暗黒錬金術師伝説10 暗黒!ライザのアトリエ2   作:dwwyakata@2024

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六番目の、最後の遺跡に足を踏み入れたライザ達。

そこは闇に満ちた、今までとはまるで違う遺跡でした。

ある意味体内のようなその場所は。

ただ闇だけがあったのです。


暗闇の蜘蛛の巣
序、橋をつなげて


複雑に絡んでいる遺跡の内部。たくさんの壊れかけの橋。たくさんの崖。たくさんの足場。

 

それらが複雑に絡み合っている。それぞれの高度も違う。

 

こんな場所で、良く暮らせていたな。

 

そう思うこともあるけれど。

 

すぐに違うとあたしは理解し直す。

 

此処は、あくまで戦闘を行うための場所。死地。

 

本当に生活していたのは、此処よりずっと下の。石が落ちた辺りの筈だ。或いはもっと下の可能性もある。

 

そもそも此処は、単独であの古代クリント王国とやりあった場所だ。

 

相応の規模の生活スペースがある筈だし。

 

兵器だのを格納しているスペースも。

 

なんなら生きている兵器だって、まだある可能性が高い。

 

それは下手な魔物より手強い筈だ。

 

いくら人口が今よりずっと多かったとは言っても。

 

魔物に対して圧倒的優勢だった時代の事なのだから。

 

それ自体が、既に。

 

今のあたしには、考えつかないことだ。

 

魔物に対して人間が優位な時代。

 

どんな風に、普通の人は暮らしていたのだろう。

 

それは不思議だ。

 

クーケン島ですら、色々なゴミはたくさんでる。それが今の何十倍も出ていたとしたら、それの処分はどうしていたのだろう。

 

魔物は、世界の人間に対する怒りの産物。

 

その言葉を思い出す。

 

それは、あながち嘘では無いのかも知れない。

 

ただ、魔物が決定的に人間を敵と見なしたのは。

 

古代クリント王国の所業が決定打、なのだろうが。

 

いずれにしても、遺跡の住居は今とは決定的に違っている筈。しかもこれは、星の都や他の遺跡とは文明の系統も違う。

 

興味がないといったら、嘘になった。

 

かなりブランブランになっている橋の、向こう側につけた。此処も通れるようにしておく方が良いだろう。

 

ロープを投げて渡し。

 

両側から、少しずつ補修をしていく。

 

骨組みそのものは、それなりにしっかりしている。

 

橋の両側にある骨も、それなりに形を為していて、それどころか浮いていたりもする。

 

この仕組みは分からない。

 

どうやって浮かせているのか。

 

ドラゴンの魔力によるものなのか。

 

魔物の中には、魔術で飛ぶ奴も多い。エンシェントドラゴンともなると、その巨体を凄まじい魔力で浮かせているのだろう。

 

だとすれば、なおさら。

 

仕組みは知りたいと思う。

 

ただ。持ち帰るべきは、インフラのかけらではない。

 

遺跡内のインフラを破損すれば、何が起きるか分からないのだ。

 

せめて研究施設までたどり着ければ、状況が変わるのだろうが。

 

この暗闇に包まれた遺跡。

 

まだ全貌は、まったく分からない。広さすら、はっきりしていないのだから。

 

はっきりしているのは、流砂の中にあった中州よりもずっと大きいと言う事くらいだろうか。

 

あの流砂そのものが。

 

やはりトラップだったのだとみて良いだろう。

 

しばらくすると、フィーが懐でごそごそと動く。

 

あたしは時計代わりに持って来ていたランタンを確認。どうやら、今日はここまでのようだ。

 

「よし、此処まで!」

 

「引き上げるよ! ガイドするから、従って!」

 

クラウディアが音魔術で呼びかけてくる。

 

ある程度散って作業をしているので、そうしないと危ないのだ。

 

入口近くに作業小屋を作ってある。あり合わせの材料だが、持ち込んだ資材類は充分に格納できている。

 

