宇宙戦艦ヤマトⅢ ReBoot!〜銀河中心部の混迷〜   作:箕理 田米李

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遅れましたが新年明けましておめでとうございます!去年から書いていたメカ設定がようやく書けたんで紹介します。『外伝BBB』の方は書き進めていますがまだまだ掛かりそうです。もしかしたら2月行っちゃうかな(汗)?なペースです。


『登場艦船/メカ紹介』その1

【地球連邦】

〔防衛宇宙軍(E.F.S.F)〕

ヤマト型超弩級宇宙戦艦

≪ヤマト≫

『ガミラス戦争』『ガトランティス戦役』『デザリアム戦役』を戦い抜いた言わずと知れた文字通りの『英雄の艦(ふね)』。3年の間に技師長 真田志郎によって「第2艦橋の戦闘指揮艦橋化」「暗黒星団帝国式電子戦装備の応用化」「格納庫のレイアウト変更」「探査能力の強化及び大型汎用飛行艇の搭載」「スーパーチャージャーの強化(こちらも暗黒星団帝国の技術の応用)」「波動エネルギーバリアを装備」など様々な改装が施されるなど一部が『2199』等のリメイクシリーズに準拠している。

 

アンドロメダ級戦略指揮戦艦 

≪ネメシス≫

「ガトランティス戦役」終結後に就役した2番艦(A-02)。同戦役で戦没した"長女"でありネームシップの≪アンドロメダ≫の後を継ぎ防衛軍二代目総旗艦。艦名は「長女の無念を晴らす」という意味を込めて「復讐」から付けられている。西暦2202年に就役した準同型発展型の≪春藍(しゅんらん)≫に総旗艦を譲り「デザリアム戦役」の際は≪春藍≫率いる第7艦隊副旗艦の任に就き≪ヤマト≫と共に同戦役を戦い抜く。同戦後、第1艦隊旗艦となり「戦略指揮能力の更なる向上」と「無人艦隊管制能力の付与」が行われた。細々ではあるが「ガトランティス戦役」〜「デザリアム戦役」に掛けて中断されていた同型艦達の建造や就役が行われている。

 

主力戦艦改級/統合次世代試験型)

≪ヴァンガード≫

「ガトランティス戦役」終結後に建造された後期生産型の3タイプ(甲型/乙型/丙型)が用兵側から「性能が偏り過ぎている」との報告を受けて各種性能を統合し「新型レーダー」や「補助エンジンの廃止と新型スーパーチャージャーの搭載」等が行われた次世代主力戦艦級の実用試験艦。主に藤堂長官直轄の防衛軍技術開発試験隊に配備され旗艦を「先駆者」の意味を持つ≪ヴァンガード≫が務める。その艦容と白と青を基調としたカラーリングは後の『完結編』戦艦へと繋がる。

 

主力戦艦改級戦闘空母

主力戦艦をベースに建造されたバリエーション艦。左舷に二層二面の飛行甲板を備える戦闘空母。有名な艦に「ガトランティス戦役」内の「土星沖会戦」の前哨戦である「フェーベ沖会戦」にて≪ヤマト≫と共に臨時編成の独立機動部隊を構成し≪たいほう≫艦長の能登のかつての乗艦であった≪まつしま≫がある。その後、同型艦複数が同戦役後に就役し「デザリアム戦役」を戦い抜いた。≪たいほう≫もその一隻であり今回の第二の地球調査・探索航海で≪ヤマト≫と同行することとなる。

 

同型艦

≪たいほう≫

 

宇宙空母改級高速戦闘支援艦

戦闘空母と同じ主力戦艦をベースにしたバリエーション艦。戦闘空母級と違い艦後方に飛行甲板を備えている。しかし用兵側から「発着艦が非効率」との報告を受け空母としてではなく補給艦として再度運用されることとなり後方支援で活躍している。

宇宙空母は作品内では『2』にしか登場せずPS版では上記の戦闘空母級にリデザインされた為、本来は登場しないが本作では「別計画で存在していた」ということにしている。

 

同型艦

≪まみや≫

 

パトロール艦

巡洋艦の早期警戒バリエーション艦。地球圏内外の巡視・警戒、艦隊の防空を主任務とする。ベースとなった巡洋艦に比べて砲口兵器を降ろしているが、代わりに高性能なレーダーを搭載し防衛軍の艦艇随一の高い索敵能力を誇る。また航続距離の長さもベースとなった巡洋艦譲りであり今回の第二の地球調査・探査航海に於いて適任の為に≪いすず≫一隻が≪ヤマト≫率いる第1特別派遣調査隊に配属された。

