え?俺はサポート科志望だよ?   作:飛鳥彼方

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今回からヒーロー殺し編です!!と言っても翔は一切ステインと会わないんですけどね


金が無いなら稼げばいいじゃない

 

雄英体育祭が無事に終了し、休みを経て普段通りの授業へと戻る。登校中に色んな人に声をかけられたりしたことで雄英体育祭の影響力を改めて実感させられた。

 

「はよー…」

「おう翔おはよ。なんか疲れてね?」

「人にもみくちゃにされた…影響力すごいわ…」

「たくさんの人が見てますしね!当然です!」

 

なんて話していると朝礼の時間になった。席に座りホームルームを始めると、先生が口を開く。

 

「えーとね君たち予算使いすぎ。特に3バカ」

「「「へ?」」」

 

俺、修、明の3人はH組の3バカと呼ばれているが先生もそう呼んでいるのはいまだに納得がいかない。それより予算を使いすぎってどういうことだ…?

 

「発目さんはサポートアイテムをたくさん作りすぎ。無月くんはあの特殊スーツやらの1回の装備にかけるお金がかかりすぎ。複田くんはプログラム回りの出費が多過ぎる。ここは雄英だからそういうのは僕的には全然構わないんだけどね…これから困ってしまうかもしれないよ?」

 

確かにその通りだ。予算は湯水のように出てくるわけではなくしっかり制限がかかるのは当然だ。これからのことを考えるならそこのラインは厳しくするべきだ…これは反省…

 

「ということで3バカ達には職場体験に行ってもらいます」

「ノリがガ◯使すぎない?」

 

思わず突っ込んでしまった。そんなことある?

 

「ほんとは2年からなんだけどね。*1元々実力も買われていたし、スカウトも多々あったからね行ってもらうよ。」

 

こんなことあるんや…まぁいいや色んなとこあるし行ってみるか。

 

「あ、ちなみに無月くんにはヒーロー事務所からもちょっと来てるよ。だから1個少し顔出す程度はしてね」

「ぽえ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてなんやかんやあり職場体験へと向かう。出るのはヒーロー科と同じタイミングらしいから顔見知りもいた。

 

「あれ!?かっくんたちなんでいるの!?」

「おう出久。俺等も職場体験だ。つっても俺等3人は特例だけどな」

「そうなんだ!お互い頑張ろうね!」

「ほんとーに行きたくない…」

「そんなに!?」

「許してやってくれ緑谷…こいつヒーローとサポートアイテムどっちもやらされるんだわ」

「すごいじゃん!!なんでそんな嫌なの…?」

「仕事量が単純に倍以上になるから…」

「あぁ…」

 

実際今日は着いたらすぐにサポート会社の方に顔を出し開発、次の日の午前中まで行ったあとヒーロー事務所に向かい巡回などの手伝いをさせるらしい。

 

「んでいんだお前」

「お、勝己もか。実は…」

 

勝己にもおんなじ説明をする。

 

「ケッ…好待遇だなてめぇはよぉ…」

「ほんとに代わってくれてもいいんだよ?」

「代わるか!!自分でやれ!!」

「ふぇえ…」

「翔さんそろそろ行きますよ」

「やだー!!せめてお前らもついてこいよー!!」

「俺たちは別のとこだから我慢しろ!ったく、らしくねーぞ翔」

「私達ホントに場所も違いますしね」

「発目さんたちはどこに行くの?」

「私は宮城の方の会社ですね。飯田さんで試した補助スーツをどうにか介護の方面などで活かせないかと誘われたので」

「俺は九州のプログラム会社だ!なんかセキュリティについて学べるらしいからな!」

 

それぞれ学びたい分野や役に立てる分野を選択し、目的に向かって進んでいるようだ。

 

「で、てめーはどこいくんだよ」

「俺は保須のサポート会社。武器開発がそこしかなかったから」

「そこって結構すごいとこじゃない!?なんで嫌なの、?」

「いやその後がめんどくて…」

「あ、僕新幹線の時間だ!じゃあ!!」

「俺もだ。てめぇいつまでもへこたれてんじゃねぇぞ!!」

「おう。頑張れよ」

「あったりめぇだ!」

「うん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆と解散したあとすぐに俺も新幹線へ乗り込んだ。

 

「えーと…席は…ここか。って天哉じゃん」

「無月くんか!」 

 

隣は飯田天哉だった。これからこいつはヒーロー殺しステインに再起不能にさせられた兄の復讐のために保須へ向かう。

 

「それで、やるの?」

「あぁ!僕はこの経験を活かしてこれからのヒーロー活動に…」

「いや復讐。するんでしょ?」

「ッ…!」

 

そう言うと彼は顔を歪めた。まぁやっぱそうだよな

 

「言っとくけど俺は別に止めないよ」

「な…なぜだい!?僕がやろうとしているのは…」

「そりゃ世間から見れば悪い評価だろうな」

「だったら…!」

「悪いことっていう自覚があるなら大丈夫だ。だけどこれだけ忘れんなよ」

「?」

「お前がそのコスチュームを着たら1人の飯田天哉ではなくてヒーローの飯田天哉だ」

「それは…どういうことなんだい?」

「いつかわかるよ。自分でわからなきゃ意味ないしね」

「……」

 

その意味を考えているのか天哉は静かになり保須に着くまでずっと静かな空気が漂っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし!着いたぁ!!迎えの人はどこだぁ…?」

 

新幹線から降り、天哉とも別れて迎えの人を探していると

 

「お客様困ります!!」

「なんじゃうるさいのぅ!!こうでもしなきゃ探してるやつが見つからんのじゃ!!」

 

すごいでっかいロボットの上にのったおじいさんが係員に止められていた。

手元を見ると『無月翔!!迎えに来たぞ!!』と書いてあった。みんな…ヒーローだけめんどいと思ってたらこっちも波乱万丈がありそうだ…助けて…

 

 

*1
独自設定





次回!オリキャラ登場!!




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