全員が集まったところで点呼。

 

軽く話は聞いておく。

 

「魔物との交戦が何回かあったよね。 相手は何だった?」

 

「私が斬ったのは洞窟蝙蝠でした」

 

洞窟蝙蝠。

 

近年増えている魔物だ。

 

洞窟に住み着くコウモリなのだが、大きさが尋常では無い。牙そのものに大した脅威はないのだが、問題は多くの病気を媒介することで。迂闊に触ったり噛まれることは、非常に危険な事態を招く。

 

血も浴びない方が良いとされていて。

 

パティは、しっかりそれは理解しているようだった。

 

「かなり大きな個体でしたが、人間に対してあまり戦闘経験を持っているようにも見えなかったです。 敵意をもってまとわりついてきたので斬りましたが、あの様子だと脅かすだけで良かったかも……」

 

「いや、いいんだよ。 舐められると普通に次は食いついてくると思うしね」

 

「分かりました」

 

「俺の方は、何だかよく分からないワームだったな」

 

レントも言う。

 

大きさは、この間交戦した巨大蚯蚓であるデスワームほどではないにしても、相応だったらしいが。

 

レント単騎で則殺出来る程度の相手であり。

 

それほど強力な魔物では無かった、ということだ。

 

多分何かの理由で舞い込んできたのか。

 

或いはまだ何処かに知らない穴があって、其処から入り込んで来たのか。

 

それとも。

 

元々、此処を住民が放棄するときに、放っていった魔物なのかも知れない。

 

「いずれにしても怪我なんかはないね」

 

「大丈夫、問題ない」

 

「よし、じゃあ今日は引き上げるよ」

 

皆を促し。

 

遺跡、「北の里」を出る。

 

此処もかなり腰を入れて臨まないと、厳しい場所だろうなとは思う。

 

ともかく、少しずつ丁寧に進む。

 

それ以外に方法は無い。

 

焦っても、碌な事にならない。かといって、ダラダラやるわけには行かないのも事実だ。封印がどれだけもつかまだ分からない。

 

それに、フィルフサがいるのは確定。

 

フィルフサが、いつまで幻惑で足止め出来るか分からないのだから。

 

遺跡から出る。タオが、少し厳しい口調で言った。

 

「やっぱりこの仕掛け、かなり動きが悪いね。 あまり頻繁に動かしていると、壊れるか、それとも動力を使い果たすかも」

 

「でも、開けっ放しというわけにもいかないんだろ」

 

「うん。 魔物が入り込むだろうし、何より「数多の目」に言われているんだ」

 

「……野営をしながら、一気に探索するのも視野に入れるべきじゃねえかな」

 

クリフォードさんが提案。

 

パティは露骨に嫌そうな顔をしたけれど、咳払いして気持ちを整え直したようである。

 

まあ、その辺りはちゃんと自省できるのだから立派だ。

 

「ともかく、まずは一番下まで下りる事。 タイミングを見て動力の確認をすること、これが大事ですね。 それから、あの鼓動をしている何かが遺跡の動力だと確認できたら、最優先で修復。 それで入口の問題は解決しよう」

 

「分かった。 僕もその方針で賛成だよ」

 

ともかく、遺跡の入口をまた封じる。

 

そして、「数多の目」を呼び出して、また外に連れ出して貰った。

 

「数多の目」は必要がないからか、タオとも殆ど必要な事しか喋っていないようである。これは恐らくだけれども。

 

まだタオを完全に信頼している訳ではなくて。

 

様子を見ながら、行動しているという事なのだろう。

 

「北の里」を調べ始めてから三日目。

 

ともかく。そろそろもう少し、この遺跡を効率よく探索しないとまずい。想像以上に遺跡の劣化が激しいからだ。

 

あたしも、それは良く理解していた。

 

アトリエに戻ると、あたしは幾つかの提案を先にしておく。

 

「空を飛ぶのは無理だけれども、ある程度空中で姿勢制御を出来る道具は作っておこうと思う」

 

