから4話はvsシリーズとして、つゆダくマシマシな決闘話になります。お楽しみ下さい。

注意 この話より3話は3月に作成したため、リミットが変更前…ありていに言えば征竜が使われてしまっています。申し訳ございませんが、ご理解をお願いします。


第二十二話 情報侵略vs浮雲の進化

寂れた廃工場。真昼だというのに薄暗いその中で、携帯電話に向かって意気揚揚と話し込む、ロココ様式ドレスを着た男の娘。

 

男の娘「もしもし。神父さん。神父さんのアテ、そっちの方はどうなりましたか?・・・そうですか。あの雲使いの女の子はダメでしたか。・・・いえ。そんな謝らないで下さいよ。ウチとしては、姉ちゃんの望みを叶える計画を考えてくれるだけで、大満足なんですし。まあ、どうせなら、そりゃ上手くいってほしかったけれど、いつもいつでも上手くいけないって保証はどこにもないってゆうけど、って言うじゃないですか。だからウチもそう思って・・・え、話長くなるなら止めろって?すいませーん。ウチの悪い癖で、本当・・・それも長くなるだろって?へへ。黙りまーす。」

 

男の娘「けどま。ウチの方は順調です、はい。なんせ、神父さんが言っていたもう一つのアテ。そのままゲットできましたし。ええ。イイ感じで効きました。神父さんが渡してくれた「指示の映像」。ドラッグ患者にだけ作用するって本当ですね。手当たり次第道行くジャンキーに見せて、兵隊67人と、「幹」となるアテの男。それから、ボディガードに使えそうな、プロ決闘者も捕獲しています。ええ。では今日の夜にはトラックを。お願いします。工場で。・・・はい。切ります。」

 

Pi

 

男の娘「ふう。万事上手くいっている時にする上司への報告程、堂々と出来るモノはないねェ。これからもこんなスカッと気分良く電話出来るように、ウチを守って下さいよ。探 偵 さ ん。」

 

パジャマ着のままで蹲る男・・・探偵は、静かに頷いた・・・。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

同日。夕方。

荒野の道を行く人影が見えた。開発が中度半端に終わった人気もない工業団地。そんな土地で、白目を剥いたまま何処かを目指し走る若い男女。その姿は正にウォーキング・デッド。ホラー映画の一場面の様だ。

そして疾走する若者を突かず離れずの距離で追う、ワンボックスカー。

乗りつめるのは「対策本部」の夫婦とお嬢、そばかす娘。ゾンビ共に気づかれまいと、息をひそめてゆっくりと前進する。

 

時間は少し遡る・・・

 

 

・・・ 4時間前。柿野坂市立病院。

 

本来なら患者が眠るべきそのベットに、人影はおらず。

代わりにその周りを妻とそばかすの少女、お嬢が囲む・・・。

 

お嬢「・・・どうして、お師匠は居なくなっちゃったの!?」

 

妻「すいません。私達が着いた時には既に・・・」

 

そばかす娘「看護婦さん達は、気づいたらいなかったんだって言っていた。」

 

妻「午前中、ドラッグ患者が病院に押し入る騒ぎがあったそうです・・・そっちに集中している隙に何者かが忍び込んで、探偵さんを連れ出したのだと思います・・・」

 

お嬢「っち。どこの誰がそんな事を・・・」

 

がた

 

扉を開け入ってきたのはスキエル使い。

 

夫「今。このビルの監視カメラを確認した。おかしな者が映っていたぞ。」

 

お嬢「おかしな?」

 

夫「ッフ。切り抜きだ。見ろ。」

 

夫はプリントアウトを手渡した。そこに写っていたのは・・・

 

この鬱蒼とした街に似つかない、きらびやかなドレスの少女。いや、少年。

 

お嬢「コイツは・・・」

そばかす娘「あの野郎が探偵さんを!」

 

夫「やはりお前たちの話していた犯人グループの一人か。・・・これはココロオドルな。」

 

お嬢「どうゆう意味?」

 

夫「お前たちが決闘をしている間、二、三人の決闘ジャンキー共を狩っていた。だが、12時を過ぎた頃からか。ジャンキーどもの様子がおかしくなった。奴ら、それまでの決闘を辞め、一心不乱に走り出したのだ。」

 

妻「それは・・・一か所へと。」

 

夫「ああそうだ。恐らく、何者かが集合をかけている。そしてワイゼル使いも消えた。もし、奴も決闘ドラッグに掛かっているのならば話は早い。」

 

そばかす娘「ジャンキー共の後を追えば!」

お嬢「探偵さんもいるかもしれない、って事?」

 

夫「ああ。だが、その場は当然、ジャンキー共の巣窟。危険は避けられないが。」

 

そばかす娘「そんなの今更。」

お嬢「その為にここにいるのよ。」

 

夫「・・・っふ。勇ましい。ならば、露払いは俺とコイツに任せろ。」

妻「ええ!?私も!?」

夫「お前は元からジャンキーみたいな者だろう。ジャンキー同士仲良くやってろ。」

妻「そんなー。」ぐすん。

 

夫「直ぐに出るぞ。準備は。」

 

お嬢「待って。30分。いや15分時間を下さい。」

 

夫「・・・何をするつもりだ?」

 

お嬢「少しだけ。少しだけデッキを変えたいの。お願い。少しだけでいいから・・・」

 

そばかす娘「!!だったら!!アタシも欲しい!!この「カード」をデッキに組み合わせてみたいんだ。」

 

そう言って、そばかす娘は懐から、妙に可愛らしいハネクリボーのスリーブに入った一枚のカードを取り出す。

 

夫「それは?」

 

妻「探偵さんのベッドに残されていた「カード」です。「入学祝い」か何か、そういう意味を込めて、彼女へ手渡す予定だったカードみたいよ。」

 

夫「・・・見せてみろ。」

 

そばかす娘「・・・」っす

 

そのカードを見た瞬間、スキエル使いから止めどない笑みがあふれ出した。

 

夫「ふ・・・ははははははははははははは!!!いやいや、成程。これはまたココロオドルカードを!!そばかす娘。お前のデッキは「BK」。だったな?」

 

そばかす娘「ああそうだけど・・・」

 

夫「っふ。このカード、確かに「BK」からなら無理なく召喚出来るカードだが。下らない使い方をするなよ?深く深く。あのワイゼル使いが決闘に対して潜り続けた様に。そのカードの真の意味を考えてみろ。その思考の進化を止めるな。その先に、ココロオドル答えがある。」

 

そばかす娘「・・・?はぁ。よくわからないけど、そのまんま使うなって事だよね。分かったよ。考えてみる。」

 

夫「そっちの少女も。カードを変えるのは構わないが、つまらない変化なら俺はお前を許さない。ココロオドル決闘を必ず見せろ。いいな。」

 

