ずっと戦わせたかったカテゴリー対決&唐突な偽物キャラ襲来。
第二十三話 BK vs BF
廃工場にかかる、今にも音を立てて崩れていきそうな、赤く錆びた長い長い鉄の橋。
辛うじて手すりはあるものの、出来るだけゆっくりと歩いて行きたい・・・いや、そもそもこんな所に来たいと思わない、その橋を。
そばかす娘は全速力で走り抜けていく!!
そばかす娘「ひええええ!?!?!?!?これ落ちないよね落ちないよね落ちないよね!?!?ええいいいいいいいい、頼むから落ちるなよおおおおお!!!」
絶叫しながら走る少女。
だが、橋の終り、遂にあと30歩で対岸!!
橋の向こうの別の廃工場のドアを開ける探偵の姿を捉える!!
そばかす娘「!!!探偵さん!!やっぱりこっち!よし!!ぶん殴って、連れ戻す!!」
一層、脚に力を籠めて走り出す・・・が!
ブォォォォォォォおおォォォォおおォォおおお!!!
そばかす娘「!?なぁ!?」
突然唸りを挙げる黒い鳥が!!否、烏を模したD‐ホイールが!!橋よりも高い廃ビルよりジャンプし、そばかす娘の目前に落ちてきた!いや、飛んできた!!
どすん!!!
そばかす娘「ッ!あぶねえええ!!!何者だ!!!」
???「待て待て待て!この俺を抜いて先に行こうたって、そうはいかないぜ!!」
そばかす娘「!!!アンタ!?」
そのD‐ホイーラーの顔を見てそばかす娘は驚く。
何故ならばその顔を少女は知っていたからだ。
それも、自分の話した事のある友人だから知っている、という類ではなく。
あまりに「有名すぎる」から知る、その顔だった。
ツンツンで扇状に広がった・・・一言で言えばパインアップルの頭にある鋭さと爆発を兼ねた様な、オレンジ色の髪。それらは黒いヘアバンドで立てられて、前髪は全く垂れていない。
そして何より目を引くのは、額に走るM字の黄色いマーカー。目の下の頬にも同じ黄色御ラインが走る。
茶色のジャケットにチノパン。そして黄色のTシャツ・・・どれをとっても「本物」そのもの。ただ惜しいのは、「本物」より少し背が高すぎる事と、その顔そのものは「本物」とは似てない、少しえらの張った顔である事だ。
そばかす娘「なんで!?・・・いや。本物じゃないよな!本物は大昔の人物だもの・・・なあ!?「クロウ・ホーガン」!!」
そう、そのD‐ホイールの人物。それは、伝説のD‐ホイーラー、「クロウ・ホーガン」に限りなく近い、別の男だった。
偽クロウ「おお!流石に知っているか!そう、俺の名前は「クロウ・ホーガン」!鉄砲玉のクロウ様とは俺の事だ!!」
そばかす娘「なんだよお前は!!アタシの邪魔をするな!!」
偽クロウ「そうはいかねえぜ!!この先に誰も行かせない、そう俺は約束したんだ!俺たちの絆を超える事は出来ないぜ!!」
そばかす娘「ッ!!なんだお前はよおおお!?」
数時間前。廃工場。携帯電話を片手に男の娘は神父に報告をしていた。
男の娘「ええ。そうです。決闘ジャンキーの兵隊を纏める「幹」。探偵さんは勿論攫って確保しています。加えて、丁度いいボディガードもいたんで、そいつに探偵の護衛をさせています・・・。」
携帯越しの仮面神父「「ほう。それはいいですねェ。しかし、そのボディガードとはいかなる人物ですか?」」
男の娘「簡単に言うと、「クロウ・ホーガン」です。」
仮面神父「はい?」
男の娘「ドラック感染レベルは2。プロ決闘者の卵らしく、実力もかなり高い感染者です。「決闘」に意志解決の段階になっているんですが。それ以上に面白い奴なんですよお。あ、面白いと言えばこの前見た「Mワン」が、」
仮面神父「報告を、」
男の娘「おっと、脱線仕掛けちゃいました。御免さない、ウチの悪い癖。」
男の娘「その男、伝説のクロウ・ホーガンにとても憧れていて、あらゆる意味でクロウ・ホーガンに近づけるように服装からD‐ホイール、言動までその真似をしていたみたいなんですよ。」
男の娘「そんな男が、心の残る感情を決闘と共に爆発させる「ドラッグ」に感染した結果。なんと、自分の事を本気で「クロウ・ホーガン」だと思い込んでいるですよ!!そして、ウチ達の「命令信号」すら、「仲間との絆」だとかそーゆうモノに解釈して。いや、ホント、鳥肌ものですよ。まじでキモチワルイっす。」
男の娘「でも。その実力は本物。ただでさえ、プロになりかけているのに。更なる自己暗示によって。伝説の男に限りなく近い実力を出せる!!こんな都合のいい兵隊は中々いません!だからウチ。そいつをボディガード役にしました・・・この仕事終わったら、姉ちゃんの相手としても悪くないかと思います、ハイ・・・。ま、そんな感じで守備は上々です。約束通り、時間になったら、トラック出来てくださいねー。はーい。」
偽クロウ「さあ!デュエルだ!!この先を越えて行きたいなら!俺を倒していきな!!」
そばかす娘「ちい!!時間がねえ!!さっさと倒して!先に行く!!探偵さんのところへ!!」
「「デュエル!」!」
二つの「B」の名を持つカードが空を舞うッ!!!
偽クロウvsそばかす娘
黒き疾風 エクシーズ戦士団
偽クロウ「先行は頂くぜ!!俺のターン!俺は、チューナーモンスター「BF-上弦のピナーカ」を召喚!更に、場に「BF」モンスターがいる時、コイツは特殊召喚出来る!来い、「BF―黒槍のブラスト」!!」
BF-上弦のピナーカ チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1200/守1000
「BF-上弦のピナーカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをS素材とする場合、
「BF」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「BF-上弦のピナーカ」以外の「BF」モンスター1体を手札に加える。
BF―黒槍のブラスト 効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守 800
(1):自分フィールドに「BF-黒槍のブラスト」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
そばかす娘「うわ!!でた!これがBFお得意の高速召喚・・・!!」
偽クロウ「さあ、出番だぜ!!レベル4、黒槍のブラストにレベル3、上弦のピナーカをチューニング!!!」
そばかす娘「!!!早い!!」
「黒き旋風よ、天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!」
「「BF-アーマード・ウィング」!」
黒き鋼鉄の体を得た大空の戦士が、闇を裂き、空を舞う!!
