IS〜巻き込みたい系男子と巻き込まれ系男子〜 作:ネオバレットファイア
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あれから3日後の放課後
俺と桜井はアリーナで佇んでいた。こんなことは久しぶりだが、今後一切こういうのはごめん被りたい。
「おい、アデルこの前言った様に勝った方があいつをものに出来るということでいいな?」
「あぁ、それで構わない。」
アリーナの観客席はどこから聞きつけたのか観客がいっぱいいた。
「お前を倒すついでに新しい機体のお披露目と行こうか」
俺は纏っていたケルディムを解除して新しいMSの待機状態の指輪に付け替える。白と黒のツートンカラーの指輪だ。
「行くぜ。νガンダム!」
本来のパイロットであるアムロ・レイの最後の機体νガンダムは俺用にカスタムされていた。νガンダム(アデルカスタム機)とでも言ったところか?
「イライラするんだよ!」
「は?」
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俺、桜井良太は元より他人の幸せと言う物が嫌いだ。
転生してくる前の小さかった頃の父親は酒とギャンブルに手をって感じにテンプレ通りのクズな親だった。
母も父の暴力に耐えきれず俺を残して何処かへ消えた。
そのせいで暴力のはけ口は俺になり、更に父は麻薬にも手を出した。
麻薬、酒、ギャンブルと手を出し続け日に日に暴力は凄味を増してきていた。
暴力は更に性的暴行も含まれる様になり俺は一時期人間不信になった。そんな時に、父は麻薬保持で現行犯逮捕された。
あっけなかった。あんなに俺を苦しめた奴が一瞬で終わったのだ。
それから俺は養護施設に入れられた。だが、多分人間不信が抜け切れてなかった俺は次第に人を妬む様になった。そんな俺でも唯一の抜け道は物語、それはアニメでも小説でも物語だけはハッピーな終わり方が好きだった。同時に憧れでもあったのだろう。
そして、年月は経ち一人暮らしをするようになり人間不信も大分マシになってきたところにあのシャアが現れた。これで、俺も物語の人物と一緒になれるそんな事で頭がいっぱいだった。
だが、いざIS学園に来てみればアデル・オルコット、あいつが俺の目の前に立ちはだかる。幸せそうに女と話して…そうだ、ならあいつからその女を奪えばいいじゃないか。幸いにも俺の1番好きなキャラのシャルの姉と言う情報もある。あいつから幸せを奪い尽くしてやるんだ。
だから、目の前のお前だけは
「見ててイライラするんだよぉ!」
右連真鍮と左連真鍮を飛ばし牽制しながらロングナイフ一ノ太刀で斬りかかる。
アデルの野郎はビームサーベルを取り出し右連真鍮と左連真鍮を回避し一ノ太刀を防ぐ。
「いきなりとは随分だな」
「うるせぇ!なんでてめえが幸せでなんで俺が不幸なんだよぉ!」
「はぁ?ガキじゃあるまいしそのくらい「その口を閉じて黙って俺に負けろ!」言葉じゃわからないのか?」
一度距離を取り俺はニノ太刀をコールしあいつに斬りかかる。
「面倒だが、これで!行け!フィン・ファンネル!」
あいつのファンネルの攻撃は右連真鍮と左連真鍮で防ぐそのせいで両方が使い物にならないくらいのダメージを受けた。
「想いも伝えられないような男にこの俺が負けるわけがねぇ!俺は最強なんだ!てめぇが不幸で俺が幸せじゃなきゃおかしいんだ!」
何度かの剣戟の後に三ノ太刀をコールし、あいつに一太刀入れる。
「まさか俺が一太刀入れられるとは…」
「うるせぇ!だが、これでチェックだ。」
「は?どういう…なっ!ビームサーベルが使えない!?」
「一の太刀の効果だ。そして」
パチン
俺が指を鳴らすとあいつは少し呻いた
「…何をした?」
「直接攻撃させて貰っただけだ。これでおわりだぁ!」
そう言って俺はあいつに向かうがあいつはバク宙の勢いで蹴り上がると目の前にはバズーカの砲身が見えた。
「一発持ってけ」
「がああああああああああああああああ!」
「行け!フィン・ファンネル!」
俺はフィン・ファンネルの連続攻撃をくらいのけぞる。するとましたに来ていたあいつはビームライフルをコールし発射した。
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桜井は俺に負けたあとピットに篭ったらしい。だが、俺はアリーナのフィールドに残っていた。
あいつに想いを伝えなければ…そう思い決意する。
「俺はああああああああああああ!ベルナデット・デュノアの事がああああ!好きだああああああああああ!」
そして、雄叫びの様に精一杯の告白をした。
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俺がピットに戻るとシャアがいた。
「なんだよ、負けた俺を笑いに来たのか?それなら笑えよ」
「いや、そういう気分ではない。寧ろ清々しい気分だ。君には感謝している。」
「感謝だ?なんで感謝なんてされなきゃならねぇんだ?」
「君のお陰でこの世界の歪みの副産物が手に入った。それを君に授けようと思って今日は現れた訳だ。」
「副産物?」
「済まないが私にも時間がない。選択を君にはしてもらわなければならない。」
「なんだよ、めんどくさい事ばっかり言いやがって」
「君は今からその副産物を使って学園に残り永遠の3番手を選ぶか、学園から出て栄光の1番になることを選ぶかどちらか選びたまえ」
シャアは表情一つ変えずに淡々と告げる。
「元々この学園に俺の居場所なんてなかったし別にどうでもいい。だから俺は学園を出るぜ?」
俺がそう言うとシャアはそこで初めて笑いこっちに球体を投げてよこす
「それは、AMIS(Armed Mobile Infinite Stratos)だ。後々開発されるものだが、まぁ、君が持っているべきものだ。」
「武装した動く無限の成層圏とか意味不明すぎんだろ。」
「それを持って今から指定する場所に行き相手を武力制圧してもらう。それだけだ。それだけで君は1番になれる。」
「シカトかよ。まぁいい。俺は誰にも手をつけられない様な存在にならなければ」
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「バッッッッッカじゃないの!?え?何?普通に告白できないの?」
「はい、その通りでございます。返す言葉もございません。」
ピットに戻ると顔を真っ赤にしたベルナデットに正座させられ怒られた。
「いや、でも、まぁ、その、付き合ってあげてもいいよ?」
「本当にか?!」
「ただし、僕は結構ワガママだからね?途中で別れてとか言われても絶対離れないんだから」
誰が離れるもんか。絶対に離さない。
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俺は、シャアに指定された場所まで行くと金髪の美女が立っていた。
俺の原作知識が正しければスコール、スコール・ミューゼルだったかな?
「貴方3人目の男性IS操縦者よね?」
「あぁ、あんたは亡国企業(ファントムタスク)のスコールでいいんだよな?」
俺がそう告げるとスコールはニッとした。
「えぇ、そうよ。偶に適当なネタには食いついて見るものね。思った以上の大物だわ。シャアには感謝しなきゃ」
「俺は奴に武力制圧しろと言われているんだが?」
「あら、そんなこと言っていたの?そんなことしなくても迎え入れてあげるわ。桜井良太くん」
俺とスコールは不敵に笑った。
踏み台は踏み台でもかなり噛ませ役な踏み台転生者でした。
あと暗躍する感じが書きたかったし暗い過去とかも書きたかった。反省はしている。後悔も少ししている。
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