お嬢「ええ。当然よ。いつだって、私はココロオドらせる為に闘って来た。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

場面は戻り、再び工業地帯。

走っていたジャンキー共は、錆びれ今にも崩れそうな廃工場に入ってゆく。

廃工場の周りには、かつてガスを取り扱っていたのか、大きなガスタンクと鉄柱が至るところに建てられ、工場の二階からは辛うじて策がついている危険な橋が架けられていた。

 

ワゴン車を止める夫。

すると上空より偵察を終えたスキエルの精霊が着陸した。

 

スキル「敵多数。キャハハ。50~70人位いるんじゃあない?一階にジャンキー共はじっとしてるだけだし、ゴスロリ服の少年?も微動だにしなかったわ。やたら時計を確認していたし、何かを待っているって感じね☆」

 

そばかす娘「探偵は!いた!?」

 

スキル「いたわよ☆けど工場一階じゃなくて、二階の外に出る階段近くにいたわ。何か、他の人とは一線を置いた扱いって感じ。ねェ、イイ感じの報告でしょ?褒めていいのよ、馬鹿マスター?」

 

夫「よくやった。本当に愛しているぞ、スキル。」

 

スキル「キャハハ//」

 

妻「えー」ジトー

 

グラン「我 慢 」

 

そばかす娘「全員と叩くにはキリがないし・・・裏から侵入して、探偵さんダイレクト狙い&あの女郎野郎だけ捕まえる。そんな感じでいいか?」

 

夫「上等。それが適切だろう。だが、いくら奴らがドラッグに負けるような軟弱だろうと気づかれるだろうな。俺達夫婦とスキル、グランエルが囮になろう。しっかり、ココロオドル決闘を決めろ。」

 

そばかす娘「当ったり前!!」

お嬢「ええ。当然ね。」

ワイド「私も、仮マスターの補佐を行います。」

 

夫「それからもう一つ。恐らく、お前らの師匠のワイゼル使いは、決闘ドラッグを少なからず喰らっている。もしかすると。奴自身が最後の壁となるかもしれん。その時はな・・・」

 

 

 

・・・その少年の悪い癖は沢山ある。

長たらしい話し方に、妙に意地の悪い者の言い方。顔が可愛いから許されるものの、女装癖だって悪趣味だ。

そしてもう一つ。振り返り癖。空いた時間についつい自分についてを振り返ってしまう悪癖があった。

 

思い出す。その大半が姉との人生だった。

「それぞれに大切な人生があり。一人一人が平等に愛されなけらばならない」なんて世の道徳があるのなら、その少年の人生は明らかに道徳に無視されてきた。

生まれた時から彼の目の前には、奇病の姉がいた。

姉は美しく、神秘的な少女であったが、弟から両親の関心を奪った。否、そもそも両親は奪われるほどの愛情すらくれなかった。決して体罰をしたとか、ネグレクトだとかではないが。何をしても、どんなアピールをしても両親は病気の姉を優先した。

 

幸運だったのは、彼は姉を愛し、姉も彼の事を深く思っていた事だ。

彼女が決闘の相手を望んだから彼は決闘を始め、彼女が学校に行けず同性の友人がいない事に憐れみを持ったから、彼は女装を始め、その代りになろうとした。

彼は「姉に頼りにされている」と誇りに思い。姉を守るのは自分の仕事だ、と信じ込んだ。

 

既に姉の決闘のタクティクスは子供とは思えぬ程高く、ドローの幸運にも恵まれた、所謂「生まれながらに神に愛された決闘者」であった。

神にも親にも愛されなかった彼は、それでも彼女と対等に戦える決闘者をめざし、正攻法とは別のルートで頂へ登る。

 

それは、モンスターの強さでも、魔法・罠の強さでもなく。単独強化、大量展開、コントロール、ビートダウン、ロックバーン。ボード、ハンド、セメタリーアドベンテージ。そう言った概念とは別の角度から「決闘」を見渡す術。

 

「情報」

 

一枚のカードから、その後に続くカードの流れを知る。

一を知って十を防ぐ為の戦略・・・とまではいかないが。デッキには一定のパターンとなる流れがあり。それを「禁止令」や「マインドクラッシュ」で根こそぎ狩っていく。有名なジョーク、「パンツマイクラ」ですら彼は本当に試みた事があるほどであった。

 

そんな異端の角度で彼は決闘者の道を進む。

そしてその角度は少年が思っていたよりも世に、彼に馴染んでいく。

 

・・・例えば、近くの決闘大会に出たとしよう。そこには大会出場者達が屯しているが、その中で、自身のデッキ戦略を堂々と人に見せる者は、意外な程多くいる。自らデッキ自慢をするものも珍しくない。もっと言えば、大会中、先に勝負の終った決闘者が自身の試合を見るのを禁ずる者は少ないのだ。

それは彼ら彼女らが、「情報」というアドバンテージを放流している事に、自身がピンポイントで侵略されている事に気づいていないからである、そんな間抜けな獲物を彼は喰らう。

 

幼少より親の関心が得なかった彼は、他人を喜ばせる術、関心を引く術、そして他人の様子を伺う術を自然と身に着けており、それらは情報を引き出す盤外戦術の技術として昇華する。

グレーラインの戦略ゆえに、時には喧嘩ごとになったが。彼のキャラクターと勝利への集中力の前に、怒っていた者も最後にはヤレヤレと笑わざるを得なかった。

そんな周囲から認められ。勝って、負けて。たまにショップ優勝して。姉には負け続け。

彼はそこそこに幸せであった・・・あの時までは。

 

・・・「振り返り癖」はやはり「悪癖」だった。彼がハッと異変に気づいたときにはもう遅い。裏手から聞こえる、カンカンと階段を登っていく音。それも二重。

それから、正面からド派手な音を立てて襲来する巨大な影。

先日見たばかりの姿。「機皇帝スキエル∞」と「機皇帝グランエル∞」。そしてやたら自信満々にディスクを構える男女。

 

こんな派手に突入してくる奴はいない。だとすれば・・・陽動・・・?狙いは…ッ。

 

男の娘「ジャンキー共!!この馬鹿二人を食い止めろ!!「幹」だけは守る!!!」

 

フリルをものともせず、男の娘は階段を登り、侵入者二人を追いかけた。

 

 

 

ボロボロの階段を全速力で上がり抜く。

 

お嬢「はあはあ!!ッ!二階だけど、はあはあ・・・あれ・・・いないわね?」

 

そばかす娘「っ!こっち!!外に出る橋があるぜ!こっちに逃げたんだろ!!」

 

そばかす娘が差す方には確か橋が一つ。下へ堕ちる事を否応なしに連想させる、錆びた鉄の橋。その先には、ガスタンクとスクラップ置き場となった別の建物が見えた。

 

そばかす娘「襲撃されたらこっちに逃げるように指示されているじゃあねえか?それに、ほら、足跡がある!!」

 

ワイド「肯定。この足跡。御主人の靴のサイズと一致します。」

 

お嬢「!!よし、すぐ追いかけましょ、」

 

「させないよ!!!」

 

毎度よろしく。勢いよく宙を飛ぶデュエルアンカー。

それがお嬢の足首に引っかかる!!