BF-アーマード・ウィング シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2500/守1500 「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードがモンスターを攻撃したダメージステップ終了時に発動できる。そのモンスターに楔カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(3):相手フィールドの楔カウンターを全て取り除いて発動できる。楔カウンターが置かれていた全てのモンスターの攻撃力・守備力をターン終了時まで0にする。
偽クロウ「更に俺はカードを一枚セット!これターンエンド!!この瞬間、シンクロ素材で墓地に送られた「上弦のピナーカ」の効果発動!デッキから「ピナーカ」以外のBFを手札に加える!!俺が手札に加えるのは、「BF‐極北のブリザード」。さあ!お前のターンだぁぁぁぁ!!」
そばかす娘「・・・これも縁かなぁ。クロウ・ホーガンさんよおお?」
偽クロウ「ああ?なーに言っているんだぁ?」
そばかす娘「懺悔の様だけれど。アタシは。貧しい生まれでさ。幼い頃から実はファンだったんだ。「クロウ・ホーガン」。アンタにさ。」
そばかす娘「「貧しいサテライトの生まれ」「子供たちの為なら体を張ってでも守り抜く」「強くて、やさしいナイスガイ」。アタシにとって、そんな伝説を持つアンタは英雄だった。自分たちの所にいてくれればいいのにって思っていたよ。」
偽クロウ「おお!そりゃどうも。なーんか褒められるとこそばゆいぜ。」
そばかす娘「けど!もうアタシは憧れだとか、自分が貧しいとか。救いを求めるだけの可哀想ぶる餓鬼をするのは辞めた。アンタを倒して、大切なものを守る!!アタシ自身が探偵さんの「救い」になるんだ!!アタシのターン!!ドロー!!」
そばかす娘「「アーマード・ウィング」は、戦闘じゃ絶対に破壊されない、名前の通り鎧の体を持つ鉄壁のモンスター!けれど!アンタはボクサーを知らない。技巧派で鎧なんかをすり抜けて衝撃を与えるボクサーを!!」
そばかす娘「アタシは、「BKヘッドギア」を召喚!召喚成功時、このカードはデッキから「BK」を墓地に落とせる、が!その前の召喚成功時、戦士族の召喚成功に連鎖して特殊召喚出来る「幻蝶の刺客オオルリ」を出す!その上で「ヘッドギア」は「BKスパー」を墓地に送る!!」
偽クロウ「同じレベルのモンスターが二体ィ!?これが噂のエクシーズ召喚ってやつかぁ!?」
そばかす娘「いやまだ!手札から魔法カード「バーニングナックルスピリッツ」発動!デッキトップを一枚送り、墓地からBKモンスターを蘇生させる!落ちたのは、「H‐Cエクストラソード」。そして「BKスパー」を蘇生!!」
H‐Cエクストラソード→デッキから墓地へ
BKスパー→蘇生
そばかす娘「アタシは、「ヘッドギア」「スパー」「オオルリ」の三体でオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!!」
「「「今度は!アタシがあの人を助ける!!」・・・1ポンドの祈りを乗せて、流れ星よ駆け抜けろ!!!」
「「No.105 BK流星のセスタス」!!!」
No.105 BK流星のセスタス エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/戦士族/攻2500/守1600 レベル4モンスター×3
自分フィールド上の「BK」と名のついたモンスターが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その相手モンスターの効果はターン終了時まで無効化され、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。この効果は相手ターンでも発動できる。
そばかす娘「さあバトル!!セスタス!!アーマードウィングを攻撃!!」
偽クロウ「何ィ!?アーマード・ウィングは戦闘破壊されない無敵のモンスター!攻撃は効かないぜ!!」
そばかす娘「いいや通じる!「セスタス」の効果発動!戦闘宣言時、素材を一つ送る事で、セスタスの戦闘破壊を無効に。更に闘う相手モンスターの効果も無効にする!!「BKスパー」を墓地に送る!!」
偽クロウ「何だって!?」
そばかす娘「行くぜええ!!「セスタス」!!殴り抜けろォォォ!!」
攻撃力2500の戦闘破壊されない「B」の名を持つ二つのモンスター!!
だが!!倒れたのは「F」!!
