宇宙戦艦ヤマトⅢ ReBoot!〜銀河中心部の混迷〜   作:箕理 田米李

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第四章も無事公開し好評、そして来年2月に第五章がタイトルの名に相応しい艦隊決戦が観られるとファン一同楽しみで仕方なし。さて私は変わらず小説やら模型やらやりますよ?


『登場艦船/メカ紹介』その2

【地球連邦】

〔防衛宇宙軍(E.F.S.F)〕

ヤマト型超弩級宇宙戦艦

≪ヤマト≫

もはや説明不要とも言える『地球の英雄』。現在は第1特別派遣調査隊(第1特派隊)の旗艦として第二の地球たる惑星探索を行う。本探査航海にあたって搭載された新型の大型汎用飛行艇/コスモハウンドの搭載や途中離脱した調査船≪そうや≫から受け継いだ各種探査装置を使いバーナード星やウィルダネス宙域第3惑星の調査を行った。

また艦隊旗艦としての指揮機能もアンドロメダ級程ではないが強化されており、各種戦闘に於いて迅速且つ的確な戦闘指揮が可能となっている。

 

主力戦艦改級戦闘空母

≪たいほう≫

主力戦艦級を基にアングルドデッキ型の飛行甲板と格納庫をそれぞれ二層備えた空母型のバリエーションの一隻。2年前の「デザリアム戦役」を生き残った後、第1特派隊に配属。≪ヤマト≫よりも余裕のある艦載機運用能力を最大限に利用して艦隊航空作戦を行う。バーナード星の【ガルマン帝国】基地攻略作戦「バ号作戦」に於いては搭載するコスモタイガー雷撃型が攻撃の主力を担った。

 

宇宙空母改級高速戦闘支援艦

≪まみや≫

上記の戦闘空母級とは別計画で誕生した宇宙空母級を補給艦仕様に改装した主力戦艦級のバリエーション艦。単純に補給艦としてだけでなく「バ号作戦」では損傷した椎名機をその長大な飛行甲板と不時着用のネットを使って着艦させ、病院船並みに充実した医療設備をもって治療した。ウィルダネス宙域では戦闘に参加しない代わりに真田の起点でマイクロブラックホール発生装置の動力を提供する為の発電機として意外な活躍を見せた。

 

パトロール艦

≪いすず≫

地球圏早期警戒網の早急な復旧を目指し巡洋艦 後期生産型・甲型から改装されたパトロール艦の一隻。カラーリングが改装元と同じ薄茶色なのが特徴。本来の任務である艦隊のピケット(艦隊より離れ最前列で警戒に当たること)としてだけでなく敵艦隊の位置等の情報を送り味方に攻撃をさせるスポッター役や艦長で根っからの宙雷屋の井口の指揮で砲雷撃戦を仕掛けることもある。

 

新型汎用駆逐艦

≪すずつき≫/≪ふゆづき≫

度重なる地球の危機に備えるべく藤堂長官の主導で計画された次世代型防衛軍艦艇の一種。従来の駆逐艦や護衛艦とは違いより超長距離の航海に耐えるべく船体を大型化した上で武装の見直しや航空艤装を備えるなど汎用性を重視した設計となっている。今回の「第二の地球探し」の任務に際し第1特派隊所属の上記2隻はその性能を如何なく発揮し≪ヤマト≫他僚艦のサポートを行っている。

尚、本艦級には数種の派生艦が計画・就役しているらしい...。

 

ビスマルク級護衛戦艦

欧州管区で建造された護衛戦艦級。「高いステルス性」及び「高濃度の星間物質が漂う空間への航行」を実現すべく武装を格納式にし丸みを帯びたまるで潜水艦の様な構造をしている。1番艦(ネームシップ)と2番艦は就役と同時に第5特別派遣調査隊の旗艦と副旗艦となりノーザンクロスM-61星域では≪ヤマト≫ら第1特派隊の危機に自慢の航行能力とステルス性能を以て救援に馳せ参じた。