十代半ばから、男女の運動能力には差が出始める。

悪党が一人、男の娘はロココ様式だろうが腐っても少年。

彼女ら2人よりもずっと速く階段を上り詰めた。

 

男の娘「はあ。はあ!!いかせん!!「探偵」はこちらのモノだ。いかせない!!」

 

そばかす娘「!!お嬢!!ちくしょ!ぶん殴って、」

 

お嬢「いいえ。これはむしろ好機。これでコイツは私に掛かり切り。貴女が、お師匠を救って!!」

 

そばかす娘「!!分かった!!負けるなよ!!お嬢!!」

 

お嬢「当然。貴女こそよ。」

 

そばかす娘は一瞬躊躇するも、曇天に掛かる橋を駆け抜けた。

 

 

男の娘「・・・よくも。って言うのはアレだね。冷静に言えば奪ったのはウチだし。取り返しに来る方が正しいよね。ウン。」

 

お嬢「詰問よ。お師匠をどうするつもりだったの?」

 

男の娘「おーこわ!?もう、勝ったつもり!?まあそれ位いっか。正に「メイドの土産」。今日はロココ系メイド服イメージしてみたんだけどさ。どう思うかな、いやでもなー」

 

お嬢「五月蠅い馬鹿。さっさと答えろ。」

 

男の娘「ひゃー怖い!?まあ、大人しく白状ると、ウチらの計画にもっと防御力が欲しくてさ。いいなりの兵隊さんが必要なんよ。け・ど。そいつ等を統率する大本の兵体長が必須でねェ。だから、」

 

お嬢「それがお師匠ってワケね。っは。あの糞神父。その為に私を勧誘していたのね。ったく。都合のいい事言いやがってさ。」

 

男の娘「はは。聞いたよ。神父さんの誘い、ぶった斬ったんだよね。でも、安心してよ。だって。」

 

男の娘「君はウチに負けて。ジャンキーの一員としてこの計画に加わるんだから。光栄には思わなくていいけれど、覚悟してさ♡」

 

お嬢「っは!いいわね、その悪党丸出しな台詞!!なら私は、悪党蹴散らすヒーローにでもいっちょなってあげる!存分に魅せられなさい!!」

 

 

「「決闘」」

 

お嬢 VS 男の娘

進化する浮雲 VS 情報的侵略者 

 

お嬢「先手必勝よ。私は、永続魔法「召喚雲」を発動!このカードは」

 

男の娘「「自分の場にモンスターがいない時、手札か墓地からレベル4以下の雲魔物モンスターを特殊召喚させる。」十二分に知っているよ、ウチは。」

 

お嬢「・・・」

 

男の娘「ウチの決闘はこの前見たよね?ウチの前に決まりきった戦略なんて御見通し。ウチが思うに。レベル4の雲魔物を特殊召喚した後、タービュランスあたりかな?先行1ターン目に有効な子はその子とアルトス位しかいないからね。」

 

お嬢「ふん。よく回る口だこと。「アルトス」特殊召喚。そして正解よ。「雲魔物タービュランス」を召喚。けれど、知っているだけなら、サルでもできる。これからの私の陣形を越えられるかは別でしょう。タービュランスの効果発動。召喚成功時、場の雲魔物分カウンターを乗せる。二体分で二個。そして、タービュランスはカウンター一つに払うとデッキから「雲魔物スモークボール」を呼び出す。来たれり、雲の種。二つなる「スモークボール」!!」

 

雲魔物スモークボール×2⇒特殊召喚

 

お嬢「そして、スモークボール二体でオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!!」

 

男の娘「ホープルーツ辺りかな?」

 

お嬢「っは!!貴方の「情報」。アップデートをお勧めするわ。現れろ、「ゴーストリック・デュラハン」!!」

 

渦巻く雲の狭間より、首なし騎士が現れる!!

 

スモークボール×2=ゴーストリック・デュラハン⇒X召喚

 

 

ゴーストリック・デュラハン

エクシーズ・効果モンスター ランク1/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0 レベル1モンスター×2

このカードの攻撃力は、自分フィールド上の「ゴーストリック」と名のついたカードの数×200ポイントアップする。

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

また、このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地からこのカード以外の「ゴーストリック」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。

 

お嬢「更に!!X召喚!!レベル4のアルトスとタービュランスでオーバーレイネットワークを構築!!X召喚!!」

 

「No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ」!!

 

雲魔物アルトス×雲魔物タービュランス=No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ→X召喚ッ!!

 

No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ エクシーズ・効果モンスター

ランク4/水属性/天使族/攻2400/守1200 レベル4モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する、元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。この効果は相手ターンでも発動できる。

 

男の娘「おおう!?この二体は!?」

 

お嬢「やっぱり貴方のインフォメ、ガバガバだわ。そう。フリーチェーンで攻撃力を半減させる「デュラハン」と、同じくフリーチェーンで攻撃力の変化した攻撃表示のモンスターを破壊する「ラグナゼロ」。この支配、想定出来て?」

 

男の娘「想定外だね。うん。ウチめちゃ反省。認識を改めるよ。君は、随分アカン敵だとね。」

 

お嬢「改めたところでもう遅い。ターンエンド。この「首狩りゼロ」。どうしてくれよう?」

 

男の娘「どうしよかなぁ~~~。ウチのターン!ドロー!!まずは・・・永続魔法「禁止令」発動!!とりあえず宣言しとくか、「サイクロン」!!」

 

お嬢「!!」

 

男の娘「ふふん。その反応の感じだと手札にあるのかな?いやあ、魔法罠を破壊する雲魔物モンスター、「雲魔物アッシドクラウド」と迷ったけれど、アレは場に雲魔物がそろってないと発動出来ない。その実、簡単には撃てない効果。だったら、シンプルに封じるべきは「サイクロン」。」

 

お嬢(…正解はNO。まだ手札にはない、けれど。流石に知識はあるわね・・・魔法罠を破壊できる「アシッドクラウド」は、確かに永続罠・魔法を割れるけれど、即効性はない。その状況を整えれる「召喚雲」も場にもモンスターがいると使えないし、当分発動は出来ない・・。素直にサイクロンが適切。そしてここでこちらの戦略を潰すのではなく、防御を張ったと言うことは、本命の次の一手があるっ!)

 

 

男の娘「そして!!ウチの救世主、「光の護封剣」発動!!」

 

お嬢「何!?」

 

男の娘「超有名だから知っているよね?この魔法は三ターンの攻撃を封じる!!これで安全安全♪ターンエンドだよっと。」

 

お嬢(確かに、コイツの戦略は長期戦向き。ゴルガーが出たら長い戦いになる・・・どうにかその前に仕留めたいのに!)

