皆様、ガンダムブレイカー4楽しんでますでしょうか?
自分もリリースされてからめちゃくちゃやり込んでます、Newなんて無かったんや………。
そんな中、ガンブレのメスガキことカルパッチョに心奪われました。
メスガキと言えばわからせなので、ノリと勢いで書かせて頂きます。
※主人公の機体のイメージ画像を下記に出しますので、読む時これでイメージしてください。
【挿絵表示】
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ガンプラバトルシュミレーター……世界的人気アニメ、ガンダムという作品群に登場する、モビルスーツと呼ばれるロボットをプラモデルにした玩具、通称【ガンプラ】を用いて遊ぶゲーム。
アニメや漫画で活躍したモビルスーツに搭乗して戦うだけでなく、プラモ特有の自由度の極めて高いカスタマイズを施して戦えるのが最大の特徴と言ってもいい。
数年前に発表されたそれは爆発的に広まり大ブームとなり、今や世界的人気コンテンツのゲームとして、ファンとプレイヤーを熱く燃え上がらせているこのゲームは、新たなるステージへと踏み出していた。
【GUNPLA Battle Blaze:Beyond Borders】
通称、
ある種VRオンラインゲームの様になったそれは、ゲーセンのみに限らずそれぞれの家庭から専用の端末でアクセスできる様になり、バトルはもちろんの事、ジオラマや数多くの楽しみを提供出来るようになり、ガンプラバトルは更なる盛り上がりを見せていた。
クランと呼ばれるチームを組んで、仲間と共に強敵へ立ち向かったり。
ソロで誰とも肩を並べず、自分のペースでプレイしたり。
人の数だけそれぞれの楽しみ方がある、それがこの世界だ。
うーん時代の進歩って凄いもんだと、プレイする度実感する。
………長々と前置きが長くなったがもう少し付き合って欲しい、とりあえず自己紹介を。
俺のプレイヤーネームはクロ。
リアルの方はクロバ レンスケだ。
言うまでもないが俺も前述したGBBBBのビルダーで、ソロプレイヤーだ。
このGBBBB以前の、ガンプラバトルシュミレーターが普及された頃にプレイし始めている為、歴はそこそこ長い。
正確に言えば小2の頃からプレイし始めている為、経験もそこいらのビルダーより大きく差があると自分で自負してるくらいだ。
んで、さっきも言ったけど俺は昔からソロプレイヤーだ。
一時期チームに仮加入した頃もあったけど、なんか肌に合わず、その頃からガンプラバトルはソロでやるのが性に合っていると自分で気づき、今に至るまで俺は何処にも所属せず1人でプレイしていた。
決してコミュ障だからとかひねくれてるとかそう言うアレじゃない、リアルでは友達も居るし。
あくまでも性に合うか合わないかという話だ、俺は遊ぶ時誰かの歩幅に合わせるのが少し苦手で、自分のペースでプレイしたいという気持ちが強いからだ。
何処かのチーム、GBBBBではクランだな。
そこに入れば色々出来ることもあるんだろうが、まぁ……とりあえず自分が楽しければそれでいいの精神で続けていた。
そんな中でも、俺の腕を見込んで加入を望む奴らも多いんだけど。
自分のスキルを認めてくれているのは素直に嬉しいが、ソロプレイの精神が見に染み込んでいる俺が今更クランに入るものあれだし、これまでも断ってきた後で加入するもの断ったクランに対して申し訳無いから、適宜断っているんだが………。
「いーいーかーらー私のクランに入れって言ってんでしょー!!」
「…………」
「MSアバターで耳塞いでんじゃねーよ!」
ここまでしつこいのは初めてだよ、ホント。
そこは、GBBBBのロビー。
中心地にはマイスター・ジンのガンプラが決めポーズを取りながら聳えている。
全国各地からビルダーが集まる場所であり、あらゆる準備はこの地で行われるのだが…………。
「このカルパッチョ様が!直々に何度も勧誘してるってのになぁによその態度!?ソロでカッコつけてないで素直になれっての!」
「カッコつけても無いし弄れても無いわ、俺は何処かに所属するのが性に合わないからソロプレイしてるだけだって、俺のプレイスタイルに口出しすんなよ……」
「はっ!それがカッコつけてるって事でしょ!?孤高気取りなんて痛すぎだっての!」
「言われ慣れてるんで結構……それと人の事馬鹿にするのなら、一度でも俺に勝ってからにして貰いたいね………えー、カルピス?」
「はぁぁぁぁ!?チョーシ乗ってんなぁオイ!!?それとカルパッチョだ!」
そんな場所で、こうも口論してしまえば注目の的になるのは必然と言える、全く恥ずかしい&迷惑極まりない。
