先生到着約時間前 シャーレ部室にて
ミコトは今、先生という責任者がいないシャーレで部を設立させるための書類仕事に追われていた。
ミコト「あぁ、書類がオイシイナァ。私、書類、大好き」
そして壊れかけていた。
そうして書類を消化すること2時間、ミコトは外が騒がしくなっていくのを感じる。それに気になって外の様子を持るとそこには
大量のスケバンがいた。その数300以上であり、ミコトが一人でシャーレを守りながら処理できる人数を超えていた。
ミコト「.........は、はぁぁぁ!!!な、なんでこんな大量のスケバンが?!と、とりあえず連邦生徒会に支援を要請しないと。もしもし、リン行政官、急ぎの用です。今シャーレの部室近辺にスケバンをはじめとした不良生徒多数、応援を頼みます。え?今少数の生徒を連れた先生がこちらに向かっている?先生というと連邦生徒会長が呼んだという人ですか。まぁわかりました。こちらはこちらで足止めをしておきます。」ピッ
ミコト「よし、それじゃあ今回の武装はHGとSMGで行くか、」
ミコトはそう言いながら手早く戦闘準備を済ませ、スケバンの足止めのために外に出た。そして拡声器を使用しながら、声を出す。
ミコト「あぁ、あぁ。今この施設の前にいる生徒に通達します。直ちにここを立ち去りなさい。繰り返します。直ちにここを立ち去りなさい。さもなくばここであなたたちを制圧します。」
スケバンA「ふざけんな、誰がそんなことするかってんだ!」
スケバンB「そうだそうだぁ、ここの建物にはお前ひとりしかいないのはわかっているんだぞぉ!」
ミコト「警告はしましたのでここから実力による殲滅をさせていただきます。」
スケバンA「あぁ、お、おまえ一人にこの人数を殲滅できるわけないだr、ぐへ」バタン
スケバンC「な、よ、よくもぉ、お前らやってやるぞぉ!!」
スケバン達「「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」」」」」」
数分後
ミコト「倒しても倒してもきりがない。こっちは部室を守らないといけないっていうのに。それにしてもさっきから不良生徒たちの様子がおかしいような、うん?あっちの方にスケバンが集まっている?いったい何が、ってヘイローのない人間?!それに見たことのある生徒も複数名いるな。よく見るとあれは災厄の狐、狐坂ワカモ⁉矯正局送りになったんじゃ、それに戦車までとにかく援護に行かないと」
一方そのころ先生は
リン「シャーレの部室にもかなり近づいてきましたがこの騒ぎを巻き起こした生徒、ワカモの姿が見えていません。十分に注意してください。」
先生「分かったよ。ありがとうリンちゃん。と、いったところでみんな戦闘準備を」
ユウカ「了解です。先生「バタ」っえ?不良生徒が次々に倒れていっている?」
ハスミ「先生、あそこのビルの上に誰かがいます。あれは連邦生徒会の制服?ってあの子はまさか、そういえばあの後連邦生徒会に入ったという噂もありましたが本当に?」
先生「ん?ハスミの知っている生徒?」
ハスミ「えぇ、私の間違いでなければあの子は、」
と、シャーレの部室に向かいながら話していると不良生徒たちとの戦闘になった。そして不良生徒との戦闘中
スケバンD「ふははははは、こいつがあればお前たちなんか楽勝だぜぇ。」
スケバン達は戦車を出してきた。
ユウカ「はぁ!なんで不良生徒があんなもの持ってるのよ!」
スズミ「あの子のことはとりあえず後にするしかありませんね。先生、指示をお願いします。」
先生「これでおわりかな?」
ユウカ「えぇ、周辺に不良生徒は見つかりません。指揮お疲れさまでした。先生。」
そして先生たちが最後の戦闘からしばらく経ち
ユウカ「着いた!!」
ハスミ「はい。」
リン「シャーレの部室周辺の奪還完了。私も、もうすぐ到着予定です。建物の地下で会いましょう。(しかしあの子はいったいどこに?まぁ後で考えることにしましょう。)」
シャーレの部室地下にて
ミコトはある生徒と戦闘を繰り広げようとしていた、はずだった。
ミコト「あの人たちの援護にちょっとここを留守にしている間に入り込むなんて油断も隙もありませんね。災厄の狐、ワカモさん。」
