戦記絶唱シンフォギア みんなの笑顔のために   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

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スターク『よぉ!良い子のみんな、元気にしてたか?前の話では小さな少女を助けるべく仮面ライダービルドが脅威に立ち向かう!カッコいいね〜』

ビルド「あんたは逆に正義の味方には見えませんけどね。」

スターク『辛辣だな、まだ悪いことはしてないんだぜ?』

ビルド「まだって、いつかはするんですか?」

スターク『さぁね。』

ビルド「そこって結構気になるんですど」

スターク『まあそれはおいおいとわかってくるさ、それでは記念すべき2話お楽しみに。Ciao☆』

?「おい!俺の出番は!?」


第二話 ビルド見参!!

「さぁ…実験を始めようか。」

 

そう赤と青の混合色のスーツを着た人物がそう告げる。手にドリルクラッシャーを出現させそのままドリルを外し逆に取り付け『ガンモード』にしてそのまま射撃し近くにいるノイズを倒していく。

 

「君はその子を守ってて。」

 

「は、はい!」

 

そしてそのままノイズの集団の中に突っ込み接近戦を仕掛けながら倒していく。

 

(よし、アンチプロテクトは良好。)

 

襲い掛かるノイズを殴り、蹴り、またはドリルで撃つ。被弾していったノイズは次々に倒されていく。

 

「…すごい。」

 

日常的に戦いなんてフィクションでテレビなどの画面越しに見る事が多い、だがまじかで見るとその違いが現れる。その迫力に思わず響は見とれていた。

 

「やっぱり数が多いな、なら!」

 

そして二つのボトルを取り出し振り始める、中のボトルの成分が活性化した状態になるとそのままベルトに装着する。

 

ハリネズミ!消防車!

 

ベストマッチ!

 

その音声と共にまたレバーを回し出した、そして先ほどと同じように『スナップライドビルダー』が現れる。

 

Are you redy?

 

「ビルドアップ。」

 

レスキュー剣山!

 

ファイヤーヘッジホッグ!

 

イェーイ!!

 

新しいスーツが装着された、白と赤の混合色になり右手には『BLDスパインナックル』が、左腕には『マルチデリュージガン』が装着されている。ノイズが近づいて来る、そこにナックルの針を伸縮させ倒していく。そして左のガンで水を、ナックルで針を発射した。

 

「よし、これなら!」

 

そしてそのまま響の安全を確保しながらノイズを倒していく、すると巨大なノイズが現れた。

 

「「…うそーん。」」

 

思わず響と声が重なりその巨大なノイズを見上げる、しばらくお互いに放心していたがそのノイズが一歩踏み出そうとした。

 

「やばい!」

 

「ごめんね!」

 

そう響は子供を抱えビルドはその後ろにつき一緒に同じ方向に逃げる。工場地帯なためパイプや機械類が多く走りにくい場所だが障害物が多い分無いよりはマシだった。

 

「君はその子を連れて逃げて!ここは俺が何とかする!」

 

「はい!」

 

響はそのまま子供を抱えたまま先に行き、ビルドはノイズの方に振り返る。かなり大型だ、とは言えその分行動が遅い。今の状態でも倒せるがそうなると爆発させる事になるので工場地帯では危険だ…

 

「ならここは!」

 

そしてまた別のボトルを取り出しドライバーに装着する。

 

ゴリラ!!ダイヤモンド!!

 

ベストマッチ!!

 

Are you redy?

 

「ビルドアップ!」

 

輝きのデストロイヤーァァ!!

 

ゴリラモンド!!

 

イェーイ!!

 

そしてまた別のスーツを装着した、水色と茶色の混合色で右腕には『サドンデストロイヤー』が左半身と右足の方は水色のダイヤモンドのようなスーツを装着している。

 

「デカい奴には力だ!」

 

ノイズが腕を大きく振り上げこちらに振り下ろす、それを真っ向から右腕で殴る。右腕の装置のおかげでパンチ力が二倍になりノイズの腕を吹き飛ばす。ノイズの方は姿勢が崩れそのまま倒れる。

 

「勝利の法則は…決まった!」

 

そう右手をフェイスの右目のアンテナを触り最後にパッと手を広げた。ボルテックレバーを回し『ボルテックチャージャー』が起動、内部の発動機『ニトロダイモ』により稼働する。

 

Ready go!!

