美術館の警備のバイトを始めた錠前サオリだ。そこはD.U.地区の片隅にある小さな美術館で、絵画を専門に展示してあるらしい。
今回の私の業務は、営業中の館内各所に設置されたカメラの映像を監視すること。20個のカメラを1人で監視しなくてはならないが、その分給与は1時間1万円だ。気前がいいな、張り切って行こう。
なになに、注意事項として『館内の監視カメラは全て映像のみを収集している。管理室で音が聞こえた場合は無視すること』……らしい。音を拾わないカメラから音が出てくるわけがないだろう。だがこうして注意事項として取り上げられていると言うことは、何かが聞こえることがあるのだな。警戒しよう。
「ではバイトさん、今日からよろしくね。終業時間になったら私がこの管理室まで迎えに来るから、それまで外には出ないように」
そう言って、この美術館の館長であるロボットは管理室から出て行った。
(鈴の音)
管理室唯一のドアに取り付けられた鈴が音を出す。ざっと室内を見回してみたが、音の出るものはこの鈴しかないようだ。パソコンの設定も音量がオフにされており、そもそもスピーカーとなる機材がない。キーボードとマウスも音が出ないよう細工がされている。異常なほどに、防音の工夫が凝らされていた。
愛用のマスクを装着する。ここでは喋ることも禁止だと言われたから、念のためつけておこう。つけると喋れなくなるわけではないが、気休めくらいにはなるはず。
早速私は椅子に座り、各所の映像が映し出されたモニターに焦点を当てる。画面端のデジタル時計が10時を指した。さあ、業務開始だ。
(11:00)
館内異常なし、休日の美術館は穏やかな時間が流れている。絵画を見る客を見るのは何だか変な気分だな。
せっかくだから私もカメラ越しに絵画鑑賞でもしようかと思ったが、そこまでできるほど解像度が高くない。仕方ないな、明日の勤務前に来て楽しむとしよう。そんなことを考えていると、一枚の絵が映ったカメラに目が止まった。
(暗い背景に、うずくまる子供。かつてのアリウスみたいだ……)
端の方にぽつんと展示されていたその絵は、一切客が寄って来ておらず、何なら誰もこの絵に近づこうとはしていない。他の絵画が穏やかな風景画や明るいテーマの絵画だから、ネガティブなイメージがあるこの絵にはみんな近づかないのだろうか。
私はその絵から目が離せなくなっていた。絵がもたらすイメージのせいか、この絵を照らすライトも暗い色をしているように感じる。見てるだけで気分が落ち込む。それと同時に体の奥底から強烈な飢餓を、渇望を感じた。空腹ではない、もっと精神的な……そう、温もり………愛だ。愛が欲しい。きっとこの絵の子供はそう感じているのだろう。そしてカメラを通して見ている私にさえもその心情が伝わって来ている。すごいな、優れた芸術とはこんな力があるのか。感心せずにはいられない。
(おっといけない、他のカメラも確認しなくては。あの絵は明日見に行こう)
私は頭を振り、意識を切り替える。あの絵が映るディスプレイから、別の映像に目を映した。その瞬間、
「サオリ」
名前を呼ばれた!?確かに聞こえた!管理室には誰もいないはずなのに、ハッキリと、その声は聞こえた。危うく反応するところだった。気づいてないふりをして画面を凝視する。しかし思考は動かす、気配を探る。
……やはり誰もいない。だがあの声は先ほどまで見ていた、あの絵が映った画面から聞こえた気がする。まるで画面の向こうから話しかけられ、その声が映像を伝ってこの部屋にやって来たような感じがする。だとしたら、あの絵の子供が呼んだのか?
(いや、そんなことあるわけがないか。仕事を続けよう)
私は自らの仕事に意識を集中させた。さっきの声を考えないように、無意識になれ。でないと反応しそうで怖くなった。
(13:30)
業務開始から3時間半経過。閉館は17時、ちょうど折り返しか。この仕事は報酬はいいが、業務中は飲食・トイレができないのは難点だな。私はアリウスでの訓練のおかげで耐えられるが、一般人には難しいだろう。それにあの声もあるからな……。
「サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ、サオリ」
……12時くらいから、あの絵が映るカメラ映像からずっと声がする。最初に言ったが、管理室にスピーカーはない。この声は信じられないが、恐らく映像から出ている。映像が空気を震わせて声に変え、ずっと私を呼んでいる。
しかもその声が本当に不気味だ。悍ましい亡霊の声じゃない、あの声は姫で、ミサキで、ヒヨリで、アズサで、ミカで、先生で、便利屋達で、知り合いのシャーレ部員達だった。たくさんの声を同時に出力してハモらせているわけではない。たった一つの声、それが全員の声に聞こえるのだ。
私の知り合いの声を使って、反応を誘っているのか?本当に不気味で、不愉快で、不思議だ。この声の主はどうして私の知り合い達を知っているのだろう?私を見透かしてるとでも言うのか?