「ふむ。 空中で機動できるのは俺とライザだけだろうな。 どっちかで使うのか」

 

「いえ、二人分作ろうと思っています」

 

原理は簡単。

 

風力爆弾であるルフトの原理を利用して、空中で空気を噴射する道具だ。

 

ただ、これは空を飛ぶほどのパワーはなく、基本的に落下速度を遅くする、くらいの事しか出来ない。

 

これについては、事前に説明をしておく。

 

あたしの場合、空中での熱操作魔術による起爆で、更に落下速度を遅くすることが出来るだろう。

 

クリフォードさんは、空中での機動がある程度出来るようだ。

 

ブーメランとの連動しての魔術なのだと思うが。

 

流石に切り札だからか、原理はあたしにも教えてくれていない。

 

いずれにしても、明日の朝には出来る。

 

少しずつあたしも頭の冴えが戻り始めていて。

 

こういうのは、思いついてすぐに実行できるようになってきていた。

 

三年間、ずっと怠けていた訳じゃない。

 

魔物を倒し、作れるものを作り。クーケン島のために働いて。多くの不便を解決し。苦しんでいる人を助け。新しい家を作ったり。駄目になってしまっている街道を直したり。あたしの手が届く範囲で、救えるものは救ってきた。

 

あたしだって世界の全てを救えるわけでは無い事は分かっている。

 

だけれども、出来る範囲の事で手を抜いた覚えは無い。

 

だから、鈍っていたというのとは違う筈なのだが。

 

どうしてなのだろう。

 

ずっと頭の働きが悪かったのは。

 

ともかく、少しずつ頭の働きが戻って来ている。三年前の閃きが戻ってくるまでもう少し、という確信もある。

 

「ロープとかは少し追加しておこうか」

 

「ありがとうクラウディア。 助かるよ。 後、地図だけれど」

 

「今ライザが言った道具を使えば、この橋……いけるかも知れないね」

 

一つ、降り気味の橋があった。下の方につながっているのだとすれば、それは非常に大きい。

 

だけれども、この橋は破損が大きくて。

 

はっきりいって、クリフォードさんでも、命の保証はないと言っていた。

 

故に他の橋の修理を優先していたのだが。

 

ともかく、これをやってしまうべきかも知れない。

 

「よし。 後は永続的な灯りが欲しいけれど……」

 

「ライザの実力は俺も知っているつもりだが、流石に太陽までは作れないだろ」

 

「太陽は作れないけれど、常時空中にあって、灯りを広範囲に提供する道具くらいだったら何とかなるかな」

 

ボオスが絶句する。

 

実はこれについては、祭などの時に、夜に浮かべる事を以前から構想していたのである。

 

大した仕組みではない。

 

小型の気球みたいなものに、灯りを常に放ち続ける仕組みを組み込んだだけだ。灯りの火力が高めなので、小型気球が燃え尽きてしまったり。気球がうまく浮かなかったりで、色々問題はあったのだけれども。

 

今なら。それも多分解決できると思う。

 

ともかく。灯りを確保した上で、身軽な人間を二人確保できれば。更に遺跡の調査も進展できるはず。

 

そして問題になっているのは、入口の開閉回数だ。

 

最悪の場合は、日を開けて、入念な準備をしてから遺跡に向かう判断も必要だろう。

 

少し考えてから、あたしは決断していた。

 

「今告げた、身軽になれる道具と、永続的な灯りは、今日の内に作っておくよ」

 

「分かったわ。 ライザ、実は頼みたい事があるのだけれど」

 

「なあに?」

 

「うん、機械の修理。 だけれど、今日は其方に集中した方が良さそうだね。 私の方から、それについては根回ししておくね」

 

クラウディアに頷いておく。

 

実は、封印の案件が片付いたら。王都を離れる前に。王都にある機械は全て修理してしまうつもりである。

 

また、王都の上水や下水などのシステムも確認して。

 

問題があるようなら直してしまうつもりだ。

 

