魔法少女リリカルなのはHERO Tの名を持つ少女   作:陽炎=蜻蛉

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あの日、慰霊碑の前で彼女と別れてから数ヶ月。誰も信じたりしないとしても、私はずっと待っている。まだまだやり残したことがある。だから、私は貴方とまた出会える日まで、精一杯生きてみせる。約束だよ、佳純。


第7話「スペシウム」

 

「ヴィヴィオッッ‼︎」

 

張り切って始まった第一試合、しかしなのは率いる青組は、試合開始からわずか数分後、ヴィヴィオがアインハルトに大ダメージを受けて戦線離脱するという不利に襲われていた。アインハルトはその勢いのまま、青組のキーマンであるなのはに挑もうとしている。

 

「ルーちゃん、止めに行ってもいい⁉︎」

 

【OK、なのはさんがやられるとマズイから、出来る限り足止めよろしく!】

 

「了解!スバルさん、いけますか?」

 

「ちょっとキツイけど、踏ん張るよ!行っておいで‼︎」

 

「はい!」

 

ここでカスミが、ギンガの相手をスバルに任せて方向転換、アインハルトの攻撃を阻止しに向かっていく。

 

「アインハルトさん!なのはママの前に、私がお相手します!」

 

「カスミさん、尋常に勝負です!」

 

ヴィヴィオの戦線離脱と同時、アインハルトのなのはへの突撃を妨げるように、今度はカスミが向かっていく。

 

「デヤアアアアアアッッ‼︎」

 

加速させた拳をダイレクトに叩き込もうとするが、当然アインハルトも拳で返し、爆裂音が轟く。

 

(ぐっ…!なんて拳の威力…!)

 

(カスミさんとは初めて打ち合いますが…このパワーは…!)  

 

拳のぶつかり合いから、両者の体勢がのけ反った。しかし、すぐにアインハルトは立て直した。

 

「覇王断空拳‼︎」

 

魔力使用の戦闘経験の少なさからか、ノックバックの耐性が無いカスミに、容赦なくアインハルトの追撃が襲いかかる。しかし。

 

「ジャンプ!」

 

声を発した瞬間、アリアがカスミの体を空中に急上昇させる。

 

「なっ…⁉︎」

 

「ライジングインパクト‼︎」

 

カウンターで放たれたキックがアインハルトを捉えた。アインハルトもガードで対応するが、明らかに押されている。

 

(これは…先ほどの拳以上に…!)

 

(行ける!このままアインハルトさんを…)

 

「ナックルバンカー‼︎」

 

アインハルトを落とすことに集中してしまった分、カスミの反応が遅れた。

 

「キャアァァッ‼︎」

 

横から飛んできたギンガの一撃が捕らえたのだ。カスミの体は勢いよくビル群を突き抜けて行った。

 

「大丈夫、アインハルト?」

 

「はい、助かりました。」

 

「カスミは私が引き受けるわ、貴方は予定通りなのはさんのところへ!」

 

「了解です!」

 

最小限のダメージで切り抜けたアインハルトは、予定通りなのはの方に向かっていく。

 

「さあ…どこからでもいらっしゃい。」

 

 

 

 

「痛つつ…ギンガさん凄い一撃だったな…」

 

倒壊したビル群の中で残りライフを確認しつつ、カスミは両手を開閉しながら思考をフル回転させる。

 

(このバリアジャケット自体はライジングホッパーと似てる。でも、アインハルトさんと拳をぶつけ合った…ううん、1歩目の踏み出しの時点で何か変な感じはあった)

 

あの時戦っていたからこそ分かる、スピード、ジャンプの上昇高度、そしてライジングインパクトの威力、どれも以前の状態よりは下回っている。

 

「もしかして、はやてさんが強化してくれた要素って…」

 

打撃ではなく、別の要素に注力してくれているとしたら。カスミの脳内が弾いた結論は。

 

「…砲撃か!」

 

【カスミ、大丈夫?】

 