そんなことを考えながら監視を続けていた。こちらの心労など知ることもなく、入館者達は思い思いに絵を見ている。豊かな休日を満喫している。ん?何だあれは………?
(っ!?)
なるべく自然に目を逸らす。びっくりした、本当に叫び出すところだった。あの絵が、あのうずくまる子供の絵、その子供が入館者に紛れていた。見間違いじゃない。絵からそのまま飛び出して来たような非現実的な風貌の子供が、入館者に紛れて歩き回っている。どうなっている!?
私はうずくまる子供の絵が映るカメラ画面に目を向けた。映像には何の変化のない絵が映っている。当然だが絵の中の子供もそのままだ。ますます困惑した、じゃああそこで親子連れをじっと見ているアイツは何だ?
どうなっているか分からないが、このままでは客に危険が及ぶ可能性がある。デスクにある押せばヴァルキューレに通報できるボタンを押すか?いや、私が見ている幻の可能性もある。
(どうすれば………そうだ)
私は音が出ないよう細心の注意を払い、キーボードを叩く。デスクのパソコンにはチャット機能があり、何か私で判断できない問題があったらこれで連絡するようにと館長に言われていたのだ。
『こちら管理室、館内に不審者を発見。見回りを頼みたい』
館長からの返信はすぐに来た。
『不審者の特徴は?』
『信じてもらえないかも知れないが、4番カメラに映っている絵、うずくまる子供の絵に描かれていた子供だ。それが館内を歩き回っている。今は古代画コーナーにいる。ついでに12時頃から管理室内で私の名前を呼ぶ声が聞こえ続けている。これは何か分かるか?
『ああ、なるほど。全部あの子だね』
……ん?あの子?
『知っているのか?』
『気にしなくていい、客にも無害だから。ただ管理室まで来たらまた報告してくれ』
『待て、ここまで来るのか?』
『無視していれば安全だから、注意事項を守るように』
『どう言うことだ、説明しろ』
『おい』
それ以降返信はなかった。どう言うことだ?館長は何を知っている?あれは一体何だ?
浮かぶ疑問に答える者はなく、汗が額を伝い落ちる。一応……一応よかったことを上げるとしたら客は無事ということだろうか。館長もそう言っていたからな。私の方には……来るかも知れない、らしいな。
『館内の監視カメラは全て映像のみを収集している。管理室で音が聞こえた場合は無視すること』
注意事項を思い出す。今もなお私を呼ぶ声、あの映像から聞こえる声。反応したら来る……ということか。来たらどうなるかは分からないが、いいことではないはずだ。言われた通り注意事項に従おう。今の私にできるのはそれだけだ。全く、館長には終わったら洗いざらい吐いてもらおうか。
静かに深呼吸し、改めて画面に向き直った。
その瞬間、
「サオリ」
今までで一番大きく、ハッキリとした声が聞こえる。私はそれを聞いた瞬間肩を跳ね上げ、全身を震わせてしまった。呼吸を一瞬止めてしまった。反応してしまった。
(マダムの声は反則だろう………!!)
心の中でそう吐き捨てていると、全ての画面にあの子供の顔が映り出した。精巧に描かれているが絵の具の質感が残る黒い目が、20の画面越しにこちらを見ている。全てと目が合ってしまう。
「サオリ」
姫で、ミサキで、ヒヨリで、アズサで、ミカで、先生で、便利屋達で、知り合いのシャーレ部員達で、そしてマダムが混じった悍ましい声が私の名を呼ぶ。そしてニヤリと笑ったかと思うと画面から消え去った。
まずい……あれが来る!!
(13:45)
『こちら管理室。すまない反応してしまった。救援を求む』
チャットにそれだけ打ち込み、私は17番から20番のカメラ……館内の廊下を映すカメラの映像を確認する。
いた、あの子供だ。迷うことなく歩いている、こっちに向かっている!
