宇宙戦艦ヤマトⅢ ReBoot!〜銀河中心部の混迷〜   作:箕理 田米李

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新年あけましておめでとうございます。新年になってもいつも変わらず趣味にひた走る箕理です。来月は『3199』第五章公開ですってね❓楽しみにしつつこのPS版非公式続編もお楽しみください。ではどうぞ。


『用語設定』その2

「ケンタウルス座アルファ星系」

この星系の第4惑星が西暦2205年現在に於いて【地球連邦】の開拓最辺境の星。小規模ながら防衛軍守備隊の基地と万年筆の先に使われる"オスミウム"と呼ばれる金属資源を採掘する施設がある。自然環境が厳しく人類の生存に適していない為≪ヤマト≫ら第1特派隊の探査予定航路からは外れていたが、ダゴン率いる【ガルマン帝国】第18装甲師団とラム率いる【バース共和国】艦隊が同星系内で戦闘を繰り広げその余波を受けた基地と新型無人迎撃艦隊が損害を被る。また通信設備と通信中継衛星にも被害を受け地球へのSOSが届かず近くを航行していた≪ヤマト≫ら第1特派隊がたまたまそれを受信したことで事態が判明、ちょうど第11番惑星での戦闘で修理や補給を必要としていたため立ち寄った。

 

「バーナード星」

太陽系から約5.9光年ほどの位置にあり旧世紀の天文学者 エドワード・エマーソン・バーナードが発見したことからその名が付けられたという惑星。第1惑星は【ガルマン帝国】第18装甲師団の前線基地と化しており≪ヤマト≫率いる第1特派隊は地球に対する脅威と判断し同基地攻略を目的とした「バ号作戦」(後述)を展開し壊滅させた。その後に行われた惑星の調査により気候はアラスカやシベリアのような寒冷地だが大気成分等は人類の生存には適していて居住可能と判断しそのデータを防衛軍司令部に送った。

なお原作『Ⅲ』では独特の風土病がある設定があったが、本作には存在しない。

 

「バ号作戦」

バーナード星にある【ガルマン帝国】前線基地の破壊を目的とした作戦。第1特派隊が艦隊を引き付ける囮となりその隙に≪ヤマト≫と≪たいほう≫の合同航空隊により基地を空襲。空襲の効果が不十分な場合は敵艦隊を突破し軌道上からの艦砲射撃により殲滅するという概要だった。反射衛星砲を積んだ改装主力中型戦闘艦によるロングレンジ攻撃に苦しめられたものの各艦各員の努力により概ね作戦通りにことが進み見事に敵基地を破壊し同基地を根城にしていたダゴンの第18装甲師団にも壊滅的な打撃を与えた。作戦名と概要は『2199』の「メ二号作戦」のオマージュ。

 

「反射衛星砲」

【ガミラス帝国】の拠点防衛用エネルギー兵器。エネルギーを反射させる反射衛星とセットで運用され死角のない攻撃が可能。西暦2199年の「イスカンダル遠征」に於いて冥王星基地に配備された物が≪ヤマト≫と交戦した。後の調査で遊星爆弾(詳細は下記参照)の点火装置でもあったことが判明した。これを小型化し艦載化した物が改主力中型級反射衛星砲搭載艦に装備され≪ヤマト≫率いる第1特派隊の脅威となったが、小型及び艦載化したが故に出力がオリジナルより落ちたことや冥王星での戦いで反射衛星の起動信号のアルゴリズムを解析されていたことによりすぐさま反撃されてしまった。

 

「空間歪曲のエコー」

大きな質量を持つ物体(例として宇宙戦艦など)がワープアウトする際に進行ベクトル前方に波紋状に放出するエコーのこと。それの形状を解析することでワープしてきた方向だけでなく距離も測れる。西暦2202年の「デザリアム戦役」に於いて≪ヤマト≫が救助した防衛軍第7艦隊旗艦≪春藍(しゅんらん)≫が交戦した暗黒星団帝国艦隊のワープアウトを偶然にも観測できたお陰で地球から20万光年の位置に中間補給基地、さらに20万光年先の40万光年の位置に暗黒星団帝国がある二重銀河があることを突き止めることができた。

 

「ウィルダネス宙域」

赤茶けた霧状の星間物質が漂っているところから便宜上「荒野」を意味する名を付けられた宙域。惑星が三つ程ある内の第3惑星は大気がありその軌道上に浮かぶ小惑星に偽装した基地をも含めて≪ヤマト≫ら第1特派隊が調査しそこがかつて【ガミラス】が基地化しており地球を放射能まみれにした遊星爆弾の製造基地であったことが判明。赤茶けた霧状の星間物質は小惑星偽装基地でアステロイドを遊星爆弾に加工する際に出た削りカスでそこに微量の金属物質が含まれていたことによりレーダーの効果を減衰させ且つその霧が恒星からの光を遮断してしまい第3惑星を荒廃させてしまったのだという。住民達は遊星爆弾製造に駆り出され≪ヤマト≫が冥王星基地を陥落した報を受け基地の放棄を決定、住民を強制連行し一部抵抗した者はその場で射殺された事が発覚した。【ガルマン帝国】が基地化しようと第45戦闘工兵大隊を派遣したものの≪ヤマト≫ら第1特派隊がこれを撃退し阻止に成功、基地を破壊しその場を後にした。原作にはない本作オリジナルの宙域。