 

同型艦

≪ビスマルク≫

≪ティルピッツ≫

 

プリンス・オブ・ウェールズ級護衛戦艦

ビスマルク級と同じ欧州管区で建造された護衛戦艦級。略称で「POW級」とも呼ばれる。スマートで直線的な船体構造は高い生産性と整備性を実現し艤装や武装は船団護衛に最低限必要な物にするなど同郷のビスマルク級とは異なるコンセプトで設計されている。そのため性能は控えめで「特長が無いのが特徴」と揶揄される程だが「最も護衛戦艦というカテゴリーを理解している艦」という評価を得ており各国護衛戦艦で最も量産されているのが何よりもその証左だろう。

 

同型艦

≪アンドレア・ドレア≫

≪ダンケルク≫

≪フリチョフ・ナンセン≫

≪ロッテルダム≫

 

無人迎撃艦隊指揮管制艦

自動超弩級戦艦級と自動重駆逐艦級が「艦隊随伴型」と呼ばれるのとは違いこちらは戦闘衛星に代わる「惑星防衛型」と呼ばれる無人軌道防衛システム。こちらは下記の半自動機動迎撃艦を遠隔操作すべく少人数で運用する指揮管制艦で各惑星の新たな防衛戦力として配備されている。≪ヤマト≫ら第1特派隊が立ち寄った地球圏最外縁のケンタウルス座アルファ星系にも配備されていたが、ダゴン率いる【ガルマン帝国】第18装甲師団にあっけなく蹴散らされてしまった。

原作『永遠に』版の無人艦隊大型艦のPS版風リメイク。PS版では上記の自動超弩級戦艦級にリデザインされ登場しないが、『3199』版のグラディエーター級無人艦隊コマンド艦の設定を逆輸入する形で「戦闘衛星の後継」として再設定の上、登場となった。

 

半自動機動迎撃艦

上記の無人迎撃艦隊指揮管制艦からの操作を受けてその機動性を以て一撃離脱戦法を取る小型無人艦。管制艦とセットで運用が条件の為この艦自体に独立性はなく自律戦闘は不可能。故に管制艦が損傷や撃沈されると同じく無力化してしまうという脆弱さはあるものの戦闘衛星より高い攻撃力と機動力そして即応性から【地球連邦】に属する惑星の新たな軌道防衛戦力として配備されつつある。

原作『永遠に』版の無人艦隊小型艦のPS版風のリメイク。PS版では自動重駆逐艦級にリデザインされ登場しないが、『3199』版のエイジャックス級無人艦隊迎撃艦の設定を逆輸入させて再設定した。

 

大型汎用飛行艇/コスモハウンド

「第二の地球探し」の任を受けた≪ヤマト≫に新たに搭載されたデルタ翼の大型航空機。基本仕様は「惑星探査・観測」だが"汎用"名の通りカーゴスペースを換装し「物質・兵員運搬」「戦闘支援」「医療支援」など様々な任務に対応可能で普段は≪ヤマト≫左舷専用格納庫に収納されている。バーナード星では【ガルマン帝国】前線基地への偵察を行い見事場所を突き止め、同基地攻略作戦『バ号作戦』完了後は改めて同惑星の調査を行い居住可能であることを突き止めた。

 

一式宇宙艦上戦闘攻撃機/コスモタイガーⅡ

西暦2201年から今なお現役な大気圏内外運用可能な万能のマルチロール機。通常仕様の「単座型」の他「複座型」や「早期警戒型」「雷撃型」などの多くの派生型を持っている点でも本機が"傑作"と言われる所以(ゆえん)。

 

100式電子探索機

旧防衛軍時代からある探索機。地上基地での運用の他、≪ヤマト≫にも搭載され「イスカンダル航海」では偵察や惑星探査に用いられた。西暦2205年に於いても未だ現役で【暗黒星団帝国】からリバースエンジニアリングした電子技術が取り入られ電子戦任務も可能となった。旧作に於ける100式探索艇にリメイク版の100式空間偵察機の設定を取り入れ再設定させ登場させた。