ワカモ「あなたもまさかこんなに早く追いつかれるとは思いませんでしたよ。トリニティの竜巻、いえ今は連邦生徒会の神風でしたか。」
ミコト「ふぇっ?な、何ですか!その恥ずかしい二つ名。もしかして私の?もしそうなら今すぐにやめてほしいんですけど。」
ワカモ「あら、ご存じありませんでした?顔を真っ赤にして意外と恥ずかしがり屋さんなんですね。(この様子なら天使や女神などと言われていることを知ったら気絶とかしてしまうんじゃないでしょうか?)」
ミコト「だ、黙ってください。黙らないと撃ちますよ?うう、いったい誰なんですか。そんなこと言い出したのは(小声)」
カタッ
地下室に誰かの足音が響く。二人がそちらを見てみるとそこにはヘイローのない一人の大人がいた。
先生「こんにちは」
挨拶をされたことで二人の間に沈黙が走る。
ワカモ「あら、あららら……。あ、ああ……し、し……」
ミコト・先生「「し?」」
ワカモ「失礼いたしましたー!!」
そう言ってワカモはシャーレから勢いよく出て行ってしまった。
ミコト「え?」 先生「……?」
そんなワカモの突然の行動に二人が硬直しているとリンがやってきた。
リン「お待たせしました。ってあなたはここにいたのですか。」
ミコト「……あ、はい。突然スケバンに襲撃をされたのでここの防衛をずっとやっていました。」
リン「そうでしたか。ここを守ってくださりありがとうございます。ここに連邦生徒会長の残したものが保管されています。」
そういってリンは机の中から何かを取り出す。
リン「……幸い、傷一つなく無事ですね。受け取ってください。先生。」
以下しばらくすシッテムの箱についての説明がリンによって行われる。
アロナ「それではこれからよろしくお願いします、先生。(ふぅ、それにしても、生徒には私が認識できないようにしていて正解でしたね。ミコトちゃんに私の姿が見られるといろいろとめんどくさいですから。)」
先生「うん、これからよろしくねアロナ。」
ミコト「(アロナってもしかして、まぁ今はいいでしょう。またいつか直接あの人に会えた時に問いただしてあげることにしますか。)そういえば自己紹介がまだでしたね。私は初風、初風ミコトと申します。これからシャーレの部長として先生、あなたの活動のサポートをさせていただきます。これからよろしくお願いします。」
先生「うん、こちらこそよろしくね?ミコト。」
ミコト「すみませんが私のことは苗字で呼ぶようにお願いします。大人の人に名前で呼ばれるのは好きではないので。」
先生「そっか。名前で呼んでもよくなったら教えてね、初風?」
ミコト「……えぇ、まぁわかりました。そんなときは来ないと思いますが(小声)。」
先生「……ん?何か言った?m初風?」
ミコト「いいえ、なにも。そんなことより早く仕事に取り掛かりましょう。先生のすべき仕事は私が教えるので、これからは毎日が忙しくなりますよ?」
そんな話をしていると誰かが複数人が近づいてくる音がする。
ユウカ「やっと追いついた。先生、あなたは弾丸の一発でも致命傷になり得るんですからあまり先行しないでください。ってあ、あなたは⁉どうしてここに?今まで一体どこにいっていたんですか。」
ミコト「あまり大きな声を出さないでください。それと質問は一つずつお願いします、セミナーのユウカ会計。それで、なぜここにいるのかと今までどこにいたのか、ですか。今までは連邦生徒会にお世話になっていました。そしてここに入り理由は、」
ハスミ「シャーレの部長として働くことになったから、ですか?ミコトさん。」
ミコト「……えぇ、その通りです。お久しぶりですね、ハスミ副委員長。それにスズミさんにあなたはゲヘナの風紀委員ですか、先ほども見ましたがこうして改めて見るとかなり珍しい組み合わせですね。集まったきっかけはユウカ会計が最近の連邦生徒会に対しての苦情、とでもいったところですか。」
ユウカ「うぐっ、なんで分かったのよ?」
ミコト「適当に行ってみただけですよ?まさか正解だとは思いませんでしたが。話がそれてしまいましたね。ユウカ会計、先生に何か用があったのでは?」