 

お嬢「ドロー!!・・!だめ、間が悪い…」

 

お嬢「ターンエンド。これで護封剣は残り2ターンよ。貴方の番よ。」

 

男の娘「ウチのターン。ドロー。うんじゃウチもいくよおお!!!手札から通常魔法、「予想GUY」発動!自分の場にモンスターがいない時、デッキからレベル4以下の通常モンスターをダイレクトにリクルート出来る!来い来い「エーリアンソルジャー」、守備表示!!」

 

お嬢「!!!レスキューラビットとの併用も可能だからか!!予想GUYですッ・・!!」

 

予想GUY 通常魔法

(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。

 

エーリアンソルジャー→守備表示で特殊召喚。

 

男の娘「更に、レベル4モンスター、「エーリアンキッズ」を召喚。どうす?デュラハン使う?」

 

お嬢「使うワケないじゃない…ッ。」

 

男の娘「そーだよね?」

 

男の娘「「首狩りゼロ」。確かに一直線で攻めるなら鬱陶しいけれど。ウチが思うに、ソレ結構穴があるよね?弱点は、圧倒的な遅さ。フリーチェーンとはいえ、「ラグナ・ゼロ」の効果は先に攻撃力の変化を引き起こさないと発動できないし。同一チェーンでの破壊は不可能。つまり、相手の動きを明確に読んで、その上で打たねばいけない効果。

バトルフェイズにターゲットが殴ってきたならそれに使えばいいだけだけど、実際はそうはいかない。召喚直後にデュラハンの効果打ったモンスターが、シンクロやエクシーズ素材になったなら、陣形は何の意味も成さなくなる。それが一つめの穴。」

 

お嬢「ッ・・・」

 

男の娘「そして穴の二つ目は、ウチがこれからやる事。二体のレベル4でオーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!!」

 

エーリアンソルジャー×エーリアンソルジャー=!!!!

 

「ランク4、キングレムリンを守備表示で特殊召喚する!!」

 

キングレムリン エクシーズ・効果モンスター

ランク4/闇属性/爬虫類族/攻2300/守2000 レベル4モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから爬虫類族モンスター1体を手札に加える。

 

 

お嬢「守備表示!」

 

男の娘「そう。ラグナゼロの効果は攻撃表示のモンスターにしか通用しない。そして攻撃も出来ない今なら、その対応は何も出来ない。そうでしょ?ウチの戦略、当たってる?」

 

お嬢「・・・っち。さっさとサーチしなさいよ。」

 

男の娘「お言葉に甘えて、んじゃいくよ。素材のエーリアンソルジャーを墓地に送りキングレムリンの効果発動!デッキから爬虫類族モンスターをなんでも手札に加える!来い来い、「エーリアンモナイト」!!」

 

エーリアンモナイト→男の娘の手札へ。

 

男の娘「これでターンエンド。さてさて。君の番だよ~。」

 

お嬢「私のターン。ドロー!!」

 

お嬢(コイツ、光の護封剣にこきつけて、抜けぬけとキングレムリンの効果を、二回使おうとしている!。そんな甘ったれた狼藉、許してたまるか。確かに光の護封剣を割るカードはない。けれど、それが出来ずとも、一泡吹かせる策はあるッ!!)

 

お嬢「私は、「雲魔物キロタロス」を召喚!!」

 

男の娘「う~~ん?ここで攻撃表示?ウチ的予想では、「サイレントアングラー」あたりを」

 

お嬢「大外れよ!!これでも喰らえ!魔法カード「強制転移」!!」

 

男の娘「うそーん!?」

 

強制転移 通常魔法

お互いはそれぞれ自分フィールド上のモンスター1体を選び、そのモンスターのコントロールを入れ替える。そのモンスターはこのターン表示形式を変更できない。

 

 

 

男の娘「ひええ!?そんな考慮できるか!!」

 

お嬢「ククク。その顔が見たかった!!やはり情報と予測は、覆されるためにあるのよ。キロタロスをあげるわ!そしてそのキングレムリンを寄越しなさい!!」

 

男の娘「っちいい!!」

 

渦巻くベクトルが、キングレムリンとキロタロスを攫い、入れ替える!!

 

キングレムリン⇔雲魔物キロタロス

 

お嬢「そしてデュラハンとラグナゼロの効果発動!キロタロスの攻撃表示を半分にし、更にラグナゼロでキロタロスを破壊!私は1ドローする!!」

 

雲魔物キロタロス→破壊

お嬢手札3枚に

 

お嬢(・・・とはいえ。「カメンレオン」を抜いてしまったのは失敗ね。もしもデッキに入れたままなら、この奪った「キングレムリン」の効果で手札に入れる事も出来たのに・・・。まあ、相手の墓地を肥やさせない+相手にこれ以上のサーチをさせない、ってことに意味があると考えなきゃ・・・)

 

お嬢「ターンエンド。これで、「光の護封剣」は後1ターンで破壊される。そうよね?」

 

 

お嬢の場 ラグナゼロ ゴーストリックデュラハン キングレムリン(守備表示) 手札3枚 ライフ4000

男の娘の場 光の護封剣(残り1ターン) 禁止令(「サイクロン」を宣言) 手札5枚

 

男の娘(「エーリアンモナイト」を使えば、ゴルガーの特殊召喚は出来る・・・、いや違う。「エーリアンモナイト」の召喚時に、「デュラハン」の効果を「アンモナイト」に撃たれて。「アンモナイト」の効果で釣りあげた「エーリアンソルジャー」の特殊召喚時に、「ラグナ・ゼロ」で「エーリアンモナイト」を破壊される・・・よね?流石に「キングレムリン守備だし」を見せている以上、余計な悠長はしないだろうしさ。こりゃヤバいよね、ヤバいよな。

けどけどけど。「打開策」は存分にウチのデッキには在る!!)

