何故か両面宿儺の力を使える料理人の転生   作:毘沙門

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やはり、不愉快だ

 

俺が用事を済ませてから暫く経った後リンからそろそろ白祇重工に連絡を入れるとのことらしい

 

一先ずRandomplayerに行った方が良さそうだな

 

 

「お、きたね紅炎さん じゃあ今から白祇重工に電話するよ」

 

プーツ、プーツ

 

「もしもし、こちらパエトーンだけど…聞こえるかい?」

 

「ああ、お二人か。どうも、お世話になっている。」

 

「わざわざ電話してもらってすまないな」

 

「今すぐ依頼を説明する」

 

白祇重工の最後の依頼は、白祇重工が独自開発したⅢ型ホロウ用パイルドライバーだそうだ

他の2つの重機と同じく真面目に働いていたらしく

しかも、移動速度はあの2機よりも速かったらしい

そのせいかホロウの深部で見つかったそうだ

通りで見つからんわけだ

だが悪い知らせだけではなく信号の位置的に動いていないらしい

 

「そうなりゃいきなり移動されない前に近いホロウから突入した方が良さそうだな」

 

「Fairy、できるかい?」

 

〜肯定。目的ホロウ内のルートを生成中、成功しました。〜

 

「よし、いくか」

 

 

 

 

ホロウ内

 

 

「……なぁ この辺り前のホロウより寂れてんな?エーテル濃度もやけに高ぇ」

 

「ホロウ化して何年も経つ、それに旧都にも近いから長居すると碌な目に遭わん」

 

「それに、前回の2機も性格が変わっていた 今回も起きる可能性の方が高い、油断はするな」

 

「それに、グレースにも、性格が大きく変わった原因はわからないらしい」

 

「まあ、性格が変わった所でグレースがいじくれば、いいだけだろ」

 

暫くしていると目標地点に着き、最後の重機を発見した

 

だが、クレタ達が説得しようとする前にクレタ達を飛び越え逃げていった

 

「じ、重機が飛んだぁ!?」

 

「ぼさっとすんな!追いかけっぞ」

 

 

 

 

 

数分後 追いついた

 

「諦めろフライデー。もう逃げ場はねぇぞ」

 

「ところでさ、こいつだけ無口だな」

 

「やっと大人しい性格に会えたよ…」

 

「いや、多分違う おい、もう小芝居は辞めろ 私達の言葉を理解できてるのはわかってんだ お互い腹を割って話そうぜ」

 

クレタが再び質問し説得をしようとしていると、パイルドライバーの本性が現れた

 

「キャラだと?笑止千万!凡俗徒ごとき無礼にも口を挟み、我が使命を阻むとは!」

 

おっと???嫌な予感がするぞ

 

「我こそが明星の断罪者。我が師の命を受けこの地の封印を固めに参ったのだ。控えろ!」

 

「関西弁、乙女、今度は歌舞伎か…」

 

 

やっぱり白祇重工ってクセが強い重機つくんの好きだろ

 

 

聞いているだけ疲れるな……あっ

 

俺が次パイルドライバーをみた瞬間、グレースにいじられる3秒前みたいな状況だった

 

「ま、待て!話せばわかるって!だからやめてくれえええ!!」

 

いや普通に喋れんのかい

 

「聞いてくれ!嘘はついていないんだって!本当に我が師ホルスの声が聞こえたんだ!彼の期待に背くわけにはいかないんだよ!」

 

「「「「!」」」」

 

「…ホルス?」

 

その後、クレタは暫く考え込んでいたが依頼が完了したのもあってリンがボンプの回収に行く事になったらしい

 

「ちょっとしたハプニングもあったが、行方不明になった知能重機は3台とも見つかった」

 

「これで、白祇重工として依頼したことは完了だ。お前等のおかげで、うちらは土壇場を乗り切れた。」

 

グレースが今3台とも点検しているらしい

 

「そういや、パイルドライバーがいってたホルスって誰だ」

 

まあ俺は知ってるから聞く必要ないんだけど

 

改めてクレタからの説明を聞くとホルスはクレタの親父で白祇重工の金をごっそり持ってった疑惑があったそうだ

しかもそれに飽き足らず当時請け負っていた記念広場の完成が間に合わないのを恐れて姿をくらました

そして、クレタ率いる現在の白祇重工のメンツのおかげでここまで這い上がったらしい

今一度聞いただけで不愉快になるな、この話は

個人的にゼンゼロで一番不愉快なキャラだ

やってることがカ◯キヒ◯ルと同等だからな

 

初めてこの話を聞いただけで判断するならな

 

暫くして話を聞いていると、グレースの点検が終わったらしい

 

どうやら、3台とも同一の信号をホロウの深部から受信したことが原因らしい

その信号が最初の知能重機プロトタイプだそうだ

まあ、あんな腐った思い出の重機にはクレタも苦い顔もするだろう

 

「ま、プロトタイプを探したいならもう一度俺等の力を貸してやる まあそんなものはなかったって放置するのもありだが」

 

俺がそう言うとクレタは黙り込んでしまった

 

「まあ、何も今日で決めろとは言わん 今日は少しお前にとって情報量の多い1日だったろう じっくり考えてくれ」

 

「……紅炎さんの言う通りだ、今日は一旦解散して各自休んでもらったほうがいいだろう」

 

プロトタイプを見つけるか放置するか決めたらまた連絡するとの事で今日の所は解散となった

 

翌日

 

「俺達をここに呼んだということは…」

 

「あぁ、うちら白祇重工はプロトタイプの捜索をする方針に決めた」

 

「あれには会社の重要技術が詰まっている。社長としてそれを放置する真似はできねぇ」

 

グレースが位置を知っていると言い残しクレタは用があると俯いたまま行ってしまった

 

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