ユウカ「そ、そういえばそうだったわね。先生、大体あなたはですねぇガミガミガミガミ……」
30分後、そこには足がしびれて動けない先生がいた。
ユウカ「……わかりましたか、先生。もうこんな無茶はなさらないでくださいよ?」
先生「うん、ごめんねユウカ。心配をかけてしまって。」
ユウカ「いえ、わかればいいんですよ。」
ミコト「コホン、話は終わりましたか、ユウカ会計?」
ユウカ「えぇ、ってあれ他の3人は?」
ミコト「自分の学園に帰りましたよ?あなたのお説教が思ったよりも長かったので。」
ユウカ「そ、そう。」
ミコト「ところでユウカ会計、あなたは生徒会の役員ですよね?」
ユウカ「え、えぇそうだけど、それがどうかしたの?」
ミコト「今、シャーレの部員を募集していまして、シャーレは兼部することも可能ですのでよければどうかな、と思いまして。」
ユウカ「やるわ!!」
ミコト「そうですか。ありがとうございます。部の活動内容に関してはまた後日お知らせしますので今日のところは帰っていただいて構いませんよ?色々と報告しなければいけないこともあるでしょうし、」
ユウカ「そうね、それじゃあ私はこれで失礼するわ。先生、また今度。」
ミコト「ふぅ、それではシャーレの仕事を始めましょうか、先生。」
先生「うん、そうだね。気張っていこうか!」
先生「でも、その前に少し休んでもいいかな?足がしびれてしまって、」
ミコト「は、はぁ、わかりました。」
この35分後に先生とミコトは業務を開始した。
第2話をお読みいただきありがとうございます。早くゲマトリアを登場させたいけれど登場はまだまだ先になりそうです。以下今回登場した人物の設定・ミコトに対する印象になります。
ミコト…極少数の人物を除き、名前+役職またはさん付けで呼んでいる。人の好意に鈍感で人の悪意に敏感な友達がいない(自称)かわいそう(周囲の人が)な子。先生に対しては大人であることから苦手意識を持っている。
ユウカ…セミナーとしての仕事で何度かトリニティに行ったときに中学生時代のミコトと会っている。会うたびにミコトをとても可愛がっていたがミコトには知り合い程度に思われている。トリニティを停学になったと聞き、とても心配していて会えた時は少し興奮してしまっていた。会員No.314
ハスミ…ミコトの中学生時代に交流があった。停学になった後連絡が取れず心配していたところだったので元気な様子を見てとても安心している。この後、ツルギやティーパーティーに今回の件を報告し、シャーレに強行しようとした生徒を止めることになった苦労人。会員No。121
スズミ…前述の二人と同じく、中学生時代のミコトとは交流があり、パトロール中に他の自警団メンバーと一緒にお菓子を食べるなどしていた。この段階ではまだファンクラブの存在を知らないため会員番号はないが後にその存在を知り、会員No.1831になる。
チナツ…今回が初対面であり、ユウカが先生と話しているときに会話をすることでミコトが「春風のM」であることに確信に至る。もともとある人の影響で「春風のM」の曲をよく聞いていたのでその事実に気づいたときにはとても驚いた。学園に戻った後にファンクラブがあることを知り、加名する。会員No.1822
先生…このssでは一応男先生のつもりだがだからどうといったものは特にない。名前を呼んだら怒られて何か過去にあったのでは、と疑っている。しかし、誰かに聞いたり、調べたりといったことをする気はなく、あくまでも本人が心を開いてくれるのを待っている。しかし、今後の生徒に寄り添った行動でミコトからの信用されるが今後の残念な行動で信頼はされず、当然だが尊敬もされない。今はまだファンクラブの存在を知らないが後にある人物からその存在を知り、先生であるということから特別な番号が与えられる。会員No.0
アロナ…生徒には認識できない存在であることに心から安堵している。ミコトに対して友情や愛情などとはまた違った感情を抱いてはいるがその設定が生かされることはおそらくない。肉体が存在しないためファンクラブへの加名が不可能であり、特別処置として先生と同じく特別な番号が与えられる。会員No.Ex