諸君私は聞きたい。
世の女性は男は見た目じゃない中身だ!!
と言うが実際はどうだろうか?
答えは否、断じて否だ。
何故かって?
それはここだけの話だが、俺はブサイクで星の数ほど告白した事があるが全て振られたからだ。
いや、まぁ振れるのは仕方無い。
納得出来ないのが告白した女は全員こう答えた。
「弟くんが好きなの」
なんでやねん!!!
確かに弟は誰が見てもイケメンだ。
それに引き替え俺はブサイクのデブ…だからと言って俺は努力しなかった訳じゃ無い!!!
勉強だって頑張って学年30位に入っているし、運動だってかなり古いカンフー映画を観て、それを研究し努力した。
その結果不良からの熱い視線が送られる様になったのは誠に遺憾であるが…
まぁそんな日々勉強と喧嘩に明け暮れた俺はある日ネット小説を読んで真理を悟った。
男の娘=可愛い=モテる。
つまりは…来世に期待しろってことか、現実は何時だって残酷だ。
そんな事を考えていたら空がごろごろ鳴り始めた。慌てて空を見ると雲一つないどこまでも広がる青空があるだけ、さっきの音のことは忘れて再度歩き出…せずに俺は落ちた。
気がついたら俺は驚くほど真っ白な空間にいた。
そこにはつなぎを着た良い男がこの白い空間にミスマッチなベンチに座っていた。
「ウホ!!!良い男」
「(転生を)やらないか?」
俺は誘われるままその男にほいほい着いて行ってしまった。
「そんなほいほい来ちゃって良かったのかい?俺はノンケだってかまわずに転生させる男なんだぜ?」
「あんたみたいな良い男にお願いしたいです。」
「うれしい事言ってくれるじゃないの!!それじゃあ俺みたいな良い男に「待ってください」どうした?」
「出来れば男の娘にして欲しいです。」
「なんだそれは?」
説明中
「な~に~!!!俺に飛びきりかわいい女顔の男にしてくれだと!!」
「だ、だめですか?」
「う~む、ま、良いだろう。男は度胸なんでもやって見るもんだ。」
「やったぜ。」
「じゃあ尻を出せ」
「な、何でですか?」
「自分を変えたいんだろう?」
「はい、変えたいです。」
「ならば物理的に新しい世界を築く必要がある。」
「俺はそっちのケは無いんですけど」
「ああ、俺も無いから安心しろ」
「わ、わかりました。」
俺はおずおずと尻を出すことにした。
良い男は俺の後ろに回りこみしゃがんだ。
「昇龍拳」
ブスリ♂
「アッーーーーーーーーーーーーー」
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「アッーーー!!!って夢かよ。」
夢落ちで良かった。マジでリアリティありすぎる。その性で尻がむずむずしてきた。
そんなとき部屋のドアが勢い良く開かれてイケメンが入って来やがった。
モゲレバ良いのに
「どうした百春(ももはる)何か怖いものでも見たのか?」
「あんた誰だし?つーか百春って誰だよ」
「おい、寝ぼけているのか?自分の名前だろ?」
(え?俺の名前?いやいやそんなはずはない。何故なら俺の名前は・・・・なんだっけ?)
目の前のイケメンは困惑気味に俺の顔を覗き込んでいる。
そんな時に更なるカオスが舞い降りる。
「一夏ぁー百春は起きたか」
部屋に入ってきたのはつり目で性格がキツソウナ美人のねーちゃんだった。
まさかのイケメンの年上彼女かよ!!!
もげちまえ
「ち、千冬姉!?百春がおかしいんだよ」
「落ち着け一夏一体どうしたんだ?」
「それが百春の奴自分の名前が分らないし、俺の事も知らないようなんだ」
イケメンの言葉を聞いて美人のねーちゃんは泣きそうになりながら俺の方に顔を向けた。
「う、嘘だよな。百春、私だ、お前の姉の織斑千冬だ。」
「知らん。」
その一言で美人のねーちゃん・・・織斑千冬は泣き崩れた。
なんだか罪悪感がはんぱねぇが、知らんものは知らん!!だから正直に答えた。
その結果イケメンに睨まれたとしても後悔はしていない。
つーか全然怖くねーし、俺をびびらしたかったら喧嘩魔王でも呼んでこいやぁーーーー
それからしばらくして落ち着いた千冬さんと一夏さんと共にリビングにて向かい話し合った。
そこで知った驚愕の事実
この二人は俺の姉と兄に当たる存在だった。
(彼氏彼女じゃなかったのか・・・・もげろなんて思って悪かった。)
と心の中で謝罪しつつ、現状で一番の驚きは俺が小学4年生だと言う事だ。
ちなみに一夏さんは中学1年生
千冬さん?分からんがおそらく22歳位だろう。
まぁー彼らの事は置いといて・・・俺明日から小学校通うのが嫌過ぎなんだ。