 

同型艦

※≪いすず≫

≪ゆうなぎ≫(第3哨戒戦隊所属)

≪うずしお≫(第6哨戒戦隊所属、椎名晶の訓練生時代の乗艦)

 

※元巡洋艦(後期生産型・甲型)でパトロール艦不足を補うべく改装された艦

 

新型汎用駆逐艦

『完結編』駆逐艦に相当する新型艦。藤堂長官が度重なる地球の危機に対する備えと【地球連邦】の更なる外宇宙の進出を鑑みて計画させた駆逐艦。従来の突撃駆逐艦と違い全長が200mと大型で戦艦クラスの大口径の連装衝撃砲、多種多様な弾頭を発射可能な六連装ミサイルランチャー、後部に艦載機格納庫と高い汎用性と航続性能を重視した設計となっている。

 

同型艦

≪すずつき≫

≪ふゆづき≫

 

巡洋艦

パトロール艦のベースであり共通の船体を持つファミリー艦の主力中型戦闘艦。「ガトランティス戦役」ではその外宇宙航行能力を買われ≪ヤマト≫の「テレザート航海」へ同行した≪すくね≫がある。海王星基地所属の艦名不明の艦が≪ラジェンドラ≫を曳航した。

 

突撃駆逐艦

防衛軍一(いち)のスピードを誇りその速度を以て敵艦隊に突撃し雷撃戦を仕掛ける駆逐艦。そのコンセプト故に防衛軍戦闘艦で唯一波動砲を最初から装備しない艦。海王星基地所属の艦が同所属の巡洋艦と共に≪ラジェンドラ≫の僚艦であるA型艦隊装甲艦とB型戦列装甲艦をそれぞれ1隻ずつ曳航した。

 

護衛艦

突撃駆逐艦と共通の船体を持つ※ファミリー艦でその護衛任務仕様。突撃駆逐艦と違い小口径ながら波動砲を持ち、高いレーダー及び通信性能、長距離航行能力を持ち地球の復興の要たる輸送船団の護衛を担うなど影ながら支えた縁の下の力持ち。海王星基地所属の艦名不明艦が登場し≪ラジェンドラ≫ら【バース共和国】旗艦艦隊 残存艦隊を曳航する同基地所属の巡洋艦と突撃駆逐艦を護衛した。

因みにPS版『さらば』では冒頭で古代乗艦の資源輸送船団旗艦が登場して以降は登場せずユニットとしても使用できない。また続編のPS2『暗黒星団三部作』ではなぜか省かれてしまい一切登場しない。

 

※突撃駆逐艦とどちらが先に計画されたかは諸説あり。同時計画だったとも、護衛艦が先だったとする資料もある。

 

自動超弩級戦艦級

「ガミラス戦争」以降の防衛軍の人材不足を解決すべく建造されたアンドロメダ級ベースの超弩級無人戦闘大型艦。アンドロメダ級の省人化運用、「ガトランティス戦役」時に参謀長直轄の無人実験艦隊の運用のデータやノウハウを反映し完成した為、高い完成度を誇る。しかし無人実験艦隊の無人制御艦搭載の人工知能が未熟で大した成果を挙げられなかったことを反省し「デザリアム戦役」ではコントロールタワーからの所謂"ラジコン制御"にしたがあっけなくタワーを潰され無力化された。しかし第7艦隊所属の艦は旗艦≪春藍≫の無人艦管制能力が優れていたことで戦果を上げた。同戦役後は人工知能の性能が上がり管制制御が切断された状態でもある程度は自律戦闘が可能となっている。

 

同型艦

≪ハルバードⅡ≫

≪ファルシオンⅣ≫

 

自動重駆逐艦級

自動超弩級戦艦級と同時期に建造された小型無人艦。突撃駆逐艦をベースにし生産ラインを流用してコストダウンが図られている。運用コンセプト自体は無人とはいえ突撃駆逐艦と同じ「速度を活かした一撃離脱の雷撃戦」だが、"重駆逐艦"の名に恥じない重武装のハリネズミでその火力は小型艦中「最強」だとされている。

尚、コンセプト故に主砲や宇宙魚雷、ミサイルばかり目に付き取り上げられるが、デコイ・ジャマー発射機や波動爆雷投射機があるなど汎用性に於いてはむしろ駆逐艦や護衛艦よりも地味に高い。

 

同型艦

≪ダガーⅠ≫

≪カタールⅢ≫

 