「ルーちゃん、私一個作戦考えたんだけど、ちょっとだけ守ってもらっていい?」

 

【お、カスミから提案とは珍しいね。狙いはどこに?】

 

「ターゲットは…ギンガさん!ちょっと大きいのぶっ放すから、ルーちゃんは私が合図出すまでカモフラージュして!」

 

【了解!】

 

(まさか、恭弥さんから頂いたプレゼントがここで役に立つなんて…)

 

 

〜数ヶ月前 海鳴市〜

 

カスミが自身の記憶を取り戻し、新たな決意を固めた日の夜、高町家では延期となっていたゲーム大会が催されていた。

 

「色々あるけど…どれにする?」

 

「特撮系のゲームが一杯…夢の宝庫ですかここは…!」

 

佳純として生きていた頃は、日曜の朝早起きするのが定番だった故に、カスミのテンションは最高潮である。ヴィヴィオはそんな姉に少しだけ引いていたが、お構い無しだ。

 

「キャラが色々選べたりすると楽しいよね、ただ、ゲームシステムが難解だと大変だと思うから…これにしてみようか?」

 

恭弥が手に取ったのは、Nintendo Switchのソフトにしてウルトラシリーズの最新作【Fighting Evolution Stars】である。

 

「え〜と…総勢50人のウルトラマンと、50体の怪獣が登場する対戦ゲーム…」

 

「キャラは色々選べるし、操作も簡単だから、まずはこれで遊んでみようか。」

 

「やりましょうやりましょう!」

 

ゲームをプレイする中で、カスミは初代ウルトラマンの多種多様な技、そして十字に組んで放つスペシウム光線に夢中になっていた。

 

「珍しいね、世代的にはZとかの方が好きな子が多そうだけど。」

 

「シンプルイズベストってやつですよ。それに、栄光の初代ってかっこいいと思うんです。」

 

「カスミちゃん、よそ見してちゃダメよ? ゼペリオン光線‼︎」

 

「うわっ!桃子さんも強い!でもまだまだ!」

 

白熱したゲーム大会は大いに盛り上がりを見せ、結局その夜遅くまで戦いは続いた。結果はというと、恭弥の卓越したスキルを以って優勝したのだが、皆んな結果は気にせずに楽しんでいた。

 

そして、カスミたちがミッドに帰る当日、恭弥がカスミにあるものを差し出した。

 

「カスミちゃん、良かったらお土産にこのDVDも持っていくかい?ゲームだけじゃなくて、是非映像でも見てほしいんだ。」

 

恭弥が持ってきたのは、初代ウルトラマンのDVDコレクション、しかも最新のHDリマスター3.0版だ。鮮明かつ美麗になった映像と、より綺麗に聞こえる音声、そして出演者たちのインタビューやディレクターたちによる解説動画も収録されていたりと、ウルトラマンが好きな人にとっては激レアなお宝である。

 

「そんな、悪いですよ。恭弥さんの大切な物なのに…」

 

「大丈夫、同じ初代好きとして、きっと僕以上に沢山観てくれると思うんだ。是非皆んなで楽しんで。向こうではウルトラシリーズは観れないだろうしね。」

 

笑顔でプレゼントされては、当然断れるはずもなく、好意に甘えることにした。

 

「ありがとうございます!絶対…絶対、大切にします!」

 

 

舞台は戻り、カスミの思考は続いていた。

 

(あれ以来、ずっとウルトラマンの技…スペシウム光線を再現しようとしてたのは、はやてさんも知っているはず。何なら私がウルトラマンのこと結構言ってたわけだし。)

 

とはいえ、何の制約も無しに強力な魔力砲撃が撃てれば苦労はない。その時、カスミは自分の両腕が青白い光を発していることに気づいた。

 

「そうか…!これなら!」

 

【カスミ、大丈夫? 迷彩魔法に割けるリソースは15秒くらいよ?】

 

「それだけあれば十分!すぐに発動して!」

 

【OK!インビジブルミラージュ‼︎】

 

