さて、俺も初めてくるな、この場所は
「零号ホロウ…旧都市陥落の原因の一つとされている」
「凶暴なエーテルの多い危険地帯だ…」
「だが、それで いい…!」
「今の俺がどこまでやれるのか試し切りといこう」
そう言い俺は零号ホロウに突入する
零号ホロウ内
「さて、原作ではピンクの巨大エーテリアスの討伐の為に"奴が動く筈…そこに横槍をさしてやろう」
すると、ピンク色の巨大なエーテリアスが早速姿を現した
「お出ましか…む?」
「遥か遠くから強者の気配…奴だな」
「そろそろ介入するか…」
対ホロウ六課Side
「こちらのエリアで、情報のない極超級エーテリアスが確認されました従い本作戦の支援にあたるよう要請します」
「これは対ホロウ六課副課長による、正式な招集です」
「極超級エーテリアス?成る程…さっきから様子がおかしいのはそいつの仕業か」
〜全員に通達!11時の方向より未確認極超級以上の反応確認!これは…両面宿儺かもしれません!〜
「「「「!!!!!!」」」」
「両面宿儺!?何故零号ホロウに!?」
(なんでいるんだ紅炎さん!?)
「課長は」
「いた!あんなところに!」
(あれが…対ホロウ六課課長…星見雅か…)
星見雅Side
私は極超級エーテリアスの討伐のためまずは刀の間合いに入るために近づいていた
「ふっ!はっ!やっ!」
私はこちらを狙ってくる小型のエーテリアスを蹴散らしながら大型エーテリアスの方に向かっていく
そして…
「はぁ…………」
集中する
次の瞬間
「貴様が星見雅か」
「!?」
なんだ!コイツ何処から!?
いや、立ち姿だけでこの威圧感…まさか…
「お前が…両面宿儺か…」
「その通り…」
「まあその前に…お前は邪魔だ」
そう両面宿儺がいうと一瞬であのエーテリアスは粉微塵になる
私でも、奴がいつ切ったのか見えないくらいの速度でだ
「………」
本当に今…何をした…
宿儺Side
「さて、これで邪魔は入らんな」
「貴様の事はニュースで見た、どうも 俺と同格とみられているらしいな」
「あぁ、お前には聞きたいことが山程ある、どのようにしてホロウを単独で破壊したのか 何故痕跡を一つも残さない事ができるのか」
「そうか、そちら側はこっちの情報をあまり把握していないのか」
「良い良い、今は気分がいい 少し話すとしよう」
「どのようにしてホロウを単独で破壊したのかは…今は教えることはできん 今はな、故に何故痕跡を残さぬ事ができるかだが…」
「俺の属性は特殊でな、他よりも感知しにくいエネルギーらしい」
「お前は見て分かっただろう?」
「……ある程度は予想できている」
「そうか、だが俺は気が短い そこで提案だ」
「今から俺に貴様の力を魅せてみろ」
「飲めないのなら、先ずはあの青鬼から殺して首晒しにしてやよう…ケヒッ」
「……そんな隙を見逃すとでも?」
「だが、お前とは戦いたいとは思っていた その提案を飲もう」
「そうか、なら 始めよう」
「星見雅…参る!」
月城柳Side
「! こちら柳両面宿儺と課長の交戦が始まりました!」
「両面宿儺か、流石に僕は課長が勝つと思うけど」
「はるまさ!それフラグって言うんだって」
「ちょっと蒼角ちゃん?何処でそんな言葉覚えたの?」
「けれど万が一星見さんに何かあったら…」
「ですがこの時の課長、大抵1人で戦いたいタイプなんですよね…」
「え!?」
「今は課長の勝利を見届けるまでです」
宿儺Side
「ッ!くぅ!」
「ゲラゲラゲラゲラ(ファンパレのボイス)」
「どうした星見雅!まさかもう終わりか?」
「こんなものではない」
雅は一度刀を納める
(あれは…居合か…)
「どれ、来るといい」
「……!…ヤァァ!」
刹那 ほぼ音速と言わんばかりの居合が宿儺を襲う
(……成る程な)
「……手応えが無い…まさか、」
「そのまさかだ、あんなもの当たらなければ意味はない」
(あれもかわされるのか…なら)
「一条結べば異次元世界、さすれば我、切れるもの無き!」ジャキ
「ふん…」
「一筆闘魂、壱幻世界っ!!」キィィン!!