 

まずはそこら辺にある機械をダイヤモンドに変換、そのまま殴り粉々にしてそのノイズにぶつけた。

 

ボルテックフィニッシュ!!

 

 

その大型のノイズや周りにいた小型ノイズの方にも直撃し周辺にいたノイズはすべて倒した。

 

「よし、速くあの子を!」

 

ラビット!! タンク!!

 

ベストマッチ!!

 

Are you redy?

 

鋼のムーンサルト!!

ラビット!!タンク!!

 

イェーイ!!

 

そのまま通常状態に戻りそのまま先に行った響の方に向かう。そして響の方に追いつくと子供と一緒に倒れておりお互いに同じ場所を見ている。そこに視線を移すと例の風鳴翼がいた。

 

「あれが…風鳴翼か…」

 

あの子と同じシンフォギア…

 

「ならもう安全だな。」

 

そう言い残しその場から立ち去ろうとして振り返ると茶髪の男性が立っていた。

 

「お待ちください。」

 

「あなたは…」

 

「すみませんがご同行願います。」

 

「…もし嫌だと言ったら?」

 

「それだと申し訳ありませんが…力尽くでも。」

 

そう言うと後ろの方に刀を向けられる、チラリと見るとそこに風鳴翼がいた。沈黙が訪れる、そして戦闘に移行しようとしたその時…

 

ライフルモード!

 

『何やってんだか。』

 

スモークスチーム!

 

ビルドを中心に謎の煙が発生する、緒川と翼はそれに視界を奪われだ。そしてその煙が晴れた時には既にビルドはいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃げ出した二人は人気のない場所にいた。

 

『戦果は上々ってところか?』

 

「まあね。」

 

『上手く使えているようで何よりだ。ハザードレベル3.2ってところか。』

 

自分の手を見ながらそう呟く、スタークは相手のハザードレベルを測れる手段を持っている。自分も測ることはできるがそれでも専用機器をかいさないと無理だ。

 

「…悪い、思わず助けちまった。」

 

『大丈夫だ、どうせ遅かれ早かればれてたんだ。』

 

スタークの方からはなるべく接触するなとは言われていた、何でも自分たちが使っているライダーシステムについてはあまり知られてくないようであくまで内密に事を進めろと言われていたのだ。

 

「どうする?二課の方は?」

 

『まだ信用はできない、上手く距離を取って置け。それと、ほれ。』

 

そう言うとこちらに二本のボトルを投げ渡してきた。

 

『今回のお題だ。』

 

「これは鷹と…機関砲?」

 

渡されたボトルには鷹と機関砲のような物が掘られていた。お題と言うのは自分がライダーシステムを使わせてもらうための条件みたいな物で今渡されたボトルを使って成果を出す必要がある。次のやつが貰えたと言うことはどうやら合格のようだ。

 

『それで何か作ってみろ、それじゃ Ciao!』

 

そう言うと『トランススチームガン』を起動させ煙を自身の周囲に撒いた、そして煙が晴れた時には既にスタークはいなかった。相変わらずどうやっているのやら

 

「にしても作ってみろか、クラッシャーのような物でも作ればいいのか?」

 

まずボトルの成分を分析した後に武器の考案だな、とは言え機関砲なのである程度形は出来てはいるが、そう次に対しての課題について考えている間にベルトのボトルを抜き変身を解除する。

 

少し髪には癖がついており瞳も髪も黒で日本人の特徴があり童顔に近い顔から恐らく歳は二十歳ぐらいであろう。ようやっと一息つけるためか軽くその場で息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…響遅いなぁ。」

 

そう自身の寮で小さく呟く、小日向未来は立花響と一緒に住んでおり親友である。そのため彼女のお人好しの性格を気にしておりよく注意をしている。とは言え本人がそれを気にした事はあまりない。自分の部屋の軽い掃除をしていると自分のスマホに電話が掛かって来た。

 

「はい、もしもし?」

 

『あ、未来ちゃん?私だけど…』

 

「その声おばさん?どうしたの?」

 

『実は今日また龍士君が怪我をしてきたの。ちょっと来てくれない?』

 

その言葉を聞き思わず眉を細めてしまう、とは言えいつもの事なので取り敢えずの返答は行う。

 

「…わかりました、医療箱を持ってそっちに行きます。」

 

「もう…私の気もしらないで…」

 

