快晴の日曜日、昼前。臨海学校を明日に控えた一夏は鈴音と共に街に繰り出していた。
鈴音の服装はタンクトップに膝上丈のオーバーオールという、シンプルながら活発さ・かわいらしさ・色気を程良く演出するもの。ルームメイトのティナ・ハミルトンと一緒にあーだこーだと悩んだ結果彼女の影響で少々アメリカンなチョイスになってしまったのは否めない。が、少なくとも一夏はよく似合っていると感じた。
「それで、とりあえずレゾナンスでいいのか?」
「そうね。あそこに行けば必要な物はだいたい揃うし」
「うし、じゃあ行くか」
ゆったりとした足取りで歩き出す一夏。しかしその手を掴まれて立ち止まる。振り返ろうとしたが――その前に鈴音が、手を掴んだまま走り出した。彼女に引っ張られ、前のめりになりながら一夏もまた走る。
「お、おい鈴!?」
「時間は有限なんだから、さっさと行くわよ!」
「だからって走らなくても――わかった、わかったからそんなに引っぱるなって! コケるコケる!」
一夏の手を引く鈴音の顔はほんのり赤く、そして若干締まりのない笑顔だった。
★
ショッピングモールへと走って行く一夏たちを物陰から見つめる者が居た。
「……あの」
「……何かな?」
「あれ、手を繋いでますわよね?」
「ああ、うん……繋いでるね」
現場を見ていた者なら誰に尋ねてもそう返すだろう答えを提示したのはシャルロット。そしてそれを尋ねた者――セシリアは引き攣った笑顔のまま、持っていたペットボトルを握り潰した。ぶしっ! と、蓋と中身が弾け飛ぶ。およそ恋する十代乙女がしていい行動ではないが、頭に血が上りかけている彼女はそんなことを気にしない。
「そう、そうですの。やはりわたくしの見間違いというわけではないのですね。……撃ち抜きましょう」
腕とレーザーライフルを部分展開しようとしたセシリアの横で、シャルロットは溜め息をひとつ。携帯端末を取り出し、耳に当てる。
「……あ、もしもし警察ですか? 街中でISを無断展開しているイギリス代表候補生を発見したんですが――」
「わー!? シャルロットさんストップ! やめてくださいまし! 冗談、冗談ですからぁ!」
慌てて止めに入るセシリアに、苦笑しながらディスプレイを見せる。……ただの待受画面だった。通報するフリだったというわけだ。
「な、なかなかいい性格してますわねあなた……」
「誉め言葉として受け取っておくよ。
それでセシリア。僕はたしか、臨海学校に必要なものを買いに行こうって君に誘われたはずなんだけど」
「ええ、そうですわね」
「それがどうして一夏たちを尾行するなんてことになってるのかな?」
シャルロットは、密かに楽しみにしていたのだ。母が死んでデュノア社長に引き取られてからは諦めていた、“友達と遊びに出掛ける”というたったそれだけのことを。
なのに蓋を開けてみれば、まるでストーカーのような行為に付き合わされる始末。シャルロットも一夏に惚れていたならまた違ったのだろうが、生憎と彼女の一夏に対する感情は友情だけ。期待をある意味最悪の形で裏切られたシャルロットが静かに怒るのも無理からぬことであった。
「か、顔が恐いですわよシャルロットさん……?」
「そうかな? 出来るだけ爽やかに笑ってるつもりなんだけど」
「それが余計に恐ろしいといいますか…………って、あら?」
セシリアが、シャルロットの後ろの少し離れた位置に見知った人物を見つけた。いつものロングコートタイプの制服や自前の白いロングコートではなく、ノースリーブのパーカーにデニムのミニスカートという露出度の高い服装ではあるが――あれはスティナではないだろうか。髪は真っ白だし、肌も驚くほど白いし、それにパーカーのポケットに見覚えのある二つのバッジがついているし。
「あれ、スティナさんですわよね?」
「え? あ、ホントだ。……普段と違ってなんだか気合入ってるね」
普段彼女は膝まである髪を
普段彼女は寮以外では肌を露出しないし、外ではほとんどコートのフードを被っている。しかし今日は、先述の通り露出度が高く、そしてパーカーのフードは被っていない。
