今年も不定期ですが更新していきます。
5歳
1月◯日
今日も今日とて瀬古戸岳へ。
前回の日記から時間が経って、季節が変わってしまったが特に変わらない日々だった。
只管鍛錬に次ぐ鍛錬をやりつつ、星野家や伏黒家、轟家とのご近所付き合いをしたり、ヒロアカや呪術廻戦以外の情報が無いか調べたり。
星野家も何かの元ネタがあるのだろうか?
アイさんがアイドルでアクア君が映画に出ていたという事は、芸能関係の漫画だったのか…?
ハガレンの方は中々面白い事が分かってきた。
この世界の錬金術は門外不出の技術で、ラッシュバレーやその周辺で超常黎明期以前から伝承されてきたらしい。その技術を受け継いだ人達を錬金術師と呼んでいるとの事。
コナンの方は工藤夫妻の名前を聞いたりするが、新一の名前は聞かない。何時原作が始まるかが分からないな…注意だけしておこう。
数ヶ月前から、エンデヴァー事務所のサイドキックの人達に訓練を付けてもらっている。
ゲキトンファーを使っても勝てないが、今までに足りてなかったパパ黒達以外との戦闘経験を積める様になり、様々な技術を吸収出来た。
後方支援が将来の理想像なんだが、ゴリゴリのヒーローになるルートじゃないか…?まぁ護身術は習っておいた方が良いと思うようにしよう、そうしよう。
何時になるかは分からないが、将来の目標であるサポートアイテム等の勉強の為にI・アイランドに行ってみたい。
世界中の英知が結集した人工都市。
そこなら様々なアイテムの知識を吸収し、実際に作る事も出来るだろう。
だが、伝手も後ろ盾も無い。
考えられる身近な所で言えば、エンデヴァーからオールマイトを経由してデヴィット・シールドさんに連絡を取ってもらうのが一番だが…如何せん関わりが無いからなぁ。
あと、後ろ盾になってくれそうな企業や財閥…パッと思いついたのは鈴木財閥や大岡家だが、
そういえば、恵君の十種だが少し面白い事が判明した。
今、円鹿の調伏に挑戦中なんだが、召喚したのは良いものの回復力の壁を突破するのが難しく、千日手になってしまった時に急に
休憩してから再挑戦しようとしたのだが、
次の日の同じ時間にやっと召喚出来たのだが、失敗するとまた戻った。原作にそう言った描写や説明は無かったはずだが、混じった影響で変わったのか?
監督役のパパ黒に聞いてみたが、『十種の秘伝書みたいなのはあったが流し見程度だったから、細かい所まで覚えてねぇな』との事。
そこでパパ黒達と仮説を立てて実験する事にした。
数日掛けて円鹿の
技術や力等は最初に円鹿の調伏を始めた時と然程変わらなかった為、やはり式神が実力を判断しているのだろうという結論に至った。
これからの一先ずの目標を円鹿の調伏に据えて、鍛錬に励む事にした。
それと並行して脱兎の強化をする事にした。
目標は鬼灯の冷徹の芥子ちゃん。
原作では船の櫂を使って亡者をしばき倒していたが、最初からそういう事は流石に出来ない。
なので、能力の要である本体を重点的に育て上げる事にした。
脱兎のモチーフである兎の脚力は凄まじく、数メートル跳ぶ事もある。取り敢えずは蹴りを中心とした格闘技術を一緒にトレーニングする事に。
すると、それに感化されたのか徐々に他の脱兎がトレーニングをするようになってきた。まだまだ弱いが鍛え続ければ相当強くなりそうだ。
頭の中で日記を纏めつつ、恵君と話しながら向かっていると
すると、燈矢君と焦凍君。それにキドウさんがいたのだが…確か今日はパトロールの班に入ってなかったか?
