IS〜巻き込みたい系男子と巻き込まれ系男子〜 作:ネオバレットファイア
それとちょい短め
〜〜〜
私、鳳鈴音とベルナデット・デュノアが出会ったのは今から数ヶ月前のこと。
「たーく!なんであたしがISとMS両方乗りこなさなきゃならんのよ!」
「ま、まぁまぁ、鈴音くん。MSの適正値が1番高いのは君だったんだ。頼むよ」
禿げ上がったおっさんがそう頼み倒してくる。
一応このおっさんお偉いさんらしいのだが、女尊男卑の風潮とはいえ幾らなんでも年下にまで下手に出なくてもいいだろうに。
「それにね、あと数日でベルナデット博士が視察にくるらしいんだよ」
「ふーん、生みの親がわざわざねぇ?それで?」
あたしがそう冷たく返すとおっさんは人差し指と人差し指を合わせてモジモジし始めた。
きっも!
「あの〜その〜お恥ずかしい話なんですけども。視察でベルちゃんポイントが1番高い国はガンダムタイプを一機貰えるとの事なんです。」
べ、ベルちゃんポイント?ベルナデット博士は頭のネジが数本飛んでるらしい。でも、この視察は馬鹿には出来ないわね。あの、ベルナデット博士の最高傑作シリーズのガンダムタイプを一機貰えるのだ。ガンダムタイプと言えば現行ISを遥かに凌駕する性能を持った最強の兵器だ。
イギリスのイナクト、フランスのフラッグ、中国のティエレン。この3つのMSは現在ISとは互角、とは言えISとMSを比べ、MSは火力がある分人間味のある機体となっている。何故ならハイパーセンサーはついていないので自分で背後を確認するしかないのだ。
トントン
それにしてもなんでこんなに面倒なのかしらね?
トントン
「なによ」
トントン
「だからなに?あたしは今考え事に忙しいの!」
ふと、おっさんを見るとものすごく青い顔をしている。
後ろをふり向こうとすると頬に何かささった。
「あっはっはっはっは!引っかかった。あー、腹いてぇ」
それを確認する前に頬にささった何かは無くなり再度確認して見れば金髪と言うより赤が混じった金髪って言うかまぁ、簡単に言えば鮮やかなオレンジ色だ。オレンジ色の髪の少女は腹を抱えて笑っている。
つまりあたしは悪戯に引っかかったのだ。それに気がついたあたしは段々と腹が立ってきた。
「なんなのよ!いきなり!ってか、あんただれよ?!」
「あん?僕?僕はベルナデット・デュノアMSの開発者だよ?因みに好きなタイプは君みたいな活発な女の子と面白い男の子」
oh…まさかこの変態がMSの開発者とはね…まぁ、天才となんとやらは紙一重とも言うしね。
「おい、ベルナデット相手の女の子が困ってんだろ。そろそろいい加減にしろ」
スパコン!っといい音を立てながら後ろから金髪のイケメン男子が現れる。片手にはスリッパが握られていてそのスリッパには『いい加減にせいっ!』と書かれている。
「もうもう!アデルったら僕がいい気持ちで自己紹介してるって言うのに!」
あ、アデル?!
「もしかして、あんたアデル・オルコット?」
「あぁ、そうだが?」
アデル・オルコットと言えばガンダムタイプのパイロットで有名だ。それこそ他国に興味のないあたしでも知ってる。
最強の名前を欲しいがままにしている相手だ。全盛期の織斑千冬といい勝負ができそうだ。そんな相手に対してあたしは腕試しをしたくなった。圧倒的力量の差があるのはわかってるけど試したいのも事実
「ねぇ、あんた、あたしと戦いなさいよ」
「ぷっ」
な、なにがおかしいのよ!そう言おうと思ったのだけど
「おい、ベルナデット笑うなよ。済まないな。えーと「鳳鈴音、リンちゃんだよ。」そうか、鳳済まないが今日はガンダムは持ち合わせてないからまたの機会に、な?」
そんなんであたしが引き下がる訳ないじゃない。
「ふん、ならティエレンにでも乗って戦えばいいじゃない。あたしももちろんティエレンで行くわよ」
「な、なぁ?ベルナデットこれって」
「別にいいんじゃない?丁度ティエレンに乗る予定もあったしデータ取るついでと思えばいいよ。これで中国の実力とかもわかるしね」
「ふふん、決まりね。さあ、行くわよ」
あたしは意気揚々とアデル・オルコットをアリーナまで引っ張っていった。
巷ではガンダムマイスターとか言われてるけどあたしが倒してあげるわ!
感想、評価待ってます。
次回リンちゃんとのバトル!