BFアーマードウィング⇒戦闘破壊
偽クロウ「くそう!!アーマードウィングがこんな簡単にやられるなんて!!」
そばかす娘「先制パンチは決まった!後はジャブ、ジャブ、ストレート!!アタシはカードを一枚伏せてターンエンド!!」
偽クロウ「そうはいかないぜ!俺のターン!ドロー!」
偽クロウの手札 4枚 伏せカード1枚
偽クロウ「ここからが俺の反撃だぜ!!俺は、永続魔法「黒い旋風」を発動!!」
そばかす娘「!!それはまずいだろおおおお!!!」
黒い旋風 永続魔法
(1):自分フィールドに「BF」モンスターが召喚された時にこの効果を発動できる。
そのモンスターより低い攻撃力を持つ「BF」モンスター1体をデッキから手札に加える。
偽クロウ「そして俺は手札から「BF-極北のブリザード」を召喚!!召喚成功時、墓地からレベル4以下のBFを特殊召喚させる!来い「黒槍のブラスト」!!」
BF-極北のブリザード チューナー・効果モンスター 星2/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
黒槍のブラスト→特殊召喚
そばかす娘「げ!シンクロ召喚の構えになってる!?」
偽クロウ「更に、「黒い旋風」の効果!!召喚した「BF」の攻撃力以下の「BF」をデッキから手札に加える!!ブリザードの攻撃力は1300。来い!攻撃力1200の「BF-上弦のピナーカ」!!」
BF-上弦のピナーカ→偽クロウの手札へ。
偽クロウ「そして俺は、レベル4の黒槍のブラストにレベル2の極北のブリザードをチューニング!!シンクロ召喚!!!」
「暗き夜風よ!照らす星隠し、影の速度で駆け抜けろ!!」
「シンクロ召喚!!!レベル6、「BF-星影のノートゥング」」
BF-星影のノートゥング シンクロ・効果モンスター 星6/闇属性/鳥獣族/攻2400/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「BF-星影のノートゥング」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。相手に800ダメージを与える。
その後、相手の表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を800ダウンする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「BF」モンスター1体を召喚できる。
そばかす娘「!!新たなシンクロモンスター!?早すぎる!!」
偽クロウ「「BF-星影のノートゥング」の効果発動!このカードは特殊召喚時に、相手モンスター一体の攻撃力を800下げる!!俺は「セスタス」を選ぶぜ!」
そばかす娘「ああ!!セスタスに!!!」
偽クロウ「それだけじゃねェ!!同時に相手に800ポイントのダメージを与える!!」
そばかす娘「なあ!?いてててて!!!!」
No.105 BK流星のセスタス⇒攻撃力1700へ
そばかす娘のライフ 4000-800=3200
そばかす娘「くそ!!けど!「セスタス」は戦闘では破壊されない!」
偽クロウ「まだだ!「BF-星影のノートゥング」の効果は!コイツがいる限り一ターンに一度、「BF」の通常召喚をもう一度行う事が出来る!!」
そばかす娘「えええええ!?これ以上まだ展開するのかよ!」
偽クロウ「驚くのはまだ早いぜ。俺は、「BF-蒼炎のシュラ」を召喚!そして召喚成功時、「黒い旋風」をもう一度発動!!」
そばかす娘「え・・・はあああああああああああああああああ!!?!?!?!?!?!?」
偽クロウ「デッキから、蒼炎のシュラの攻撃力1800以下の「黒槍のブラスト」を手札に入れるぜ。」
黒槍のブラスト→偽クロウの手札へ
そばかす娘「1ターンに2回のサーチ!?インチキ効果もいい加減にしろよおおお!!」
偽クロウ「場に「BF」がいる時、「BF‐黒槍のブラスト」は特殊召喚できる!!さあ!!俺たちの力は此処からだぜ!うおおおおおおおお!!!新たな力だあああ!!」
偽クロウ「レベル4の「黒槍のブラスト」と「蒼炎のシュラ」で、オーバーレイネットワークを構築するぜ!!」
そばかす娘「!!!エクシーズ召喚まで!?」
「北風の化身よ!今その大いなる力をもって、往くべき道を切り拓け!!」
「ランク4!!「零鳥獣シルフィーネ」!!!」
零鳥獣シルフィーネ エクシーズ・効果モンスター ランク4/水属性/鳥獣族/攻2000/守2200 鳥獣族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在する全てのカードの効果を無効にし、このカードの攻撃力はこのカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの数×300ポイントアップする。
このカードの効果は次の自分のスタンバイフェイズ時まで適用される。
そばかす娘「くそ!!エクシーズ召喚まで使いこなすのかよ!!昨今の「クロウ・ホーガン」は!!」
偽クロウ「馬鹿言え!クロウ・ホーガンは俺一人!!そしてクロウ様がエクシーズ召喚の一つや二つ、出来ないと思ったか!?」
そばかす娘「っく!!」
そばかす娘に焦りの汗が垂れたその瞬間、背後より声が!!
「!!大丈夫!?」
そばかす娘「!!その声は!!お嬢!!」
お嬢「ええ!!こっちは軽―く片づけてきたけれど・・・こいつは!!」
そばかす娘「自称、「クロウ・ホーガン」様だとよ。完全になり切ってるぜコイツ。」
お嬢「お師匠は、この先に。」
そばかす娘「ああ。安心して。すぐコイツをとっちめて、道を拓く!」
偽クロウ「言うじゃねえか!なら「零鳥獣シルフィーネ」の効果を受けてもらうぜ!!オーバーレイユニットの「ブラスト」を墓地に送り効果発動!お前の場の表側のカードを全て無効にする!!」
そばかす娘「!!!それじゃあ!!「セスタス」が普通に倒されちゃう!!」
偽クロウ「それだけじゃねえ!!次の自分のスタンバイフェイズまで、場にある表側のカードの枚数×300ポイント!「シルフィーネ」は攻撃力をアップする!今場にある表側のカードは、「星影のノートゥング」に「黒い旋風」、「流星のセスタス」の三枚!攻撃力は2900になる!!」
零鳥獣シルフィーネ→攻撃力2900
お嬢「!!」
そばかす娘「やべえ!?」
偽クロウ「バトル!!「零鳥獣シルフィーネ」で「流星のセスタス」を攻撃!!「アイス・レイ」!!!」
そばかす娘「ぐわああああああああ!!!」
No.105 BK流星のセスタス⇒破壊
2900-1700=1200のダメージ!!
そばかす娘のライフ 3200-1200=2000!!
お嬢「不味い!!!これでノートゥングのダイレクトアタックを受けたら!!」
偽クロウ「そう!!俺の勝ちだぜ!いけ!!「ノートゥング」!!」
そばかす娘「させねえ!!トラップ発動!!「ピンポイント・ガード」!!このカードは、ダイレクトアタックを受ける時、墓地のレベル4以下のモンスターを守備表示で特殊召喚させる!しかも蘇生されたモンスターは!このターン、戦闘・効果では破壊されない!!」
偽クロウ「何!!」
そばかす娘「アタシが呼び出す「盾」は!!「H・C エクストラ・ソード」!!」
H・C エクストラ・ソード⇒守備表示で特殊召喚
偽クロウ「っち!これ以上は攻撃出来ないぜ。ターンエンドだ!」
偽クロウの手札2枚(1枚は「BF‐上弦のピナーガ)確定)
偽クロウの場 零鳥獣シルフィーネ BF-星影のノートゥング 黒い旋風 セットカード1枚
そばかす娘の手札2枚 場 H・Cエクストラソード ライフ2000
そばかす娘「アタシのターン!!ドロー!!」
お嬢(・・・くう。圧倒的過ぎる!!状況の差は歴然!!場も!ライフも!!圧倒的なアドバンテージの差がある・・・!!大丈夫なの!!?)