背負っていた鞄(中身はタオルや飲み物、練習用の水球にゲキトンファーなど)を置いて、少し警戒のレベルを上げながら、近付いていく。
『燈矢お兄さん、焦凍君、キドウさんおはようございます』
『おはようございます』
私と恵君が3人に近付きつつ、挨拶する。
『よっす、おはよう』
手を挙げながら気さくに挨拶をしてくれる燈矢君。
『おはよう、いずくん、めぐくん』
舌足らずな声で挨拶をしてくれる焦凍君。
『おはよう、出久君、恵君』
そして丁寧に挨拶を返してくれたキドウさん。
キドウさんは私達の事を
『キドウさん、今日はパトロールは無かったんですか?』
『ああ、エンデヴァーさんからこれを燈矢君に渡してくれって頼まれてね。丁度非番だったし良かったよ』
そう言いながら持っていた鞄から取り出したのは、プレゼントボックスだった。青い箱に赤いテープでラッピングされており、エンデヴァーのヒーロースーツの様なデザインだ。
『これをお父さんが?!』『良いなぁ、燈矢兄』
『君の個性の制御をサポートするものらしいよ』
そう言いながら燈矢君に近付くが、間に入る。
『どうしたの、出久君。これじゃ燈矢君に渡せないじゃないか』
『キドウさんは普段僕達の事を呼び捨てで呼ぶんです』
私がそう言うとキドウ(偽)が若干だが怯んだ。
『それに、今日のエンデヴァー事務所のパトロールだと、キドウさんも入っていたんです。炎のサイドキッカーズのメンバーがヒーロー活動を蹴る事はありえません』
『そういえばキドウさんはメンバーに入ってたな…じゃああんたは誰だ?』
全員から、疑いの目を向けられるキドウ(偽)。
すると、片手で顔を覆い空を見上げ笑い出した。
『クックック…マジか!こーんなガキ共に見破られたのか!すげえなお前ら!だけど…』
そう言うと持っていたプレゼントボックスの様な物から、突然黒い触手の様な物が箱を突き破り飛び出した。
それは一番近い私に向かうと思ったのでガードしたが、軌道を変えて燈矢君に刺さった。
『うぐっ…!ガァァァァァ!』『燈矢兄!!』
刺さった痛みで絶叫する燈矢君。直後に激しい火柱を上げた。直ぐにでも駆けつけたいが、目の前の敵が何をするか分からなかったので制圧する。
『さてと、俺はこれで失礼s『油断し過ぎ…!』る゛ぉ…!』
サポートアイテムを抱える様に持っていた事と、子供しか居ないので脅威は無いと油断していたのだろう。内心怒りながら冷静に狙うは左の
参考にしたのはムエタイの
破裂音が響き、思わず左膝を折る敵。
丁度良い位置に胴体が来たので…。
『セイヤァ!』
足→膝→腰→肩の順に捻りを加えて放つコークスクリューブローを鳩尾にお届け。
フィジギフを十分に活かした攻撃はキドウ(偽)を吹っ飛ばし、その体は放物線を描き地面に叩きつけられ無様に転がる。すると体が
『ウ゛オ゛ェ゛ェェ…!クソガキがぁぁ…!』
そいつがえずく姿を見た私は驚愕した。警戒していた人物の1人…
道理でさっき殴った時に異様に重い手応えだったんだ。
『まぁ、俺を見破ったのは褒めてやるよ!ご褒美に俺が持ってきたその触手について教えてやる!』
『それはありがたいですね』
『ハッ、何処までも腹が経つガキだ…!その触手は個性因子を暴走させる!!その劣化品だが人を壊すには十分な威力がある!刺さったら
捨て台詞を吐くと影に溶け込む様に消えて行った。
存在を確認出来ていなかったが、ハガレンの
嫌な情報を更新した所だったが、嘆く暇は無い。
個性因子を暴走させるなら炎を
燈矢君達の方を振り向くと、叫び声と共に過剰な炎を上げた燈矢君と必死に冷やそうと氷結を当てている焦凍君が。
恵君も満象を出して消火しようとしていた。
エンヴィーの事も気になるが、今はこっちが先だ。