そう愚痴を溢しながら取り敢えず医療箱を棚から取り出し外に出た。

 

 

 

 

 

 

―――ふらわーお好み焼き店―――

 

「おばちゃん!」

 

向かった先は未来たちの行きつけの店であるお好み焼き店だった、玄関を開けるとそこにはお好み焼きを食べ終わった例の人物、坂城龍士がいた。

 

「未来ちゃん…」

 

「未来か。」

 

そうおばさんと龍士が入って来た人物を見る、年寄りの方は困った顔をしており龍士の方は目を反らしため息を吐いた。それに思わずむっとするが目的のために彼に近づく。

 

「…また喧嘩したの?」

 

医療箱を畳の上に置き中身を見る、取り敢えずいつも通りの傷口を治すために消毒液を取り出す。

 

「だったら何だよ。」

 

「もうやめてって言ったでしょ?」

 

「仕方ねぇだろ、あいつらが吹っ掛けてきたんだ。」

 

「どうせ自分から割り込んだんでしょ。」

 

「俺は止めようとしただけだ、俺が売った訳じゃねぇ。」

 

「売ってるようなもんでしょ。」

 

「別にお前は関係ねぇだろ。」

 

そう冷たく返される、だが未来の方は負けじと傷口に応急処置を施す。

 

「ちょっと龍ちゃん、そんな言い方…」

 

「いいんです…取り敢えずもう無茶はしないで…」

 

「……」

 

だが龍士の方は返事を返さずただ黙って処置を受け続ける。龍士は未来と響の幼馴染だ、小さい頃からの知り合いで小さい頃はよく一緒に遊んでいた。だがノイズの被害で両親を亡くして以降性格が激変した。

 

(昔から喧嘩はしてたけど…ここまで酷い事はしなかったのに…)

 

そう龍士の顔を覗き込む、そこには何処か悔しそうにしている龍士の顔があった。そのことに葉何も言わずただ黙々と処置を行う。

 

「終わったよ。」

 

「……サンキュー。」

 

そう言うと立ち上がりふらわーの受付に金を置き出て行った。

 

「はぁ…」

 

「毎回大変だねぇ、響ちゃんは?」

 

「わかりません、昨日帰っては来たんですけど…何だか様子がおかしくて。」

 

「大変だね…」

 

「…二人とも正直に話してくれもいいのに。」

 

そう不安の声を溢しながら床の畳を見つめる。おばちゃんの方はそれを見守るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――ビルド研究所(倉庫)―――

 

「よし!できた!」

 

そう自身が作り上げた作業場にて気合を入れる、先ほどスタークから渡された課題をクリアするためにある武器を作っていた。そう自身の手にはその課題をクリアするために作った武器を確かめていた。

 

「その名もホークガトリンガー!照準確保するための『ホークアイ』に機関砲の名に恥じない『リボルマガジン』、これなら今度の課題も満点だろ!」

 

そうガトリンガーを大げさに上に掲げる、とは言えその結果を出すためには使わなければいけないのだがそれが来るきっかけがない訳だが…

 

「ノイズには来て欲しくはないんだけどなぁ…けど」

 

そう作業台の上にあるパソコンを操作し画面を映す、そこにはノイズの出現率が出されていた。

 

「過去の経歴から見てもかなり異常な程の発生率、何でこんなに…」

 

ノイズは本来こんなにバンバン出てくるものではない、10年に一回あるかないかなほどの確率だ。にも関わらず今年だけでも38回も出てきている。

 

「誰かが意図的に操作しているとしか思えない、だけど一体だれが…」

 

そう思考を巡らしていると警報が鳴り響いた、これはノイズが出現した際にわかりやすいようにしたものだ。今現在いる場所から約半径100㎞ほどだがノイズは近辺にしか発生しないためこれで十分だ。

 

「早く行かないと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――警報が作動する数分前―――

 

 

「…はぁ。」

 

そう龍士がその辺を歩きながらため息を吐いた、顔の方は昨日の怪我がまだ残っているためかシップや絆創膏が貼っている。

 

「相変わらずバカだよな…俺って。」

 

未来の方が正しいのに何故か余計な心配をかけるようなマネばかりかけてしまっている。余計な事に首を突っ込むこの性格を治せればいいのだがどうにもできる気がしない。

 

「おい!!」

 

