IS〜巻き込みたい系男子と巻き込まれ系男子〜   作:ネオバレットファイア

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巻き込まれ14回 決まる決着、消える神

 

 

 

 

 

 

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「それでは、学年別クラストーナメントを開催いたします!」

 

学園長の催宣言と同時に一般生徒は歓声を上げる。

だが、俺の内心は目の前のシャア一点に集中していた。

このデモンストレーションと言う名の世界の存続を賭けた世紀の一戦になるとは誰も知らない。

 

「…ねぇ?アデル、なんか怖い顔してる。」

 

隣にいた簪は少し怯えた表情で俺に話しかけてきた。

 

「あ、あぁ、すまない。少し緊張してたんだ。」

 

これからやることを考えれば緊張するのも無理がない。

神をも恐れぬ蛮行をやるんだからな。相手は神、目的を排除しなければ世界は終わる。

 

モニターに映る学園長は続ける。

 

「今年は、MSの開発者ベルナデット・デュノアさんが我が学園に入学し、更には男性IS操縦者3人も入学しそれと加え最強と名高いガンダムマイスターも入ってきております。

そのベルナデット・デュノアさんの計らいによるガンダムマイスターの模擬戦も開催されます。それでは開催直後の余興としてお楽しみください。」

 

そのまま学園長のスピーチが終了し画面にはアニメーションが映る。

そのアニメーションはかなり手が込んだものでコミカライズされいわゆるSDガンダムが戦っているアニメーションたった。隣からは喜びの感情が伝わってくる。

 

「……かっこいい」

 

感情の元を見てみると簪が目を輝かせていた。

うん、君がいいなら俺もそれでいい気がしてきた。

そんな簪を見てるとこちらの視線に気がついたのか、顔を赤くして俯いてしまった。

 

「そんなに恥ずかしがらなくてもいいんじゃないか?ヒーローに憧れるなんて誰しも同じ事だしな。」

 

「そう…かな?」

 

喜びの感情とは別の何処か暖かい感情が伝わってくる。なんなんだろ?

アニメーションも終わり、画面にはベルナデットが映っている。

 

「どうも、皆さん。ベルナデット・デュノアです。今回はデモンストレーションといたしまして、オルコット君のケルディムガンダム、シャアのサザビーで模擬戦を行ってもらいます。これでシャアが勝てば、シャアもガンダムマイスターの一員となりますので両者頑張るように!」

 

そう言い終えると、画面は消え、それと同時にピットからサザビーが飛び出る。

 

「アデル・オルコット出てきたまえ。」

 

そのまま俺はピットへ向かおうとしたが、簪が俺の腕を掴んでいた。

 

「簪、離してくれ」

 

「…負けないで」

 

「俺を誰だと思ってるんだ?天下のガンダムマイスターだぜ?」

 

そう言って俺は簪から手を話してもらい、ピットへ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「こうして顔を合わせるのは一週間ぶりか?」

 

フィールドでは自信満々のシャアが立っていた。

以下プライベートチャンネル

 

「神様の息子が人間に一目惚れーなんて神話だけにしておけよ」

 

その言葉に少し驚いたようだがすぐ平常心に切り替えるシャア。

だけど、俺にはお前の動揺は見抜けてる訳よ。なんてったって俺はニュータイプだからな。

 

「…それは、私の母からか?」

 

「さぁな?どうだろうか?お前の後ろにいる女かもしれないぞ?」

 

「バカな、ベルナデットの心はあと少しで私の物だ。私を裏切る訳がない。…まぁ、いいアデル・オルコットお前を倒せば「新たな世界へ旅立てるか?」ええい、煩わしいお前を消す!」

 

シャアは相当動揺している。神様としては未熟らしいな。

 

「さぁ、始めようじゃないか、世紀のデモンストレーションをよ!」

 

ブザーがなり、シャアはビームアックスを展開しせまってくる。俺はそのままGNピストルで迎撃しつつ後退する。

 

「どうした?神様が動揺しているようだが?」

 

「煩い、沈め!ファンネル!」

 

シャアはファンネルを出し、銃撃戦へと持ち込む。

それに俺も負けじとGNシールドビットで応戦する。

 

「人間の分際で生意気な!彼女の魂は私の物だ!貴様には不釣り合いだ!」

 

違う、そうじゃない。

 

「お前は人間の癖に神の領域に踏み込み過ぎた。消えろ!TRANSーAM!!」

 

お前は一つ間違っている。

 