オマケにこのゲームに居る、プレイヤーの姿は自分のガンプラの姿を模している為、モビルスーツの姿でギャーギャー言ってる風景になっているのでシュールな事だろう。
………現実逃避はやめて、目の前の相手をどうするか考えよう、これも何回目だろうか。
先程から喚いている相手の方へ視線を向ける。
アビスガンダムをベースとした青いガンプラ、ガンダムドローレス。
中々に完成度の高い機体だが、肝心の中身は……色々と残念だ。
腕は、それなりにあるんだけどな……かのフリーダムフリートに所属している四天王の一角だし。
「あぁもう!相っ変わらずムカつくなぁ!」
目の前の相手は子供の様に地団駄を踏む、先程見えるわがままな子供っぷりはパイロットアバターの姿にも投影されている。
ピンクのリボンで纏めた青のツインテールに水色のメッシュ、服装は中々に煽情的で大きめな胸部に、へそも丸出しでスカート部分もかなり短め、健康的な太ももが嫌でも目に入る。
………フリーダムフリート四天王、水禍のカルパッチョ。
それが今、俺が難儀している相手だ。
「(なんで、こんな事になったっけ……)」
「また耳塞ぐなこんにゃろー!!」
天を仰ぎながら再び耳を塞ぎ、切っ掛けとなったあの日まで遡る……。
切っ掛け自体は些細なものだった。
あるパーツが欲しくなり、それがあるミッションへ挑んでいた。
……ただその時、何故かミッション設定が乱入ありとなっていたのだ。
開始する時そんな設定をした覚えがなく、不審がっていたのだが………相手はそんな事暇すら与えず俺と邂逅した。
それがカルパッチョだった、ついでに同じクランの取り巻き2人もいた。
「へ〜?あんた、ちょうど私が欲しいヤツ持ってるじゃーん?」
どうやらその時の彼女も、同じパーツを欲していたらしい。
とはいえ、俺がそのパーツを手に入れた同じタイミングで乱入してくるのに少し疑問を抱いたが、その時はあまり深く考えずに目の前の相手に集中する。
「それ、私達が勝ったら貰うよ?レアリティも高そうだしね〜、ニシシっ!」
そう言うと彼女はビームランスを両手に持ち、後ろの取り巻き2人も武装を構える。
……大分失礼な奴だな、としか考えてなかった。
まぁこうなったからには仕方なく、受けてやる事にした。
「……えっと、なんだっけ……カルパス?」
「誰が駄菓子よ!?カルパッチョよ失礼な奴!!」
「あーそっかそっか、改めて……カルトッチョ」
「カルパッチョ!!わざとだろお前!?」
「……動画チラッと見たけどさ、キャラ違くない?」
「あん?……あっやべ」
キャラがブレてしまっているのを危惧したのか、カルパッチョは落ち着こうとした。
その瞬間俺は両手の射撃武装と手放し、腰にマウントしてあるビームサーベル2つを逆手で掴み、一気にブーストを吹かせた。
「━━━━━━━ッ!」
「ッ……ぁっ?」
カルパッチョは、斬られた後でそれに気づいた。
そしてその時には……自身の機体にはダメージを負い、取り巻き2人は上も下が泣き別れて爆散した。
「……仕留め損なった?」
カルパッチョのガンプラには2発ほどぶち込んだはずだが、それでも耐えていた。
ガンプラの出来映えは中々に高いが……見た感じ装甲面はそこまで手を入れてない様に見える。
それとなにより………この拭えない違和感、厭な感覚があのガンプラから伝わってくる。
「……やって、くれるじゃんかよぉ……!!」
一度膝を着いたドローレス損傷しながらも、ビームランスを支えにして立ち上がり、此方へ向き直る。
色々疑問は残るが………まぁ。
「……悪いが、カルボシステイン」
「お前くどい…………!」
「もう決まってるぜ」
再びスラスターを吹かして急速接近し、両手に持ったビームサーベルを順手に持ち、強襲すると同時に両手で振り翳す。
「なっ……!」
カルパッチョは反応が遅れたが、咄嗟にビームランスで防ごうとする。
その判断は悪くない、が。
このノワールライダーのパワーを甘く見たな。
「ッ……!?」
三等分になったビームランスは武器としての機能を失い、ドローレスは受け止めきれなかった反動で後ろへ後退る。
その瞬間、俺はすかさず両手のサーベルを奴のボディへ突き刺した。
「あっ……!?」
突き刺してすぐバックステップし、脚部の3連装ミサイルをダメ押しにぶち込み……今度こそ、カルパッチョは爆散した。
「もう1回!!」
「…………」
俺の勝利でミッションは終了した……が、その直後カルパッチョかリベンジと言わんばかりに突撃してきた。
彼女の事はよく知らないが、大分負けず嫌いなのかな?