『一般人に抜く事が不可能?逸般人を舐めるな…!』
若干の焦りを押し殺しながら、全速力で燈矢君に駆け寄る。
既に炎は赫から蒼になりかけていた。
『恵君!満象の水を僕に!』
『満象!お願い!』
トランペットの様な声と表現されるような鳴き声が辺りに響き渡り、私に水が掛かった。
燈矢君に刺さった黒い触手を炎に巻かれながら鷲掴みに。
『いずくくん!』『大丈夫!燈矢お兄さんを冷やして上げて!』
炎に巻かれながら触手を掴むと、皮膚を焼く痛みが全身を襲い、服が燃えていった。だが、無視して掴み引き抜く為に力を加える。
焦凍君は熱の耐性がある左半身を燈矢君に向けて、氷結の個性を使っているが、自身の冷却は最低限にしているため徐々に火傷が出来て来ている。
焦凍君が心配してくれているが、体の痛みは過ぎ去る物。
だが、心の痛みは一生残る。
原作のような地獄の轟家にしてたまるか…!偽善だろうがエゴだろうが関係無い…!目の前の仲間1人救えないで…何が
私の中の
その激情のまま、力を込める。
『っいい加減…離れろっての!はぁあ゛あ゛あ゛あ゛!!!』
ズリュリュッという音がした後、黒い触手のような物が引っこ抜けて消滅。燈矢君は火傷を負っているが原作より遥かにマシだ。
『悪い…出久…助かった…』
『喋らなくて良いです!今は安静にして…』
『いずくん、火が!』
喋る余裕があるが立てないようだ。
念の為喋らない様に安静にしてもらう。
恵君の声に辺りを見回すと、先程まで燈矢君が放出していた炎が周囲にあった枯れ木等に引火して、私達を取り囲んでいた。
(どうする…?かなり炎が上がっているからヒーローが気付くのは時間の問題…現に消防車のサイレンが微妙に聞こえてきている。この規模の火事を消火されるのを待っていたら、それこそ炎に巻かれるか一酸化炭素中毒とかで死亡End直行コースじゃねぇか…!)
恵君が満象を召喚していたので、消火活動を続けていたが炎が回る方が早く、万象の召喚時間の限界が近い。
影…火傷の処置…水球…これしか無いか。生還出来る確率が一番高いのは…。
『恵君、影の中で式神は召喚出来る?』
『う、うん。一応練習したから…』
『オッケー、じゃあこれから言う事を良く聞いて』
コクリと頷く恵君を確認すると、作戦を伝える。
『まず、恵君の影の中に焦凍君と燈矢お兄さんを入れて、2人の火傷に満象の水を掛け続けてあげてほしい。恵君は僕の影の中に入って。僕は水球で進行方向の炎を消火しながら、現場に来てくれたヒーローの元に向かうから。サイレンの音が少し聞こえたからそっちに向かえば人はいると思う』
『バ…バカ野郎…!危険すぎる…!』
『他に方法はありません!大丈夫です、フィジギフを舐めないで下さい!』
恵君の影に無理矢理入ってもらい、恵君本人は私の影に。
鞄から素早く水球を取り出せる様にしておく。
恵君の影の中にも容量を増やす訓練で、十数個入れさせて貰っているので球切れになったら影から出して貰うつもりだ。
『ハァ…何でこういう目に遭うのかなぁ…』
ボヤきながらもその場で軽く跳び、体を動かす。
持ってきていたタオルで口を覆い煙から身を守る。
『よし…行くぞ!』
地面に深い足跡が残る程の力で1歩目を踏み出す。
大砲が発射されたような音が響き、私の視界が真っ赤に染まる。
直ぐ様水球を投擲して消火→移動を繰り返す。
そんな中、木材の根元が燃え尽きてこちらに倒れ掛かって来ることが多々あった。
だが、所持していたゲキトンファーで十分にへし折る事が出来た。
本気で走り投擲を繰り返して数分後、炎に巻かれて多少進行は遅れたものの、フィジギフの能力を余すこと無く使ったお陰で入り口まで出てこれた。
