IS〜巻き込みたい系男子と巻き込まれ系男子〜   作:ネオバレットファイア

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巻き込まれ32回 理想

 

 

 

 

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唐突だが、僕には理想がある。諦め、そして放棄した理想がある。

手に入れることは叶わず、諦めた理想だ。

だが、理想は今叶うあと一歩のところまできた。

英雄(ヒーロー)は望んでなるのではない。不幸にも選ばれた人間にしかなることができないのだ。

だがここで、英雄(ヒーロー)を選ぶ立場になったとしたらどうだろうか?

自分の思うような英雄(ヒーロー)を作れる立場だ。

そんなのつまらない。そう言う人もいるだろう…少し話が逸れたね。

つまり、僕の理想はアデルに英雄(ヒーロー)になってもらう事。その為には有象無象の犠牲はつきもの必要経費だ。

全ては今日の為に、そうやって準備してきた。誰にも邪魔させない、例え一夏やシャルロットが立ちふさがろうともね。

 

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臨海学校二日目

 

前日旅館に到着してから一夏とアデルに群がってた女子達の大半の理由が2人の部屋の確認だったそうな。アデルはもちろん僕と同室。だけど、昨日は部屋に到着するなりそのまま窓を開けて潮風を浴びながら昼寝という暴挙で1日を潰してしまった。

そんな後悔はさておき、二日目はISの訓練もとい調整を自分たちで行う日程であるが、専用機持ち+モッピーが招集されていた。

そろそろ兎が動き出すのだろう。悪いけど兎ともっぴーに出番を与える暇はない。

 

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誰かの電話が鳴った、僕のだった。

 

「もしもし?」

 

『ベルナデット!開発中のモビルアーマーサイコガンダムとデストロイガンダムが暴走して何処かに向かったわ!』

 

相手は一応のお母さんだ。何やら必死らしいが実の娘が仕組んだ事はわかってないらしい。滑稽だね。

僕は焦った振りをして量子変換でタブレット端末を呼び出し動向を探る。

 

「お母さん?!これ!日本に向かってる!何処かで止めなきゃ!」

 

計画通り。問題なくこちらに向かっている。あとはこの事をおおきくするだけ。

 

「こっちでなんとかするから!お母さんは国にその事を!」

 

そう言って電話を切るそしてこの慌てように全員がこちらに視線を向ける。

 

「開発中の新作モビルアーマーが暴走しました…進路はこちらにとってます。どうにかしないと」

 

そう言うと更に山田先生が走ってくる。

 

「織斑先生!」

 

そう言って山田先生は織斑先生に耳打ちをする。山田先生が離れると険しい顔をした織斑先生が周りの生徒に声をかける。

 

「全員!直ちに片付けろ!そして旅館に戻り自室で待機だ!」

 

何やらただならぬ状態を察したのか生徒全員が急いで支度する。

 

「篠ノ之すまないが専用機は…「ちーちゃーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」束!」

 

砂浜を激走し世紀の天災篠ノ之束がやってきた。

 

「んーーーーーーーーー!っとうっ!」

 

激走した勢いを利用して織斑先生へ飛びつこうとするが織斑先生はそのまま胸ぐらを掴み砂浜に叩きつける。

 

「ぶへぇ!」

 

およそ女の子が出すような声ではない声を出し倒れる篠ノ之束

 

「どうやらお困りみたいだね!」

 

リジェネ効果搭載型らしく復活は早かった。面倒だから起きてこなくてよかったのに…

篠ノ之束の様子に呆れたのかため息をつく織斑先生。

 

「いや、いいか。束、付いて来い」

 

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それから暫くして集められた所は旅館の大広間。そこでは他の教員がせわしなくモニターのセッティングや機材を運ぶなどしていた。

 

「全員集まったな?それでは説明する。

先ほど、フランス、デュノア社の新型モビルアーマー『サイコガンダム』、『デストロイガンダム』の二機並びにアメリカ、イスラエル合同開発の新型第三世代IS『銀の牙龍(シルバリオ・ファブニール)』の暴走が確認された。3機は非常に戦闘力が高く各国のMS部隊でも足止めが精一杯の状態だ。幸いにも進路は付近を通る。諸君らには3機の撃破回収をしてもらう。何名かの先生方には先行してもらい海域を封鎖してもらっている。何かあるか?」

 

「はい!敵のスペックの開示を要求します。」

 

いの一番に手を挙げたのはセッシーだった。

 

「極秘なんだが、緊急時だ仕方あるまい。」

 

そう言って織斑先生は牙龍のスペックをモニターに表示させる。

 

「広域殲滅と近距離戦闘に特化した機体やっかいですわね」

 

「ついでにこっちの二機も開示しておこう」

 

そう言って僕もモニターに二機のスペックを開示する。

 

「なにこれ!このサイズで動けるなんておかしいわよ!」

 

鈴ちゃんが声を荒げる。そこに表示されてるサイズはゆうに5mは超えていた。

 

「7mの巨体でそれを補う為のIフィールドとヴァリアブルフェイズシフト装甲…実体剣による近接攻撃か拳での格闘でのみの攻撃しか受け付けない…か。なにやってんの?お前」

 

「てへぺろ?」

 

「てへぺろ?じゃねーよ!どうすんだよ!」

 

「簡単じゃん。火力一点突破すればいいんだよ。幸いにも火力要因ならいるんだし」

 

そう言って一夏を見る。

 

「お、俺?」

 

「君の零落白夜、鈴ちゃんのドラゴンガンダム、アデルのνガンダムこれほどまでに冴えたメンバーがどこにいるんだい?牙龍はシャル、セッシー、ラウラ、多分ここに束さんがいる事から考えてモッピーを含めれば十分過ぎる戦力じゃん?」

 

「決まったな?それでは各自準備の後作戦を開始する!」







文才をください…

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