まあ、要するに普段はお洒落とはほとんど無縁なのだが――そんな彼女が普段とは明らかに違う服装で、しかも誰かを待っているのを示すかのようにそわそわキョロキョロしているのを見てしまっては、セシリアたちが興味を惹かれるのも必然と言えよう。
「ジグさんとでも待ち合わせているのでしょうか?」
「でもジグは確か、今日は本音と臨海学校の買い物に行くって言ってたような」
IS学園では、申請さえすれば平日であっても放課後に敷地外に出るのは自由である。しかし普段は授業に訓練に宿題にと時間を取られるし、寮の門限もある。IS学園の敷地から出られるのは実質的には日曜日のみとなり、故に大半の生徒が今日、足りないものを買いに出ている。それはジギスヴァルトも例外ではなく、もう少し早い時間に本音と出掛けてしまったはずだった。
「血縁でないとはいえ兄妹ですし、途中で合流するのかも知れませんわよ?」
「それは無いんじゃないかな。だってほら、駅ともモールとも違う方向ばっかり見てるし」
「言われてみれば確かに」
そのまま観察を続けること数分。何かに気付いたスティナがブンブンと手を振り始めた。彼女の視線を追うと、そこには彼女に駆け寄る男が一人。黒いバンダナを額に巻いた、赤い長髪が特徴的な男だ。
「あれがスティナの待ち人?」
「なんというか、こう……チャラそうですわね」
「セシリアが『チャラい』なんて言葉を知ってたことに僕はびっくりだよ」
いつものように空中投影ディスプレイを使って何事かやり取りした後、スティナは男の手を取ってショッピングモールへと歩いて行った。
「……手、繋いでましたわね」
「そうだね」
「あの男、ものすごく
「チャラそうに見えたけどそうでもなさそうだね」
「……追いますか」
「一夏たちはいいの?」
「一夏さんはどうせいつも通りでしょうから。それよりもスティナさんが気になります」
「それは僕も同感」
というわけで、標的を一夏たちからスティナに切り替えた二人は不審者丸出しの動きでレゾナンスに入っていった。
普通に遊べないのは残念だけれど、これはこれで楽しいかも――とシャルロットは思った。
★
駅前広場にて、スティナはわりと落ち着かない様子で、先週約束した五反田弾を待っていた。何というか、不安が拭えない。
それもこれも、ちょっとしたきっかけでルームメイトの
「スティナちゃんはお洒落をしなさすぎです。せっかく可愛いんですから、最低限着飾らないとダメ。デートならなおさらです」
そしてあれよあれよと言う間にコートをひん剝かれ、伊呂波の洋服コレクションが唸りを上げた結果今日のこの服装となったわけである。別にデートというわけではないと訂正する暇も無かったし、コートを着てはいけないと厳命までされてしまった。彼女はスティナより10cm近く背が高いのに、どうしてスティナに合うサイズの洋服があんなにあったのかはわからないが――気にしない方が良い気がする。
さて、そんなわけで彼女は今薄着ではあるが、バッジはある。だから日光は平気。
エイフォニック・ロビンの
では何が不安なのかというと、今日の服装が似合っている気がしないからである。加えて、衆目を集めているこの状況だ。彼女の容姿は日本ではかなり目立つのだ、良い意味でも悪い意味でも。
自室や友人の家、寮など、ある程度知った仲の人間、あるいは同じ共同体に属する人間が居る場所では、彼女は服装を気にしない。似合っているかどうかなどは些事だ。過ごしやすければそれでいい。弾の家でコートを脱いだのも、彼という知人とその友人の数馬しかその場に居なかったからだ。そうでなければ彼女は絶対にコートを脱がない。
――そんなに嫌なのなら、伊呂波の指示なんて無視して弾が来るまでコートを着ていればいいじゃないか。などと言ってはいけない。冷静になれない彼女はそこまで考えが回らない。
とにかく、だからそわそわキョロキョロしているのも仕方ない。自分でも挙動不審になっているのはわかっている。
(うぅ……早く来ないかなあ弾さん……)