 

男の娘「ウチのターン。ドロー・・・!!カードを一枚セット!これでターンエンドだよっと!」

 

お嬢「っは!結局動けないんじゃない!!私のターン!ドロー!こっちもまだ動けないけれど・・・ターンエンド。これで邪魔な「光の護封剣」は破壊される!!貴方の防御線は突破させた!!」

 

光の護封剣→破壊

 

男の娘「ふふん!それはどーだろうね!?ウチのターン!ドロー。よしよしよし。そんじゃあ、綺麗で野蛮な御嬢様。いっちょ開戦、しましょっか。ウチは、「エーリアンモナイト」を召喚!!!」

 

 

お嬢「!!!「ゴーストリック・デュラハン」の効果発動!アンモナイトの攻撃力を半分にする!」

 

エーリアンモナイト→攻撃力半減

 

男の娘「ふん♪ま、そりゃそーだよね。」

 

お嬢「貴方、そのカードの意味。分かっているの?「引き金」よ、それ。「光の護封剣」と「首狩りデュラハン」がこの3ターン。小競り合いこそあれ、平和の均衡を保っていたのに。その一手は、このデュエルの「オチ」まで繋がる一手。その覚悟、あるのかしら?」

 

男の娘「あれ~~~?まさかまさかで、御嬢様ビビってる?ウチに侵略されるのが怖いんじゃあないの?それに、ウチの予想だと「可能なら出来るだけ勝負引き伸ばして、相方が探偵の場所へ辿り着く時間を稼いでやる」とか、」

 

お嬢「あ゛?」

 

男の娘「!?」

 

お嬢「舐めてんじゃあないわ。私が、そんな姑息な事をすると?馬鹿にするのも大概にして。そのやたら無駄なモノを詰めこんだ脳みそに書き込みなさい。私が「そんな余計なモノを入れ込む様な安い決闘者じゃない」って、情報を。」

 

男の娘「ふふ!そりゃ失礼したよ!!その啖呵!!それこそ、脳みそ全部「決闘」を詰め込んだ様な君なら、優秀な決闘亡者になってくれそうだ!!」

 

お嬢「何勝手に勝ったつもりになっているのよ!さっさと、墓から呼び出しなさい!「エーリアン」!」

 

男の娘「んじゃ、御期待答え、いくよ!!エーリアンモナイトの効果発動!墓地の、「エーリアンソルジャー」を蘇生させる!」

 

エーリアンソルジャー→蘇生

 

お嬢「その特殊召喚!スキを与えたわね!ソルジャーの着地と同時に、「ラグナゼロ」の効果発動!攻撃力を半分にした「アンモナイト」を破壊し、ドローする!首狩れ!!「ラグナゼロ」!!」

 

男の娘「それ、本気で通ると思っているの!?リバースカードオープン!「デモンズチェーン」!!ラグナゼロの効果を無効にする!!」

 

お嬢「ッ!やっぱりそれか・・・!!」

 

男の娘「エーリアンモナイトは依然、無事!!アンモナイトとソルジャーでチューニング!!!」

 

お嬢「っくううう!!!防げなかった!!」

 

☆1エーリアンモナイト+☆4エーリアンソルジャー=☆5

 

「輝く星を掌握ため。歯向かう者の名を叫べ!!知識よ!!宇宙へ帰れ!!!」

 

「シンクロ召喚!!侵略だ、「宇宙砦ゴルガー」!!!」

 

宇宙砦ゴルガー  シンクロ・効果モンスター 星5/光属性/爬虫類族/攻2600/守1800

「エーリアンモナイト」+チューナー以外の「エーリアン」と名のついたモンスター1体以上

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カードを任意の枚数選択して持ち主の手札に戻し、その後手札に戻したカードの数だけAカウンターをフィールド上に表側表示で存在するモンスターに置く。

また、1ターンに1度、フィールド上のAカウンターを2つ取り除く事で、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

男の娘「無事☆降臨☆お出でませゴルちゃん!!その効果を発動!フィールドの表側障子の魔法&罠を手札に回収する!選択するのは、「デモンズチェーン」「禁止令」。ついでに御嬢様の場にある「召喚雲」も手札に戻す!!そして、その分。三つのカウンターをゴルちゃんに乗せる!!」

 

召喚雲→お嬢の手札に

禁止令 デモンズチェーン→男の娘の手札へ

 

男の娘「更にさらに!カウンター二つ取り除き、場のカード一枚。「ラグナゼロ」を破壊する!!」

 

ラグナゼロ→破壊

 

お嬢「ラグナゼロを突破された・・・!!」

 

男の娘「悲しかなかな。ウチのデッキ、何分。展開速度は遅いからネ。出来る限りダメージレースを突っ走りたいってワケ!バトル!ゴルちゃんで無残なデュラハンを攻撃!!」

 

お嬢「っく・・・きゃああああああああ!!!」

 

ゴーストリック・デュラハン→戦闘破壊

お嬢のライフ 4000-1400=2600!!

 

お嬢(くそ!!ライフ2600は、ゴルガーのダイレクトアタック一発の数値・・・!!これで、これ以上の侵略が進めばそのまま終了・・・!!奪ったキングレムリンはいるけれど、そんなの次のターンにはまたゴルガーに破壊される脆い壁・・・!!)

 

男の娘「ふふん。御嬢様の陣形、侵略完了。メイン2。再び永続魔法「禁止令」!・・・戻した「召喚雲」を宣言してもいいのだけど。それ以上に怖いのは・・・ここは無難に守りを固めようかな?宣言。「サイクロン」。そしてカードをセット。さあ、このセットカード、何だと思いますかぁ?御嬢様ぁ?」

 

お嬢「馬鹿にしないで、「デモンズチェーン」でしょ。」

 

男の娘「ふふふふん。まあそーだよね。これでターンエンド。さささ。このまま大人しく侵略されて下さいな。」

 

お嬢(・・・越えるべきは一枚の「デモンズチェーン」。何をしてもそれを越えなければ意味がない・・・頼む。あの壁を越える為のドロー。お願い・・・!!)

 

お嬢「・・・私のターン!!ドロー!!」

 

お嬢手札 6枚(内一枚「召喚雲」確定)

 

お嬢(・・・!!・・・ゴウイン。イケる!)

 

お嬢「いくわ。「雲魔物タービュランス」を召喚する!!効果を発動、カウンターを乗せたいわ!!」

 

男の娘「ッ!!いきなり、迷う選択を・・・!!」

 

男の娘(どうする・・・今「スモークボール」が出てきたとしても、それは大した脅威ではない!!むしろ、この後に「ストームドラゴン」や「サイレントアングラー」が飛んできて、ランク4のエクシーズモンスターが出る事の方が、普通に考えて恐ろしい。だから、まだ貴重な「デモンズチェーン」は撃たない。それが正解のハズ。だけど。)

 

男の娘(問題は、アイドルの姐さんの情報によると、このお嬢は無茶苦茶な事を平然と撃ってくるらしい!特に今あり得るのは、「ターンホイザーゲート」!!もしそれが手札にあるなら、二体の雲魔物がレベル5に・・・そして、ランク5のエクシーズモンスターに進化する・・・。そうなったら最悪だ!!「ランク5」は「ランク6」の元!仮に、以前この御嬢様が使ったという、「クリスタルゼロ」なんて出されたら、クリスタルゼロの効果は防げても、その後のゼロランサーになられればそれで終了・・・!!どうする。どうするウチ・・・!!)

