アホアホ凸撃ツインスナイパー   作:にわKA

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どうも、作者のにわKAです。

最近自分に文才が無いことを改めて思い知らされました。
自重いたします。

そして牛歩更新になってしまっているのですが...原因はモチベーションの低下です。
モチベ上げてるにはどうすればいいんでしょうね...?


稚拙な文章ですが、最後までお読みいただけると嬉しいです。

感想・評価よろしくお願いします!


5.アビドス一行inブラックマーケット

 

 

 

便利屋たちをボコボコにした翌日。

先生とその付き添いであるこの私、超天才フタバちゃんはまたまたアビドスに来ていた。

 

 

「おはよーございまーす!!」

 

「...今日は爆音で入ってこないのね?」

 

「この前先生に釘刺されたからね!」

 

まあ先生がいなかったらやるんだけどね。

 

''フタバ、私がいなくてもやらないでね''

 

「あ、はい」

 

キッショ、なんで(考えてる事)わかるんだよ。

先生の疑似テレパシーに恐れを抱きつつ、用意されていた席に座る。

 

全員がそろったことを確認すると、会議開始の合図をアヤネちゃんが取る。

 

どうやら今日の会議の議題は昨日の便利屋たちに関するものらしい。なぜかアヤネちゃんが不機嫌だったのは気にしないでおこう。

 

 

「まず、先日の襲撃の件ですが......」

 

 

 

 

 

 

会議は順調に進んだ。アヤネちゃんは昨日のうちにいろいろと調べたらしく、便利屋メンバーのこと、便利屋の活動のこと、そしてその便利屋たちがブラックマーケットでも活動していることなどの情報をみんなに共有していた。

まあ私にとっては全部知ってる情報だったから、途中でバレないようにうたた寝してた。先生から軽めにチョップされた。

 

そして、会議中にとある情報が挙がった。

 

というのも、先日セリカちゃんを誘拐したヘルメット団が使用していた武器が、今ではもう取引されていないものだったという情報である。

 

 

「もう取引されてない武器を使ってたとなると...」

 

「ブラックマーケットしかありませんね...」

 

ブラックマーケット......中退、休学、退学etc、色んな理由で学校を辞めた生徒が行き着くゴミ捨て場(・・・・・)。連邦生徒会ですらも手が届いていない場所であり、その治安の悪さは想像を絶するものだ。

 

 

「そして、ブラックマーケットでは悪徳企業の横暴も蔓延っていると聞きます」

 

''つまり、この前の誘拐犯であるヘルメット団がその企業と繋がりがある...って推測したわけだね''

 

「はい、ブラックマーケットを調べれば、些細なことでも何か手がかりを見つけられると考えてます」

 

''なるほど...それじゃあ決まりだね''

 

「うへ〜、それじゃ、ブラックマーケットに向かおうか〜!」

 

 

 

ブラックマーケットという危険な場所に一般人である先生を連れて行くことに、一抹の不安を抱きながらも、私たちは向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...何も起きないといいけど...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここがブラックマーケット...」

 

「わあ☆すっごい賑わってますね!」

 

 

さて、到着してしまいましたブラックマーケット。

うん、やっぱりここの空気は嫌な感じだね! 悪意とほんの少しの殺意が混じってるような気がしてサイアクである。

 

 

「小さな市場を想像していたけど、街一つの規模だとは思わなかった」

 

「連邦生徒会長が失踪しちゃったからね...そのせいでここまで巨大化したんだと思うよ。実際、失踪前はここまで広くなかったしね」

 

「その口振だと、フタバちゃんはここに来たことがあるんだ?」

 

「2回か3回だけ、私の得物の改造のためにね」

 

私の得物は、市販品とは違って改造されている。と言っても、片手で撃ちやすいように少し軽くしたり、装弾数を多くしたりと、ちょっとした改造しかしていない。

 

だからそんな目で見ないでくれ、先生。私だって好きでここに来てたわけじゃないんだよ!

 

 

「ということは、フタバ先輩はここに詳しいってことですか?」

 

「いんや? ここに来てたのは、まだブラックマーケットの範囲が拡大してなかった中等部の頃だけだったから今のブラックマーケットは全く詳しく知らないね」

 

「そうですか...やはり、地道に調べて行くしかなさそうですね」

 

「千里の道も一歩からって言うしね〜、根気強く行こっか」

 

 

そう言い、ホシノちゃんが先導しようとすると、突然どこからか銃声が聞こえてきた。

 

 

「銃声だ」

 

「せんせー、危ないからちょっと後ろ下がっててね」

 

 

先生をいつでも守れる位置に着かせ、銃声が聞こえた方へ警戒心を向ける。

すると...

 

 

 

「待て!!」

 

「う、うわああ! まずっ、まずいですー!! ついてこないでくださいー!!」

 

 

 

見知った顔の後輩ちゃんがチンピラに追われているのを発見した。

 

 

 

「あれ、ヒフミちゃんじゃん!!」

 

''フタバの知り合い?''