そばかす娘(・・・ああもう。そんな目でにらむなよ。お嬢。分かってる。コイツは強い。そりゃ当然だ。偽物とはいえ、あのチーム5Ds。「クロウ・ホーガン」そのものなのだから。チマチマ闘っていたら、絶対に勝てない相手だよ・・・だったら。もっと大きなスケールで闘うしかない・・・!!大局的に行く。)
そばかす娘「いくぜえ!!!そして魔法カード「増援」発動!!デッキからレベル4以下の戦士族を手札に入れる!来い「BKヘッドギア」!!」
「BKヘッドギア」⇒そばかす娘の手札へ。
そばかす娘「アタシは、「BKヘッドギア」を召喚!効果によりデッキから「BKグラスジョー」を墓地に送る。そして!「グラスジョー」の効果発動!コイツが効果で墓地に送られた時、墓地から「グラスジョー」以外のBKを手札に加える!来い!「BKヘッドギア」!!」
BKグラスジョー効果モンスター 星4/炎属性/戦士族/攻2000/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた時、自分の墓地から「BK グラスジョー」以外の「BK」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
BKヘッドギア⇒そばかす娘の手札へ。
そばかす娘「更に!!相手の場にモンスターがいて、こっちの場のモンスターが
レベル4モンスターのみの時、「トラブル・ダイバー」は特殊召喚出来る!!ロックンロールにダイブしろ!!いけえ!!」
トラブル・ダイバー→特殊召喚
トラブル・ダイバー 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターがレベル4モンスターのみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法による「トラブル・ダイバー」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
このカードをエクシーズ召喚の素材とする場合、戦士族モンスターのエクシーズ召喚にしか使用できない。
偽クロウ「またレベル4のモンスターが3体!来るのか!!セスタス!!」
そばかす娘(いやダメ。確かに今、セスタスならシルフィーネを突破できるけど。それじゃダメだ。「黒い旋風」が在る限り、レベル4モンスターを2体並べるなんて「BF」にとっては赤子をひねるより簡単!!また「シルフィーネ」が出てきて、無効にされる!そうなったら今度は防御できない!!)
そばかす娘(それに、「シルフィーネ」じゃなくても、「BFゲイル」に「BFカルート」!!BFデッキには突破のルートが在りすぎている!!)
そばかす娘「だから!!アタシが出すのはコイツしかいない!「BKヘッドギア」「トラブルダイバー」「H・Cエクストラソード」の三体で!オーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
「現れろ!!白金の荒騎士!!「No86 H-C ロンゴミアンゴ」!!!」
No86 H‐C ロンゴミアンゴ エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500 戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる。
偽クロウ「うわ!!何だこのモンスター!!素材が2から5だと!?」
お嬢「!よし!!それは確かにベスト!!」
そばかす娘「「ロンゴミアント」はその素材の数が多い程、強力な効果を得ることが出来る!!X素材が3つの時、「戦闘破壊耐性」「攻撃力1500アップ」。そして「このカード以外の効果を受けない」無敵の防御を得る!!」
偽クロウ「!!!俺のアーマードウィングよりも堅いだと!?」
そばかす娘「まだ!!素材になった「H・Cエクストラ・ソード」は、素材になった時、そのXモンスターの攻撃力を1000上げることが出来る!!」
H・Cエクストラ・ソード 効果モンスター星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
偽クロウ「それじゃ攻撃力は!!」
そばかす娘「そう!4000!!バトル!!「ロンゴミアント」で「BF-星影のノートゥング」を攻撃!!」
偽クロウ「ぐわあああああああ!!!」
BF-星影のノートゥング→破壊
偽クロウのライフ 4000ー1600=2400
そばかす娘「アタシはこれでターンエンドだ!」
お嬢(確かに、三体素材を持ったロンゴミアントはあらゆる効果を受け付けなくなるし、それなら「シルフィーネ」や「ゲイル」の効果からも逃げ切れる。しかも戦闘破壊耐性と高い攻撃力の上昇のお蔭で、「BF」との戦闘時、攻撃力を1400アップさせる手札発動の「BF」。「BF-月影のカルート」も恐れる必要がない。けど、それはタイムリミット付きの無敵!相手のエンドフェイズに素材は送られ、効果は一つずつ消滅する・・・本当に大丈夫なの・・・?あのレイブンを相手に、それだけで・・・!!)
偽クロウ「俺のターンだぜ!!ドロー!俺は、「BF-上弦のピナーカ」召喚!そして「黒い旋風」の効果で攻撃力以下、つまり1200より下のBFをデッキから手札に加える!!俺が手札に入れるのは、「BF-隠れ蓑のスチーム」!!」
偽クロウ「まだまだ行くぜ!!場にBFがいる時!「BF-残夜のクリス」は特殊召喚出来る!!」
BF-残夜のクリス 効果モンスター 星4/闇属性/鳥獣族/攻1900/守 300
「BF-残夜のクリス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-残夜のクリス」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ、魔法・罠カードの効果では破壊されない。
お嬢「これよ!!この連続特殊召喚!!BKの速度じゃ追いつけない!!」
偽クロウ「さあ、本番は此処からだぜ!「BF‐残夜のクリス」に「BF‐上限のピナーガ」をチューニング!!」
そばかす娘「今度はなんだああ!?」
「黒き翼翻し!先祖より伝わりし鳥の術。今ここで解放せよ!!」
「シンクロ召喚!!!現れろ!レベル7シンクロモンスター!!「BF T-漆黒のホーク・ジョー」!!!」
BF T-漆黒のホーク・ジョー シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/戦士族/攻2600/守2000
「BF」チューナー+チューナー以外の「BF」モンスター1体以上
「BF T-漆黒のホーク・ジョー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル5以上の鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象になった時、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
その対象を正しい対象となるそのモンスターに移し替える。
そばかす娘「なんだ!?BFなのに、「戦士族」だと!?」
お嬢「・・・鷹匠・・!!」
そばかす娘「たかじょう?あのおっさんの名前?」
お嬢「大馬鹿!!名前で堂々「ホーク・ジョー」って名乗っているでしょ!!「鷹匠」って言うのは!昔から伝統的に、鷹を操り、共に暮らす術を持つ職人の事!!その力をこのモンスターは持っている!!」
偽クロウ「そんな大した力じゃないけどよお。確かに「ホーク・ジョー」は「BF」を纏め上げる空の戦士。BFの「絆」の一つだぜ!「BF T-漆黒のホーク・ジョー」の効果発動!墓地から、レベル5以上の「BF」を蘇生させる!守備表示で現れろ!「BF-星影のノートゥング」!!」
そばかす娘「!!!シンクロのBFまで自在に蘇生かよ!?」
偽クロウ「特殊召喚された「BF-星影のノートゥング」の効果発動!攻撃力のダウンは「ロンゴミアント」に通じないが!効果ダメージの方は受けてもらうぜ!!」
そばかす娘「きゃああああああああああ!!!」
そばかす娘のライフ 2000-800=1200
そばかす娘(くそ!!この調子じゃ、このバーンダメージでも十二分に負ける!!)
