虹色トキメキアカデミア!   作:ファヴキール

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虹7thライブ本当に良かったよぉぉぉぉぉぉ……………
(未だに)


高咲唯:オリジン

 

虹ヶ咲学園に合格した3人はヒーロー科への入学も決まり、唯はより一層気合を入れていた。

 

「やったね2人とも!!」

 

「それ言うなら姉ちゃんもでしょ?」

 

「うん!!でも侑と歩夢ちゃんとまた同じ学校に通えて嬉しいよ!」

 

「私も。あなたと侑ちゃんとまた登校できるの嬉しいなぁ…」

 

「でも2人とも、ヒーロー科は併願だったんでしょ?」

 

「うん。私はまだこれといって虹ヶ咲でやりたいこと見つけるまでは希望学科として提出するギリギリまで考えたいなーって思って」

 

「私も…かな。ヒーロー科は併願で受けたんだけどね」

 

「姉ちゃんもヒーロー科と普通科の併願だったでしょ?」

 

「うん!虹ヶ咲は家から近いし制服可愛いしね!」

 

「歩夢はヒーロー科じゃない他の学科でもいいんじゃない?」

 

「多いよね!サポート科に経済学科、ライブデザイン学科に情報処理学科…」

 

 

 

 

 

ドガァァァァン!!

 

 

 

 

 

 

3人が和気藹々と話している中、突如としてその場に轟音が聞こえた。

 

「「「!?」」」

 

(ヴィラン)だ!」

 

「逃げて2人とも!!」

 

所謂"個性''を振りまく犯罪者である。普通臆してしまうものだが結は違った。妹と幼馴染を逃がすために立ち向かう気なのだろう。だがこんな物に勇敢に立ち向かえるはずもなく足が震えている。

 

「人質に手ごろなガキが3人もいるじゃねぇか!」

 

「さ、させないよ!」

 

「足元もおぼつかない状態でかよ?」

 

「だ、大丈夫!私がいるっ!!」

 

「ハハッ!!オールマイトの真似かよ!?残念だが、お前には俺は止められねェェェェェ!!」

 

その言葉を皮切りにそのヴィランは右手を振りかぶって結を殴り飛ばそうとした。

 

「姉ちゃん!!」

 

「結ちゃん!!」

 

姉の、親友の危機を前に叫ぶしか出来ず立ち尽くす侑と歩夢。

 

しかしその拳が結に当たることはなかった。何故ならまるで青い和服のようなヒーロースーツに身を包み、剣と弓矢を合体させたようなサポートアイテムを持つヒーローに助けられた為である。

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

「あ、あなたは…?」

 

「オトノギヒーロー事務所所属、大和ヒーロー、"ナデシコ"!」

 

「ッ…!?ショーじゃねぇんだぞ!」

 

「怒りに任せた単調な攻撃は、私には当たりません!」

 

「クッソがぁぁぁぁぁ!!!!」

 

敵はパンチのラッシュを繰り出すがナデシコと名乗ったヒーローは全ての攻撃を躱すか捌いている。呆然としている3人にメイド服のようなヒーロースーツの女性ヒーローが声を掛けてくれた。

 

「3人とも、大丈夫?」

 

「「「は、はい」」」

 

「怪我とかしてたら言ってね?直ぐに私達の仲間のドクターヒーローに治療してもらえるから!」

 

何かに気づいた結がすぐに聞く。

 

「も、もしかして貴女は!」

 

「そう!メイドヒーロー、"ミナリンスキー"だよ」

 

巷では伝説のメイドがまさかのヒーローデビューしたと話題を呼んだ犯人だったからである。目を横にやるとナデシコと敵が戦いを繰り広げていた。

 

 

「ヤアッ!!」

 

「ぐわぁぁっ!?」

 

ナデシコのカウンターの一撃が飛ぶ、しかしそれが間違いだったようであり、ナデシコは敵に武器を掴まれてしまった。

 

「グ、グハハ…捕まえたぜ…?」

 