それが終わってから、クーケン島に帰る予定である。

 

また、今後出向いた先に存在するインフラや機械にも、同じ処置をするつもりだ。その過程で、古代クリント王国がオーリムから奪った水が取り戻せるかもしれないからである。

 

それについては、既に皆には話してある。

 

ただし、機械の数はクラウディアが概算を出してくれている。恐らくは、全て直すにしても、一月は掛からないだろう。

 

後、皆が此処を離れる前に。

 

先に手伝って貰う事がある。

 

トラベルボトルの設定を切り替え。セプトリエンを回収するようにする。

 

これは、動力炉にエネルギーを供給するために、セプトリエンが必須になるからである。

 

フィルフサのコアなんて、そもそも動力として考えるべきじゃない。

 

フィルフサがどういう存在かは分からない。元からいたのだとしたら、野生の生物なのだろう。

 

例えば、野生動物が放って置いても幾らでも湧いてくるような世界だったら、生物の体内の物資を宛てにして、幾らでも刈る、というのも有りかも知れない。

 

だけれども、この世界の動物はそうじゃない。

 

だったら、フィルフサは排除する敵ではあっても。

 

少なくとも、その体内にある物資を資源として考えるべきではない。

 

そんな風に考えていたら、古代クリント王国の錬金術師と同じになる。

 

あたしは、ああはならないとだけ決めている。

 

「ええと、薔薇園みたいな香りがきつすぎる場所ではないです……よね」

 

「大丈夫。 鉱石しかないから。 ただ、結構強い魔物が時間を掛けると出てくるから、急いで回収する必要はあるね」

 

「それで人海戦術だな」

 

「俺も行く。 どうせ、いずれは俺も戦うんだ。 荷物持ちくらいはやらせろ」

 

ボオスも乗り気か。

 

ならば、皆で行くだけだ。

 

トラベルボトルに入る。

 

入る時は、すっと文字通り世界が切り替わる。

 

この辺りは、神代の技術の凄まじさを感じる。

 

そして、神代の子孫だろう文明が、どれもこれも古代クリント王国と大差なかった事を考えると。

 

はっきりいって、これには闇しか感じない。

 

今は、まだ活用するが。

 

いずれ封印が必要かも知れない。

 

或いは、今構想しているフィーのための世界に固定するか。

 

いずれにしても、今はまだ。

 

調査の段階だ。

 

調査の段階では、まだ決めつけるべきではない。

 

真っ赤な凄まじい色の空。

 

空に出ている月は二つもあって、此処があたし達の世界ではない事を一目で示してくる。

 

薔薇園ともまた違う世界だ。

 

これはやはり、作り物の世界ではあるが、何かからくりがあるとみて良いだろう。

 

辺りには、出来損ないレベルの質が低いセプトリエンが散らばっている。鉱石を崩しても、ボロボロと落ちてくる。

 

呆然としていたボオスも、頬を叩くと、作業の指示を求めてくるので。

 

すぐに散って、鉱石を回収。

 

皆疲れているのだ。

 

ここで更に強力な魔物とやりあうのは避けたい。

 

こんな所でバカみたいな被害を出したら。

 

それは文字通り、バカの所業だからだ。

 

鉱石を砕いて、セプトリエンを回収しておく。分かってきた事がある。密度は低いし純度も低いが。

 

これは圧縮すればする程強力になるタイプの鉱石だ。

 

魔力を大量に蓄える毒竜の体内から得られたのだ。

 

これが魔石の最上位存在であることは容易に見当がつく。

 

後は圧縮の方法が良く分からないことで。

 

そればかりは、自分で研究していくしかないのだろう。

 

荷車に積み込んだ時点で、切りあげを指示。

 

遠くに大きな気配。

 

どうやら魔物が生じたようだ。

 

さっさと引き上げる。

 

元々このトラベルボトル。内部に強力な素材を出せば出すほど、魔物も強くなる傾向がある。

 