 

If ランク5 No.94 極氷姫クリスタル・ゼロがX召喚された場合の予想。

確定事項 No.94 極氷姫クリスタル・ゼロの効果、「攻撃力を半減させる」をゴルガーに発動。

A 伏せた「デモンズチェーン」を「No.94 極氷姫クリスタル・ゼロ」に撃つ→FA-クリスタル・ゼロ・ランサーに進化され、「デモンズチェーン」の効果切れ。攻撃力3200のFA-クリスタル・ゼロ・ランサーで「ゴルガー」破壊

B 「クリスタルゼロ」の効果を使わない。ゴルガー攻撃力を半減→その後攻撃してくる「クリスタル・ゼロ」や「ゼロランサー」に「デモンズチェーン」を撃っても、奪われたままの「キングレムリン」の追撃でゴルガーは破壊。

 

男の娘(・・・冷静になれ。ウチ。「デモンズチェーン」は虎の子の罠。そう簡単には使えない。まだ。このタイミングじゃない!!「ターンホイザーゲート」は相当なイレギュラー!追うべきは、王道の「ランク4のX召喚」・・・いやむしろ、「バハムートシャーク」からの「未来王」!それはそれアリえる!!ウチ、冷静にならないと!!まだ虎の子は使うべきじゃない!)

 

男の娘「いいよ。ドンと来い!」

 

お嬢「ククク。墓地から「雲魔物スモークボール」を蘇生させるわ。」

 

スモークボール→攻撃表示で特殊召喚。

 

 

お嬢「更に!墓地の!!水属性モンスター、「ラグナゼロ」と「キロタロス」を除外!!」

 

男の娘「!!」

 

お嬢「手札から特殊召喚!!轟轟たる水の龍!!「瀑征竜-タイダル」!!」

 

洪水を興し、水を征する大自然の化身がここに降り立つ!!

 

瀑征竜-タイダル 効果モンスター(制限カード) 星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000

自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族

または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。

また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

男の娘「っち!攻撃力は2600同士!!相討ち狙い・・・!?」

 

お嬢「おっと。まだまだ、座興は終わらない。・・・というか。貴方やっぱり、「情報」扱いきれてないわね。」

 

男の娘「何だと!?」

 

お嬢「冷静に考えなさい。今、復活したスモークボールの表示を。それとも貴方は、先ほど受けた屈辱を一瞬で忘れるような鳥頭なの?」

 

男の娘「そんな挑発したって、ウチは簡単には怒らな・・・!!!まさかあ!!?」

 

お嬢「ククククク!!禁止すべきは「こっち」だったんじゃあない?魔法カード「強制転移」発動!そのゴルガーとスモークボールを入れ替える!!」

 

男の娘「なああああああああああああ!?!?!?!?」

 

宇宙砦ゴルガー⇔雲魔物スモークボール コントロール交換

 

男の娘「くそ!!そんな!!!」

 

お嬢「可愛い女の子目指すなら、「糞」なんて言っちゃ駄目よ。「私の」ゴルガーの効果発動!貴方の「禁止令」をバウンズし、Aカウンターを乗せる!!貴方の永続魔法・罠の砦を崩す鍵は、貴方のゴルガー自身!!」

 

男の娘「させない!!トラップ発動!「デモンズ・チェーン」!!これでゴルガーの効果は無効!その効果、不発!!」

 

突如・・・いや、当然の如く地より這い出た悪魔の鎖は、宇宙漂う砦を封鎖する!!

 

お嬢「そうよね。ならばバトルよ!「瀑征竜-タイダル」で元私の「雲魔物スモークボール」を攻撃!!」

 

男の娘「くおおおお!!!!」

 

雲魔物スモークボール→破壊

男の娘のライフ 4000-2400=1600

 

お嬢「ダメ出しよ!!タービュランスでダイレクトアタック!!」

 

男の娘「させない!!攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚出来る!「ジェントルーパー」特殊召喚!!」

 

ジェントルーパー 効果モンスター

星4/光属性/爬虫類族/攻1200/守1000

相手モンスターの攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚できる。

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃できない。

 

ジェントルーパー⇒攻撃表示で特殊召喚

 

お嬢「!!タービュランスの攻撃力は800!!攻撃を中止するわ。」

 

男の娘「させない・・・絶対に。絶対にさせないんだよッ!!」

 

お嬢(ッ!次の反撃への伏線を張られた・・・!これ以上、今私が出来る一手はない・・・けれど!)

 

男の娘「絶対、絶対に負けれない・・絶対にィ」はぁはぁ

 

お嬢(あの表情!今の手札では反撃手段がない事が丸わかり・・・!!)

 

お嬢「私はこれでターン、エンド。貴方の番よ。」

 

男の娘「はあはあ。」

 

お嬢「・・・情報派は。こんな時つらいわよね?「情報」を武器とする故に、自分の見たくない「確率」や「情報」から目を背けれない。そのドローが何も打開できない確率だって見えているんでしょう?」

 

男の娘「黙れよ!!」

 

お嬢「ククククク。口調がもう「男丸出しよ」。一貫性がないわ。それじゃあ魅せるデュエリストには程遠いわね。」

 

男の娘「馬鹿らしい!!何が!!何が、「魅せるデュエリスト」だ!!だから君みたいなワケ分からないデッキを使う奴は嫌いなんだよ!!」

 

それまでの、軽薄な可愛らしく出していた声は、一転。声変わりを迎えようとする、少年のムキになった声へと変わった。

 

お嬢「ククク。そうよね。私の決闘、読めないわよね?嬉しいわ。」

 

男の娘「ああああ!!そうだ!!ウチが!!どれだけ、勉強して!!デッキのキーパーツ、動き!パターン!!!マストカウンター!!!それを勉強したかを!!!あの姉と対等にやり合うために!!認められるために!!」

 

お嬢「・・・」

 

男の娘「お前みたいに!!道理の通じない、ワケ分からないデッキを使って!!只、楽しむだけにデュエルやっている奴に!邪魔されてたまるか!!!」

 

お嬢「・・・そう。分かったわ。貴方、「デュエル」が嫌いなのね。」

 

男の娘「ああ!?」

 

お嬢「口を開けば「情報」「情報」、そして「勉強」?貴方にとって所詮「デュエル」は「勉強すべき」もの。「道理の通じないワケ分からないデッキを使わられると腹が立つ」?恐らく。今まで会って来た決闘者達ならこう言う筈よ。「そんな見た事ないデッキ!カード!!ワクワクする!!」ってね。それを言えない時点で、デュエリストじゃない。」

 

男の娘「そうだよ!!「決闘」なんてクソだ!!!大嫌いだよ!!こんな世の中!!決闘ドラッグで姉さんと一緒に糞にまみれて潰れちまえばいいんだ!!!」

 

お嬢(・・・「姉さん」?)