改彗星帝国中型空母級

【白色彗星帝国(ガトランティス)】の中型空母を鹵獲した上で防衛軍式の艤装に直した艦。疲弊・消耗した艦隊戦力の回復と空母不足を補った。「ホワイトスカウト級」とも称される。しかし本級を含む彗星帝国鹵獲改装艦は防衛軍よりも性能が高いとはいえ元が技術体系も違う彗星帝国の艦船である為「扱いづらいがないよりはマシ」と優先的に配備された各惑星基地や外周パトロール艦隊、船団護衛艦隊から厳しい評価を受け艦隊戦力が回復してきた西暦2205年の時点では二線級扱いとなり輸送艦となったり標的艦として沈められた艦もあった。

しかしその如何にも「敵対勢力艦」である見た目から一部は戦闘教導艦隊(アグレッサー)に配備された艦もある。

 

同型艦

≪ホワイトスカウトⅠ≫

 

改彗星帝国ミサイル艦級

彗星帝国ミサイル艦を鹵獲改装した艦。「ホワイトランサー級」とも識別される。元がミサイルを主武装に置いた艦だったが、艦首破滅ミサイルを含めとする各種ミサイルが調達やリバースエンジニアリングが困難且つ規格外である為ミサイル砲塔は主力戦艦級等の主砲や副砲等の艦砲に換装されている。

 

同型艦

≪ホワイトランサーⅠ≫

≪ホワイトランサーⅡ≫

 

改彗星帝国高速駆逐艦級

彗星帝国駆逐艦を鹵獲改装した艦。「ホワイトパイカー級」とも呼ばれる。特徴であったハリネズミの様に施された大小の回転速射砲塔が撤去され突撃駆逐艦に準じた砲雷兵装が施された。他の彗星帝国鹵獲改装艦二種と比べ最もバランスがよく多く鹵獲・改装された。

 

同型艦

≪ホワイトパイカーⅠ≫

≪ホワイトパイカーⅢ≫

≪ホワイトパイカーⅤ≫

 

〔艦載機〕

コスモタイガーⅡ

正式名称は「一式宇宙艦上戦闘機」。西暦2201年より配備された九九式宇宙艦上戦闘機/ブラックタイガーの後継機。零式52型宇宙艦上戦闘機/コスモゼロのデータが反映され編隊指揮管制能力やマニューバ・ノズルを増設し尚且つステルス性の高い機体形状に変更などブラックタイガーから大きく性能が向上した。また宇宙戦闘機ではあるがオプションなしで大気圏突入や離脱が行える特性も引き継いでいるが運用環境の変化による性能の低下がほとんどないなどまさに傑作機の名に相応しい。

通常は「単座型」が標準で≪ヤマト≫にはこちらの型が多く搭載されている。機首コクピットに2人、胴体中央に配置した連装動力砲塔に1人の計3人が搭乗する「複座型」は攻撃機や偵察機としても用いられる。※(1)「早期警戒型」は複座型をベースに機体中央上部にレドームを装備し艦隊の防空警戒や長距離偵察飛行を行う。※(2)「雷撃型」も複座型をベースにペイロード(搭載能力)を強化しさらに大型の対艦ミサイルを搭載した型で他機種と判別をしやすいよう機体が赤茶色に塗られているのが特徴。

 

※(1)『二重銀河の崩壊』に登場した派生機だが、本作のは複座型を改造した急造機ではなくそこから正式採用の為に更なる改造を施した機体が搭乗。外見的な違いはレドームのパージ機能及び複座型の名残である銃砲塔のオミットなど。

 

※(2)本来は『2』にしか登場せずゲーム版では存在自体無いが、本作では居た事にしている。

 

救命機

原作に於ける※「救命艇」。医療用コンテナを装備する汎用輸送機の医療仕様。第11番惑星外縁での戦闘終結後、【ガルマン】、【ボラー】問わず生存者の捜索に当たるも見つけられなかった。本作に登場するのは『2』や『Ⅲ』に登場したタイプ。

※筆者の個人的に「艇」と呼称するには機体が小さいし、現代でいう所のヘリコプターやオスプレイの様なVTOL(垂直離着陸)機に当たるものだからなにか不自然の為、「機」に変更させていただきました。

 

〔民間・その他〕

宇宙観光船≪ミルキーロード≫

太陽系を観光する民間の旅客宇宙船。原作に於ける「太陽観光宇宙船」。本作でも【ガルマン帝国】のプロトンミサイルの流れ弾で破壊され「ミルキーロード事件」と称され事の発端となる。

 