偽クロウ「そして俺はカードを1枚セット。「零鳥獣シルフィーネ」を守備表示にして・・・。更に、「BF-星影のノートゥング」の効果で増えた召喚権で!!ターンエンド!!そして「ピナーガ」の効果発動!!デッキから「BF残夜のクリス」を手札に加えて終了するぜ。」
そばかす娘「この瞬間、ロンゴミアントの効果発動。自身の素材を一つ墓地に送る・・・「BKヘッドギア」を送る。」
偽クロウ「これでソイツは戦闘破壊こそしないけれど、効果は受け付けるんだな。」
お嬢「こんな・・・こんなの!!」
そばかす娘「・・・ッ!!」
偽クロウの場 零鳥獣シルフィーネ(守備表示)BF-星影のノートゥング(守備表示)BF T-漆黒のホーク・ジョー セットカード2枚 黒い旋風 手札2枚(「残夜のクリス」と「隠れ蓑のスチーム」)ライフ2400
そばかす娘の場 No86 H‐C ロンゴミアンゴ(素材二つ)
手札2枚(内1枚BKヘッドギアが確定)
お嬢(・・・仮にロンゴミアントで「ホーク・ジョー」を攻撃しても、その攻撃対象を他のBFに移す効果で「BF-星影のノートゥング」を破壊させられる・・・そうなればまた、ホーク・ジョーの効果で蘇生させられて、バーンダメージと、今度は攻撃ダウンまで喰らっちゃう・・・。速度と、物量差が圧倒的すぎる・・・!!)
お嬢(なのに。何故。何故。この子の目に宿すのは・・・。)
そばかす娘「へへ」にィ・・・
お嬢(あの瞳に宿す、炎は何!?この戦況でも、諦めない。何かが在るの!?)
偽クロウ「!!お嬢ちゃん。やるじゃねえかよ。この状況になってもまだ、笑うなんて。トリックスターなのか?」
そばかす娘「いやーねー。アタシはそんなカッコいいものじゃないよ。マルっきり!!ダメだこりゃ!!打つ手ねェ!!BFつえェ!!つええよォ!!なんだよアレさぁ!」
偽クロウ「ウソつけェ!マルっきりその目は!俺達が宿していた、「誰かの為に諦めない」、目だ。まだ戦うって気はあるんだろ!」
そばかす娘「へへ。まぁね。負けられない。たった1か月半。ただそれだけの時間だったけれど。こんなに晴れやかな気持になれたのは初めてだった。やっと、堂々と歩ける。そんな気すらした。」
そばかす娘「だから・・・守る!!どんな敵がいようと!カードを握る手が諦めさせてくれないんだよ!いくぜええええええ!!!ドロー!!!!!」
そばかす娘の手札⇒3枚へ
そばかす娘「全開!!「BKヘッドギア」を召喚!!三度目だ!分かるよなぁ!!召喚成功時、「BKグラスジョー」をデッキから落として、その効果で「BKスパー」を墓地から回収する!」
BKスパー⇒そばかす娘の手札へ。
そばかす娘「そしてェ!!攻撃力4000のロンゴミアントで!!守備表示の「霊鳥獣シルフィーネ」を攻撃!!」
お嬢「!!確かにそこならば、「ホーク・ジョー」の妨害、蘇生の対象外・・・。それさえなければ最低限、ロンゴミアントの戦闘破壊耐性が働いて、生き残る事は出来る!」
偽クロウ「最後まで足掻くつもりか!!なら俺も、フルスロットルで応えるぜ!!発破の点火オーライ!トラップ起爆!「ゴッドバードアタック」!!」
お嬢「そんな!」
そばかす娘「!!」
偽クロウ「このカードは、自分の鳥獣モンスター一体をリリースし、場のカード二枚を破壊する!!」
ゴッドバードアタック 通常罠
(1):自分フィールドの鳥獣族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
偽クロウ「俺は、「BF-星影のノートゥング」をリリースし!!お前の場にある「BKヘッドギア」と「ロンゴミアント」を破壊する!!」
そばかす娘「!!!」
神の火を翼に宿し!
その雄々しき特攻が、白金の騎士とボクサーを焼き尽くす!!!