日曜の駅前というのはとにかく人が多い。この街はIS学園がある関係で外国人そのものはそれなりの数居るが、それでも珍しいには珍しい。加えて肌も髪も白いとなると――ましてやそれが美少女となると否が応でも視線は集まる。向こうの女子高生なんて携帯で写真を……おい待てそれは肖像権とかいろいろ無視しすぎではないか。その写真どう考えても勝手にSNSにアップするだろう。そういうの日本人の悪いところだと思う。
(――あっ、あの赤い頭は)
堪えること数分。ようやく待ち人が現れたことに安堵したスティナは――ついついテンションが上がって、飛び跳ねんばかりの勢いでブンブンと手を振った。とても嬉しそうな笑顔で。
〔弾さん
待ってました〕
「あ、ああ。お待たせ」
〔では行きましょう
早く行きましょう
速やかに行きましょう〕
「え、ちょ、スティナ!?」
そして弾の手を掴んで、とにかくこの場を離れて屋内に入りたい一心でレゾナンスへと引っ張っていった。
屋内とは言えモール内は結局人が多いことに彼女が気付くのはもう少し先の話である。
「ところで、その服似合ってるな」
「…………!」
誉められて照れた彼女が歩調を速め、自分で言った言葉が恥ずかしくなった弾が足を
★
さて、一夏と鈴音であるが。
「えーっと、水着売り場は……あ、あれね!」
あれからとりあえず腹ごしらえをして、その後ショッピングモールの二階に来ていた。このショッピングモール、レゾナンスは、衣服は量販店から一流ブランドまで網羅し、飲食店は和洋中すべて完備しファストフード店も充実、その他各種専門店やレジャーも豊富と、老若男女問わず対応可能。市民曰く「ここに無ければ市内のどこにも無い」。交通網の中心にあることも手伝って、市民の生活に無くてはならないものとなっている。
「じゃあ、男と女は売り場が違うし、いったんここで別れるか」
「は? 何言ってんのアンタ」
「え?」
何かおかしなことを言っただろうかと首を傾げる一夏に、鈴音は少しムッとした顔で、
「何のためにアンタと来たと思ってんのよ」
「何って、少なくともここでは俺に出来ることなんて無いだろ」
「あるわよ。あ、あたしの水着、選んで頂戴」
「は?」
水着を、選ぶ?
「誰が?」
「アンタが」
「誰のを?」
「あたしのを」
言われて、ついーっと女性用水着売り場に目を向ける。色とりどりの、男用とは較べ物にもならない膨大な種類の水着と、そしてそれを吟味する女性たちが見える。
あそこに、踏み入れる? 男が?
「いや……ハードル高ぇっす鈴さん」
「い、いーから、グダグダ言ってないで早く来なさい」
そしてズルズルと引きずられていく一夏。その顔にはまるでドナドナされていく仔牛のような哀愁があった。
(けどまあ、選べってことは俺に意見を求めているわけだ。……仕方ない、少し我慢しよう)
まあ女の子と一緒に居るのだから不審者扱いはされまいと、覚悟を決めて前を見据える。
――色、色、色。色彩の暴力が、そこにはあった。正直目が痛い。
「ど、どれがいい?」
「まあ待てって。そうだな……」
女性用水着の何たるかなど微塵もわからないが、わからないなりに真剣に考える。選べと言うのだから手を抜くわけにはいかない。そんなことをしては鈴音に恥をかかせることになりかねない。それは男として最も避けるべきことだ。
「……じゃあ、これなんかどうだ?」
言って彼が手に取ったのは、オレンジ色のタンキニタイプのもの。丈はそれほど長くないのでおそらく
「これね。じゃあ試着してみるわ。ちゃんと試着室の前に居なさいよ」
「えー……正直すげえ居心地悪いんだが」
「我慢しなさい。ちゃんと見て、意見を頂戴」
「へーへー」
試着室に入っていく鈴音を見送り、待つ。正直すぐにでも男性用の売り場に戻りたい。男一人で試着室の前に立っているのはつらい、つらすぎる。
「鈴ー、まだかー?」
「まだ入ったばっかでしょーが!」
「いやそれはそうなんだけどさ……」
がくりと項垂れる一夏。しばらくこのままで居るしかないようだ。
――ところで。試着室は三つ並んでいる。そしてそれは全て埋まっていて、それぞれの前で二人の男性がそれぞれの連れを待っている。
「本音、まだか?」
(……ん?)