だとすれば、セプトリエンを回収すれば、それなりに凶悪な魔物が出るのも、道理なのだろう。

 

今はこの出がらしみたいなセプトリエンだが。

 

これが強力な、熟成されたセプトリエンになったら。

 

それこそ、ドラゴン級の魔物が出ても、おかしくは無いのかも知れなかった。

 

トラベルボトルを、荷車を押して出る。

 

相応の鉱石と、それなりの数のセプトリエンを回収出来た。それで、よしとする。

 

「相変わらず何から何までとんでもねえなお前とその周りは」

 

「褒めてくれているのは分かるよ。 ちょっと引っ掛かるけど」

 

「半分褒めて半分呆れてるんだよ。 ただ、そのとんでもなさが、もう悪い方向に作用しないことも分かってる」

 

ボオスは相変わらず一言多いなあ。

 

後は、軽く分別だけして、解散とする。

 

あたしは此処から、集中して調合だ。

 

まずはインゴットを加工して、それで形を作り、ルフトをそれに組み込んで。ルフトの爆発力を持続させつつ、火力を落として、更に任意のタイミングで。

 

それをエーテルに溶かして、要素を抽出しながら、順番にやっていく。

 

そういえば、ここ最近ずっとボオスとレントは一緒にやっているようだ。

 

ボオスの剣術を、レントが見ているらしい。

 

あのプライドが高いボオスのことだ。

 

結構不満はあるだろうが。

 

だが、だからこそ上達も早いはず。

 

ボオスだって途中で拗らせてはいたものの、それでもアガーテ姉さんに基礎は教わっているのである。

 

だったら、その基礎を生かして飛躍する日はきっと近い筈だ。

 

とりあえず、出来たか。

 

コップ状に加工したインゴットにルフトを埋め込み。更にそれを二つ、棒状に加工したインゴットでつなげる。

 

これを腰に付けられるように、ベルトもついでにつけた。

 

ベルトで腰に固定して、それから更に調整。コップが常に下を向くように、重しをつけておく。

 

そして、低高度を、ある程度空中機動できるあたしがまずは試験。

 

まあ低高度なら、部屋の中でいけるだろう。

 

黙々と試験を行って、それで専用のルフトも作っておく。

 

しばし試験をして、充分と判断。後は、高い所からの落下も試してみる。あたしはそもそも高高度からの魔術をぶっ放して、それから着地という一連の作業にも慣れている。試験にはもってこいだったりする。

 

農業区で、しばしそれを試す。試していて、途中で気付く。セリさんの畑が、凄い事になってる。

 

新しく借りた方も含めてだ。多分前に回収した植物を、全力で調整して試しているのだろう。

 

何度も跳躍して降りてくる過程で、「ルフトブースター」とでも名付けるべきこの道具は完成。

 

性能に満足して降りてくると、例の義賊三人組がいつの間にかいた。

 

「ライザか。 良かったよ。 魔物か何かが入り込んでいるのかと思ってね」

 

「直接会うのは久しぶりですね。 いや、すみません。 開けた場所が、此処くらいしかなくて」

 

「また不思議な道具かい?」

 

「はい。 ある程度落下速度をコントロール出来る道具です。 ちょっと高所での作業が必要になってきたので……」

 

そうか、というと。

 

義賊三人組は、安心したように引き揚げて行った。

 

あたしに対する警戒心は、もうないようだ。

 

王都の貴族とか王族はどうでもいいが。

 

此処で暮らしている普通の人達が、あたしを警戒しなくなっているのは、それはとても良いことだと思う。

 

よし、後は灯りだな。

 

それについても、既に理論は出来ている。今日中に仕上がるはずだ。

 

風呂は、灯りを作ってからにしよう。

 

それで、充分だとあたしは判断していた。

本作の次に連載する作品はどれが良いですか?

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  • 真女神転生Ⅲの二次創作(真Ⅴ要素なし)
  • 流行り神二次創作
  • その他二次創作
  • オリジナルの長編
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