 

「マイクロブラックホール発生装置」

その名の如くミニサイズのブラックホールを発生させる装置。これを制御、利用することで小惑星を遊星爆弾としたり巨大な質量を捕獲しその場に止めることも可能。【ガミラス】が重力制御技術に於いて高い技術力を持つが故に可能な物で、『イスカンダルへの追憶』ではこれを搭載した改双胴デストロイヤー級超質量捕獲艦≪ハーゲル≫がガミラス星を失い放浪していたイスカンダル星を質量誘導し、更には【暗黒星団帝国】のウラリア式制圧自動惑星ゴルバの動きを止めた。本作ではウィルダネス宙域 第3惑星軌道上の小惑星偽装基地にて発見され遊星爆弾の製造に使われていたことが発覚。真田とアナライザーの起点により高速戦闘支援艦≪まみや≫の波動エンジンを動力源にして装置を起動させ基地化しようとしに来た【ガルマン帝国】第45戦闘工兵大隊との戦いの勝利に貢献した。

 

「遊星爆弾」

【ガミラス】が地球に対して使用した小惑星応用型星間戦略兵器。地球を放射能塗れにした元凶。冥王星から放たれていたのを≪ヤマト≫が同星の基地を破壊したことで人類滅亡の危機を一つ取り除いた。ガミラス戦争後の調査で冥王星基地にあった反射衛星砲は拠点防衛兵器だけでなく本兵器の点火装置であったことが判明するも(上記参照)遊星爆弾の製造施設らしき物はなく長らくその出所は不明だったが、ウィルダネス宙域の調査で第3惑星に製造基地があったことが判明した。

 

「第45戦闘工兵大隊」

ウィルダネス宙域の(再)基地化の為に派遣された艦隊。輸送揚陸艦≪アースヴァウト≫を旗艦に同型艦≪オースヴァウト≫、ガルマン型多層式空母≪ブリュッサー≫、≪ガラッサー≫、主力中型戦闘艦2、軽型戦闘艦4の計10隻で編成されている。輸送揚陸艦2隻以外の全艦が≪ヤマト≫率いる第1特派隊に撃沈され≪ヤマト≫からの退避勧告を受けた旗艦≪アースヴァウト≫艦長兼司令は搭載する物資や兵員のことを考慮し撤退を決断した。

 

「ノーザンクロスM-61星域」

白鳥座星域の第61番星。南天の南十字星と対を成す"北十字(ノーザンクロス)"の位置にあるところからその名が付いている。三連星からなる酸素を含んだ宇宙気流と漂うナトリウムイオンが反応した宇宙竜巻が渦巻く難所として知られている。≪ヤマト≫ら第1特派隊の探査航路からは外れていたが、宇宙竜巻の影響が技師長 真田の予想よりも強かった影響で引き摺り込まれ緊急ワープアウトする。そこで同星域を航行していたが僚艦のトラブルで引き返してきた護衛戦艦≪ビスマルク≫率いる第5特別派遣調査隊(以降、第5特派隊と表記)と遭遇した≪ヤマト≫ら第1特派隊は援助をしながら情報を交換し星域を突破した。

元ネタは『Ⅲ』の白鳥座星域だがそのままの名称を使うのはつまらなかったので、『3199』のオルフェ宙域をモチーフにして命名した。

 

「第5特別派遣調査隊」

ビスマルク護衛戦艦≪ビスマルク≫を旗艦とし同型艦≪ティルピッツ≫及びプリンス・オブ・ウェールズ級護衛戦艦4隻を中心に欧州管区出身艦で編成された調査艦隊。先に発進していた≪ヤマト≫率いる第1特派隊と比べて所属する艦艇や探査船の数が多く規模が大きい。

ノーザンクロスM-61星域を航行していたが練度不足で突破できずそこで第1特派隊と偶然にも遭遇した修理や情報の交換を行った。無事星域を突破したものの【ガルマン帝国】の第502重戦闘艦大隊と交戦していた第1特派隊の救援に馳せ参じ見事撃退した。

 

「第502重戦闘艦大隊」

≪ヤマト≫率いる第1特派隊がノーザンクロスM-61星域で遭遇した【ガルマン帝国】の重装甲部隊。大型重戦闘艦≪マンムルートⅠ≫を旗艦とし同型艦5隻に輸送揚陸艦が1、主力中型艦1、軽型戦闘艦2の計10隻編成。【ガルマン帝国】の最新鋭艦である大型重戦闘艦を主力としその火力と≪ヤマト≫と同等の波動エネルギーバリアに純粋な装甲の硬さで追い詰めるも大型重戦闘艦の弱点(バルジインテーク部を狙い撃ち)を突かれた上、救援に来た第5特派隊の猛攻により撤退を余儀なくされた。≪ヤマト≫砲術長の南部曰く「初弾から当てて来るとは腕の良い」と練度の高さを指摘している。




読了ありがとうございます。「原作登場の物は大幅な改変に加筆、修正」、「本作オリジナルの要素も過去作との繋がりを意識」、「アニメ版及びPS版既出の設定もおさらいも含めて」を意識してます。『ヤマト』という作品に慣れてる人もそうじゃない人にも分かり易く...を今年もやってきます。次はいよいよ第三章スタートとなります。それではまた次回。
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