BF-星影のノートゥング→リリース
No86 H-C ロンゴミアンゴ BKヘッドギア⇒破壊
偽クロウ「素材が2体以下のロンゴミアントなら、トラップカードでも十分破壊できるぜ!!」
お嬢「ッ~~‼‼頼りの綱の、ロンゴミアントまで!!しかも、あえて、「BF-星影のノートゥング」を送る事で、次のターンに「ホーク・ジョー」の蘇生効果、そして「ノートゥング」のバーンダメージまで繋げた!!もう勝ち目が・・・!」
そばかす娘「いや。どうやら、最期に笑うのはアタシだ。もしそのカードがなければ!!負けたのはアタシだった!!」
偽クロウ「なんだって!?」
そばかす娘「あの、「グランエル使い」の時、理解した。決闘者は、罠を出来る限り、「バトルフェイズ」に使いたがる。逆に言えば、もしもバトルフェイズを終えた後でも拾える勝機があるならば。バトルフェイズこそ、相手に罠を使わせる最大の囮になるッ!!お嬢!アンタも新しい力を入れたようだけど。アタシだって進化したんだ。それを、見せてやる。いや、アンタ風に言えば、「魅せて」やるぜ!!」
お嬢「!!」
そばかす娘「アタシは!魔法カード、バーニングナックル・スピリッツを発動!デッキトップを墓地に送り、BKを蘇生!こい!!「BKヘッドギア」!!」
BKヘッドギア⇒蘇生
H・C豪襲のハルベルト→デッキから墓地へ
そばかす娘「そして!場にBKがいる時、BKスパーを特殊召喚出来る!!」
BKスパー⇒特殊召喚
偽クロウ「二体のレベル4モンスターだと!!」
そばかす娘「二体でオーバーレイネットワークを構築!!エクシーズ召喚!!」
BKスパー×BKヘッドギア=・・・ランク4ッ!!
「生まれろ、ノヴァ!「No.79 BK 新星のカイザー」!!守備表示で現れろ!!」
No.79 BK 新星のカイザー エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/戦士族/攻2300/守1600 レベル4モンスター×2
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。自分の手札・墓地から「BK」と名のついたモンスター1体を選んで、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。
また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、その時にこのカードが持っていたエクシーズ素材の数まで、自分の墓地からレベル4以下の「BK」と名のついたモンスターを選択して特殊召喚できる。
星の爆発と共に、新たな帝王が生まれたッ!!
No.79 BK 新星のカイザー⇒守備表示でX召喚。
お嬢(!!そっか!!そいつの効果は、墓地発動。「シルフィーネ」で無効にしても、墓地で発動すれば!!やられたて、最低限の後続を出せる!・・・いや。それでもダメ。と言うより、「堅い盾」を出す事、事態が読まれている。だからこそ、「ゴッドバードアタック」でわざわざ「BF-星影のノートゥング」で墓地に送った。・・・大局的に、バーンダメージでも勝てるようにするため・・・。)
そばかす娘「おいおいおい。お嬢さぁ、暗い顔しないでよ。このカードは、そんなチャチな防御ではない!「新星のカイザー」の効果発動!!墓地の「BK」をカイザーのX素材に加える!選ぶのは、「No105流星のセスタス」!!!」
お嬢「!!この動きは!!あの時と同じ!!」
そばかす娘「そしてアタシは!この、切り札を切る!!魔法カード「RUM-バリアンズ・フォース」、発動だ!!」
偽クロウ「なんだ!?そのカードは!!」
そばかす娘「この魔法は、自分フィールド上のエクシーズモンスターを、同じ種族でランクが1つ高い「CNo.」または「CX」に進化させる!!」
「闇を飲み込む混沌を!光を以て貫くがよい!カオスエクシーズ・チェンジ!現れろ、「CNo.105 BK 彗星のカエストス」!!!」
その姿、まさしくBKの絶対王者!
恐れを知らぬチャンピョンが、リングへと昇るッ!!!
CNo.105 BK 彗星のカエストス エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/戦士族/攻2800/守2000 レベル5モンスター×4
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。また、このカードが「No.105 BK 流星のセスタス」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
RUM-バリアンズ・フォース 通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い
「CNo.」または「CX」と名のついたモンスター1体を、選択したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
その後、相手フィールド上にエクシーズ素材が存在する場合、相手フィールド上のエクシーズ素材1つを、この効果で特殊召喚したエクシーズモンスターの下に重ねてエクシーズ素材とする。
そばかす娘「バリアンズ・フォースの更なる効果発動!!相手の場にXモンスターがいる時、その素材を一つ奪い、ランクアップしたXモンスターへと加える!!「霊鳥獣シルフィーネ」のX素材、「BF黒槍のブラスト」を「カエストス」の素材にする!!」
シルフィーネ→X素材0に
BF黒槍のブラスト→カエストスのX素材に。
偽クロウ「シルフィーネのオーバーレイユニットが奪われたか!?これじゃもう無効効果が使えない…。だがなぁ!今攻撃力2800のXモンスター出したって、バトルフェイズは既に終わっているぜ!!」
そばかす娘「そう!「攻撃」は!けれどこっちは、攻撃せずともお前を倒すことが出来る!アタシは、「彗星のカエストス」の効果発動!自身の素材に「流星のセスタス」がいる時、オーバーレイユニットを一つ使うことで、お前の場のモンスター一体を破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!!」
偽クロウ「なんだって!?」
そばかす娘「既にッ!「新星のカイザー」の効果で、墓地の「セスタス」は拾い上げられ、「カエストス」の元にある!!効果発動!!「BKスパー」を送り、「BFT漆黒のホークジョー」を選択!!!」
偽クロウ「うおおおおお!?!?」