開けた視界には多くの消防車や消火活動をしている消防隊員にヒーロー、それにエンデヴァーとパパ黒が。
『出久君!無事か?!燈矢達は?!』
『恵!』
『恵君、出ても大丈夫!』
慌てて息子達の名前を呼ぶ父親達を安心させるべく、恵君を呼ぶ。ズズッと私の影から出てきた恵君と、万象の流水で応急処置をしていた燈矢君と焦凍君。
2人とも火傷事態は原作に比べれば遥かにマシだが、危険な事には変わりない。
『担架持ってこい!!』
『お前らも病院に行くぞ!』
『はい!』『分かった!』
救急車に乗り込む前に、多少余った水球を消防署の人に渡して消火活動に役立てて貰う。
そのまま病院に直行し、診察を受けた。
私は火事場を水球で火災を消火しつつ駆け抜けて、尚且つ満象の水を掛けていたが多少の火傷はしていた。だが、入院して適切な治療を施せば傷も綺麗に取れると言う。恵君も同じ。
焦凍君は多少の熱耐性がある左半身で体を守りながら、氷結で消火しようとしていたが、燈矢君の炎が強く
当の本人である燈矢君は、中心に居た事や蒼炎になりかけていたので重傷かと思っていた。だが日々の特訓で熱に対する耐性が上がっていた事や、満象による応急処置を行っていたのが功を奏して後遺症も無く、火傷の跡は残るものの時間を掛ければ薄くなっていくらしい。ただ、全身が燃えてしまったため暫く入院して様子をみるらしい。
病院で治療を受けていると、連絡が届いたのかお母さんが飛び込んできた。
号泣しながら抱き締められたので多少痛かったが、今回は心配させてしまった私が悪いので大人しく受け入れよう。
まぁ、1人息子が火事に巻き込まれたら私でもこうなるからな…。
取り敢えず全員入院する事になったが、相部屋になりその
『息子達の命を救ってくれた恩人の治療費を出さなければ、面目が立たん』と病室で母さんと伏黒家に言ってくれた。
現在は病院のベッドで横になり怪我人同士で談笑中だ。
燈矢君は包帯で体育祭のイレイザーヘッドみたいになっているが、怪我の具合はそれよりもマシなので普通に話せる。
『しかし、あの良く分からん奴は何だったんだ?』
『素性とかは分からないですけど、攻撃を加えた時異常に重たかったです。林の中まで吹っ飛ばすつもりで殴ったんですけど、数メートルしか飛ばなかったので』
流石と言うべきかその場にいた痕跡がほとんど無かったらしいが、逃げる際に本体に戻った時の足跡が残っていたと報告を受けたとエンデヴァーが言っていた。だが当然ながら過去の記録と照らし合わせても一致する人物はいなかった。
物的証拠のプレゼントボックスも消し炭になったらしい。
そういえば吹っ飛ばした時にスパーク出てたよな…賢者の石あるのか…?
『じゃあ本来の姿がとんでもなくデカいのか』
『大きいってお父さん位かな?』
『オールマイトかも?』
燈矢君が当たらずも遠からずな予想を立てて、それを聞いて想像できる大きな人を想像する恵君と焦凍君。
可愛らしい想像をしているなと、ほんわかしていると病室の扉がノックされた。
その後入ってきたのはパパ黒。
『出久、少し良いか?』
『どうしたんですか、甚爾おじさん?』
頭を掻きながらため息をつくパパ黒。
『脱出して救急車に乗り込む前に、
爺さん…?と思いつつ了承して、パパ黒と一緒に病院内のラウンジに行くとそこには私が一方的に知っている人が。
『おお!スマンな甚爾君!で、お主があのボールを作った小童か!』
そこに居たのは鈴木財閥の相談役である、鈴木次郎吉だった。
原作登場時よりも若く、髪の毛も多少なりとも生えている。
うーん、
脳内日記なのでリアルタイム更新もあれば、1日の締めにまとめる事もあります。
十種の儀式は独自設定になっています。