ルーテシアの迷彩魔法が発動し、カスミの姿が消える。

 

(カスミの姿が消えた…⁉︎)

 

【ギンガさん、今ならスバルを2対1で落とせます! もう一度前に出られますか?】

 

「ええ、分かったわ!ただ、カスミの反応が消えてるの、背後を狙われないように気をつけて!」

 

【了解!】

 

ノーヴェの援護に向かおうとしたギンガだが、カスミがルーテシアの瞬間移動魔法でティアナを狙う可能性を考慮し、周囲の様子を伺いながら移動する。しかし、その判断が命取りとなった。

 

「よし、チャージ完了!」

 

【今よ、カスミ!】

 

ルーテシアの迷彩魔法が解除され、ギンガの背後、半径10メートルの範囲まで近づいていたカスミの姿が顕になる。だが、その両腕には明らかに膨大な魔力が蓄えられていた。

 

「しまっーー」

 

「スペシウム・ブラスターーーーーッッ‼︎」

 

十字の構えから放たれた光、憧れの戦士の必殺技に肖りつけた必殺砲撃が、バリアを貼る間もなくギンガを呑み込んでいった。

 

「撃墜成功‼︎」

 

しかし、勝利に喜んだ一瞬の間を歴戦の勇士たちが見逃すわけもなく。

 

「フォトンランサー‼︎」

 

「なっ…⁉︎」

 

愛する母にして、今は敵チームのキャプテン、フェイトの声を認識した時には既に、彼女が放つ拡散型の雷撃槍が迫っていた。

 

(ジャンプーー)

 

アインハルトの時と同じように跳ぼうとするが、先ほどの砲撃で殆どの魔力を使い切っており、もう防ぐだけの力は残されていなかった。そして。

 

「アババババババ……」

 

感電しながらカスミは墜落し、意識を断たれるのだった。

 

(流石…フェイトママ…やっぱり強いなあ…)

 

その後、ゴライアスのロケットパンチや、なのはとティアナのスターライトブレイカーの激突など、最終戦争並みの激戦が繰り広げられた末に、最後は生き残っていたヴィヴィオとアインハルトのダブルKOで1戦目は試合終了となった。そのままお昼休憩に入ると、カスミはフェイトやギンガと笑顔で話していた。

 

「まさか、あんな強力な砲撃を撃てるようになっていたなんてね…凄いわ、カスミ。」

 

「いえいえ、ルーちゃんが迷彩かけてくれたお陰ですから。あんなに綺麗に撃てるとは思ってなかったですけど。」

 

「カスミ、最後避けれなかったのは、あれが原因なのかな?」

 

「うん、ママのプラズマランサーをかわすためにジャンプしようと思ったんだけど、全然体が動かなかった。多分あの一発で殆ど魔力使っちゃったんだと思う。」

 

まだまだ足りない物だらけ、と苦笑いするカスミだが、フェイトは労いと励ましの意味を込めてその髪を優しく撫でてあげていた。

 

「さあ、この後はメンバーシャッフルして2戦目に行こうか!」

 

『はい‼︎』

 

以下の2試合はダイジェストでお送りする。

 

 

〜2戦目〜

 

「今だよ、リオ!」

 

「双竜演舞‼︎」

 

「やばっ…ってそれ込みの連携⁉︎」

 

「リボルバースパイク!」

 

ヴィヴィオとカスミの姉妹対決が実現。積極的に打ちに行くカスミに対し、カウンターヒットで応戦するヴィヴィオだったが、リオの双龍演舞による援護射撃に怯んだ隙を見逃さなかったヴィヴィオが、リボルバースパイクからのディバインバスターのコンボを炸裂させ、カスミを戦線離脱させる。最終的に、この数的有利を生かしたフェイト率いる赤チームが勝利を収めている。

 

 

〜3戦目〜

 

「ここで一撃決めさせもらいます!」

 

「悪いけど、まだまだ負けられないわ!」

 

「スペシウム・ブラスターーーーーッッ‼︎」

 