……隣から、随分と聞き慣れた声が聞こえた。
「スティナー、俺すっげえ居心地悪いんだけどー……」
(……んん?)
さらにその隣からも、良く聞き知った声が聞こえた。
『……うん?』
試着室前で、男三人の視線がかち合った。
『……何してんの、お前ら』
三人の口から、全く同じ台詞がこぼれ落ちた。
★
時間は少しだけ戻って。弾は軽くテンパっていた。
女の子に手を引かれたのなんて初めてだ。女の子と二人で昼食を摂ったのも初めてだ。そして――女の子と一緒に水着売り場に来たのも初めてだ。
「……あの、スティナさん? こんなところに連れて来て俺に何をどうしろと?」
〔水着
選んでほしい〕
「……誰の?」
〔私のです〕
「……だ、誰が?」
〔?
弾さん以外に
誰が居るんです?〕
――いや、待って。確かに「買い物に付き合ってほしい」と言われたけれど。そしてその内容は聞いていなかったけれど。まさかいきなり水着売り場に付き合わされるとは思わなかった弾はそれはそれは
「えっと……俺でいいのか?」
〔さっきから
そう言ってます〕
「……ちなみに、着て見せてくれんの?」
〔むしろ
見てくれないんですか?〕
選んでもらうのだから、選んだ人間の感想くらい欲しい。
「見ます!」
そして五反田弾は欲望には素直な男だった。
〔では
どれが似合うと
思いますか?〕
「そうだな……えーっと」
キョロキョロと辺りを見渡して――目にとまったのは山吹色のビキニ。青いショートパンツとセットで売っているようだ。
「……じゃあ、アレ」
〔アレですね
わかりました
着てみます〕
弾が選んだ水着を持って、彼女は試着室に入っていった。
さてそうなると一気に居心地の悪さが増すのが男である。別にやましいことはないのになんとなく悪いことをしている気分になるのは何故だろう。
どうやら隣の二つの試着室にも男連れの女が入っているらしく、待っている男は少しそわそわした様子で中の女に声をかけている。
「スティナー、俺すっげえ居心地悪いんだけどー……」
返事があろうはずもないのについ声をかけてしまったのは、横の男たちにつられてしまったのに加えて、中の女の連れだと周囲にアピールして不審者でないことを示すためだ。
『……うん?』
――少し心に余裕ができると、さっきから横に居る二人の男の声に聞き覚えがあることに気づいた。
視線を横にスライドさせる。……よく見知った顔が二つあった。
『……何してんの、お前ら』
世間は驚くほど狭かった。
★
さらに場面は移って、尾行組のセシリアとシャルロット。二人はスティナたちが食事を摂っている間にMのマークのピエロなハンバーガーを買って食べ、尾行を続けた。その結果、まさかまさかのこの状況。スティナたちだけでなく一夏たちと、そしてジギスヴァルトたちまでもが一堂に会すこととなったのを彼女たちは遠巻きに眺めている。
「…………」
「…………」
試着を終えたそれぞれの連れの姿に三者三様の反応を示し(特に赤毛の男が挙動不審だった)、三組ともがレジで会計を済ませ、店を出――たところで、スティナがセシリアたちを見た。
『――――っ!?』
背筋に走る悪寒。直後、スコンッ! という音が、セシリアの耳元で聞こえた。恐る恐るそちらに目を向けると――すぐ横の柱に、スティナのISの投擲用ナイフが刺さっていた。セシリアがへたり込むと同時に、それは量子化して消えていく。
「スティナ? どうした?」
〔なんでもありません。
さあ弾さん
次行きましょう、次〕
「え? ああ、うん。じゃあな、四人とも」
「ああ。私たちも他の買い物を済ませよう」
「じゃあねーみんなー」
「さあ一夏、次よ次!」
「へーへー」
散り散りになっていく彼らを、二人はただ見送ることしかできない。
