IS〜巻き込みたい系男子と巻き込まれ系男子〜 作:ネオバレットファイア
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翌日、僕とトニーはトニーの自家用ジェットで日本に帰国(?)した。
「んー、やっぱりホームは気持ちがいい」
「ははは、君のホームはフランスだろ?」
「一応、ね。今、私は日本で過ごしてるしあと2年は私のホームグラウンドだよ」
そう言って僕はスマホを取り出し電話をかける。かける相手はもちろん、我がクラスの担任(魔王)織斑千冬だ。
「もしもしー?ちーちゃん元気ー?」
プツッ
開口一番そういうと電話を切られた。気を取り直しもう一度電話をかける。
「へいへい!ひとことめで電話を切るなんて失礼だと思わない?」
『お前はまず、目上の人物に対する態度というものを覚えてから出直せ』
「そんなことよりー、今どのあたり?旅館ついた?」
そう、あれから早いもので臨海学校の日なのだ。もちろん遅刻の僕は学校発のバスには乗れない訳で現在位置を確認し向かうわけなんだが…
『はぁ、今はバスの中だ。あと少しで着く、急いでこっちに来い』
「ほいほい、了解〜じゃーねー」
そう言って電話を切る。
「よし、じゃあ向かいますかね」
ジェットから降りて滑走路のちょっとした空いたスペースでMSを装着する。それを見たトニーも続いてスーツを着用する。
「本当ならここは僕が案内すべきなんだけど、残念ながら日本の地理には疎くてね。道案内は任せたよ」
「かしこまり!」
そう言って旅館までをハイスピードで飛ばした。(二重の意味で)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
旅館近くの浜辺に到着するとその付近でバスが止まり生徒達が降りてくるのが見える。
ホバーでゆっくりとそのバスの方へ向かう。
バスの近くに到着し、MSを解除すると勢い良く前と後ろから抱きしめられた。なんで?
「おかえり!お姉ちゃん!」
「すんすん、男の匂いがする。」
確認してみればシャルロ…天使、いやシャルロット…この際天使でいいか、とアデルが抱きついていた。
そして、アデルは周りを確認しトニーを見つけるとトニーへ向かって歩を進めた。
「てめぇ、ベルナデットに手を出してないだろうな?」
「やだなぁ、そんな無粋な事しないよ」
少し離れていたので会話は聞こえなかったがトニーの助けを求める目が見えたので助けに行く事にした。
「ほらほら、アデル、トニーも困ってるじゃんその辺でやめてあげなよ」
しぶしぶと言った感じでアデルは離れ整列し始めてる列へと消えていく。
「君のボーイフレンド、ちょっと嫉妬してるみたいだから構ってあげなよ」
「んーそうだね。今日は1日自由だから久しぶりに遊ぶかねぇ。ちょっとヤンデレっぽくなってるところも素敵だけど」
ちょっと引いた感じの視線を感じながら列に並ぼうとすると旅館の女将さんだろうか?代表の女性がちょっと困った感じで織斑先生と話していた。
「どーしたの?もしかして、富豪が急にここに泊まりたいって言ってて一部屋のみ使えないみたいな?」
声をかけてみるとどうやらその通りらしくちょっと困っていたらしい。
「その富豪ならここにいるよ?」
そのまま僕はトニーに視線を向ける。
「あ、あなたがこの旅館の女将さんでしたか。すみません、急に。学園側とは話をつけてますし、問題は起こさないのでどうかお気になさらず」
トニーは急いで女将さんに挨拶し自分の名刺を差し出した。
女将さんと織斑先生は名刺の名前を確認すると驚いた顔をする。そりゃあ、アメリカの大企業の社長がいきなりきたのだ誰でもびっくりする。僕だって…いや、しないわごめん。むしろめっちゃフレンドリーだわ。
なんやかんやでグダグダ〜っと話はまとまり生徒達は各々の部屋へ向かった。
ばらける前に一夏とアデルに生徒が群がったがすぐさまがっかりしたようで離れていった。
少しいつもより短いですけど。これで勘弁しちくり。
感想、評価、お願いします。