 

波動カートリッジ弾

【暗黒星団帝国】の自動惑星ゴルバとの戦いから波動砲の発射工程の時間の長さや大量のエネルギーを必要とする隙が多いところからさらに取り回しの良い兵器が求められた結果、主砲である衝撃砲(ショックカノン)の実弾オプションの弾頭に波動砲の100分の1エネルギーが封入された本兵装が開発された。強力なエネルギーバリアを持つゴルバはエネルギー兵器には強かったものの実弾である本兵装は防ぐことはできずまた徹甲榴弾の要領で装甲を貫通したのちに内部で波動エネルギーが解放・炸裂しダメージを与え※波動融合反応も相まってゴルバ型浮遊要塞7基を見事全基を撃破した実績を持つ。主砲から発射可能というその使い勝手の良さから正式化され防衛軍の標準兵装となった。欠点としては実弾故に衝撃砲(ショックカノン)に比べると射程が短く使用する際には接近戦を強いられてしまうこと。

 

※波動エネルギーと【暗黒星団帝国】が用いる暗黒物質は性質が互いに相反していたことにより対消滅(相反する性質の物質同士がぶつかることによって莫大なエネルギーを発生させる現象)に近い反応を起こしたのだろうと推測した真田志郎が命名した理論

 

コスモ三式弾

波動カートリッジ弾の派生型で対空戦闘仕様。※近接信管により起爆し弾頭内部の波動エネルギーを拡散させ敵編隊に広範囲にダメージを与える。対地攻撃用途としても使用可能。

旧作に於いては設定上は存在したものの登場も使用もされなかったのと、原作『Ⅲ』のケンタウルス座アルファ星系のエピソードでガルマン側が放ったミサイルを衝撃砲で迎撃していたのが非効率に感じ良い機会だったので登場させた。

 

※弾頭内部に仕込まれたレーダーが敵機を近くで捉えると反応して爆発する信管のこと、"VT信管"とも呼ばれ太平洋戦争でアメリカ海軍が用いたことで有名、日本軍機にとって大変な脅威となった

 

波動バンカーバスター

コスモタイガーⅡ雷撃型のオプション兵装の一つである空対地爆弾の弾頭部を上記の波動カートリッジ弾やコスモ三式弾と同様に波動エネルギー弾頭に換装した兵装。バーナード星の【ガルマン帝国】の前線基地が地下に築かれてたことからその対策として≪ヤマト≫技師長である真田考案した。急造兵器の類(たぐい)ではあるものの、上記二種の波動エネルギー兵器の開発データと「ガトランティス戦役」で鹵獲・解析した艦載機搭載型の波動エネルギー爆弾のデータを流用し≪ヤマト≫よりも広く最新でより効率的な高速戦闘支援艦≪まみや≫の艦内工場で生産したことで完成度は高く『バ号作戦』に於いて見事敵基地破壊に貢献した。

 

【ガルマン帝国】

大型重戦闘艦/通常型

全長500mを有する超弩級戦艦級。有砲身型三連装ビーム砲塔に回転速射砲塔とビーム兵器を主兵装とし尚且つ装甲も大型艦に相応しいものとなっているだけでなく≪ヤマト≫ら防衛軍艦艇の波動エネルギーバリアと同等のエネルギー偏向バリア搭載するなどその強力さと強靭さで≪ヤマト≫ら第1特派隊を追い詰めたが、弱点である艦体から大きく突き出た波動エネルギーを吸引するバルジインテーク部を破壊され戦没は免れたものの窮地に立たされた。

第502重戦闘艦大隊所属艦は全て「通常型」と呼ばれるタイプで他にも派生型がいるらしい...。

 