辺境宇宙調査船≪そうや≫

防衛軍ではなく民間所属の宇宙調査船。デザイン元は原作で団彦次郎船長が乗る同名の宇宙調査船。≪ヤマト≫率いる第1特別派遣調査隊に所属するも≪ラジェンドラ≫の一件から戦闘が頻発し巻き込まれる事を考慮し古代は海王星基地で待機を命じさせた後、地球への帰路に就かせた。

 

【ガルマン帝国】

主力中型戦闘艦

【ガルマン帝国】の艦隊戦力を成す主力艦。中型艦と呼称はされているが全長252mとヤマトに匹敵する大きさを誇る。艦首高圧エネルギー直撃砲と三連装有砲身型ビーム砲等のビーム艦砲を主武装としつつ艦隊の戦略戦術指揮を行う指揮管制艦の役割も持つ。第1特別派遣調査隊の高速戦闘支援艦≪まみや≫艦長の堀江はその艦容と運用から「ガミラス指揮戦艦級戦闘艦の発展型では?」と推測している。

 

同型艦

≪ダーゴルンⅢ≫(ダゴン座乗指揮艦)

 

軽型戦闘艦

原作に於ける※「駆逐艦」。全長200mと新型汎用駆逐艦の≪すずつき≫、≪ふゆづき≫と同程度の大きさを誇る。中型戦闘艦と同じく艦首の高圧エネルギー直撃砲を持ち、主砲に【白色彗星帝国】式の回転速射砲塔を艦首に二基、艦尾に一基を装備する。第18機甲師団を始めとする【ガルマン帝国】艦隊一(いち)の建造数と主力を成す快速艦。

※大型戦闘艦、中型戦闘艦と来て一番小さい艦が駆逐艦と名称がそのまんまで統一性がないので恐らく第二次大戦期〜戦後からしばらく数年の間の区分である「重戦車」「中戦車」「軽戦車」の様な区分の仕方だと思い名称を変更させていただきました。

 

戦術プロトンミサイル母艦

対惑星戦略兵器である惑星破壊プロトンミサイル戦術的に運用すべく艦体下部に吊下し装備し使用する艦。母艦は軽型戦闘艦を流用してコストを抑えており、ミサイル発射後も戦闘能力は低下しない。原作に於ける「惑星破壊ミサイル艦」。

 

【ボラー連邦】

戦闘母艦

【ボラー連邦】の主力空母でその名の通り格納固定式平板主砲とミサイル発射管を有し戦艦並みの火力を誇る。艦隊旗艦としても運用されており第1話では衛星国【バース共和国】母艦戦闘中隊旗艦が登場した。デザインは原作に於ける「大型空母」。

 

旧バース型改ボラー式艦隊指揮装甲艦≪ラジェンドラ≫

【ボラー連邦】の衛星国【バース共和国】旗艦艦隊の旗艦を務めるラム艦長の座乗指揮艦。元々は純バース製の戦闘艦として建造されていたのをボラーの傘下に入って以降ボラー式の技術が入り就役した経緯を持つ。ダゴン指揮の【ガルマン帝国】第18機甲師団との激戦に傷付き≪ヤマト≫らと遭遇して海王星ドックで修理を受けるも直後の戦闘で撃沈された。

 

A型艦隊装甲艦

原作に於ける「戦艦A」。【ボラー連邦】の主力を成し艦首に大口径エネルギー砲の「ボラー砲」、格納固定式平板主砲、格納式対空砲とボラー艦の特徴を示す標準的な戦闘艦。艦首がクチバシの様にとんがっているのが特徴でボラー本国艦隊から衛星国まで【ボラー連邦】の支配下ならB型戦列装甲艦と同様にどこでも見る事ができるポピュラーな艦。

 

B型戦列装甲艦

原作に於ける「戦艦B」。A型艦隊装甲艦と共に【ボラー連邦】の中で最もポピュラーな艦。艦首が平べったいのが見分ける特徴。A型艦隊装甲艦と共同運用を前提にしており正面攻撃を担当するA型の側面をカバーすべく舷側に格納固定式砲塔を計6基装備する。

 

同型艦

≪B-117≫(【バース共和国】旗艦艦隊所属)




読了ありがとうございます。PS版のメカ設定は本家アニメ版と比べれば多いが個人的にはどうにも短くて内容もそんなにないのが物足りないのでリメイクシリーズや劇中描写からの考察に解釈、我が家の地球防衛艦隊さんが書く妄想設定からも一部抜粋して書きました。これまた書き過ぎるとリメイクになっちゃうので難しい所ですが、メカは拘りたいのでねファンが読んで「あぁ、この人は細部まで見てて分かってる人」だなって言って頂けるように細部まで拘りました。楽しんでいただけたら幸いです。2025年もよろしくお願いします。
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