 

男の娘「ウチのターン!ドロー!!!」

 

男の娘の手札3枚

 

男の娘「!!!!来た‼‼お前を潰すための一枚が!!!速攻魔法!!「トライアングル・エリア」、発動!!」

 

お嬢「!?それは!?」

 

男の娘「このカードは、場のAカウンターを乗せたモンスターを破壊する!!「ゴルガー」には、まだ一つAカウンターが乗ったまま!!「ゴルガー」を破壊!!」

 

お嬢「ッ!!自らゴルガーを破壊するの!?ッ!けど、これでゴルガーを縛っていた「デモンズチェーン」も破壊される!!」

 

宇宙砦ゴルガー⇒破壊!

デモンズ・チェーン⇒破壊!

 

男の娘「そして、このカードにはまだ続きがある!!破壊した後デッキからレベル4のエーリアンを直接特殊召喚出来る!!来い!!「エーリアン・ソルジャー」!!!」

 

お嬢「破壊効果の上に、リクルート!?貴方、十二分に魅せてくれるじゃない!?」

 

トライアングル・エリア 速攻魔法

フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を選択して破壊する。

その後、自分のデッキから「エーリアン」と名のついたレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

 

エーリアンソルジャー⇒特殊召喚

 

男の娘「更に!!魔法カード「ワン・フォー・ワン」発動!手札のモンスター、「カゲトカゲ」を墓地に送り、デッキから直接レベル1チューナーを特殊召喚する!!来いよ!!「エーリアンモナイト」!!!」

 

エーリアンモナイト→特殊召喚!!

 

お嬢「っく!!!「ゴルガー」!!!またしても出るの!!」

 

男の娘「いや。もう。そんなモノものじゃもう!!お前を潰せる事は出来ない!!ウチの怒り!!見て、潰えろ!!レベル4のジェントルーパー、エーリアンソルジャーの二体に、レベル1チューナー、「エーリアンモナイト」をチューニング!!!」

 

お嬢「!!!まさか!!!」

 

「クソまみれの世界を滅ぼすため!!歯向かう者を根こそぎ消し去れ!!氷よ、絶望へ帰れ!!!」

 

☆4+☆4+☆1=…☆9!!!

 

「シンクロ召喚!!!出でよ!!「氷結界の龍トリシューラ」!!」

 

三つ首の美しき魔竜が、その鼓動を!!殺意を!!憎しみを!!真っ向からお嬢へぶつける!!!

 

氷結界の龍トリシューラ シンクロ・効果モンスター(制限カード)

星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上

(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。

 

男の娘「トリシューラの効果は知っているなあ!?場!手札!!墓地のカードを場外!!!」

 

お嬢「!!」

 

男の娘「まず場ア!!その「タイダル」!!除外!!」

 

一つ目のブレスが、水成る竜を氷結させる!

 

男の娘「次は墓地!!消えろ!!「雲魔物スモークボール」!!」

二つ目のブレスが、墓地に眠る魂を凍えさせる!!

 

男の娘「最後ォ!!手札のそっちから見て、一番右!!!ウチのデータでは!!!大事なカード程、右手に置くとデータにある!!!」

 

お嬢「!!!」

 

三つめのブレスがお嬢の手札のカード・・・「召喚雲」を除外する!!

 

「瀑征竜-タイダル」

「雲魔物スモークボール」

「召喚雲」⇒除外!!

 

お嬢「っく!!」

 

男の娘「おっと!!まだウチのターンは終わっていない!!魔法カード、「貪欲な壺」発動!!墓地の、二体の「エーリアンモナイト」二体の「エーリアンソルジャー」、「カゲトカゲ」を墓地に戻し!!二枚ドロー!!この意味!!分かるかなああああ!?」

 

お嬢「・・・そうね。私のライフは、残り2600。場には攻撃力800で戦闘破壊されない「タービュランス」。・・・トリシューラがタービュランスを攻撃すれば、1900のダメージを受けて、残り700。・・・通常召喚権の残した、今。その二枚のドローで攻撃力1500以上のモンスターを引けば、それで私は終わり・・・そういゆ事よね?」

 

男の娘「分かっているねェ!?さあ!!修羅に堕ちる覚悟は出来てる?ウチの手で落としてやる!!」

 

お嬢「・・・だから、貴方は「決闘者」じゃないのよ。」

 

男の娘「!?」

 

お嬢「決闘に心奪われた時から。野望を持ったあの日から。とうに私は修羅。今更!!堕ちるべき場所なんてない!!!」

 

男の娘「!!!」

 

お嬢「そして!!引いてみなさい。貴方が本当に勝てるというのなら!!」

 

男の娘「ちいいいい‼!ドロー!!!」

 

男の娘「・・・!!!!!!」

 

お嬢「引けなかった様ね?貴方が今のドローで勝つ確率が、どれだけあったのかは知らないけれど。決まっている事はただ一つ。こんな所で、私は、負けない!!!」

 

男の娘「ちいいいい!!!トリシューラでバトル!!そのキングレムリンを破壊する!!」

 

お嬢「・・・くく!!」

 

キングレムリン⇒破壊

お嬢のライフ 2600-400=2200

 

男の娘「更にィ!!カードを二枚伏せて、ターンエンド!!」

 

お嬢「ククク!!私のターン!!!ドロー!!」

 

お嬢の手札3枚 

 

お嬢(・・・来たわね。この新たな私の一枚。お師匠への返答。変わらずとも新たな私の切り札・・・!!)

 

お嬢「私は、墓地の「雲魔物アルトス」を除外し、手札から「雲魔物ストームドラゴン」を特殊召喚!!」

 

雲魔物-ストーム・ドラゴン 効果モンスター

星4/水属性/天使族/攻1000/守 0

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の「雲魔物」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して特殊召喚する。このカードは戦闘によっては破壊されない。

このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。

1ターンに1度だけ、フィールド上モンスター1体にフォッグカウンターを1つ置く事ができる。

 

雲魔物-ストーム・ドラゴン⇒攻撃表示で特殊召喚!!

 

男の娘「ッ!!そいつの効果は!!」

 

お嬢「そう!!場の雲魔物にカウンター一つ、載せることが出来る!!」

 

男の娘「っちいい!!!それじゃあ!!タービュランスの効果まで繋がるのか・・・!!」

 

お嬢「その通り!!タービュランスにカウンターを乗せ!そのまま効果発動!!!墓地の「スモークボール」を一体、蘇生させる!!」

 

雲魔物スモークボール→蘇生

 

男の娘「・・・くううう!!」

 

お嬢「そう、唸らないで頂戴。これから、貴方を解放してあげるから。」

 

男の娘「はあ!?」

 

お嬢「その、何かに焦り、無理やり余裕を作ろうとしていた救われない魂を。私が解放してあげる・・・!!!行くわよ!!手札から召喚!!!」

 

疾風と共に現れる、巨大なプロペラを付けた風の戦士・・・いや、HERO・・・!!