私は業務を続けることにした。扉にアサルトライフルを向けて待ち受けようかとも思ったが、やはり無視することが大切な気がする。今もカメラ目線で近づいてるそれはいないものとして扱い、業務に集中するべきだという結論に達したのだ。でも少し不安だから、アサルトライフルを抱き締めておくことにした。これが効く相手かは……祈るしかない。
外から足音が聞こえる。近づいてる。気配も感じ始めた。何だこの気配……吐きそうだ。
(ドアをノックする音)
「サッちゃん、開けて」
「先生から呼び出し。仕事手伝って欲しいんだって」
「シャーレから緊急の呼び出しなんて、辛いんでしょうね……苦しいんでしょうね……。でもやるしかありませんよね」
姫とミサキとヒヨリの声。記憶にある声と全くの同一なのに、悍ましい気配はそのまま。これはこれで偽者だと分かりやすいが、まるであの3人が悍ましい存在に思えてしまって嫌になる。
そう言えば、ドアには鈴が取り付けられている。ドアをノックしたら鈴の音もするはずだ。それがないということは、先程のノック音もあれが出したものなのだろう。器用な奴だな。
(ノック音)
「サオリ!元気でやってるかい?心配で来てみたんだ。会いたいから開けて欲しいな」
お次は先生の声か。このバイトを先生に教えた覚えはないが、あの人ならどこかで知って駆けつけそうではあるな。神出鬼没だし、分かってなかったら開けてたと思う。
奴は……私の頭か心を覗いたのだろうか。何かを覗いたら、自分もその何かに覗かれてる……なんて言葉をどこかで聞いた気がする。奴……あのうずくまる子供の絵は、私がカメラを通して見た時に、私のことを覗き返したのかも知れない。見ただけで強烈な渇望を感じ、感情を強く想起させる表現力のある絵だ。何か不思議な力があってもおかしくない。
だがなぜ己を気づかせようとする?何の目的で?そういうものだからと言ったらそれまでだが………ただの勘だが、何か理由があるような気がした。
(ノック音)
「サオリ、開けて欲しい」
アズサ。
(ノック音)
「やっほ〜サオリ、開けて貰っていいかな?」
ミカ。
(ノック音)
「久しぶりね錠前サオリ、ここを開けなさい!」
アル。
(ノック音)
「開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて、開けて」
アリウスから出た後に知り合った、私を気にかけてくれた人達。
……なあ、もし私を覗いたのなら分かるだろう?頼むから私の大切な人達の声を使わないで欲しい。
(乱暴に扉を叩く音)
「早くここを開けるのです!私の言うことが聞けないのですか!?」
さすがにもう驚かないぞ。先ほどマダムの声も使ってくると分かったからな、予測できてたら反応しないよう自分を律することもできるさ。ああそれとマダムは大切な人じゃないけど使わないで欲しい。もう会いたくないんだ、声も聞きたくない。
(乱暴に扉を叩く音)
ついに痺れを切らしたようだ。誰かも判別できない声で「開けて」と連呼しながら扉を激しく叩いている。それでも鈴が音を鳴らさないから、実際には扉は揺れてないはず。ずっとずっと、そう言う音を出してるだけ。私に気づいて欲しくて。だが私は無視し続けた。
そして最後に大きな音を一つ鳴らすと、扉の向こうから気配が消えた。足音は聞こえないが去って行ったのだろう。私は胸を撫で下ろした。
「________ふぅ、危なかった。一時はどうなることかと」
(しまった!!!!!!!!!!)
何で最後の最後に気を抜いたんだ私は!?もう遅いと分かっていながらも、咄嗟に口元を抑える。
そしてはたと気づいた。一気に血の気が引いた。先ほどの私は、マスクで覆われたこの口元を動かした覚えはない。喉を震わせた覚えもない。
ただ自分の声が聞こえたから、自分が間違えて声を出したんじゃないかと思って口元を抑えたのだ。
「サオリ」
姫でも、ミサキでも、ヒヨリでも、アズサでも、ミカでも、先生でも、便利屋達でも、知り合いのシャーレ部員達でも、そしてマダムでもない声、私の声で呼びかけられる。声のする方へ顔を向ける。4番カメラ、ずっと私を呼びかけていた映像。画面の向こうのうずくまる子供の絵が顔を上げ、こちらに光の無い黒い目を向けている。
「サオリ」
絵は滑らかに口を動かしてそう言った。そしてケラケラと楽しそうに笑い出した。
私は反応してしまった。
後悔した瞬間、4番カメラの画面が光を放った。限りなく黒に近い寒色のそれは見てるだけで気分が落ち込む。それと同時に奥底から強烈な飢餓を、渇望を感じた。空腹ではない、もっと精神的な……そう、温もり………愛だ。愛が欲しい。きっとこの光はそう感じているのだろう。