「スターライト・ブレイカーーーーーーッッッ‼︎」

 

カスミとヴィヴィオの姉妹タッグvsギンガとスバルのナカジマ姉妹のマッチアップとなるが、経験則の差からナカジマ姉妹が圧倒、しかしルーテシアの援護射撃、アインハルトの参戦もあり、戦況は互角に。カスミはアインハルトとポジションを交代し、砲撃による一撃決着を狙うが、ティアナの放ったスターライトブレイカーの前に、スペシウムブラスターは撃ち負けてしまい、ここで撃墜となった。

 

しかし、中盤で魔力を大幅に消費したことが別れ道となったか、カスミとルーテシアの作戦で魔力を温存していた、なのは怒涛の猛攻の前に、殆どのメンバーが戦闘不能となってしまい、なのは率いる青チームが勝利を収めている。

 

 

 

こうして激しく、壮絶な3連戦を経て、一同は温泉に浸かって体を癒す。疲労感で危うくカスミが溺れそうになったりとハプニングこそあれど、概ねまったりとした時間を過ごしていた。

 

「いや〜、やっぱりキャロ姉の膝枕はいつも癒されるなあ〜。」

 

「ふふ、ありがとう。気持ちよさそうにしてくれると私も嬉しいな。」

 

温泉から上がった後は、ハラオウン家一同の4人で寛ぐ。こんな風にのんびりと過ごすのも久しぶりだなと皆思っていた。

 

「カスミ、初参戦なのに凄かったね。最後はティアナと撃ち合ってたし。」

 

「まあ、結局負けちゃったけどね。一応、なのはママが無双できる環境を作ろうと思って最後は捨て石になったけど、どうせなら勝ちたかったな〜…いぃッ⁉︎」

 

足をパタパタとさせようとするが、激戦の反動で筋肉痛が走ったか、涙目になるカスミ。

 

「こ〜ら、無茶しないで?昨日も叱ったでしょ?」

 

「え、エヘヘ…エリ兄ごめん。」

 

「あら、昨日何かあったの?」

 

「いえ、急いで温泉から上がろうとした時に転びそうになって…あ。」

 

エリオが言い終わる前に、フェイトが自分の右手に息を吹きかけているのを見て、3人の背筋に冷や汗が走った。こういう時のフェイトは、なのはよりも遥かに怖いことを知っている。

 

「カスミ…そういうのはダメだよって前にも言ったよね…?」

 

「いぃっ⁉︎ ちょ、待って待ってママ!もうしないって約束したから!」

 

「問答無用です!」

 

直後、一発の乾いた音が響き、思わずカスミの悲鳴が上がる。

 

「今のはエリオやママを心配させた分のお仕置きだよ。もう…カスミは時々悪い子になっちゃうんだから。」

 

「うぅ…ごめんなさい。」

 

「うん、分かってくれたならいいよ。痛いのはおしまい。おいで?」

 

「ママ…」

 

両手を広げたフェイトの胸に飛び込むと、カスミは小さな子供のように甘える。エリオもキャロも、以前の光景を思い出し、懐かしんでいた。

 

「エリオもキャロも、本当に強くなってたし、これからも向こうの自然や動物たちは大丈夫そうだね?」

 

「フェイトさんに言ってもらえると、私たちも自信になります。ね、エリオくん?」

 

「勿論。これからも頑張ろうね。さ、カスミも後でマッサージしようね。筋肉が硬くなったら余計響いちゃうから。」

 

「ありがとう。それにしてもこの感じ、本当に良いな〜…」

 

キャロの回復魔法やエリオのマッサージ、そしてフェイトの抱っこと撫で撫でによって回復したのか、ちょっとヴィヴィオたちとお話してくるね、とカスミは御礼を言いつつ、一旦部屋を出る。ベッドでは初等科組+アインハルトが、こちらも筋肉痛で動けなくなっていたところから回復したようだ。丁度ルーテシアがインターミドルについての説明をアインハルトにしていた。