「しまった!?」

 

「テメェも一発デカいの貰っとけや!!」

 

「「「危ない!?」」」

 

ナデシコの顔目掛けてカウンターの一撃が飛ぶ。しかしここでも敵の思うようにはいかないのだった。瞬間としてナデシコの顔を守ったのは巨大な氷壁。

 

「こ、氷!?」

 

「そう思うようには行かないわよ?ハアッ!!」

 

現れたのは仲間と思わしきポニーテールの髪型をした金髪のヒーロー。そのまま流れるようなステップを踏みながらハイキックが飛ぶ。ヒーロースーツと合わせて見てもまるでバレエのようであり、見ている側としても惚れ惚れしてしまうほどの物だった。敵はたまらず距離を取り、そのまま彼女は上を見ながらGOサインを出す。

 

「今よ!」

 

「うん!!!!」

 

見上げるとそこにはビルの上に立っているヒーローがいた。

 

「ハアァァァァァァァ!!!!!」

 

「ぶべあッ!?」

 

必殺技とも言える超高所からの踵落とし。それが脳天に直撃した敵は堪らず気絶した。

 

「なんとかなったね!」

 

「もう!何度言ったら分かるのですか!?あんなビルの頂上から来るのはやめて下さい!穂乃果!!」

 

「えぇ!?だってヒーローは高いところから遅れてやってくるもんだって昔から相場が決まってるじゃん!!」

 

「それにしても限度があります!!今回で83度目ですよ!!」

 

「うぅぅ…う、海未ちゃんだって私のこと"ホムラ"じゃなくて穂乃果なんて名前で呼んでるじゃん!コスチューム着て敵と戦えば私達はヒーローなんだよ!?」

 

「あ、あれは穂乃果が何度も心配かけるからです!」

 

「まぁまぁ2人とも落ち着いて?」

 

「「こと「ミナリンスキーでしょ?」

 

「「はい」」

 

笑顔だがものすごい圧であり、2人は黙り込んでしまった。その矢先に結は真っ先にお礼を言いに駆け寄る。

 

「あの!助けてくれてありがとうございました!」

 

「いいよ!君たち学生さん?」

 

「はい!私達春から虹ヶ咲学園に入学するんです」

 

「確かあそこにはヒーロー科があったよね!君達もヒーロー志望?」

 

「頑張ります!!」

 

ーーーーー

 

「凄かったね〜!あの人達!」

 

「うん!あの人たち確かμ’sの人達だよね?確かアイドルヒーローの」

 

「学生時代からグループを組んで活動する大人気ヒーローグループだよね!」

 

「あと静岡県の方ではAqoursっていうグループが活動してて、同じ県内にある雄英出身ヒーローにも引けを取らないくらいなんだよ!」

 

「結ちゃん、大好きだからやっぱり詳しいね」

 

「もちろん!…って侑?」

 

結が目を移すと侑はとても輝いた目で呆然と立っていた。

 

「……ちゃった」

 

「え?」

 

「もう、完全っにトキメいちゃった!!何この感じ!?今までに無いくらいトキメキが止まらない!!」

 

「私!ヒーローにもなりたいけど、何よりもヒーローを誰よりも身近で支えてあげられる存在になりたい!!」

 

「だから姉ちゃん!歩夢!頑張ろう!!3人で一緒に!!」

 

「そうと決まれば皆んなで、ヒーロー目指していこう!」

 

「「「おおーっ!!」」」

 

架空(ゆめ)』は『現実』に。

 

言い忘れていたが、これは皆んなが皆んなで最高のヒーローになるまでの物語だ。

 





ご覧いただきありがとうございました!あれ、これ『高咲侑:オリジン』だったんじゃ…

はい。オールマイトではなくあの人達が来ました。お分かりいただけましたか?
最近はなんか栞子が飯田ポジになりそうで心配してます。

というか雄英も自由な校風が売り文句っていうのが虹ヶ咲と一緒なんだなって。
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