そう悩んでいると後ろから怒鳴り声が聞こえて来た、嫌な感じがしながらも振り返るとそこには怪我だらけの男性が4人いた。

 

「てんめぇよくも昨日はやってくれたな!!」

 

「カツアゲ何てダサいマネしているお前らが悪い。」

 

「ふざけんなぁ!!」

 

そう一人の男性が殴り掛かって来た、それを見た龍士はファイティングポーズを取り待ち構える。そして振りかぶった所を見て拳が来る前に顎を打ち抜いた。

 

「ぶへぇ!」

 

それを受けた男は引き飛ばされそのまま地面に倒れた。

 

「おら、次の奴掛かって来いよ。」

 

そう挑発をするがさっきのを見て怯えているのか誰一人として来ない、それを見た龍士は振り返ろうとしたその時警報が鳴り出す。

 

「これは!」

 

「ノ、ノイズの警報!?」

 

ノイズは災害の一つして登録されているためそれに対するための警報装置が存在する、出現がわかった際にはこうして警報が町中に鳴り響く。出現場所は特務機関が特定し避難場所としての最適解を出す。

 

「や、やべ、逃げねぇっと!」

 

「お、おい!」

 

そう残りの男たちはその場から逃げ出した、倒れている男性の方はそのままにして…

 

「たっく、しょうがねぇな!」

 

そう言うと倒れている男性を担ぎ避難誘導に従ってその場から動き出す、運が悪い事に発生地点からかなり近いので急いでいかないとノイズに見つかるかもしれない。そんな状況なのに人を担いだ状態で移動しなければならない。

 

「まったく、自分のせいとは言え。さっさと起きろよな!」

 

そう愚痴を溢しながらも移動していく、すると視界にノイズが映った。

 

「まず!」

 

そう思い引き返すが引き返した先にもノイズがいた、そのため交互に挟まれる形になり逃げ場が無くなった。

 

「はぁ…今度こそ終わりか。」

 

ならせめてコイツが先に死なないようにしないとな…そう思い男性を寝かしファイティングポーズをとる。だがそんなことノイズを相手には意味がない。ノイズには通常兵器が効かない、その上無機物をする抜けることができるため壁に隠れていても意味がない。そしてノイズに触れた有機物は炭化する。

 

「俺の悪運もここまでだな。」

 

ノイズが近づいて来る、そしてノイズが形状を変えこちらに突っ込んで来る。それに思わず身構えるとそれを突然上から女性が降って来た。

 

「はぁ!?」

 

その女性はそのノイズの特攻をまともに受けた、だが何故か炭化しなかった。

 

「な、なんで?」

 

そうほけているとその女性がこちらに振り返った。

 

「…はぁ!?響!?」

 

「龍くん!?」

 

その女性をよく見てみると小さい頃からの幼馴染である立花響であった、何故ここにいるのか?何故ノイズに触れて生きているのか?かなり疑問がつかないが…その中で一番先に出てきたのは…

 

「お、お前何て格好してんだ!?」

 

「あ、いや、これはその…」

 

そう言われると恥ずかしかったのか腕で体を隠し始めた、正直言ってかなりきわどい恰好している。

 

「お前もしかして…プ〇キュアにでもなったのか?」

 

「ち、違うよ!いや、似たような物ではあるけども!」

 

そう反論をする間にもノイズが形状を変えて突っ込んでくる、それを響は腕で受け止めた。

 

「炭化してねぇ、どうなってんだ?」

 

「龍くん!今のうちに逃げて!!」

 

「に、逃げろって…どうやって!」

 

交互に挟まれている状態、しかも左右は建物があるので逃げ場がない。そのため逃げようにも逃げられないのだ。そんな時…

 

『キュル~』

 

何かが龍士の近くに飛んで来た。

 

「なんだこれ?」

 

「か、可愛い!」

 

小さな青い龍のような物で体だけが異様に大きく顔と尻尾はそれに比べるとかなり小さい。それに見た目も何故か機械っぽい。

 

『なるほど、そいつを選んだか。』

 

エレキスチーム!

 

その音声が聞こえると龍士たちの後方にいたノイズに稲妻が襲い掛かり消滅した。そして炭化したノイズの先から何故のスーツを着た人物が視界に映る。

 

『お困りのようだな、助けは入るか?』

 

「だ、誰?」

 

「えっと確か…フラットさん?」

 

『惜しい!正解はブラッドスタークだ。』

 

ライフルモード!