「……くだらんな」
「解」
宿儺が解を放った瞬間、壱幻世界と解は相殺された
だがその余波は下にいる残りの六課のメンバーやアキラ達をも吹き飛ばすほどの風圧だった
「ぎゃぁぁ!!」
「なんという威力!」
「これ、僕達余波でやられませんかね!?」
「くぅ!仕方ありません!調査班は全員撤退!」
「すみません柳副課長、我々は此処までのようです…」
「問題ありません!巻き込まれない内にはやく!」
(紅炎さん…無事でいてくれ…)
「……」
「くっ…」
だが雅は直接刀で切りかかったのに対して宿儺は遠距離、よって宿儺が今度は襲い掛かる
「なんだ刀を降る手が止まっているぞ?」ドッォッガ
そう言いながら宿儺は3連アッパーを決める
「ゴフッ!!…はぁっ!」バッ!
雅は吐きつつも反撃を仕掛けてくる だが、
「ケヒッ」ニヤッ
これも躱される
「どうした?俺はさっきから"一度も"攻撃を受けていないぞ」
「課長が、押されてる!?今すぐ僕達も加勢を!」
「駄目です!」
「なんで!」
「私だって加勢したいですよ、けど、今の課長の目は」
「…ふっ……」ニッ
「楽しんでいます」
「久しぶりだ…あのエーテリアス以外でこんなにも楽しめるとは…」
「だが俺は一向に楽しめんぞ、剣撃が当たらんからな」
「まだ打つ手があるのだろう? ほら、頑張れ頑張れ」ニヤニヤ
「だろうな…一つ聞きたい、お前は…今後敵としてまた現れるのか?」
「ふむ…場合によるな、だが俺は信用には信用で応えるタイプだ」
「そうか…」
「私の本気を出そう…せいぜい死ぬなよ?」
雅がそう言うと、周りから雅にエネルギーが集まっていく
「ほう……!」
あの使い魔の力を刀に吸収し自分のものとしたか…!
「面白い!魅せてみろ!星見雅ぃ!」
「っ!!!」カッ!
雅が抜刀すると同時に大爆発が起こる
「うぐぐ…か、課長は!」
数秒後、煙が晴れるとそこには…
「ッ!!!」
「……クハっ!クハハハ…ゲラゲラゲラゲラ!!!!」
「良い、それで、良い!」
「…………」
"無傷"の両面宿儺と力尽き宿儺にひれ伏すかのように倒れている星見雅の姿があった…
「ぼ、ボスが……負けた……」
「しかも両面宿儺は傷一つ付いちゃいない…これは…」
「……課長の完敗……」
(紅炎さん…ここまで強かったのか…)
「……む…ぅ……」
「まだ意識があったか…」
「……悔しいが…私の負けだな…」
「お前の最後の居合、少しは驚いた これはおまけだ」
「反転術式」パァァ
傷ついた雅を治す
「っ!…これは…」
「俺を少し驚かせたさぁびすという奴だな」
「次会う時を楽しみにしているぞ、星見雅」ドンッ!
そう言うと宿儺は去っていった
「両面宿儺……」
「次は……負けぬぞ……」
おまけ
後日
あの後ニュースで両面宿儺がついに零号ホロウにて実物の激写に成功したニュース、星見雅がタイマンで完敗したこと
宿儺を正義と感じる勢力と宿儺を危険視している治安局、ホロウ六課などの意見が飛び交い賛否両論となった
そして
「えー、これからテスト返しをします、先ずは…エレン・ジョー」
「はーい」
「伸ばすな」
「はぁ、お前は残念なことに……」
(焦らさないでよ…不安になる)
「……このクラス唯一の満点だ」
「…え?」
「勉学の成果が出たな、もはや何も言うまい」
(やった!)
「次、」
さて、少し遊んでやろうの前編後編が終わった所で2部本編にいよいよ突入します
紅炎君の出番少ないかも