ぼーっと突っ立って、それでも画面を凝視していた私を光が包み込む。目に何かが入ってきた。ああ、子供だ。私の中に入ってきた。目を通り抜けて脳の中に入り、私のアーカイブを、みんなから貰った愛や温もりを乱暴に掴む。貪るつもりなんだ、私を全部食べ尽くしてしまうつもりだ。動けない、ダメだ。
「助けてくれ……!」
(鈴の音)
「バイトさん!大丈夫かい!?」
勢いよくドアを開ける音とそれによって揺れる鈴の音が私を現実に引き戻してくれた。館長だ、館長が来てくれたのだ。
「いやああああああああああああああああ!!!!!」
すると私の中にいた子供は私の口を借りて絶叫した。泣き叫びながら私の目から這い出て、光を伝って画面の中に帰り、消えた。4番カメラの映像も謎の光を発さなくなった。管理室から悍ましい存在が消え去った。それに安堵して私は崩れ落ち、かがみ込んだ。
「ハァ……ハァ……私は………」
「あの子が来たんだね。怖かっただろう、大丈夫かい?」
「私は……私は錠前サオリだよな?食い尽くされるところだった、何もかも……私が私じゃなくなって………!」
「その前に来れてよかった。少し落ち着きなさい」
館長に手を引かれ、椅子に座る。背もたれに首を預けて、あの子供が触れた私の記憶を一つ一つ思い出す。大丈夫、全部思い出せる、何も食べられていなかった。
(14:02)
「……館長、あの絵は何なんだ?あんな恐ろしいもの、どうして展示する?」
落ち着きを取り戻した後、私は館長にそう問いかけた。あの絵……カメラ越しに襲ってきたあの子供。野放しのまま展示されているのは狂ってるとしか思えない。
目元に今も残る異物感と、頭の中をぐちゃぐちゃにされた感覚。それがあの子供の危険性をひしひしと伝えてくる。あんなもの、仕舞うか燃やすべきだ。
そう思いながら答えを待っていると、館長は逆に問いかけてきた。
「バイトさん、君はあの絵をどう思う?」
「どう……?そうだな、上手い下手や良し悪しは分からないが、見てるだけで気が滅入った。そしてこの子供は……愛に飢えてるのだと思ったな」
最初に見た時の感想をそのまま言う。この絵は愛に飢えている。だから私に呼びかけ、入り込み、貪ろうとしたのだと思う。
するとそれを聞いた館長は何故か喜び出した。
「そうだろう……!あれは見るものに解釈の違いなど許さない、唯一無二のテーマを、愛への渇望を伝えてくる絵だ。あれこそ本物の芸術、あれ以上に人に伝えることができる芸術を私は知らない……!」
饒舌に語る館長に、私は怪訝な表情を浮かべた。
「……危険な物なんだろう?私は襲われたぞ。お前がここにくるのが遅かったら、きっと死んでいた」
「そのことについては謝罪しよう。だが撤去するつもりはない。私はあの絵を……崇高、真の芸術たるあの絵を愛している。あれを展示し続けることが私の……あの絵に捧げる愛なんだ」
館長は真っ直ぐで済んだ瞳をキリッと引き締めながらそう言った。
そんなこと、納得できないし迷惑でしかない。この先も私のような被害が出るかも知れないだろうに、何を考えているんだ……?
私は椅子から立ち上がり、反論をしようとした。その瞬間、また4番カメラの映像から声が聞こえて来た。
「あなたのはいらない」
その声は私の知り合いの声ではなかった。何故か絵の子供だと確信でき、尚且つ強い拒絶を感じる声だった。
私はまた頭に入り込むのは嫌だったので、すまし顔で聞こえないふりをする。目の前にいた館長もそれを無視した。しかしその顔面のディスプレイに有らん限りの怒りを滲ませていた。
「……お前があの絵を愛する気持ちは分かった。だがあの絵はどう思っているんだろうな」
「……何のことだ?私には聞こえない」
館長は強く言い切った。4番カメラからはまた私を呼ぶ声が聞こえ始めた。愛を求める絵が拒絶するなんて、館長とあの絵に何があったんだ?分からないがもう……どちらにも付き合ってられないな。私はその場で退職すると館長に言った。
その後、働いた分の給与だけを頂いて美術館を後にした。あの絵と館長がどうなったかは分からないが、何の噂も聞かないからまだ無事なのだと思う。
誰かが酷い目に遭うかも知れないからと、あの絵を破壊することを考えたこともあった。だがあの子供が目から入って来た時のことを思い出してやめた。きっとまたあの絵を見たら、同じ目に遭いそうな気がして脚が震えるのだ。
結局何もできないまま、何も分からないまま、私はD.U.を離れて次の潜伏先に移動した。
ここだけサオリが裏バイトで働いていて、ひどい目にあったりあわなかったりする世界
錠前サオリの裏バイト奇譚6
業務内容:美術館の警備
注意事項: 『館内の監視カメラは全て映像のみを収集している。管理室で音が聞こえた場合は無視すること』
勤務期間:4時間
給与額:1時間1万円×4時間=4万円
コメント:しばらくの間、名前を呼ばれると一瞬無視してしまうようになった。少しトラウマになっているな。姫を無視してしまい怒らせてしまった。花を買ったら許してくれるだろうか。