それではどうぞ!
ゴソゴソ(誰かがベッドに入ってくる音)
「ふっふっふ!我が愛しの弟…あなたの姉が参りましたよ~」
「なんてね!そんな嫌そうな顔しないでよ〜私と君の仲でしょ?…え?なおさら嫌だ?そこまで言われると、流石の私も凹むよ?」
姉がそう言うと、弟は少し申し訳なさそうな顔をして、いいよと一言言ってから、そっぽを向く。
「ありがとう…やっぱり優しいね…それじゃあ、お言葉に甘えて…」
ギュッ
「あはは…抱きついちゃった…それにしても、本当に大きくなったね…小さい頃は私の方が大きかったのに、今じゃ、君の方が大きくなっちゃった」
「なんか嬉しいような…寂しいような…不思議な感じ」
《自分はもう子供じゃないよ》
「ふふっ、そうだね…でも、私からすればいつまでも可愛い弟なのです♪これはいつまでも変わらないよ」
姉の言葉に弟は頷き、言葉を続ける。
《姉さんがいつまでも自分の姉であることも変わらないよ》
「そうだね…それは変わらないこと、なんだけど…」
そう言った後、少し間を置いてから姉は言葉を続ける。
「ねぇ…もし、私が男の子として君のことが好きって言ったらどうする?そしたら、もう姉弟じゃいられないよね…」
姉の言葉に弟は首を傾げる。
「あはは…変、だよね…姉弟で恋愛関係になるなんてさ…そんなアニメや漫画の話じゃあるまいし…」
「でもさ…本気、なんだよね…私は君のことが好き。家族としてじゃなくて、1人の男の子として」
《本気なの?姉弟だよ?自分達…》
「うん。冗談でもなんでもなく、本気だよ。こんな形で聞くのはちょっとズルいけど、さ…君は私のこと好き?家族としてじゃなくて、1人の女の子として」
その言葉に弟は驚いたような顔をして、姉を見つめる。
そして、真剣な表情の姉を見て、本気だと感じた弟は少し考えるような仕草をする。
《正直、よくわからない…今までそんな目で見たことなかったし》
「そうだよね…いきなりこんなこと言われても困るよね…ごめん。やっぱり、今の話はわすれ…」
《でも》
弟の呟きに姉は驚きの表情を浮かべる。その表情には少しの期待も込められている。
「でも…?」
《真剣に向き合ってくれてるから、自分も真剣に向き合うよ》
「そっか…ありがとう!…それって、これからの私の行動次第では1人の女の子として好きになってくれるかもってことだよね!やったー!」
「え…?そんなに喜んでくれるとは思わなかったって?そりゃあ喜ぶよ!ふふっ!明日から頑張るぞー!」
「言質取ったからね!やっぱりなしなんて言わせないから!」
第二弾のシチュボでした!正直、上手く書けているかはわからないですが、楽しんで頂ければ幸いです。