「今のは不意打ちとおちょくられたから!もう一度やれば私が勝つ!!」
「いや、そっちも最初は不意打ちみたいな事してたろ」
「結局攻撃してねーから!さぁもう一回!」
この一連の流れが、全ての始まりだった。
その後も何度も何度も突っかかって来て、その全てを返り討ちにしてやった。
いやもう、執拗いことこの上無かった。
ガンプラバトルやって長いけど、ここまでリベンジしてくるのは初めてだ……。
しかもバトルの回数重ねる度に段々と強くなってるし、この強烈なキャラと相まってスタミナが削られる……。
これがまず1ヶ月前辺りの話。
そしてここ最近、何の心変わりがあったのか知らないが…………
「クロだったっけ?あんた私のクランに入っちゃいなよ!」
お次はこれだ。
一度も俺に勝ち星を上げてないのに、良くもまぁ堂々言えたもんだと感心すらしてしまう程だ。
何度もバトルを重ねて、実力を認めて貰ったって事だろう。
悪い気はしないが、それはそれとして…………。
「嫌だ」
先程も述べたが、俺は何処かに所属する気は無い。
1人でマイペースにやりたいのだ、それに…………
「はぁぁ!?この四天王最強の私が認めてんのに、調子乗ってんじゃないよ!!」
こいつの相手を四六時中しなきゃならないと思うと、気が滅入るのも仕方の無い話だろう。
パイロットアバターは結構可愛いんだけどな、如何せん中身がなぁ…………それにこれ架空の姿だし、色々盛ってると思うとテンション下がる。
とりあえず、ひょんなトラブルからこういう事になってしまっている訳だ。
「クロー!聞いてるのかー!?」
「…………はぁ」
「怠そうにするなぁー!」
回想にふけている俺に構わずギャーギャーと喚くカルパッチョに、思わず溜息を零してしまった。
ズカズカと、フリーダムフリート専用のクランルームに入る。
どうやら私しか居ないらしい、どうでもいいが好都合だ。
「……ムカつく……!!」
誰も居ない部屋で、震え声で呟く。
そして近くにあった壁に拳を当てる。
鈍い音が部屋に響き、私はそれからも何度も打ち続ける。
「ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくぅぅ!!!!」
脳裏に浮かぶのはにっくきあのビルダー。
一ヶ月前に出会い、この私をコケにする様に負かし続けたあんちくしょう。
「調子に乗りやがってあの野郎!こんなゲーム私より長くやってるからってぇ!!」
カオスの企みが成功すれば、この世界はぐちゃぐちゃになって崩壊する。
それが超面白そうだから、それまでの暇つぶしにプレイしているこのゲームで………私は今、猛烈に悔しがっていた。
歯軋りしながら、奴とのバトルが脳裏に浮かぶ。
プレイして数ヶ月程度の私でも分かる、あのガンプラは私のドローレス以上の完成度。
プレイスキルも……私以外の四天王やカオスと同等の腕前。
何度もバトルしたから分かる。
GBVを使っていると言うのに、奴はそれを凌駕している。
細工をしている上で、私は奴にボロ負けしている。
それが堪らなく悔しい。
「………このままじゃ終わらせないっての」
もうじきこの世界はカオスの手によって滅びを迎える。
その時まであいつをクランに引き入れて、その様を一緒に眺めてやろうかと思ったけど、やめだ。
その時までに、絶対に私の手でぶっ倒す……!!
「待ってなよクロ、あんただけは逃がしてやらないんだら……ニシシっ……」
1人のみのクランルームで笑う。
楽しげに、静かに。
私が今の状況を、カオスがもたらす滅びよりもずっと楽しんでいることに気付かず。
如何でしたでしょうか?
短い話数になると思いますが、お付き合いして頂ければ幸いです。
感想でどんなガンプラを作ってるか残してくれれば喜んで見させて頂きます。
このカルパッチョはどうですか?
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良いと思う
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うーん……