そばかす娘「お前の残りライフは、2400。ホークジョーの攻撃力、2600のダメージを喰らえええええええ!!!」
偽クロウ「っち!!リバースカードオープン!トラップ発動だぜ!!」
そばかす娘「ッ!?」
お嬢「そんな!!ここで!!」
偽クロウ「トラップカード、「スキル・プリズナー」!!このカードで、「ホーク・ジョー」を対象にしたモンスター効果を、全て無効にする!!」
スキル・プリズナー 通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。また、墓地のこのカードをゲームから除外し、自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
お嬢「ッ!お師匠みたいなことを!!「アーマード・ウィング」・・・いや、もっといえば、「ベエルゼ」の防御カード!」
偽クロウ「危ない所だったぜ。だが、これでカエストスの効果破壊とダメージは封じ込めたぜ!」
お嬢「もうダメ!!次のターン、また「黒い旋風」と「残夜のクリス」から、シンクロモンスターやエクシーズモンスターが高速召喚される!!「カエストス」じゃ防ぎとめない!!」
そばかす娘「ああ。そうだぜ。「カエストス」じゃ、守り切れなかった。」
お嬢「!?」
偽クロウ「なーに言っているんだ!お前の手札はもう0!これ以上は動きようがない!」
そばかす娘「確かにな。きっとこれは、絶望的何だろうなぁ。ボロボロのボロ。けど、アンタだってそうだったじゃないか。クロウ・ホーガン?」
偽クロウ「なんだって?」
そばかす娘「偽物とは言え、「クロウ・ホーガン」。アンタ。何で今までアンタは傷つきながら戦い続けた?」
その問いに、クロウ・ホーガンは・・・
いや、一人のプロ決闘者の卵たる若者は。初めて「クロウ・ホーガン」ではない笑みを浮かべる。
偽クロウ「そんなの簡単な話だ。仲間の為に怪我を押して戦える。子供たちのために、血も涙も汗を流せる。彼らの未来を思えば、総てを投げ出せる。だから、その思いを翼に現出して!!クロウ・ホーガンは闘い抜いたッ!!だから彼は英雄なんだ!!」
そばかす娘「そうだよね。そう。あの英雄は、仲間を。街を。子供たちを愛していた。誰よりも、誰よりも。その「愛」が。「男気」が。選ばれなかった者なのに、闘いの場へと向かわせて。何度も何度も傷ついて。それでも、守り抜いたんだッ。」
そばかす娘「だから、アタシだって。そうなってみせる!探偵さんに救われるだけの、ガキじゃない。アタシがどうせ親にも愛されなかった溝底の人間で、甘えっぱなしの糞餓鬼だとしても!!アタシだって、救うんだ!!この「愛」で!!探偵さんを!!!」
お嬢(!!!そうか・・・「奇跡」は。行ったきりではない。神父。貴方が思っている以上に。奇跡は簡単に起きるみたいよ。)
そばかす娘「そう、この「カード」を見て。深く深く考えて、やっと理解した。愛=理解ッ・・・ま、結局、また。探偵さんの授けてくれたもので「救われる」んだけどさ。」
偽クロウ「・・・来いよ。お前の「愛」!!俺に見せてみろ!!この鉄砲玉のクロウ様が見定めてやるぜ!!」
そばかす娘「応ッ!!アタシは!!!場の「CNo.105 BK 彗星のカエストス」を!!更に再構築ッ!」
お嬢「な!?」
偽クロウ「なんだってええ!?」
そばかす娘「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!カオス!!エクシーズチェンジッ!!!」
彗星のカエストスを。新たなる紅き輝きが稲妻の速さで貫くッ!!
「混沌の具現たる軍神よッ!!切なる愛を、その大盾に現出せよッ!!」
「愛の混沌ッ!!CX 冀望皇バリアンッ!!!」
紅き混沌の戦士。
その手に大槍と大盾を抱き。
戦場に降臨する!!
CX冀望皇バリアン エクシーズ・効果モンスター
ランク7/光属性/戦士族/攻 0/守 0 レベル7モンスター×3体以上
このカードは、「CNo.101」~「CNo.107」のいずれかをカード名に含む自分フィールド上のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×1000ポイントアップする。
自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
次の相手のエンドフェイズ時まで、このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。「CX 冀望皇バリアン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
偽クロウ「でけええええええええええええ!!!」
お嬢「なんんだってえええええええええ!」
そばかす娘「バリアンは!!己のX素材の数×1000、攻撃力をアップする!!今、素材になっているのは!!「カイザー」を構築した、「BKヘッドギア」。「カイザー」の効果で墓地からX素材にした「セスタス」。「カエストス」を構築した「カイザー」。「バリアンズ・フォース」で奪った「BF‐黒槍のブラスト」。そしてッ!!軍神を引き寄せた「彗星のカエストス」!!!計5枚ッ!!攻撃力5000ッ!!」
偽クロウ「なっ!!だが!!バトルフェイズはもう終わっている!!」
お嬢「!!そう!!結局「シルフィーネ」や「ゲイル」に突破されちゃうッ!」
そばかす娘「いやッ!!こいつはそこで終わりじゃねえェェえ!「バリアン」の効果発動!!墓地の「No」を選びッ!その効果を自身のモノにするッ!!」
そばかす娘「アタシが選ぶのは・・・「No86 H-C ロンゴミアンゴ」ッ!!!」
お嬢「まさかッ!!」
偽クロウ「しまった!!」
そばかす娘「うおおおおお!!!No86 H-C ロンゴミアンゴ」はッ!!X素材の数の分新たな効果を会得するッ!!バリアンのX素材は5つ!!!よって!!今のバリアンはッ!!!全ての力を解き放つッ!!完全武装神だああああああああ!!!」
そばかす娘「一つ目の奇跡は、「戦闘破壊耐性」!!二つ目の奇跡は、「攻撃力1500アップ」!!三つめの奇跡は、「あらゆる効果を受け付けない」!!」
そばかす娘「そしてッ!!四つ目の奇跡は、相手のあらゆる召喚、特殊召喚を許さないッ!!」
そばかす娘「最後ッ!!五つ目の奇跡はッ!!!相手の全てのカードを!!破壊するッ!!」
偽クロウ「うおおおおおお!?!?!?」
そばかす娘「五つ目の力を解き放てェェェェええ!!!」
「全て壊すんだッ!!!」
バリアンの大槍から放たれる、白金の斬撃がッ!!
黒き群体(レイブン)を全て消し去るッ!!!