「神の癖に人間に干渉するなんて神様も大概暇らしいな?だけどよ?お前はやっちゃあならない事をした。」

 

ファンネルのビームの嵐は止まらない。

 

「人には人のルールってもんがある。お前も人間としてここに居るなら人のルールを守らなきゃならない。お前はそれを越えた。」

 

そのまま俺はファンネルを一つ落とす。

 

「てめーは、この俺を怒らせた。人の好きな女を取るなんてよぉ!プッツンしちまったぜ!」

 

多分この時の俺は、背中に星型のアザがあり、部を追うごとに世代交代して行く奇妙な冒険の絵がバッチリな状態だったと思う。

 

「よって、俺が裁く!TRANSーAM!!」

 

俺はどんどん一つまた一つとファンネルを落としていった。

 

「てめーは知らねぇようだから教えてやるよ。このトランザムは粒子残量が少なくなるとトランザムの性能が落ちて来るんだとよ。」

 

「バカな!ぐあっ!」

 

「バカはてめーだ。オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

GNピストル、GNライフルビットによる全弾撃ちつくしこれでもかと言うほどくれてやった。

地面に当たりかなりの量の砂埃が舞い上がっていたが、砂埃が晴れると装甲がかなりボロボロのサザビーがいた。それと同時に試合終了のブザーがなる。

 

「この私が、人間に負けると言うのか?バカな」

 

「偽物が本物に勝てるわけがないだろ?」

 

「私が偽物のニュータイプだと言いたいのか?!」

 

そんなん当たり前だろ

 

「お前が神ならば、自身でニュータイプであるという設定を付け加えたんだろうが、あくまで後付け設定だ。あいつの感情が読めないなら本物のニュータイプではない。」

 

「シャア、いや***帰ろう?もういいだろ?諦めろ。」

 

気がつくと俺の横にはほんもんの神様が立っていた。よくわからない発音だったが、多分人間には理解できない言語なんだろうなとおもっておく。

 

「しかし、母上!」

 

「これ以上やればお前を追放しなくてはならない。そうはしたくない。」

 

「言っておくが、お前は本物シャアとは似ても似つかない。シャアを語りたいならもうちょっと成長してくるんだな。」

 

俺が追い打ちをかけると暫くシャアは黙ってしまった。

 

「…アデル、いや、土門修輔、貴様はいつか必ず殺す!」

 

どす黒い感情がシャアから感じる。もう、わからんなこれ

 

「土門修輔、こいつにはもう、この世界に干渉する事はできない。ゆっくり君の人生を送ってくれ。それとだが、君はそろそろ元の席へ戻った方がいい」

 

「どうして?」

 

「私がこのデモンストレーション自体無かった事にする。そして、シャアの痕跡もな。それと時も止めてるからいきなりボロボロのケルディムガンダムが現れれば誰だって驚く。」

 

「あぁ、そうだな。だけど、そうしたら俺の隣に座っている奴は誰になるんだ?」

 

「?ベルナデットに決まっているだろう?」

 

そうか、シャアがいなければ俺は簪とも会っていない。シャアがいなければ何時もの様にベルナデットとつるんでるもんな。

そうか、あいつのおかげで出会いもあったんだな。

 

「あぁ、そうだよな。最後にシャア、お前のお陰で出会えた奴もいた。ありがとう」

 

「ふん、お前もなかなかおかしな奴だな。怒らせた相手に感謝など」

 

「うっせ、さっさと帰れ」

 

そのまま神はシャアを連れて帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ねぇ、アデル聞いてる?」

 

「?ん?すまないもう一度頼む」

 

観客席に戻ったのを見計らった様に止まった時が動き出した。あぁ、何時ものベルナデットだ。

 

「もう、このトーナメントで侵入者がきて、その侵入者が無人機だから一夏達の援護に向かってねって言ったの。」

 

もう、と膨れるベルナデットから多少怒りの感情が伝わる。周りからも色々な感情がどんどん入ってくる。多少開花したニュータイプ能力だったがどうやらニュータイプ能力がレベルアップしたらしく。周りの雑念まで拾ってしまう。正直煩い。

 

「あぁ、わかった。なぁ、ベルナデット」

 

「ん?なに?」

 

「ニュータイプ専用機欲しいんだが」

 

その一言にベルナデットは目を見開く、が、次の瞬間には笑顔になる。

やっぱりこいつには笑顔でいて欲しいな。







タイトルネタバレ?うん、私も薄々感じてた。

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