シャーレでの通常業務が始まってから数日が経ったある日のこと
ミコトと先生はシャーレの業務を消化していた。
ミコト「先生、そちらの業務の進行はどうですか?」
先生「うん、できたよ。確認お願い。」
ミコト「それでは確認させていただきますね?……はぁ、かなりの箇所で誤字があるんですが、少し休憩にしますか。ミスもかなり増えてきているようですし。」
先生「うん、それじゃあそうさせてもらおうかな、ってあれじゃーレ宛に手紙が届いてる。どれどれ………なるほど、ミ、じゃなかった。初風、出張に行くよ。」
ミコト「は?休憩時間を取ったらなぜ出張に行くことになるのですか?一からしっかりと説明してください。」
先生「んーとね、とりあえずこの手紙読んでみて?」
ミコト「アビドスからの手紙、ですか?どれどれ、なるほど。内容は理解しました。すみませんが出張は一人で行ってもらっても構いませんか?」
先生「え?どうして?何か予定でもあった?」
ミコト「先生が出張に行くから書類を当番の子たちでもできるようにしておかないといけないんですよ。先生が書類仕事をできなくなるので。」
先生「あっ、なんか、その、ごめん。」
ミコト「謝るくらいなら早くアビドスの子たちを助けてあげてください。」
先生「うん、わかった。ありがとね?みk、初風。今度何かおごるね?」
ミコト「あなたは今金欠じゃないですか。いいから早く行ってきてください。アビドスまでは時間がかかりますし、街中で遭難する危険性もありますので必ず最新の地図と3日分くらいの食糧を持って行ってくださいね?」
先生「街中で遭難って、そんな馬鹿な、」
ミコト「いいからこの地図を持っていきなさい!!」
そういってミコトは今作成した地図を先生に手渡す。その地図を見てみるとアビドスの校舎の位置からおすすめのラーメン屋まで記されている。
先生「ありがとうね、初風。やっぱり、初風は優しいね?」
ミコト「あぁ、はい。そんなとっても優しい私に感謝してアビドスの子たちを助けてあげてくださいね?」
それから三日後、先生はアビドス自治区で遭難していた。しかし、先生はアビドス高校の生徒、砂狼シロコに拾われたおかげで無事、アビドス高校に到着できたのでした。そうして、襲撃してきたカタカタヘルメット団の撃退後。
ホシノ「いや~、そういえば先生は連邦生徒会の所属なんだよね~」
先生「まぁ、一応ね?それがどうかしたの?ホシノ」
ホシノ「ちょっとね?おじさんの後輩?みたいな子がいるからさ、どうしてるのかなって気になってね。初風ミコトっていうんだけどさ」
ミコト「あぁ、初風ね?シャーレの部長として頑張ってくれてるよ?」
ホシノ「そっか、それならよかった。うへー、おじさん昔のこと考えてたら疲れちゃったよ。ノノミちゃ~ん、膝枕してよ~」
ノノミ「もう、しょうがないですね。いいですよ♧」
そうして数日後
先生から電話がかかってきたので電話に出ると、
先生「ミコト!アビドスの子が誘拐されたから救出を手伝って!ごめん、仕事とか忙しいだろうけど…」
ミコト「私を名前で呼ばないでください。それと生徒の救出ですね?もう、書類仕事は当番の子でもできるように手続きしてあるので今から向かいます。後で正確な位置情報を送ってください。」
先生「ご、ごめん。それと、ありがとう」
ミコト「それでは切りますね?」
ミコト「(今回、携帯していくのは Qimranut {SR キムラヌート}と 予備にAkzeriyyuth {HG アクゼリュス}にしておくか)」
ミコト「よし、行くか」
それから30分後
先生「さすがに初風は間に合いそうにないか。よし、それじゃあみんな、やるよ!」
ドカーン、爆発音があたりに鳴り響く。それにセリカやヘルメット団が動揺していると
アヤネ「セリカちゃん発見!生存確認しました!」
セリカ「……あっ、アヤネちゃん?!」
シロコ「こちらも確認した、半泣きのセリカ発見!」
セリカ「?!」
ホシノ「なにぃー!?うちの可愛いセリカちゃんが泣いてただと!そんなにさ寂しかったの?ママが悪かったわ、ごめんねー!!今度、「春風のM」ちゃんのCD買ってあげるからね?」