零鳥獣シルフィーネ BF T-漆黒のホーク・ジョー 黒い旋風⇒破壊
お嬢「あ、圧倒的過ぎるじゃない。完全無欠の戦士…ッ‼‼これほどまでの力を、貴方がッ!!」
そばかす娘「これが!!愛の力!!ターンエンドだ!」
偽クロウ「ッ!!ドロー!!モンスターをセット!カードを伏せてターンエンドだ!!!」
そばかす娘「その‼‼最後まで戦い抜く意志!!十二分にクロウ・ホーガン!!エンドフェイズ時、先に「バリアンの効果処理」!!能力のコピーを終了させるッ!!」
お嬢「ッ!「ロンゴミアント」の弱点の素材の減少より前に、切らせた。これじゃあ本当に弱点がないッ!!」
そばかす娘「アタシのターン!!ドロー!!「バリアン」の効果発動ッ!!再び「ロンゴミアント」をコピーッ!!!効果発動!!場のカードを破壊する!!」
「BF‐隠れ蓑のストーム」「ゴッドバードアタック」⇒破壊
偽クロウ「さあ!!来いッ!!」
そばかす娘「感謝するッ!!アンタのお蔭で強くなれたッ!!「CX 冀望皇バリアン」でダイレクトアタック!!!「ランドチャリオッツ スラッシュ」!!」
偽クロウ「ぐああああああああああああああああああわあああああああああああああ!!!」
偽クロウのライフ 2600-6500=-3900!!!
黒い翼と燃える拳の闘いッ!!
勝者は、BKッ!!!
そばかす娘「しゃああああああああああッ!決着ゥゥゥゥッ!!」
Winそばかす娘-Lose偽クロウ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
偽クロウ「うーん・・・むにゃむにゃ」
お嬢「完全に気絶しているわね。」
そばかす娘「目を覚ましたら、ついでにドラッグからも覚めて欲しいな。」
お嬢「・・・多分。覚めている気がするわ。みて、こんなに満足しきった顔。きっと、貴女との決闘にとことんやり尽せたから。」
そばかす娘「だといいな・・・はぁ。本当!危なかった!!アイツが警戒しすぎて、ロンゴミアントを破壊してくれなかったら、勝ち目がなかった・・・。」
お嬢「それでも。勝ったのは貴女よ。力の差も経験の差も歴然だった。それも最期まで諦めなったから、貴女が勝った・・・悔しいけど。存分に魅せられたわよ。ちくしょうだわ。」
そばかす娘「へへッ。ありがと。・・・っじゃ、行こうぜ。そこのドアから探偵さんは入って行った。」
お嬢「ええ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
2人が橋を渡り終え、そのドアを開けると。そこには・・・。
探偵「・・・」
お嬢「お師匠!」
そばかす娘「探偵!!」
探偵は椅子に座り、頭を抱え苦悶する。地獄の門。考える人。
お嬢「お師匠。さっさと帰るわよ。」
探偵「・・・」
そばかす娘「アイツらに利用される前に逃げようぜ!さあ!」
すっと。探偵は立ち上がる。一瞬、2人の少女は安堵する、が。
探偵「・・・デュエル・・・デュエルだ・・・」
その目に光は無い。修羅へと落ちてしまっていたのだ。
そばかす娘「ッ!マジでかよ・・・くっそ。」
お嬢「予測出来ていたとはいえ、辛いわね。けど、予想通りじゃない。やるわよ。」
そばかす娘「ああ!!」
唐突に、デュエルディスクを構える二人!!
探偵の「決闘」に支配された脳みそは、「2対1」のバトルロイヤルルールでの「決闘」と認識したが、次の場面、その認識を訂正する。
そこには、探偵にではなく。お互いに向き合い視線をぶつけ合う二人の決闘者が・・・!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数十分前 ワゴン車
夫「それからもう一つ。恐らく、お前らの師匠のワイゼル使いは、決闘ドラッグを少なからず喰らっている。もしかすると。奴自身が最後の壁となるかもしれん。その時はな・・・」
お嬢「その時は?」
夫「お前たち、2人のデュエルを魅せつけてやれ。」
お嬢「それは、二体一で闘えって事かしら?確かに私達二人はお師匠に勝ったことないけど。」
夫「それはココロオドラナイだろう。そんな事をしても負けるだけだ。」
妻「今の言い方だと、そう聞こえちゃいます・・・」
夫「俺が言いたい事はただ一つ。お前たち同士でデュエルをしろと言うことだ。」
そばかす娘「はぁ!?」
お嬢「!!」
夫「俺はここ連日、街にいる決闘ジャンキー共を狩っていたが。面白い生態を
発見してな。それは、奴らは他の者が行う決闘を邪魔はせず。むしろ見入る。」
夫「お前たちがワイゼル使いと決闘をして、勝とうが負けようが。それでワイゼル使いに蝕む「ドラッグ」を無くせるとは限らない。何せ全ての集中力、理性を「決闘」に向けよる状態なのだから。ならば、まともな「理性」という入り口が閉じているのだから言葉は奴に入らない。ならば、その決闘から奴の理性を取り戻す。」
そばかす娘「そんな事できるのか!!」
夫「普通なら無理だ。だがお前ら二人は、ワイゼル使いにとって掛け替えのない存在だ。共に過ごした時間が短くとも。共に過ごした、決闘。カード。戦略。それを「決闘免疫細胞」は記憶している。」
お嬢「・・・つまり。私達の決闘をみせる事で、」
そばかす娘「探偵さんを呼び起こすことが出来る!!」
夫「そんな任意効果ならばいいのだがな。だが、普通に捕えるよりもマシだろう・・・。お前たちの成長を。戦略を。美学を。魅せつけ、細胞をオドらせてやれ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そばかす娘「ま~~さか。ここでお嬢とガチでデュえる事になるとはねェ。」
お嬢「あら。私はいずれどこかで貴女と一戦交えたいと思っていたわ。・・・特にまぁ。あんな「デュエル」。魅せつけられたのだから。」
そばかす娘「・・・っへ。嬉しいぜ。なんかなぁッ!!おんなじ気持ちでいてくれているみたいだな、お嬢!!!アンタのその悪党極まる決闘!!大っ嫌いだぜ!!」
お嬢「ククク。ソレ、「押すなよ!押すなよ!」かしら?ならば御期待に応えるのが礼節かしらねェ?」
そばかす娘「この決闘!!!全力投球でいくッ!!!遠慮も手加減もッ!!いや、「探偵さんを助ける」だとかそーゆう事情も一旦捨ててッ!!只、お嬢を潰すッ!!いくぞ!!「相棒」!!!」
お嬢「来いッ!!!」
「ラブで闘うッ!!!」
「プライドで闘うッ!!!」
「「決闘!!」」
第二十三話 BK vs BF エンド