 

「うん、1個下のね。おーい! ヒフミちゃーん!」

 

 

「!? フタバ先輩!? なんでここにーーーー」

 

「いいからいいから、早くこっちに!」

 

「えぇっ!? は、はいー!!」

 

 

ヒフミちゃんと追ってきているチンピラ2人がこちらに走ってくる。それを見越して、私とシロコちゃんは自分の得物を取り出して...

 

 

 

 

 

ダァン!! バスッ!!

 

 

 

「ぐぇっ!?」

 

「あがっ!?」

 

 

正確にチンピラ2人の頭に弾丸を命中させた。

 

 

 

「た、助かりました...ありがとうございます、フタバ先輩!」

 

「いいのいいの。可愛い後輩ちゃんを守るのが超天才フタバちゃんの使命だからね!」

 

「あ、あはは...」

 

 

そんな反応に困ったような顔はしないでくれ、私の心が抉れる。

 

 

 

''えっと、それでこの子は...''

 

「この子は阿慈谷ヒフミちゃん。トリニティの2年生で、私の一個下の後輩ちゃんだよ。と言っても、高等部の頃は1年くらいしか交流は無かったけどね」

 

「フタバ先輩は2年生の時に自主退学しましたからね」

 

『トリニティ総合学園といえば、キヴォトスいちのマンモス校で、お嬢様学校としても有名ですが...』

 

「そのトリニティのお嬢様がなんでこんな危ないところに?」

 

「あ、あはは......それはですね......実は、探し物がありまして......」

 

「もしかして...戦車?」

 

「もしくは違法な火器?」

 

「化学兵器とかですか?」

 

「いやいや、ヒフミちゃんがそんな物騒なモノ探すわけないよ...また(・・)ペロロちゃんのグッズ目当てだよね?」

 

「あ、あはは...その通りです...」

 

やっぱりね! ヒフミちゃんは重度のペロロファンだからね...まあ私もペロロちゃん好きなんだけど。

 

 

''ペロロちゃん? 何かのキャラクター?''

 

「はい! これです!」

 

 

そう言うと、ヒフミちゃんがバッグの中から一つのぬいぐるみを取り出した。

 

 

「ペロロ様とアイス屋さんがコラボした限定のぬいぐるみです! 限定生産で100体しか作られていないとても貴重なぬいぐるみなんですよ! ね? 可愛いでしょう?」

 

''......''

 

「......」

 

話を聞いていた先生とシロコちゃんは何故か無言である。なんだよ、ペロロちゃん可愛いじゃないか。ほら、ヒフミちゃんも可愛いと言えオーラを出してるぞ。

 

 

「えっと、それでヒフミちゃんはグッズを買いに来て、さっきのチンピラに絡まれてたってこと?」

 

「はい、そういうことですね...皆さんがいなかったら今頃どうなっていたことやら...」

「...ところで、皆さんは、なぜこちらへ?」

 

「私たちも似たようなもんだよ。探し物があるんだー」

 

 

 

かくかくしかじかで私たちの探し物をヒフミちゃんに話していると、突然アヤネちゃんから連絡が入る。

 

 

『皆さん、大変です! 四方から武装した人たちが向かって来ています!』

 

「さっきのチンピラのお仲間ですね!」

 

 

 

「見つけた、あいつらだ!」

 

「さっきはよくもやってくれたな! 痛い目に合わせてやる!」

 

 

 

「うーん、おちおち探し物もできないね...それじゃ、指揮はお願いね、せんせー!」

 

''うん、任せて!''

 

 

 

 

 

 

「お、覚えてろー!!」

 

 

『敵、撤退しています!』

 

先生の指揮のおかげで、全員がほぼ無傷で戦闘に勝利できた。やったぜ☆

 

 

「今のうちにマーケットガードがいないところまで逃げよっか」

 

「マーケットガード?」

 

「ブラックマーケットの管理をしてる最上位の治安機関のことだよ。見つかったら色々と面倒だからね」

 

''なるほど。それじゃあ、ちょっと移動しよっか''

 

 

 

 

 

「...ここまで来れば大丈夫でしょう」

 

「ヒフミはここをかなり危険な場所だって認識してるんだね?」

 

「当然です。連邦生徒会の手が届かない場所の一つですし、この場所では色んな企業が違法な事柄を巡って権利争いをしてますから...」

 

「まあ、ここ専用の金融機関とか治安機関があるくらいだしね~。流石、学園数個分の規模を持つだけあるよね」

 

「銀行とか警察がいるの!? それって認可されてない団体だよね!?」

 

「その通りだよ。てか、ここにいる団体のほとんどは非認可か、公にできないようなコトをしてるからね」

 

「特に治安機関は避けるのが一番です。騒ぎを起こして捕まってしまったら、何をされるのか分からないですから...」

 

「ふ~ん、ヒフミちゃん、ここのことに随分と詳しいんだねー」

 

あ、なんかヒフミちゃんに迷惑かける予感が...

 

「えっ、そうですか? 危険な場所なので、事前に調査をしっかりしたからでしょうか......」

 

「よし、決めたー!」

 

あ、これ確定だ...