「……何をやっているんだお前たちは」
「コントか何かか?」
「あ、あはは……」
背後から、聞き覚えのある声。
振り向くと、頭を押さえている千冬が居た。その横にはラウラ、さらにその後ろには真耶の姿もある。
「こ、これは、その……」
「尾行です」
「シャルロットさん!?」
全てを諦めたかのように素直に白状するシャルロットと、そんな彼女の様子に慌てふためくセシリア。なるほどラウラの言った通り、まるでコントのようである。
「……まあ、程々にな。今のは見なかったことにしてやる」
しかし続く千冬の台詞はなんとも意外なものだった。
「よ、よろしいんですの?」
「ああ、まあ、なんだ。……バレたら怒られるのはお前たちだけじゃないからな」
IS学園の生徒が許可無くISの装備を使用し柱を傷つけた――これで怒られるのは、本人たちは当然として、その担任と副担任もだ。学園やモール側からしっかりお叱りを受けてしまう。監督不行き届きとかなんとか、まあ色々と。
故に、千冬も真耶も見なかったことにする。別に誰かが怪我をしたわけでもない。たかだか柱に少し穴が開いた程度で休日を潰されたくなどなかった。もし平日だったら容赦はしない。
「ありがとうございます。ところで、先生方は何をしにここへ?」
「私たちも水着を買いに来たんですよ」
「自分の分も必要だが、なによりラウラが学校指定のものしか持っていないと言うのでな。さすがに海で旧スクはないだろう」
確かに。それはそれで需要はあるだろうが、なんというかこう、浮く。
「そういうわけだ。お前たちも、そもそもは準備が出来ていないからここに来たのだろう? 水着はもう買ったのか?」
「いえ、まだですわ」
「なら丁度良い。ラウラに似合いそうなものを選んでやってくれ」
トン、とラウラの背を押してセシリアたちに託す。
――キュピーン。と、シャルロットの目が光った。……気がした。
「そういうことなら任せてください! さあラウラ、行こう!」
「え? あ、おい、シャルロット? お、押すな、コケる!」
ぐいぐいとラウラを押して水着売り場に入っていくシャルロット。多分今日で一番テンションが高い。呆気にとられて動けずにいるセシリアに、自身も水着売り場に向かわんとしていた千冬が足を止めて振り返り、言う。
「ああ、オルコット。後でヴェスターグレンに謝っておけよ。お前たちの尾行はお粗末に過ぎる。あいつも曲がりなりにも元軍属、最初から気付かれていたはずだ」
セシリアの頬を冷たい汗が流れ落ちた。
擬人化された艦船を集めて育てる某ゲームのイベント海域に出ておりしばらく筆が止まりました。ゲームを始めてから今月で十五ヶ月になりますが、今回初めてEX海域を突破。思わずその場でガッツポーズ。やったぜ。
ちなみに、今日からは十二年ぶりにホウエン地方に旅をしに行くので、おそらくまた筆がしばらく止まります。
突然名前と台詞が現れたスティナのルームメイト、一年二組の五所川原伊呂波さん。何か古風な名前をと思い、六秒で考えました。いわゆる使い捨てのモブですが、今後も出番はあるかもしれません。無いかもしれません。
スティナはアレです、知人や仲間が一人でも居ると図太いくせに、彼女一人のときはコートが無いと不安な人です。なんて性格の悪い子でしょう。
ちなみに今回スティナがセシリアたちに気付いたのは、超人的な気配察知能力――ではなく、単に二人の動きがバレバレだっただけです。
ところで、原作ではあの水着売り場は女性に限り直に水着を試着できるとなっていますが――水着の試着って普通は下着の上に着ますよね。上はともかく、下は。たしか試着される度に店員が回収してクリーニングしているという描写がありましたが、非効率的かつ商品が傷むので普通有り得ないんじゃないでしょうか。