セリカ「う、うわああ!?う、うるさいっ!!な、泣いてなんか!!そ、それとMさんの曲が好きなのはノノミ先輩でしょ!」
シロコ「嘘!この目で見た!セリカはこの前、あの子の曲を聴きながら登校してきてホシノ先輩にいじられてた!」
セリカ「な、なんでそんなの知ってるのよぉぉ!」
先生「セリカが無事でよかった。それと後でその「春風のM」って子について教えてね?」
セリカ「セ、先生まで!!どうやってここまで、あと私にMちゃんについて聞かれても詳しく答えられないから!!」
ホシノ「うへ、元気そうじゃーん?無事確保完了ー。ってあらら敵さんが怒り狂って攻撃してくるよー。」
アヤネ「前方にカタカタヘルメット団の兵力、多数確認!!」
ホシノ「敵ながらあっぱれ……それじゃ―、せっかくだから包囲網を突破して帰りますかねー。」
セリカ「……気を付けて、奴ら、改造した重戦車を持ってるわよ。」
シロコ「知ってる、Flak41改良型。」
ホシノ「それじゃあ、行こうか?」
戦闘中、重戦車の砲身に一発の弾丸が命中する。
アヤネ「敵、戦車、次々と戦闘不能状態に!こ、これはいったい?」
先生「来てくれたのか、みk、初風。みんな!この支援については後で説明するから今は包囲網の突破を!!」
アビドス生徒「「「「了解!!」」」」
先生「ふう、何とかここまで帰って来れたね?」
ノノミ「それで、先生?先ほどの支援はいったい?」
先生「あぁ、それはね」
ミコト「私ですね。」
ホシノ「あれー?ミコトちゃんじゃーん。元気してた?」
ミコト「えぇ、お久しぶりです。ホシノ副会長。」
ホシノ「ちょっとちょっと、おじさんは副会長なんかじゃなくて対策委員会の委員長だよ?あれ?今回はその銃?なるほど、そういうことだったのね、おじさん完全にわかっちゃった!!」
セリカ「何?なんなのよ!早く説明しなさよー!!」
ミコト「えっとですね、……というわけでして、遠距離からこのSRで援護をさせていただきました。」
先生「えっと、センサーには反応しなかったんだけど、いったいどこから?」
ミコト「うーん。まぁ、ざっと3キロくらいかと」
アヤネ「さ、3キロ先からあれだけ正確な狙撃をしたんですか?」
ミコト「まぁ、3キロ先くらい本職のエリートならみんなできるのでは?」
ホシノ「そんなことより。おじさんおなかがすいちゃったよー。みんなでご飯食べに行こうよー。」
ノノミ「いいですね。それならあそこに行きましょうよ。」
アヤネ「あぁ、あそこですね」
先生「あぁ、あそこか。いいね」
シロコ「ん、私も賛成」
ホシノ「ノノミちゃん、ナイスアイデア!!」
ミコト「あぁ、あそこですか」
セリカ「み、みんな?ま、まさか」
セリカ「やっぱり!!なんでまたうちの店なのよー!!」
ノノミ「ここはミコトちゃんとの親睦を深めるためにもちょうどいいかと思いまして」
先生「みんなは何にする?私は味噌ラーメン。」
そうして、みんなで和気あいあいと過していると、4人の影が紫関ラーメンに忍びよっててくる。かもしれない。
第3話を読んでいただきありがとうございます。この後、少し個人的な予定が立て続けに入ってしまっているので第4話は1週間以上あくかもしれません。申し訳ありません。
武器紹介コーナー
ミコトの使用したぶきについての解説です。本編とは直接のかかわりはないので読まなくても大丈夫です。また、筆者は銃についての知識が乏しいのでお気を付けください。
No.10 Qimranut(キムラヌート)
スナイパーライフル
元の武器:McMillan TAC-50(マクミランTAC-50)
ミコトが持っている銃の一つで主に超長距離射撃に用いる。トリニティ時代から使っていた銃でよく手入れが施されている。名前の由来はクリフォトの樹の10番目に当たるMaterialism(物質主義)の名称。
No.05 Akzeriyyuth(アクゼリュス)
ハンドガン
元の武器:S&W M500
ミコトがよく携帯している銃。とりあえずの予備として持っていることが多く、あまり実践では使っていない。名前の由来はクリフォトの樹の5番目に当たるCruelty(残酷)の名称。