 

ライフルをノイズの方に向け的確に撃ち抜きながらこちらに近づいて来る。ノイズを相手にしながらも余裕の様子で歩いて来ると開いた手で龍士に何かを差し出してきた。

 

「…これは?」

 

『頑張ったお祝い賞ってやつだ、飛んでいる奴とセットでやるよ。』

 

そうして受け取ったのは龍のシンボルが入ったボトルのような物だった。

 

「かっけぇ…」

 

『もし何かに困ったらそれを振って動いてみろ、面白いことが起きるぞ?』

 

「振るって?」

 

『こんな風に。』

 

そう言うと別のボトルを取り出しそれを軽く振りスチームガンに挿した。

 

フルボトル!ロケット!

 

そしてノイズに向けてトリガーを引いた。

 

スチームショット!

 

するとライフルからロケット弾が発射されノイズに着弾すると大きな爆発が起こる。

 

『これはフルボトルと言ってな、中の成分を活性化させるために今のように振る必要がある。武器を介さなくても、こうやって振れば例え生身の状態でも使う事ができる。』

 

「これが?」

 

『今のお前ではまだ変身はできない、だから今はさっさと逃げろ。俺とこの子で片付けておいてやるよ。』

 

そう言われ響の方を見る。

 

「響…」

 

「ごめん…後で……説明させて。」

 

「……わかった。」

 

あの辛そうな表情、響が無理をしている顔だ。俺は馬鹿だからよくわからない…だが響が望んでやっている事に邪魔をしたくはなかった。そしてその邪魔にならないように俺は倒れていた男を担ぎボトルを振り後ろに走り出す。すると…

 

「おわっ!?」

 

すると自分でも予想外の走力が出た。

 

「これなら、余裕で逃げられる!」

 

「す、すごい!」

 

『ほう、予想より相性が良いな。ハザードレベル2.3でこれか。』

 

「響!てめぇが何でそんな事をしているのかは知らねぇ!けど後で絶対に話せよ!」

 

「う、うん!」

 

そう言うとまたボトルを振り始めそのまま走り出す、大の男を担ぎだして動いているのに普通の状態よりも動きやすく感じた。そして響たちからある程度離れると壊れた橋が見えた。

 

「今の状態なら!」

 

そうボトルを振りそのままジャンプした、すると予想以上に飛んだためか予定の着地地点からずれた。

 

「ええええぇぇぇぇぇ!?」

 

そしてそのまま車に突っ込んだ。

 

「いってぇぇ!」

 

少なくとも7~8程は飛びそのまま車に突っ込んだと言うのにこの台詞が吐ける時点で普通じゃない。やはりボトルのせいかと思いその痛みに耐えている所重要な事を思いだした。

 

「やべぇあいつは!?」

 

そうさっきまで担いでいた男を探しているとその男は無残にトラックの荷台の砂に突っ込んでいた。

 

「やばい!おい大丈夫か!?」

 

そう急いで荷台から降ろそうとして登り始める、一応この後無事に脱出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さて、一緒にやりますか。』

 

「よ、よろしくお願いします。」

 

そうスチームガンを肩に担ぎ声を掛ける。

 

『おまえはまだ戦闘に関してはド素人だ、アームドギアが使えない以上あまり前に出したくはないがそれしかできないだろ。だから俺が援護する。好きにやれ。』

 

「は、はい!」

 

そう言うと立花がノイズに突っ込んだ。我流もクソもない状態での戦闘だが隙だらけの響に攻撃が行かないようにスタークが上手く倒している。

 

『少しは周りを見ろ、意気込むのは勝手だが戦闘に関しての技術が無ければただのお荷物だぞ。』

 

「はい…。」

 

『戦闘に参加するなら技術を習得しろ、そうすれば多少はマシになるぞ。』

 

「は、はい!」

 

『それじゃアドバイスだ、蹴りは使うな。最初は拳だけでやれ。』

 

そう続けざまにノイズを撃ち抜き響はアドバイス通り素手を中心に戦闘を始めた。そしてある程度ノイズが固まりだすと。

 

アイススチーム!

 

こうしてスタークが援護をしている。凍結されたノイズを響が倒していく。

 

 

タカ!!ガトリング!!

ベストマッチ!!