同型艦

≪マンムルートⅠ≫

≪マンムルートⅡ≫

≪マンムルートⅢ≫

≪マンムルートⅣ≫

≪マンムルートⅤ≫

≪マンムルートⅥ≫

 

大型重戦闘艦改級輸送揚陸艦

大型重戦闘艦をベースに艦首及び艦中央部にそれぞれ「装甲車輌用」と「兵員・物資用」の格納庫、上部甲板には内火艇や艦載機運用の為の飛行甲板と格納庫を持つ敵地への強襲揚陸や輸送、艦隊への補給任務などを行う派生型。ウィルダネス宙域の戦闘では第45戦闘工兵大隊所属の下記2隻、第502重戦闘艦大隊所属の艦名不明の1隻が登場した。

元ネタは『Ⅲ』第16話の【ガルマン帝国】建国パレードで大型戦闘艦が降下兵を出してるところを見て「揚陸艦機能があるのではないか?」と考察し派生型として考案した艦。X(旧Twitter)上にて副監督にデザインを依頼しメカコレで再現した。

 

同型艦

≪アースヴァウト≫

≪オースヴァウト≫

 

ガルマン型多層式空母

旧ガミラス時代の多層式空母の改良後継型。旧型とは異なり着艦デッキは非開放式とし後部収納口から艦載機が着艦する方式に変更したことで弱点だった艦の構造の脆弱性が改善されている。

原作『Ⅲ』に於いて設定画は存在したものの準同型発展仕様である二連三段空母のみの登場となりなぜか省られてしまったが、本作では登場させている。

 

同型艦

≪ブリュッサー≫

≪ガラッサー≫

 

改主力中型級反射衛星砲搭載艦

下記の主力中型戦闘艦の第二砲塔に小型化した新型反射衛星砲と反射衛星をコントロールするアンテナを艦橋に装備する派生型。ダゴンがバーナード星の防衛用に配備していた艦で従来の基地固定型と違い柔軟な運用が可能だが、反射衛星砲のエネルギーは艦の波動機関に依存するため出力は劣る。【ガルマン帝国】が建国されて間もない頃に【暗黒星団帝国】と交戦した際、デスラーが狙撃戦艦を見て着想を得たらしい。

 

同型艦

≪シュピゲロンⅠ≫

≪シュピゲロンⅡ≫

≪シュピゲロンⅢ≫

 

主力中型戦闘艦

【ガルマン帝国】の主力を成す中型戦艦。中〜小規模艦隊の旗艦を務めることも多い。量産艦ではあるが、スペック上では≪ヤマト≫と同等。

 

同型艦

≪ダーゴルンⅢ≫

 

軽型戦闘艦

上記の主力中型戦闘艦と共に数の上で【ガルマン帝国】艦隊の主力を成す艦。他国でいう「駆逐艦」に相当する。

 

格闘宇宙戦闘機<ゼーアドラーⅢ>

旧ガミラスのDMF-3型艦上戦闘機こと"ガミラスファイター"の後継機。元々は基地運用の迎撃用重戦闘機として計画されたが、防衛軍のコスモゼロやコスモタイガーⅡのデータを反映しより洗練されたフォルムを持ち艦載機としても運用可能なマルチロール機になった経緯を持つ。格闘宇宙戦闘機の名の通り敵航空機とのドッグファイトをコンセプトにしているが、翼下のパイロンには対艦ミサイルを装備可能であり前型機と違い対艦戦闘が可能。




読了ありがとうございます。『永遠に』版無人艦隊、欧州護衛戦艦、コスモハウンド、反射衛星砲搭載艦、大型戦闘艦改造揚陸艦と原作からの再設定、本作オリジナルメカと色々登場させていただきました。オリジナルの設定が物凄く物足りないのでリメイクになり過ぎない程度には詳細にしたつもりです。これからも登場するメカもいればしないメカもいますが、どうかお付き合いください。ではまた次回は『用語設定』その2でお会いしましょう。来年になるねw.
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