 

 

「助けてあげたお礼に、私たちの探し物が手に入るまで一緒に行動してもらうね~♪」

 

「...え? ええっ!?」

 

「わあ☆ いいアイデアですね!」

 

「なるほど、誘拐だね」

 

「はいっ!?」

 

「誘拐じゃなくて、案内をお願いしたいだけでしょ?」

 

「え、えぇ...」

 

 

ヒフミちゃんが助け舟を出してくれと言わんばかりに私の方を見てくる。

ごめんヒフミちゃん...君に手伝ってもらった方が楽なんだよ...

というわけで、スッと目をそらした。多分恨めしそうな視線を送られていると思う。ホントにごめん...

 

 

「......私なんかでお役に立てるか分かりませんが...アビドスの皆さんには助けてもらいましたし、引き受けます」

 

「よーし、それじゃあちょっとだけ同行頼むね~」

 

 

 

私たちアビドス一行はヒフミちゃんをメンバーに加えて、ブラックマーケットの奥地へと歩みを進めるのであった。

 

 

 

・(30分後...)

 

 

 

「ここには特に手掛かりはありそうにないですね...」

 

「それじゃあ次はあそこの区域に行ってみましょう」

 

 

 

・(1時間後......)

 

 

 

「ここも特に手掛かりは無しね...」

 

''そろそろ移動しよっか''

 

 

 

・(n時間後.........)

 

 

 

「はあ...しんど...」

 

「学園数個分とはいえ、ここまで広いとは思いませんでしたよ...」

 

「あ〜、疲れた身体にたい焼きが染みるんじゃ〜...」

 

 

ブラックマーケットを歩き回って数時間...

結局、ヘルメット団たちについての情報は何も得られなかった。まあそうだよねぇ...こんな広い場所から10人にも満たない人数で情報を探そうだなんて、無理にも程があるよねぇ...

 

 

 

...まあ、最初から諦めてたら見つかる物も見つからないし、もうちょっと頑張ってみますか!

 

 

 

そう気張ってたい焼きを食べ終えた時、アヤネちゃんから連絡が入った。

 

 

『そちらに武装した集団が接近中です!』

 

「!!」

 

「あ、あれは...マーケットガードです...!」

 

『気づかれた様子は無いですが、身を潜めたほうが良いと思います...』

 

それを聞いた先生たちは、すぐさま身を潜める。

 

 

隠れた私たちの視界に映ったのは、銀行のマークが入った現金輸送車らしきトラックと、それを護衛するようにバイクで並走しているマーケットガードたち。

そのまま観察していると、トラックは闇銀行の敷地へと入っていってしまった。

 

トラックが敷地内で止まると、中からは見慣れたロボットが下りてくる。

 

「! あの人は...」

 

「毎月私たちから利息を受け取ってる銀行員じゃない...!」

 

その銀行員は、なにやら闇銀行の職員と話をしており、集金確認の書類にサインをしたら、銀行員はそそくさとどこかへ帰ってしまった。

 

 

『...調べたところ、トラックも今日の午前に利息を受け取りに来たカイザーローンの車と同じ様です! ですが...何故ブラックマーケットに...!?』

 

「か、カイザーローンですか!?」

 

ヒフミちゃんが声を荒らげる。

 

「? ヒフミちゃんは何か知ってるの?」

 

「あぅ...あまり詳しくは知らないのですが...」

 

 

ヒフミちゃんが言うには、カイザーローンはあの悪い意味で有名なカイザーコーポレーションの運営する高利金融業者であり、カイザーコーポレーションは合法と違法の間で上手くふるまっている多角化企業とのこと。

そういえば、トリニティにいたときもカイザーの運営してる会社の噂は何回か聞いたことあったっけ...まあ、ティーパーティーが目を光らせてるから悪いことはそうそう出来っこないと思うけど...

 

 

「そのカイザーローンがこの闇銀行に繋がってるってことは...」

 

''うん。おそらく、みんなが支払ってた借金はブラックマーケットの犯罪資金に回されてたってことだね...''

 

「はぁ!? せっかく私たちが汗水たらして稼いだお金が...こんなことになってるとか信じられないんだけど!!」

 

「...まだそうと決まったわけじゃないよ、セリカちゃん。証拠が足りないわけだし」

 

「そうだ! 先ほど銀行員の方がサインしていた集金確認の書類...あれを見れば証拠になりませんか?」

 

「それだ」

 

''でも、その書類はもう銀行の中だけど...''

 

と、ここでシロコちゃんがむんずと前に出て、私たちに提案する。

 

「ん、一つだけいい方法がある」

 

''いい方法...? ...もしかして...''

 

 

「なるほど、あれかー...あれかぁ......」

「あ...! そうですね、あの方法なら!」

「何? どういうこと? ...まさか、私が思ってるあの方法じゃないよね!?」

「あー...やっぱりこうなっちゃうか...ヒフミちゃん...ごめんね?」

 

「え...えぇっ!? な、なんですか!?」

 

 

 

 

 

「みんな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「銀行を襲うよ!」

 

 

 

 

 

「え...えぇっ!?!?」




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