 

天空の暴れ者!!

 

ホークガトリング!!

 

イェーイ!!

 

何処からか音声が聞こえた、するとスタークの上空を通り過ぎビルドが『ホークガトリンガーを乱射していく。そしてある程度倒すとスタークの横に着地した。

 

「悪い、遅くなった。」

 

『変身してから来い、まあいい。それが課題のやつか?』

 

「その通り!どうよこれ。」

 

『中々いいじゃないか、よしそれじゃあの子の援護に回れ。』

 

「了解!んじゃ行って来まーす!」

 

そう言いながらビルドは『ソレスタルウイング』を展開、『BLDストームショルダー』で姿勢制御を行いながら上空に飛び立つ。そして上空で滞空しながらガトリンガーを乱射し取りこぼしたのを響とスタークで処理を行っていく。するとそこに突然剣が降りかかる。

 

 

 

千ノ落涙

 

『おっと!』

 

「ちょちょちょっ!!」

 

響の方には飛んで来なかったがスタークとビルドの方にもその剣が飛んで来た。そして降りかかって来た剣と共に風鳴翼が降りて来た。

 

「翼さん。」

 

「すんげぇ、ノイズを一網打尽か…俺もできないかな?」

 

「…そこのあなた、そしてスターク。私たちと一緒に来てもらいます。」

 

「またその話?だから無理だって…」

 

「ならば…」

 

そう剣を構える翼、ビルドはそれに対して構えるがビルドの前にスタークが割って入った。

 

『そこら辺にしておけ、また天羽に怒られるぞ?』

 

「例え後ろの人ではなくてもあなたにはようがあります、奏のガングニールを返せ!」

 

『それはお断りだ、ここは俺がやる。お前は先に行け。』

 

「っ!ごめん!」

 

そう言うと羽根を広げその場から離脱する。

 

「待て!」

 

『おっと、だめだめ。』

 

「何故奏のガングニールを盗んだ!?」

 

『シンフォギアシステムと言うのに興味があってね、その材料が欲しくて、ちょっと拝借しただけだ。』

 

「ふざけるな!」

 

スチームブレード!

 

そう言うと剣を振るいスタークに襲い掛かる。スタークはブレードで対応し軽く受け流す。翼は小さい頃から奏者として戦ってきた、そのため戦闘経験も武術の練度も他の人間と比べてもプロの領域を超えている。にも関わらずにスタークはその攻撃をいとも簡単に受け流している。

 

「貴様は何者だ!何故今になって出て来た!!」

 

そう声を荒げながら剣を振りかざす、その表情は何処か苦しそうだった。

 

「そんな力がありながら何故…何故奏を助けてくれなかった!?」

 

そう剣をまともに受け吹き飛ばされるスターク、地面から立ち上がり膝の埃を払いながら立ち上がる。

 

『…酷い言いぐさだねぇ、これでも頑張ってる方だろ。』

 

そう追撃に来た翼の剣をブレードで受け止めスチームガンで腹を撃つ、そして怯んでいる所にブレードで追撃を行い吹き飛ばす。

 

ライフルモード!

 

ブレードをスチームガンに連結、そのままボトルを振り挿した。

 

フルボトル!エレキ!

 

スチームショット!

 

そのまま翼の方めがけてそれを放った、翼はそれをまともに受け吹き飛ばされると同時に変身を解除された。

 

「くぅっ!」

 

「つ、翼さん!」

 

そう響が翼に駆け寄りまともに受けてはいるがそこまで酷い怪我は負っていなかった。

 

『心配するなちゃんと手加減はしてやった、とは言えしばらくは動けないだろう。そういうことで、Ciao☆』

 

スモークスチーム!

 

スタークを中心に大きな煙が発生し体を包みこんだ。思わず響も顔を腕で守る、そして煙が晴れた頃には既にスタークはいなかった。




次回のシンフォギアは!?

「何処に行くんだ?」

『ちょっとした用事だ。一人、見所がある奴がいる。』

スタークが見定めた人物。

(ブラッドスターク…一体何者なんだ?)

ブラッドスタークの正体をしろうとする二課。

『もしこれ使うとして…お前は何のために戦う?』

龍士にそう問いかけるスターク

「お前たちの持っているボトルってやつを寄こせ。」

そして襲い掛かる謎の女性。事態は進む。


第三話 謎の女性
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