 

男の娘「なああああ!?!?」

 

お嬢「お出で!!「E‐HEROエアーマン」!!!」

 

E‐HEROエアーマン 効果モンスター(制限カード)星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●このカード以外の自分フィールドの「HERO」モンスターの数まで、フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。

●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。

 

男の娘「なあ!?なあ!!なあああああああああ!?!?!?!?」

 

お嬢「ククククク!!!その顔が見たかった!!!エアーマンの効果、発動していいかしら?」

 

男の娘「~~~~~~~ッ!!さっさと!!しろお!」

 

お嬢「ならば、デッキから「D‐HEROBloo-D」を手札に加え・・・そして、さあ。いよいよだわ!!

 

男の娘「むううう!!!」

 

お嬢「御代は結構、首尾は上々!!!最高のヒーローの姿を刻みなさい!!!スモークボール!!エアーマン!!タービュランスをリリース!!現れろおおおお!!!我が最高の一枚!!「「D‐HEROBloo-D」を特殊召喚!!!」

 

血よりも暗い赤。

ヴァンパイアの様に誇り高きマントを翻し。

蒼き血潮の英雄が世界を捉えるッ!!!

 

 

D‐HEROBloo-D 効果モンスター 星8/闇属性/戦士族/攻1900/守 600

このカードは通常召喚できない。自分フィールド上のモンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。1ターンに1度、相手フィールド上のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備できる。

このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分の数値分アップする。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの効果は無効化される。

 

お嬢「さあ?魅せられた?このヒーローの雄姿。貴方も男の子なら、カッコいいと思うでしょう?」

 

男の娘「ッ!そんな事、ウチは思わない。」

 

お嬢「ならば素直にさせてあげる!!「Bloo-D」の効果発動!!貴方のトリシューラを装備し!!攻撃力の半分の数値を吸収する!!底なしの血の沼に沈みなさい!!「クラプティー・ブラッド」!!!」

 

放たれる、吸引の力!!真っ赤な液体が、トリシューラを取り囲み・・・取り囲み・・・取り囲むのみ・・・!?

 

 

お嬢「!?まさか!!」

 

男の娘「そう!!リバースカードオープン!「デモンズチェーン」!!最後最後で勝つのはウチ!!Bloo-Dの効果は無効に!!」

 

三度!!悪意の鎖が地から生まれ、英雄を縛り上げる!!!

 

お嬢「Bloo-D!!!」

 

男の娘「っへ!!どのタイミングで打つか考えたけれど、やっぱり情報通り!!知ってる!君のエースがBloo-Dであることを!!だったら!!展開したモンスターを自らリリースしてくれると思っていた!!」

 

お嬢「!!」

 

男の娘「これでもう、エクシーズも出来ない!いるのは意味もないBloo-Dと、攻撃力1000のストームドラゴンのみ!!ウチの情報が一枚上手だった!!沈むのはやはり君だぁぁあああ!!」

 

お嬢「・・・」

 

・・・男の娘が完全なる勝利を確信したこの瞬間。堪えきれない笑みを、「彼女」を襲う・・・!!

 

男の娘「は、」

お嬢「・・・ククククク。ククククク!!ククククククククククク!!!」

 

男の娘「な!?何故笑う!!君の策は尽きた!!もうウチの勝ちじゃないか!!どこに!!笑う要素がある!!」

 

お嬢「ククク。ここまで。ここまで上手く決まるとは・・・。この最後の一枚、予測できないの?」

 

男の娘「!?」

 

お嬢「なーんにも、思い浮かばないでしょう?情報、引き出しても、「死者蘇生」とか、「ストームドラゴンの二枚目」とか。そんな事しか浮かばないでしょう?それが貴方の情報の限界。戦略の限界よ!!」

 

男の娘「なら、さっさと見せてみろよ!!」

 

お嬢「当然!!魅せてあげる・・・!!手札より、「魔法カード」発動!!」

 

男の娘「なああああ!?」

 

お嬢「発動せよ!!!奇跡の力!!「ミラクル・フュージョン」!!!」

 

男の娘「何だとおおおおおお!!?!?そんなの!!予測できるかああああぁぁあ!?!?!?」

 

お嬢「場の「D‐HERO」と墓地の水属性モンスター「雲魔物タービュランス」を素材に!!融合召喚!!出でよおォお!!」

 

 

「血潮に濡れた英雄よ。空を往く乱気流よ!今一つと成りて、新たな極点を刻め!!」

 

 

「融合召喚!!凍結の英雄!!「E・HERO アブソルートZero」!!!」

 

氷の結晶を纏わせ、新たな白き英雄が生まれ変わる!!

 

E・HERO アブソルートZero 融合・効果モンスター 星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000

「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO アブソルートZero」以外の水属性モンスターの数×500ポイントアップする。このカードがフィールド上から離れた時、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

 

ミラクル・フュージョン通常魔法

(1):自分のフィールド・墓地から、「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた 融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

男の娘「なあ!?アブソルート・ゼロ!?自爆特攻をする気・・っは!!まさか!!」

 

お嬢「そう!!このモンスターは!自分を除いたフィールドの水属性モンスターの数×500、攻撃力を上げる!!今いるモンスターは、「ストームドラゴン」と、貴方の「トリシューラ」!!皮肉にも!貴方の最後の切り札は、「アブソルートゼロ」の攻撃力を上げてしまった!!!」

 

男の娘「うおおおおお!!!!」

 

アブソルート・ゼロ→攻撃力3500!!

 

お嬢「これが、限界突破!!決闘に取りつかれた私の決闘だ!!!バトル!!「アブソルート・ゼロ」で「トリシューラ」を攻撃!!」

 

極限の氷結を秘めた戦士と竜が対峙する・・・!!だが・・・!!ドラゴンの冷気すらも!英雄は己の力へと昇華したッ!!

 

お嬢「一点突破!!瞬間氷結(Freezing at moment)!!!」

 

男の娘「トリシューラ!!!」

 

トリシューラ⇒破壊

男の娘のライフ 1600-800=800

 

お嬢「これで!!最後!!!ストームドラゴンでダイレクトアタック!!いけえええ!!!」

 

男の娘「そんな!!ウチの!!ウチが!!!!負けるのかよおお!いやだああああああああ!!!」

 

男の娘のライフ 800-1000=-200

 

男の娘「ウチが。ウチが負けた・・・。く、くそおお・・・そんなの…あるの…か…」がく。

 

苛ついた顔に少しだけの驚きの色を残したまま、煌びやかな少年兵は意識を落とした。

 

それを哀れむかのように、勝者の少女は覗き込む。

 

お嬢「・・・貴方の決闘には。確かな苛立ちと執念があった。貴方が何故こんな悪事に加担したのかは誰にも分からないけれど。私のデュエルが少しでも貴方を魅せれていたなら、嬉しいわ・・・。じゃあね。」

 

廃ビル二階の決闘の勝者!!

 

WINお嬢―LOSE男の娘っ!!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。