 

「あれ?ルーちゃん、インターミドルの映像出してるけど…もしや。」

 

「うん、アインハルトも参戦するって。私も出場するわ。」

 

「本当⁉︎ おっしゃ、余計やる気になった!あ、でもデバイスは…」

 

「心配ご無用!もうはやてさんにお願いしてるわ。細かい相談は明日以降になるけど、アインハルトの戦い方に合わせて制作してくれるって。」

 

「アインハルトさん!私たちと一緒に頑張りましょうね!」

 

「ええ…喜んで。」

 

こうして、皆んなでのんびりと喋りつつも、やがて皆は眠りについた。数時間ほど経った頃、ふと目が覚めたカスミは、空に浮かぶ月を眺めていた。丸く綺麗な月、それはきっとカスミが知るもう一つの世界にも存在していることだろう。

 

「…世界大会に出場したら、日本にも中継入るかな。」

 

思いを馳せるのは、大切な親友。自分の姿形は変わっても、心は繋がっていることを、彼女は教えてくれた。だからこそ。

 

「私、頑張るよ…遥。」

 

 

 

〜翌朝〜

 

朝食の後、ノーヴェはカスミ達初等科組とアインハルトを集め、インターミドルについての今後の計画を話し合っていた。いくらポテンシャルが高くても、まずは自分たちの現時点でのラインを知らなければならない。

 

「で…師匠。私たちもインターミドルは初参加になる訳ですが、現時点ではどこまで行けそうですか?」

 

「うーん…皆んな間違いなくポテンシャルは高いんだけど、皆んなが参加するミッド中央区は激戦区なんだ。その上で見るなら…」

 

ノーヴェの評価としては、ヴィヴィオ、リオ、コロナは地区予選前半、アインハルトは地区予選の中盤、そしてカスミは…。

 

「あの砲撃だけ見れば、間違いなくエリートクラスでも負けない威力はある筈だ。ただ、一度の発射で殆どの魔力を持っていかれる以上、それに頼るのはリスキーと考えれば…」

 

「ヴィヴィオたちと同じってところですね?」

 

しっかりと5人の戦いを観察した上での評価である以上、カスミたちもそれを受け入れなければならない。

 

「でも!残りの2ヶ月で特訓すれば⁉︎」

 

「ああ、アタシの予想を覆してもらうためにも、全員分の基礎トレーニングメニューを組んでおいた。」

 

5人の特訓メニューは以下の通り。

 

①ヴィヴィオ

→格闘技全体のスキルアップ、カウンターブローの秘密特訓

 

②リオ

→春光拳と炎雷魔法の徹底強化、武器戦闘への順応

 

③コロナ

→ゴーレム召喚と精度向上

 

④カスミ

→魔力弾系統の特訓、接近戦での打撃戦強化

 

⑤アインハルト

→複数回のスパーリングによる覇王流の戦闘スタイルの確立

 

「…てな感じだな。」

 

「えー、私たちもスパーリングやりたいよ〜!」

 

「やりたいです〜!ね〜!」

 

「コラ!お前らは順番があるの!コーチの言うこと聞きなさい!」

 

『はーい!』

 

その様子を近くで見守っていたスバルたちは、ノーヴェの保護者ぶりを微笑ましく思っていた。

 

「すっかり、頼れる存在になったわね。」

 

「うん、ヴィヴィオもカスミも、ノーヴェのお陰で競技を始めて、今こんなに仲間が増えたんだもの、嬉しいよ。」

 

「でも競技会か…ちょっとだけ羨ましいですね、あの子達が。」

 

こうして、あっという間に4日間の旅行は終わり、いよいよカスミたちの本番に向けた特訓がスタートする。

 

「残りあとちょっと!頑張って鍛えるよー!」




陸戦試合、如何でしたか? この時点でのカスミの実力は総合的にアインハルトよりは下の位置付けです。次回、インターミドルに向けた特訓が始まります。ギンガとの絡みを是非お楽しみください。
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